【個】Amusement arcade
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
歌舞伎町三丁目商店街、ゲームセンター『火星アミューズメント三丁目』
ある日の放課後
煌びやか光と音の渦の中へと、女生徒2人が足を踏み入れた
#ユノ・メルヴィーネ
#スィーリ・ラウタヴァーラ
1
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(扉をくぐると押し寄せてくる音と光の洪水。様々な筐体が並び、人々が思い思いのゲームに興じているようだ)
ここがゲームセンター、でございますか。
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(同じように後に続いて天使の少女が足を踏み入れる)
(綺羅びやかな光と賑やかな音の波。そして人の渦)
(その様子に足を止めては、興味深そうにきょろきょろと眺めていた)
…わぁ…いろんな人や音が飛び交ってる…。
スィーリ…今日はここで遊ぶ、の?
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
えぇ、学生が遊ぶ場所と言えばゲームセンターだと教わりまして。
せっかく行くのであれば、1人ではなく……知人を誘っていきたいな、と。
(友達、という言葉はどこかこそばゆく。つい、大人ぶった言い方に)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
ただ、思った以上に音がすごいですね……ユノ様は大丈夫でございますか?
(もし苦手なようなら、他の場所にしようかとも思って)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
そう、なんだ。…そういえば、前にハルも遊ぶ時にこういうところに行くって言ったこともあった、ような。
(ほぇー、と話を聞きながらも色々と視線が忙しない)
ん…音は確かに大きいけど…これくらいなら平気。
(ふるふると首を横に振って)
それに…
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
…友達が一緒にって、誘ってくれたから。
せっかくなら誘ってくれたここで私は遊びたい、な。
(その言葉は純粋に嬉しさを伝えるように、ふっと微笑みながら)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
なるほど、陽樹様も。やはり、学生の遊び場という情報は間違っていなかったようですね。
(情報の確度が上がったことに、少しほっとして)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
……ありがとうございます、ユノ様。
そのようにおっしゃっていただけるのであれば、私も誘ったかいがあるというものです。
(その微笑みから、確かに彼女の喜びを受け取って)
では、さっそくどれか遊んでみましょうか。
(周りを見渡すと、クレーンゲームやレーシングゲーム、そして──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
ほぉ……このようなものが。
(目に留まったのは、いわゆるガンシューティング。2人1組で敵対組織に乗り込んで殲滅するタイプの物のようだ)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
うん、私も楽しみ…!
こうして学校の外で、学校の友達と遊ぶの、初めてだから。
(声色からも少しだけウキウキした様子であるのが伺えるだろう)
…色んな機械があるみたい、だね。
どれも見たことない…。
(初めて見る筺体に不思議そうに眺めていると)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(ふと、スィーリの目に留まった筺体を目にして首を傾げる)
(少しじっと見た後)
…これ…やって、みる?
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
私も……えぇ。友達、と遊びに出るのは初めてでございます。
(こくりと頷いて、つられて口をついて出てきた「友達」に、少し心を弾ませ)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(筐体に近づいて、付属の銃型のコントローラーを手に取ってみる)
(どうやら銃口を画面に向けるとサイトが表示されるようだ。さすがに本物の銃とは比べるまでもないが、なかなかの追従精度である)
えぇ、もしよろしければ。
このゲームなら、私も多少お役に立てるかと。
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(同じように初めて、と口にするスィーリの言葉に)
…そう。それじゃあ同じ…だね。
初めて同士…今日は楽しめそう、かも。
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(筺体に近づいてなにやら確認する様子を不思議そうに見ながら)
それじゃあ、私も一緒にやってみる…。
あんまり銃は持ったことない、けど…。
(よいしょ、と同じようにもう片方のコントローラーを手に取る)
(触り慣れてないためか、銃型のコントローラーを持てば、ジロジロとつい見てしまうのだ)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
えぇ、お互い初めてですから。上手くいかないこともあるでしょう。
命を獲られるわけでもありませんし、気楽にやってみましょうか。
(財布からお金を取り出して、2人分投入する)
(“GAME START”)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(序盤のチュートリアルステージ。2,3人の敵兵がこちらに銃を向けている)
(足元のタラップを踏むとしゃがんで敵から隠れられる&弾の補給ができるようだ)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
そこっ!!
(一発必中。的確にヘッドショットを決めていくメイドがそこにはいた)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
ん…とりあえず、やるだけやってみる。
(スィーリの姿を参考にこちらも握り方を変えて、準備を始める)
(ゲームが始まれば画面の中から敵が現れ、こちらに攻撃を向けている)
わ…ええと…
(とりあえず攻撃をしなければ、と手元がぶれまくりながら引き金を引けば、見事に敵には当たらない。次の行動に移りわたわたと小さく慌てだすも――)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
…えっ。
(気づけば敵がいなくなっていて。そこには普段とは違う勇ましいメイドの姿がありまして)
(何が起こったのかわからずちょっとぽかんとしているのでした。)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
ユノ様、大丈夫でございます。あなたには指一本……。
(パンッ。また1人敵兵が画面から消えていく)
触れさせませんので。
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(自分が知らない間に次々と敵が倒されていく)
(その成果の9割くらいが隣にいる少女によるもので)
(次々に銃一つでなぎ倒していくその様子に)
……スィーリ、凄い…強い…!
(驚きと感心が入り交じるのでした)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(手元に反動がないのは違和感がありますが、これがゲームということなのでしょう)
(操作にも慣れてきたのか、小刻みにタラップを踏んで弾を補充して)
(ほとんど隠れないまま、目の前の敵を薙ぎ払っていく)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(“Danger!!!”)
