【個別】地下街・サツバツ・ランナウェイ
十埼・竜 2022年6月24日
「「「スッゾコラーーーーーー!!!!」」」
謎のゾンビウィルスから改造加工精製された国産バイオ麻薬「鬼殺し」は安心・簡単・低価格!
軽くキメるだけであらゆるしがらみから解き放たれる極上体験!
※効果には個人差があります
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────今回ばかりは仕事選べばよかったな、と、心から思った。
#レイチェル・セレナイト
#十埼・竜
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レイチェル・セレナイト 2022年6月24日
はあい……ああ、ちょっとお待ちくださいな竜くん。
……音、少し遮断できます?
私たちの声が周りに聞こえないように、くらいの塩梅で。
(無効票)
十埼・竜 2022年6月24日
レイチェルさんのそういうプロ意識、音楽面以外にも如何なく発揮されてるようでほっとしました。
ああ、それなら――――(周囲の“波”を乱して)できました。
あ、あんまりぼくから離れるとやっぱり聞こえなくなるから、気を付けて。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月24日
音楽は趣味なのでプロ意識というのはどうなんでしょうね?
(なんて首を傾げつつ)
……まあ、言っちゃうと完璧主義者なんですよね。
ひとつの瑕疵も認めたくないというか……気が小さいとも言えるかなー。
(なんて言いつつ、【アイテムポケット】から竪琴一つ取り出して)
レイチェル・セレナイト 2022年6月24日
(指先でつま弾く、力強く雄大な旋律)
(ひとに活力を与え、疲労を奪い去る楽曲)
(――まるで最初から、疲労なんてなかったみたいに)
(翼が生えて飛んでいけそうなくらい、足取りも、身体も、軽くなる)
レイチェル・セレナイト 2022年6月24日
――どうです? 少しくらいは効いたかな。
(お疲れだったでしょ? と)
(無効票)
十埼・竜 2022年6月24日
実態が趣味でも、姿勢の話でさ。(何せ、一回収録に立ち会ったことがある。)
……あれ。(この場で出てきた竪琴に、ちょっとわくわくしたように目を見開いて)
十埼・竜 2022年6月24日
(――――ぼくにとって音は、とりわけ効果的だ)
……え、
(その旋律の“波”がぼくの体に染みこんで共振して、蟠る疲労を砕いて熔かす、そんな感覚。)
十埼・竜 2022年6月24日
うわぁすごいね!?これって録音データでも使えるかな!? 今度ちゃんと収録させてもらってもいい!?(こんな状況下でも音ネタぶら下げられたら食いついちゃう!!)
ありがとねレイチェルさん!すごーく楽になりました!
ああ、話はあとあと。とりあえず、さっさと逃げちゃおっか!(と、)(路地から頭を出してきょろきょろ)(こっちこっち、と、足音をなるべく殺しながら走り出した)
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月24日
あー……そうですねえ。
本当の意味で完成された音楽にはならないぶん、せめて浚える部分は完璧に、とは思っていますけど。
レイチェル・セレナイト 2022年6月24日
――あら、効果てきめんだったみたいで。
でもごめんなさいね、花束さんからは録音とかだと本来の効果は出ないかも――と、言われておりまして。
ちょっと元気になったような気がする、くらいのものになっちゃうかもしれませんが。
(それでもよければ喜んで、なんて言って)
ええ、そうですね……追手が来ない保証はないですし。
行っちゃいましょっか。
(なんて、ついていく足取りは、不自然なくらいに音がない)
(無効票)
十埼・竜 2022年6月24日
あー、はなたばちゃんが言うんならマジでそうかもな。つまり音波とは別のとこの“波”か……ぼくでも再演できるんならいい感じに悪用でき……いや。
まあでも、気分だけでも元気になるなら、すごーく有難い作品ですよ。そういうの、ラジオ向きじゃん。
(よく聞かなければ、まるで一人分の足音をつれて)
(見過ごしてしまいそうな貼り紙だらけのボロボロの扉、その奥に飛び込んだ――――かつてはきちんと機能していたのかも知れない、モール従業員用のバックヤードだ。)
十埼・竜 2022年6月24日
(錆びた鍵を苦労して施錠して)
(黴臭い通路と階段の上で、じりじり色の悪い蛍光灯が点滅しかけている。ここを数階昇れば地上階だ。)
……はぁぁぁ(扉を背に、背中を丸めて)これって上にどー報告しよう……
っていうか(顔だけ上げてきみに向けた)結局! ……レイチェルさんはここで何してたの?
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月24日
あら、再演するなら著作権料いただけます?
