【個】Secret
奉利・聖 2022年6月4日
機密を扱うものにとっては、当然とも言える技術。
自然なやりとりの中で、周囲に悟らせず、情報を伝達し合う。
即ち、暗号によるコミュニケーションだ。
#レイチェル・セレナイト
#奉利・聖
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奉利・聖 2022年6月4日
(彼女の能力不足、では決してない。単純に向こうが周到にやっているだけだ。黄色のクラスの知り合いが、個別にとはいえ二人で調査しているのに時間がかかっているあたり、かなり本気で暗躍してるだろう)
それはそれは。では天才らしく頑張らないといけませんね。
練習はしっかり"継続"してくださいね。
奉利・聖 2022年6月4日
んーと、こう……なぞるだけならそれなりに。なんというか、機械的って言うんですかね。順番を守ってこうする!をそれだけ練習すれば、それは習得できるんです。
でも創作活動ってなると、中々。自分で考えた絵画は見るも無惨ですし、自分で考えた音楽はメロディラインがひっちゃかめっちゃかです。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
バレなきゃいいんでしょう? 簡単なことですとも。
(あっさり言ってまたパスタを一口)
ふぁんふぁって――
(おっと、という顔をして)(咀嚼して、呑み込んだ)……そのくらいのことは嗜みのひとつですし。
(ちょっとこういうのに使うのは卑近ですが)
あ、名前通り日本人なんですか、やっぱり。
……本名ですよね?(じー)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
実際、グランダルメのもジェネラル級だったっぽいですしね。
ありえそうです。
……ま、それはそれで倒すだけですけどねー。
(とんとん、と指先の動きは変わらず淀みなく、)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
あは、逆じゃありません?
天才ってなんか、こう、努力しなくてもできるみたいなイメージ持たれがちみたいな。
(――“懐に入るのはちょっと考えものですよね”)
(――“囮捜査と考えればありですけど、変に目を付けられるのも”)
(――“竜くんの二の舞になったら問題ですし”)
まあ、私は努力もできちゃう天才ですけど。
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
最初はそんなもんでしょう、機械的に覚えてから、それを支える技巧や、枝葉になる表現がくっついてくるもんです。
……あーでもそうですね、創るのが苦手ってのは同意見かも。
私もあんまり作曲とかはなあ……教えて貰ったものとか聴いた音を再現するのは得意なんですけど。
(無効票)
奉利・聖 2022年6月4日
まぁ、悪い人です。
(それもまた人のすること。構わないですけどね、なんて笑っていた)
じゃあ僕も共犯になってあげましょう。
(次な梅おにぎりを手に取り)
日本人ですよ?ちゃんと偽名じゃありませんから、安心してください。
奉利・聖 2022年6月4日
同じく、掃除するだけですから。
そこに至るまでの過程が、面倒そうで気が滅入るんですけどねぇ。
(肩をすくめて、やれやれと)
奉利・聖 2022年6月4日
(復讐者ですら狂わされる。それが大きな問題だ。下手なことをすれば、無辜の誰かを傷つけてしまう恐れがある。潜り込むのにはかなり慎重にならざるを得ない)
それは素晴らしい。しかし根を詰めすぎて無理してはいけませんよ?必要であればしっかり休んで、時には誰かを"頼っても"いいのですから。
(危険を冒すならばいつでも使えと、言外の示して)
奉利・聖 2022年6月4日
んー、なんというか。その枝葉がぜんぜん、まったく身につかないんですよね。そもそも幹ですら構築するのに妙に時間かかりますし。
何を作ったら良いか、イマイチ分からないって感じですか?
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
身に着けたことを活かすのが学習の場ですからね。
こういう形でもいいはずです、きっと。
(屁理屈である)(わかっていて言っているのだけれど)
あら、頼もしいこと。
調子に乗って他の教科もお願いしちゃおうかな。
(サラダを食べる手だけ妙に遅い)
……そうなんですね。じゃ、おそろいだ。
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
ま、面倒なのは今に始まったことじゃないです。
そもそもこの狂った世界が面倒事ですもの、観念してやるしかないですねー。
(――“ま、感づかれたら危ないのは外にいても変わらないけど”)
うふふ、聖くんったら。
私みたいなやつに、“無理”とか一番無縁な単語じゃありません?
(――“じゃ、万が一の時は頼りますから”)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
(――“その時は、ちゃんと私を始末してくださいね”)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
んー……それって昔、えーと、生きてた頃からなんです?
それとも徐々にそうなってきたとか?
(なんかその辺りも色々ありそうだな、なんて思いつつ)
それもそうですし、なんでしょうね。
わざわざ自分の言葉で伝えたいことがない……っていうか?
