【個】そこは何でも売っている場所らしい
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
何故その場所が「そいつ」の名前を冠しているかはしらないが、その場所はなんでもお安く手に入る場所らしい。
歌舞伎町の入り口横に在るらしいし、観察がてら立ち寄ってみるのは悪いことではあるまい。
…………軽い気持ちでそう考えて訪れた場所で、二人は再会した。
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波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
変わったお洋服。(コスプレメイド服である)
おもしろい。(早速、大幅に脱線している)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
僕が、あまり一緒にいて楽しいタイプの吸血鬼じゃないことぐらいはわかってるからね。
(笑うあわゆきと対照的に、苦々しい顔をしているが、それは少年の基本であって、心底機嫌が悪いわけではないのだろう)
お、見つけたのか? スマホケー…………
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
――――メイド服じゃねえか!
ただのコスプレグッズだよ!
本物と比べたら作りも質感も段違……いやそういうことじゃなくて!
本来の目的を思い出せ!
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
わたくしは、楽しいけれど。
(とはいえ、少年とお話するのはこれがまだ二度目。こうやって憚らずに嬉しい楽しいと囀るところが、彼にとっては軽々に見えるのかもしれないが)
(わくわくの顔をしている。きらきらの目をしている)
!!(はっ)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
本来の……そう。
スマートフォンのケース。(そうでした。一瞬で忘れてしまっていたわ。って、眉尻を下げた)
(メイド服……心の中で呟いて、そう呼ばれた衣服を見る)
……コスプレ。
そう、本物?では、ないの。
黒くてヒラヒラして、何だか、とっても珍しいと思ったのだけれど……。
(名残を惜しみながらラックに戻す)
ごめんなさい。 おもしろかったから、つい。
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
その楽しさは、「僕と居る楽しさ」じゃなくて、「誰かと居る楽しさ」だろ? きっと、僕以外の誰といても楽しいよ。
(卑屈というか、ひねくれたことを言っていると自分でもわかってはいるのだが)
……なんていうか、見た目を真似るためだけの衣装、というか。
要するに、余興で着るものだよ、間違っても私服にするなよ。
フリーサイズみたいだから入らないってことはないと思うけど……
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
これだけ物があるんだ、眼が奪われるのは仕方ないけど。
時間は有限、初志貫徹。あくまで目的を果たすことを考えるべきで…………ん?
(ちらりと、山積みにされていたそれを目にし、手にとって)
……………2,800円? わたあめ製造機?
…………好きな飴玉をわたあめに出来るだと!?
(滅茶苦茶どうでもいいものに気をとられた)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
(なるほど。と、思った瞬間、耳がぴこんと動いた)
そう。そうかも。
わたくし、この世界に来るまで、誰かと一緒にいること、殆どなかったから。
外に出るのも、殆どなかったから。
だから、楽しい。
だから、嬉しい。
(そう、誰といても楽しいし、誰といても素敵だと思う。自分が思う理由に、得心がいった。そう、彼の言う通り、自分は恐らく誰といても、どう言われても、楽しいのだ)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
でも、
スノウとお話するの、楽しいの、本当よ?
(誰といても楽しいということは、あなたと一緒が楽しいという事の裏付けでもある)
(にっこり、微笑み)
私服……うーん、こちらの世界の服、あった方がいいかなと、思ったのだけれど……。(と、)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
(じー----)
(わたあめ製造機に心を奪われた少年に。
少女は黙して、ただ、じっと見つめるだけです)
(じー---------)
(いい。スノウの気が済むだけ、わたあめ製造機を見ていても。ええ、わたくし、全然構わない。)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
絶妙な金額だな……スマホケースって幾らぐらいするんだろうな……。
なあ、君はどう思う? これはかなり有用な………………
(くるりと振り向いて、じーーーーと見られていることに気づきました)
(我に返りました)
(無言で、元の位置に戻しました)
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
…………いや、違うんだ。
興味深いものがあっただけ、そう。
ただそれだけの話で…………
(コホン、と咳払いして)
……一人きりだったという、君の境遇に同情するよ。
けど、慣れてくれば、「全部楽しい」から「自分の好きな楽しい」になってくるんじゃないか。
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
だから……まあ、今楽しめるウチに楽しんでおきなよ。
そのうち、僕との一緒に居ても楽しくなくなるさ。
(何かを諦観したような目で、あわゆきを見て)
……あっちかな、いこう。
(雑多にものがある場所へ、進んでいきます)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
スノウ。
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
後で、キャンディ、買ってさしあげる。ね?