(とか冗談めかせて言いつつ)
……まあ、多分、「その技芸に通じた者が自ら奏でる」って部分がキーなんじゃないかな、という気がします。
故郷ではそういうものでした――十分な訓練を積んだ者だけが辿り着ける境地、みたいな。
レイチェル・セレナイト 2022年6月24日
(饐えたようなにおいも、さして気にはならない。ここよりもひどい場所で生きてきた記憶はまだ遠くも懐かしくもない)
(背を丸める彼の横。こちらは背筋をぴんと伸ばしたままで)
あら、爆発したことです? それともまた別の話?
私はー……まあ個人的なご用事ですけれど。
(無効票)
十埼・竜 2022年6月25日
……“波”だけ真似ても、要素がもっと水面下なら無理かぁ。あれみたいだね、仙術……?(修行の先で得る神通力、みたいな。)
きみの楽曲使用料、すごーくふっかけられそう。(見られる足元はきっちり見ていくタイプだと思っている)
もしかしてこの辺に隈なく爆発物仕込んでたのかなーの件ももちろんそうなんだけど。ぼく以上にレイチェルさんがここにいるのが意外っていうか、さ。
(――――聴き耳を、立てている。)
(“妙なものに取り憑かれてないか”。)
(だって、都合がよすぎるだろ。こんな状況で知り合いに会うなんて。)
個人的な用事、って……まさかここらの店で演奏やってるわけじゃないでしょ?
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
仙術、というほど大袈裟ではないかな。
何年もずーっと俗世を断って明け暮れなきゃいけない、というほどではないですし。
単純に、そのジョブで扱える技芸にしか使えないような鍛錬を繰り返す必要があって、だから使える人間が限られるみたいな――こっちでいうと専門職? みたいなものですね。
私はまあ、一応、力ある音楽を奏でることを得意とするジョブ――ということになっています。
故郷では「魔曲使い」と呼ばれていました。
(その辺がパラドクスの形成に影響してるんじゃないでしょうか、とか)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
吹っ掛けるかどうかは、用途と使用回数次第ですねえ。
(そんなことないですよ、とは言わなかった)
隈なくではないですね、面倒事があった時に必要になりそうな場所にだけですよ。
あー演奏。そうですね、そういうご依頼があれば吝かではないですが?
(その時は別のツラ張り付けてるでしょうけど、とは心の中でのみ)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
(ふむ、)(少し考えて)
(背を丸めた分だけ低い彼の顔へ、視線を向けて)
私としては竜くんがこんなところうろついてるのもびっくりですけどねえ。
大好きなお兄さんに怒られちゃいますよ、あんな目に遭ったんだから危ないところ行くなって――いやあの人のことだから怒らないか。
(暗に示すのは、“そのこと”に関わってるぞ、ということ)
(無効票)
十埼・竜 2022年6月25日
……ということになってます、ね。(職人技を身に付けておいて、それすらカヴァー。)きみ、はなたばちゃん級に器用なひと?
演奏名目、この辺じゃ一番穏当な理由かなって思ったんだけどな。(ふぅ、溜息を吐いて、ますます背中を丸めた)
こういうとこで嘘つかないんだ。
十埼・竜 2022年6月25日
…………じゃあ、どっからその話聞いたかも正直に教えてくれる?
(警戒心を全く隠せていない眼差しで、見上げた)
なんでこの話に、あのひとが出てくんのさ。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
いえいえ、そんな。
花束さんと比べるなんておこがましい。
……あーまあ、どっちが生き汚く生き残るかくらいでなら競えるかもしれませんけど。
嘘を吐くのはその必要がある時だけですからねー。
竜くんほどではないと思いますが、私も色々と敏い方なので。
今はこの話をしても問題ない、と判断しています。
……そもそも。
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
嘘を吐いたって“聴き”分けるでしょ、貴方。
(くすっと笑って)(――それから、人差し指を口元に当てます)
勿論、その人に頼まれてその件に首を突っ込んでるからですけど。
竜くんに言ってなかったんですか、あの人?
(無効票)
十埼・竜 2022年6月25日
(そりゃ勿論)(よほどうまくやられなけりゃ、その“波”を聴きとる自信があって)(だから、「本当に」きみが事情を知ってる、それが解ってしまったから)
(……まあ、確かに、ちょっと)(ムキになっちゃったのは子供っぽ過ぎた気もするけど……)
……は?
(きょとん。)
十埼・竜 2022年6月25日
…………(なんだか居心地悪そうに顔を背けた。)
えっいやぼく「信頼できる伝手」ってしかなんにも教えてもらってない……何? それってレイチェルさんのつもりだったってこと? いや巻き込むには危なすぎるでしょなんでぼくに一言も……!!!
(ぶつぶつぶつくさ)(いや知ってたからってどうだって話なんだけどさ、その、気持ち的に……!!!)