(派手な警告音と共に、巨大な敵が登場する。どうやらラスボスのようだ)
(攻撃目標が左右にいくつも表示される)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(一人で倒すことも可能だろう。それだけの技術があると自負している。だが……)
ユノ様、右側は任せてもよろしいですか?
(隣で肩を並べる戦友に、そんな風に語り掛ける)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(一方その頃、こっちの天使はと言うと)
(隣のメイドの姿をちら、と見ながら見よう見まねでなんとか撃っていた)
…あ…ようやく一人、倒した…
(さっきから照準がぶれまくりなのでほぼまぐれ当たりばかりなのだが、それでも運がいいのか、あるいは味方の手腕によるものなのか…無傷でやってきていた)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(そんなこんなでラスボスまできたようで、目の前の敵におぉ…と小さく驚きの声)
(そんな最中に提案された戦友の一言)
………――
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
…うん、わかった。頑張ってみる、ね。
(こく、と小さく頷けば、戦友の言葉に同意して、ふらふらな構えで迎え撃つのだった)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(目の前の敵を直視する)
(目標の弱点となる場所が赤い小さな円で表現されていて)
あなたに恨みはありませんが、私と友の勝利のために。
(躊躇なく、そして精密に。素早く撃ち抜いていった)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(ちらり、と隣の友人を見るとどうやら覚悟を決めて構えをとっている)
(が、どうにもふらついており、このまでは狙いが定まりそうにない)
(ならば──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
ユノ様、このように……。
(片手で目標を撃ち抜きながら)
(空いた手をユノ様の肩に回して、姿勢を固定しようとするのだった)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(こちらもボスに向かって攻撃を仕掛ける…)
(先程と同じく偶然攻撃が当たることはあれど、その殆どが狙いが定まらずに彼方へと飛んでいく)
むぅ…なかなか難しい…。
(なんて言って攻撃を繰り返していると、その瞬間――)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
ひゃっ……
(自身の肩に友人の手が触れられれば、そのまま姿勢を固定されて)
(発射した弾が見事に敵を撃ち抜いていた)
…これなら、当たる…かも…!
(肩を預けながら攻撃を続けていけば、次第に弱点を撃ち抜いていく――)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
えぇ、そう。お上手です。
(華奢な肩を支えながら、一緒に敵ボスを蹂躙していく)
(敵が赤い華を散らしていき、そして──)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
(“congratulation!”)
(大きな文字と共に壮大な音楽が流れ、エンドロールが流れ始める)
(どうやらゲームクリアのようだ)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
……私たちの勝利、でしょうか?
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(無事にボスが倒れた映像が流れば、そのまま画面が変わり祝福の文字と音楽が流れる)
(それはつまり、無事に二人の勝利を意味しているようで)
…そう、かも。
私達二人の…勝ち、だね。
(こくりと頷けば、スィーリの問いにそう答える)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
ふふ、やりましたね。ユノ様の的確な援護のおかげです。
……とっ。
(気づけばしっかりと握っていた肩の手を離して)
失礼しました。勝利の為とはいえ、肩を掴むなどと……。
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
そう、かな。…でも、スィーリの協力があったから、だよ。
私一人だけじゃこうはならなかった…かも。
(改めて彼女の凄さを実感しながらそう答えれば、肩の手が離れるのを感じて)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
ううん、私は大丈夫。それに…
…肩を掴まれていた時は…安心できた、から。
スィーリに任せれば大丈夫って。
(気にしてない、といった様子でむしろ安心感を感じたことににこりと微笑んだ)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
そう、でございますか?
……ならよかった。ユノ様のお役に立てたのでしたら。
(彼女の浮かべた笑みに、ほっと胸をなでおろし)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
さて、と。
(コントローラーを筐体に戻して)
私の触ってみたいゲームは楽しめましたが、ユノ様は何か気になるものはございますか?
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
うん。このゲームならスィーリならハルに勝てそうかも…ね。
楽しかった…。
(満足そうにこちらもコントローラーを戻せば、問いを受けるなりきょろきょろと探して)
うーん………あ。
(―――瞬間、ふとどこかから少し目立つようにメロディが聞こえて)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月6日
(その音を頼りに脚を進めれば、目の前には音楽ゲームの筺体が現れる)
(どうやら体を使って動かすゲームらしい)
…これなら多分…私もできる気がする。
(何よりもここからは音楽が聴こえる。それだけで選ぶ理由には十分だった)
(無効票)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月6日
陽樹様に……ふふ、面白そうですね。今度お見掛けしたら声をかけてみましょうか。
(問いかけと共に、ユノ様が足を向ける先は)
(なるほど、音楽に合わせて身体を動かす……彼女の得意分野を生かせるものだった)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年6月7日
うん、今度は三人で遊びに行くのも…きっと楽しそう。
(なんて、いつかはくるかもしれない予定の話をしながら)
これも二人でできるみたい…。
…スィーリも一緒に、やる?
(今度は私がリードする番、と答えながら筺体に足を踏み入れ、少女はメイドの少女を誘うのでした。)
(🎮演出終了🎮)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月7日
それはよい提案でございますね。
ユノ様と陽樹様と一緒にですか……ちょっとワクワクしてしまいます。
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月7日
(先ほどは自分がリードする側だったが、今度は彼女の専門分野だ)
えぇ、もちろんです。
ユノ様と共に。
(天使の少女にリードされながら、メイドは筐体に足を踏み入れる)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月7日
(2人の少女が音楽に合わせ躍動する)
(天使とメイド。その特異な組み合わせは、周囲の人々の目を集めたかもしれない)
(だが、そんなことは気にせず。ただ純粋に、2人はゲームセンターを楽しむのだった)
(🎮演出終了🎮)
スィーリ・ラウタヴァーラ 2022年6月7日
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