(恐らくそういうことではないけれど。
いつもムッとした顔をしている少年が、生き生きとした声で買うか迷っているのは、少女には、とても面白かった。なので、わたあめ製造機のパッケージに描かれていたような飴ぐらいなら買ってあげようと思ったのだ)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
(「自分の好きな」。さっきはとてもしっくりきた彼の言葉だけれど、その言葉には、どうも、ピンと来ない)
……。
(ううんと、首を傾げた。『わたくし、今のままで、構わないけれど』。唇だけで呟いて)
あ。はい。
(相手の後に続いて行く。洋服類のふわふわした物が多いコーナーから、向かう先。確かに、機械っぽい物たちが並んでいる様子)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
いらないよ! 別にキャンディがほしいわけじゃない!
(ちょっと顔が赤かったのは己を恥じているからである)
…………あのさあ。
自分で言うのもなんだけど、「僕と一緒に居て楽しい」なんて言うやつは相当変なんだよ。
そこ、自覚したほうがいいぞ。
(それから、はぁとため息を吐いて)
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
あと、服を買うなら、あんな縫製の適当なやつじゃなくて、
ちゃんとした服屋で買った方がいい、色々揃ってるだろ。
スカートでも、ズボンでも、なんでも。
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
でも、あの機械は、わたくし、買えるか分からない。
(なら一部だけでも、と、思ったのだけれど。しお。しょげる長耳)
そう? わたくしって、変?
(自覚。しようと思って、そう聞くだけは聞いてみるが)
……でも、わたくし、わたくしが変でも、多分、大丈夫だと思う。
スノウは、わたくしが変だと、なにか困る?
(また何か、気に障ってしまうだろうか)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
服屋……行ったことない。今度聞いて、探してみる。
(うん、と、頷いた)
あ。ん。
……ん。
スノウ。これは?
(ちょんと、唐突にしゃがみ込むと、四角いケースがずらりと並んでいるラックを指さす)
これ、ケース?
(自分のスマートフォンを取り出して、見比べてみる……それっぽいような、違うかもしれないような……?)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
君に買ってもらう義理はないと言ってるんだ……!
(それ以上に、飴玉で喜ばれると女子に思われたという複雑骨折したオトコゴコロもないわけではないのだが)
…………いや、困らないけど、別に君が変でも。
でも――――もったいないだろ。
(ぁー、と顔を伏せながら)
…………あ、これだ、ケース。
機種別だろうから……君のスマホ、機種何?
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
!(ぴこん!とした)
そう。そうね。確かに。
ごめんなさい。買ってあげたいと、思って。
良かった。じゃあ、わたくし、変でいいと思う。
もったいない?
(『なにが?』 きょとりと、尋ねて)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
きしゅ。(分からないことは、とりあえず繰り返す癖があるらしい)
……きしゅ、何?(オウム返ししても、相手に分かろうはずはない)
(再び、スマートフォンを取り出して、スノウに見せた)
これ。
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
僕にだってちゃんとあるさ。
…………お小遣いがな!
(バァーーーン)(冷血卿は没落していても貴族でした)
いや、だから…………
(伝わらないなあ、と頭をかいて)
……僕と一緒に居る時間を、
別の誰かと過ごしたり、別のことをしたりしたほうが、
君にとってもいいだろうってことだよ。
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
(それから、見せられたスマホを、ごめんね、と添えて手にとって)
…………これは。
(授業で習った分類区分を、頭の中から引きずり出して)
……このシリーズ、これの6番以降だから、こっちの列からあっちは全部使える。
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
……。
(お小遣い。聞いたことがある。こちらの世界で、保護者から養育対象(主に子ども)に与えられるお金のこと。
良かったね、自分で買えるのねという視線で、スノウを見ている。見ている)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
……。(考えている)
…………。(とっても考えている)
……。ごめんなさい、よく、分からない。
(彼がそれを勧める意図が)
よく分からないのだけれど……。
スノウ、わたくしのことを、心配? している?(のだろうか?)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
! 助かる。ありがとう。
(言われたとおりに、示された列のものを見る。とはいっても、ほとんど選ぶ“振り”だ。少女に色柄の好みのようなものは、ほぼない。手を伸ばして適当に選んだのは、真っ黒なケース)
スノウのも、ここで選べそう?
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
(なんだ? 微笑ましい目で見られている……?)
わからないなら、わからないでいい。
いずれ、わかるようになるさ。
……心配、ってほどのことじゃない。
(そして、ん、と首を傾げて)
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
…………その黒いのでいいのか?