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
(まあ、本気で私が誤魔化そうとした時に通じるかはちょっと興味ありますけど――)
(なんて胸中で思っていることはおくびにも出さないが)
あ、じゃ多分その「信頼できる伝手」でーす。
(いけしゃあしゃあと言い放ち、ひらひらと手を振る)
まあまあ、ほら。
巻き込むに危なすぎるかどうかは、“あの”奉利聖がわざわざ依頼した、ってことを加味して考えてくださるといいんじゃないかなーと思いますよ?
(なんでも一人でこなせそうな、ザ・経験値のモンスター。その彼をしてそう言わしめるのだから、「その部分の経験値」ではこちらの方が勝っているということ)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
(……だと竜くんが解釈してくれるとありがたいですけど)
(本当のところは竜くんかわいさにちょっと気が急いていて藁でもなんでも縋りたいんじゃないかと思いますけど)
(ま、どちらにしたって彼よりよほどうまくやる自信はありますが――)
(無効票)
十埼・竜 2022年6月25日
すっげ、堂々と自称した。
…………(現代新宿なら尚更、“スカイセンサー”の情報収集力はそれなりのものだと自負している。流石にデータの申し子カノンちゃん様には数段劣るとはいえ、だ)…………。
(申し訳ないけど若干「せやろか」顔をしてしまったのは否めない)
(――――とはいえ)
(ぼくがあくまでパッシブソナーでしかないのに対し)
(きみが手練手管で情報を「引き出す」プロだって姿、きっと学校ではあんまり拝めないからなんだけれど――――)
十埼・竜 2022年6月25日
…………まあ、マジで危ないなら先輩がレイチェルさんをひとりでここに置いとくわけないんだよな。
今頃血相変えてスッ飛んで来てるだろうし。
(あっさり納得した。彼が信頼したひとだもんな)(盲信なのである。)
(背筋を伸ばして、向き直り。)
十埼・竜 2022年6月25日
…………ご協力感謝します。(深々と、頭を下げた。)
すごく助かる。……正直、全然手が足りてなくて。ぼくたち。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
あっ、信用してなーいってツラですね?
(ひどーい、なんて大仰に言ってみせた)
(実際は、“それでいい”と思っている。)
(そういう姿が想像できない、と相手に思わせられるほど――“学園での私”が、うまく作れているということだから)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
そうそう、そういうことですよ。
ついでに竜くんはなんでも自分で背負い込んじゃうあの人が伝手を頼ってでも、と思うくらい愛されてるのを理解したほうがいいと思いますよ。
(さらっとそんなことを付け足しつつ、)
ああ、いいんですよお礼なんて。
私にとっても利益になるお話でしたからね。ギブアンドテイクというやつです。
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
――自分の行動半径内が騒々しいの、私、嫌いなので?
(無効票)
十埼・竜 2022年6月25日
い、いやいや信用してないワケないじゃん同じクラスだしね!!そりゃもう!!(やべ、そんなに顔に出てた!!??)
(彼女の認識は「めちゃめちゃ演奏の巧みな思わせぶりおねーさん」程度のもんだ。いくらセンサーが鋭敏でも中身が凡庸な男子中学生である!)
十埼・竜 2022年6月25日
……。(あと、多分「めちゃめちゃ人間観察してるしプロファイリングがすごい精緻」。)
…………そこはこないだ直で訴えられました。いやぼくだって、どっちかと言えば気に掛けてもらってる側だなー、くらいは
十埼・竜 2022年6月25日
(咳払い)
……この辺もがっつり行動範囲だったってんなら、そっか。じゃあ、事情知っといてもらった方が話早かったのはあったのかも、か……
もともと地下って、ちょっと特殊な品も取り扱いあるじゃん。上にもあるはあるけど、そういうの。
その中で、ちょっと影響力が「商品」のレベル超えてるな、ってやつ、商工会でちゃんと押さえとこう、って話になってんだけど……って話も、もう回ってるかな。
(学園で言ったら、「遺産」って呼ばれてそうなアイテム群だ)
それがさ。
なんでか、地下深層のあるマフィアんとこにやたら集まってる……って話を、ぼくは聴いてる。
(そんなとこまで「行動半径」なのかは、わからないけど)
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
あ、別に大丈夫ですよ、私がちょーっとその辺り敏いだけですから。
(諜報員には「人の顔色を見る」程度、嗜みのようなものです)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
……おやおや。
でしたらちょっと出過ぎたことを申しましたね、失礼しました。
(なんて、少しだけ逸れた視線にくすりと笑って)
ま、そうですね。案外私、多岐にわたって活動しておりまして……というか、ほら。
ここ、人も物もごった返す場所じゃないですか。そういうところって必然的に情報も集まるでしょ?