(無効票)
奉利・聖 2022年6月4日
………ほんとにそれて認められそうなのが、この学園のすごいところです。
要求がどんどん上がるんですから。
ま、良いんですけどね。
(野菜、嫌いなのかな)
おや、そちらも本名で?
奉利・聖 2022年6月4日
ふふ、そうでした。レイチェルさんは無理をしない人でしたね。
きっとすぐ、誰かを頼ってくれるでしょう。
(コト、と一度箸を置いて)
奉利・聖 2022年6月4日
皆さん、できる限りのことをしてくれる良い人ばかりですから。
精一杯、出来る限り……"助けてくれますよ"
(二進も三進も行かなくなった時は、そうするしかないとしても)
(貴女を助けること、諦めたくはない)
奉利・聖 2022年6月4日
どうでしょう。気づいた時にはこうでしたが……何やっても物覚えがとても悪いもので、時間を膨大に費やしたものです。
ふむ。音楽にはメッセージを込めるものらしいですが……伝えたいことがない、ときましたか。
("自分"を出さないことが、彼女の有り様だから…だろうか)
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
ま、そのあたりはクラスごとに違いそうですけどねー。
(トマトをフォークに差して)
あら、お嫌とはおっしゃらないでしょう?
……誰に対してもね。最近はそうでもないのかな?
(ぷち、と奥歯で噛み切った)
ええ、初めて付けられた名前を本名というのならそういうことになりますねえ。
といっても、行く先々で別の名前を名乗ってるのであれですけど。
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
その通りです。
無理なことからはすぐ逃げちゃいますからね。
(なんて言いながら、小さく笑って)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
……そうですねえ。
でもまあ、ないようにはしたいかな。自分の手で頑張ることも、私にとって大事なことですからね。
(そう、万が一なんて、起こるはずはない)
(自分のような立場の人間にとって、まず守るべきは情報の機密性の確保。依頼人もその内容も背景も目的も、何も悟らせてはいけない)
(――“万が一”というのは。それを守れなかったと同義なのだから)
(その前に、自分は命を断っているべきだ)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
……じゃあ、元々どうなのかはわからないってことですか。
長く生きてるのも大変なんですねえ……。
(少し視線を落として、パスタをくるくると巻き取る)
ほら、生きるの精一杯だと、そういうの考える余裕もないじゃないですか。
多分そういうことなんだと思います。
(無効票)
奉利・聖 2022年6月4日
基本は誰でも引き受けますけど……好き嫌いはありますから。この人なら尚更快く受けたいな、というのはね。
それを此処で名乗っている、ということは。やはり思い入れがあるから…,というのは邪推ですかね。
奉利・聖 2022年6月4日
そうですね……そうはならぬように、したいものです。
(彼女は、とても賢い。計算高く、リスクに敏感で、自分のすべきことを心得ている。それゆえに。)
(しくじったなら、自害の道を選ぶことも想像できる。願わくば、どれだけ汚くてもいいから生き延びてほしいが)
奉利・聖 2022年6月4日
なにしろ記憶は無限大ではありませんから。後ろから風化していって、あの時はどうだっか、を忘れてしまうのです。
では………現在はどうなのですか?
曲を思い描ける余裕自体は、ありそうですけど。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
……そういう枠に入れて貰えているというのは素直に嬉しいですけどね。
思い入れは、……まあ。
拾っていただいたおばあさまにつけていただいた名前ですからね。
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
ま、ほら、私天才ですから。
そうならないように取り計らいますし、大丈夫ですとも。
(別に死にたいわけではないですしね)(とは、胸中でのみ)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
言われてみればそうですよね。
それはそれで、仕方ないことだとは思います。
……きっと、全部覚えてたら、摩耗しちゃいますもんね。
ん、んー……そうですねえ。
そういうものの基礎を学んだらまあ、そういうこともするかもしれないのですが。
今のところは、今やってることのほうで手一杯ですね。
(無効票)
奉利・聖 2022年6月4日
入ってないわけないでしょう?
(にんまりと笑って、おにぎりを頬張っていた)
僕はその名前、とても好きですよ。
なんでかはうまく言えませんが、感覚的にね。
奉利・聖 2022年6月4日
そうですよ、天才なんですから。
万事うまく行きますって。
(信じてますよ、なんていうのは。言わなくたって分かるだろう)
奉利・聖 2022年6月4日
願わくば、全て覚えていたかったんですがね。……どうも忘れてはいけないものまで、どこかに行ってしまった気がするんです。
(未だに思い出せぬ、あの人だって)
そうですか。もしその気になったら、聞かせてください。貴女の音楽で涙した身として、興味ありますので。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
~~~そういうの不意打ちずるいです。
(照れ隠し紛れにおにぎりの山から一つ強奪した)(代わりにサラダを向こうに寄せた)
…………ずるいです!