なんというか……似合わない気がするけど。
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
(『いずれ』)
(その日がいつか、あるいは本当に訪れるのか、わたくしには分からないけれど)
でも、それじゃあ、分かるまでは、変なわたくしでいる。
スノウが困らないよう、気をつける。から。
(濁した否定に、口元緩めて)
ありがとう。(と告げ)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
(言われて、ケースを見る)
ええ。これでいい。(どれでもいいはず。だ、けれど──)
これでいい。 うん、これに、する。
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
(……自分じゃなくて、他人を基準に考えるんだな、と思ったけど)
(生き方に口を出せるほどは、僕は偉くない)
……ま、いいんじゃないか、それで。
よく考えたら、僕が困らない分には、僕は大歓迎だし。
……どういたしまして。
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
(白い、雪だるまのキャラが描かれたケースを手に取りながら)
「これでいい」のか?
「これがいい」じゃなくて?
……どっちでもいいけど。
(もう一つ、雪の結晶があしらわれたケースを、手にとって)
こういうのとか、イメージに合うと思うけど
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
(くすっと、笑う)
スノウは、困ると思ってた。
会った時、おともだちにはならないって言ってたから。
おともだちにはなれなくても、お話はできるし、大歓迎?してくれて、うれしい。
(多分、相手はそういう意図で使った言葉ではないだろうが、少女はそういう機微というのに、とんと疎いのはご存じのとおり)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月15日
(見せられたケースの、そのどれもに首を振る)
(両手でしっかり持った黒いケースは、新雪に残る足跡じみて)
何でか分からないけど、このケースに呼ばれた気がするから。
(これがいい、じゃないけど、これでいいのと)
スノウは、どれにする?
スノウも、雪とか、綺麗なケース、似合うと思う。
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
呼ばれた、ってんなら、そうなんじゃない?
(じゃあ、これは僕のにする、と雪の結晶のそれを手にとって)
…………そういえばそんな事言ったっけな。
(それを後悔しているわけでも無いが)
友達にはならない、か。
ただな………………なあ、スマホがある程度使えるなら、これの使い方もわかる?
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
(自分の画面を見せる。いまどきよくあるメッセージアプリで、いつでも文字や会話のやり取りが出来るやつで)
(お互いを登録することを「友だち登録」とか呼ぶやつで)
(少年のそれの件数は、0件で)
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月15日
………………その、何事も経験と言うか。
……試してみたいんだけど、駄目かな。
波瑠乃・あわゆき 2022年6月16日
スノウと似た色。
(選ばれたケースに、うん、似合うと頷き)
……。
(出された画面を見る。ぴんと、した。耳が)
(自分のスマートフォンをゆっくり操作して、ホーム画面を開く。少ないアプリの列の端に、少年が見せたのと同じアプリ)
これ、教えてもらった。
(タップして、開いて見せる。登録件数は1件)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月16日
いい。
練習、どうぞ?
(確か、保護者はここをこう押して……と説明していた。はず。少しもたつきながらも、自分のQRコードを表示して、相手に画面を向けた)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月16日
(QRコードをやり取りして……なんでこれでデータが行き来するのかは全くわからないけれど)
(「あわゆきさんとお友達になりました」の文字が出て)
(無効票)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月16日
……どうも。
(現代機器を一つ使いこなした達成感と、なんだか騙してしまったような罪悪感に苛まれつつも)
あとは、買って帰るだけだな。
おつかれ。
波瑠乃・あわゆき 2022年6月16日
(こちらは「スノウさんとお友達になりました」の文字)
おともだち、なった?
(単なるシステムメッセージですが)
(無効票)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月16日
はい。お疲れ様。
わたくし、この一つのお店の中だけでも、知らない事いっぱい。ね?
たのしかった。
スノウ、ありがとう。
(行く場所は同じなのだし、お会計ぐらいまでは一緒に行けるだろうか。ゆっくり、恐らくレジだったと思われる、入口の方へ戻りはじめ)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月16日
……ああ
(この期に及んでそれを否定するのもおかしくて)
お友達に、なった。
(認めて、会計までは一緒に歩くだろう)
……どういたしまして。
(❄続ける❄)
スノウ・ドロップフィールド 2022年6月16日
(それと)
……ありがとう。
(その言葉は、初冬に、不意に降った雪の粒がすぐ溶けてしまうように、儚くて小さな声でした)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月16日
……。
(認められた言葉に、目を細めて笑う。嬉し気に、楽し気に)
(『どういたしまして』)
(エルフの耳は、とても、音を拾いやすい。それが、彼にとって幸か不幸か、少女には判断できないけれど、声なく応じたのは、偶々か、何某かの配慮あってか──)
(❄続ける❄)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月16日
(お会計を済ませる直前、思い出したようにキャンディを追加で買って、少年に押し付けた事も、あったとかなかったとか)
波瑠乃・あわゆき 2022年6月16日
【このスレッドは終了しました。】