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
(――なんて言ってから、彼の話を聞いて)
ええ、そうですね。
わたしもそこらへんまではわかって――まーだからそこに接触できる芽がないかなーなんて思って、こんな辛気臭~いあぶな~いところにいたわけなんですけれど。
(その途中で変な抗争に巻き込まれたんですけれど)(まで話して)
竜くんのご用事も、そちら関係でした?
あ、これは守秘義務とかあるでしょうから、答えられなければそれはそれで。
(無効票)
十埼・竜 2022年6月25日
(ちょーっと)(……なんて本心で思ってる感じじゃないなって、なんとなく思う。)
……ただでさえぼく、先輩に迷惑かけてばっかで全然負担を肩代わりしてあげられてないので。
先輩に頼る相手がいて、よかったって思ってるんですよ。
……レイチェルさんもすごーく仲良いんですね、先輩と。
十埼・竜 2022年6月25日
そっち関係といえば、そう。
……関わってくれるなら隠さないよ。上には名前出さずに話つけとく。そのくらいの貸しは向こうにあるからさ。
年末のゾンビ騒ぎのウィルス、一部が流出してさ。あんなもん何に使うんだ……って思ってたら(錆びた扉の向こうを指さして)あんなパーティードラッグになっちゃって。
その情報抜きに来たのが依頼、あとは……ぼくも「ルート」ないかどうか、探しに来てたんだ。
十埼・竜 2022年6月25日
…………まあ、ぼくの方はイマイチ空振りっぽいんだけどー……(重いため息)あ、なんかドッと疲れ来た。くそ、今から階段上って地上かぁ……
……(階段を指さした)地上(うえ)に辿り着いたら、何か食べません? 人の金で。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
(あ、この二人似た者同士ですねって顔)
なーに言ってんですか。
一緒にいて、一緒に美味しいもの食べて、遊んで、ちょっとバカやったりして。
そうやって日常を過ごす……ってだけで、あのひと的には随分救いになってると思いますよ?
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
私と彼は……ふふ、どうかな。
どちらかというと共犯者、みたいなのが近いかもしれません。私の実情を知っていらっしゃるのが彼だけですからね。
……あー、まあ今日ので竜くんにも言ったようなものですが。
へえ、あれがああなるんですねぇ……世の中面白いことを考える人が多いようで。
(なんて言葉の通りには全く思っていなさそうな、そんな顔で)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
空振りってのは情報が? それとも、ルートの方?
どちらもお安くしておきますよ――なーんてまあ、ご依頼を受けたら今から調べるんですけど。
あら! いいですね人のお金で食事。
焼肉なんてどうです? それともあれ見たあとだとちょっと食欲失せます?
(無効票)
十埼・竜 2022年6月25日
(照れたみたいに俯いた顔に、苦笑いを、浮かべて)
…………そのまま死にたくなくなってくれねーかなぁ………
(ごく、小さな声で、溢す。)
十埼・竜 2022年6月25日
おや。……ぼくも共犯にしてくれるんです?(なんて、さらりと甘えたことを言って)
“奇物”集めてるって奴らへのルートの方……レイチェルさん、そもそも楽曲使用料よりも情報料の方が高いんじゃないですか?
今から食べる肉でうまいこと相殺されないかな……(もともと食欲旺盛な方じゃないし、きみにお礼がてらご馳走したいのが主眼だし)(何せ、ひとの金で食う焼肉だ。)
十埼・竜 2022年6月25日
……じゃ、目指せおいしいお肉ー、ってことで。
あ、時々さっきのやつ弾いてもらうわけには……?
(階段を昇ってゆく。)
(■)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
……大丈夫じゃないですか?
ちゃんと、期待してるみたいですしね。
(独り言のようなトーンだけれど)(彼の耳には届くことでしょう。そう期待して零した一言)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
あら、いいんです?
私、共犯者のお力には大層甘え倒す主義ですけれど。
(まあその分お安くはなりますけどね、などとのたまいつつ)……なんちゃって。
言ったでしょう、私にも利のあることですから、別にお代は取りませんよ。
(聖くんからも取ってないですしね)
(付け足して、階段を上り始め)
……それはもちろん、あれくらいで宜しければいつでも。
それこそ共犯者料金ということで――
(まあ別にそうでなくともお代はいらないんですけれどね)(とは思うだけにしながら)
レイチェル・セレナイト 2022年6月25日
(――根深い話になりそうですねえ、どうにも)
(なんて、ちらりと過る嫌な予感を噛み潰して、)
あ、私、サガリ食べたいですサガリ。
今日は脂な気分なので!
(とかさりげない注文を入れておくのでした!)
(■)