(もう一個奪った)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
(まったくもう、なんて言いながらお行儀悪くおにぎりを頬張って)
……そうですね。
まあ、万事うまくいくようにしっかり、下準備から抜かりなくやっていきます。
(ああ、もう、本当にやりづらいなあ)
(信じてる、とか、そういうの。くすぐったいような気がしてしまう)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
……忘れてはいけないものなら、きっとそのうちに出てきますよ。
だって人間の頭の中ですよ。自然みたいに都合よく、風化したって消えるわけじゃないでしょう?
きっと、何処かに残ってます。探そうという気持ちを捨てない限り、そのうちひょっこり思い浮かびますよ。
…………あれもちょっと意外でしたけどねえ。
いえ、血も涙もないとか思ってたわけじゃないんですけど。
あんまり……感情を表に出さない人だなと思ってましたから、あの時は。
ええ、……そうですね、いずれそういう機会があれば。
(無効票)
奉利・聖 2022年6月4日
おや、取られちゃいました。やっぱり足りなかったんじゃないですか。
(サラダはもらっておいた)
思わぬところで栄養バランスが良くなってしまいましたね。
奉利・聖 2022年6月4日
………そうですね。そう信じたい。
培ってきたものを無駄にしないためにも、いずれは思い出したい。
(きっと、それは。とてもとても大事な、取りこぼしだろうから)
んー、なんでしょうね。
あの時、思い浮かべた情景から……誰かが浮かんだんです。
顔も名前も思い出せないけれど、とても懐かしい誰かだった。
だから無性に泣けてきてしまって。
思えば随分と長くて、涙を流してこなかった気がします。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
そういうわけじゃないですー。聖くんが変なこと言うから。
(もしゃもしゃと頬張りながら、足を組んで)
……にんげんなんですからね。
そういうところもちょっと気を遣ったほうがいいですよ、聖くん。
(なので正当な交換です、とか謎の理屈をつけた)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
……そう思えるような記憶だったんでしょうね。
たとえ痛いものだったかもしれなくても、大切にしなきゃならないような。
それは……ちょっと興味深いですね。
ということは聖くんに音楽を聴かせ続ければ記憶を取り戻すきっかけになるかもしれないということでしょうか。
(まあ、思い出したいものと同じかは、わかりませんけど)
……なら、やっぱりちょっと頑張ってみませんとね。
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
(ちら、と時計を確認して)
(まだ時間はあるなあ、なんて思いつつ手帳を開いて――――)
…………あ。
聖くん。
(無効票)
奉利・聖 2022年6月4日
………やっぱり優しい。
(もはやお決まりのような台詞。きっとまた、彼女は自分のためなんていうのだ)
ちなみにそれ、梅干しですけど平気ですか?
奉利・聖 2022年6月4日
(大切、だったなら。なぜ忘れてしまっていたのだろう。大事な記憶は努めて残そうとしてきた。これほどまでに呼び起こされ、断片を感じるものなら尚更覚えてるはずだが…)
なんだかやる気を出させたみたいで……それはそれで、何よりですね。
奉利・聖 2022年6月4日
はい、なんでしょう?
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
優しいわけじゃないですよ、当たり前のことです。
だって、私は自分勝手、自分本位ですもの。
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
私の好きな人には、しあわせになってほしいだけですよ。
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
(たたん、と両手でテーブルを叩いて)
(暗号を送り終えた後も断続的に続けていた運指の練習を、そこでぴたりとやめる)
なんでしょうじゃないです一大事です。
六限の数学の課題もあったの、すっ……かり忘れてました!
早く食べ終わって教室に戻りましょう。さあさあ!
レイチェル・セレナイト 2022年6月4日
(――――急かしつつ、閉じた手帳のページには)
(別に、何も書いてなかったんですけど)
(課題があるのは本当なので、方便だとはバレないと思いたい)
(そんな風に思いながら、おにぎりを食べ進めて)
(…………全然おにぎりの中身を聞いていなかったせいで、渋い顔をしたとかしないとか)
(。)
奉利・聖 2022年6月4日
………………。
奉利・聖 2022年6月4日
そう、ですか……
(ちょっと、不意打ちを喰らってしまった心地だ)
奉利・聖 2022年6月4日
え、ええ!?
もっと早く言ってくださいよ!
すぐ食べますから!!
(そうして慌ただしく、おにぎりを口に詰め込んでいくのであった)
(。)
奉利・聖 2022年6月4日
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