【個】昼寝＝精神統＝瞑想
奉利・聖 2022年5月13日
長時間睡眠は早々しないので。
独自解釈により、つまり瞑想すれば昼寝と同じ効果があるのでは！？
そういうことになった。
実際結構効果がある。お昼寝って良いね。
#十埼・竜
#奉利・聖
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奉利・聖 2022年5月13日
えーと…そうですねぇ。
まずは、呼吸が自分の身体を巡るのをイメージして…身体の上から順番に、力を入れは脱力を繰り返します。
で、最後に暗い海の中に居るのを想像して、そのまま沈み込んでいくような…そういうイメージをしながら目を閉じるのです。
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十埼・竜 2022年5月13日
………………（少し、長い間があった。）
先輩のせいじゃないって先に言っとくよ。また逃げられるのヤだから。（と、言ってしまえば、何のことかはわかるんだろう）
触れちゃってから、チューニング合っちゃったみたいでさ。あれ、電波でも音でもないから、暗室じゃ防げないんだよね。
……ノイズがちょっと増えただけなんだけど（ヘッドホンに、片手で触れて）外してられる限界までの時間はちょっと短くなっちゃって。
十埼・竜 2022年5月13日
（こんなことで）
（世界を取り戻して広げるたびに、限界は近づいて）
（焦るべきは、ぼくじゃないのか）
十埼・竜 2022年5月13日
（ゆるく、頭を振る）
んで。
えーと……上から、順番……？（呼吸を意識する。吸うのに合わせて力を入れて、吐くのと一緒に、ほどくみたいにゆるめる。……で、いいんだろうか）（あ、でもちょっとフワフワするな）
（――――耳にノイズが押し寄せて頭の中を掻きまわす。この感覚も、眠る前に、ちょっと似てる）
十埼・竜 2022年5月13日
（海。……潜りたいなあ。つめたくて、しずかで、きっと）
（きっと、そこなら――――）
…………。
（目を閉じたまま、動かなくなる。）
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奉利・聖 2022年5月13日
…………………。
（“死”に触れてしまったが故に……いや、近しいから気に入られたのか）
（あれは本来、指向性を持ったりしないものだが……）
奉利・聖 2022年5月13日
（眠った………かな？）
ん………。
（彼の顔を、覗き込んでみる）
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十埼・竜 2022年5月13日
（ぎらぎらするおとのうみをもぐる）
（飽和したノイズは、処理しきれないなら無音と一緒だ）
（だから、なんにもかんがえられない）
（もぐる。したへ。くらいところへ。）
十埼・竜 2022年5月13日
【……そこに、彼女はいなかったじゃないか】
（それは、だれのほね？）
十埼・竜 2022年5月14日
（――――すぅ、すぅ、寝息のような呼吸を繰り返している）
（色の薄い肌の上に、氷みたいな色の髪や睫毛が淡い影を落とす）
（くらりと、ヘッドホンを被った頭が不安定に傾いだ。）
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奉利・聖 2022年5月14日
……っと。
（頭が重そうだから、こうして眠るとそのまま倒れそうだ）
（はしっ、と支えになりに行って）
ちゃんと、眠れてるのですかね。
奉利・聖 2022年5月14日
（“死”とは、誰の隣にも居るもので）
（生命が終わりを恐れるから、それは恐ろしいものに見えてしまう）
（己の様に、一方に偏った色になってしまったものを除けば）
（それは怪物のような存在ではなくて）
（生命が持つ、正しい理である）（というだけなのだ）
（要は、向き合い方の問題でしかない）
奉利・聖 2022年5月14日
……難儀だな。
（こうして近くに入れば、ちゃんと生きてると分かるのにな）
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十埼・竜 2022年5月14日
【探せよ。世界の果てまで。】
【そうでないなら】
【それがもう、できないのなら】
十埼・竜 2022年5月14日
【"消えてしまえ】
【僕も、なにもかも"】
十埼・竜 2022年5月14日
（────水面から、声が聴こえて）
（ふわりと浮かび上がる。明るい方へ。けれど、暖かさはない方へ。）
十埼・竜 2022年5月14日
……なにが、なんぎ…………ぅぇ（ぱちり、青い目を開くなり呻く。）（だって思ったより近いんだもんよ）
えっ、先輩いなかったら倒れてノイズイーター外れてたやつじゃないですか……（溜息）ダメですね。ぼくはこれ、寝っ転がってやるべきだな……
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奉利・聖 2022年5月14日
おや、おはようございます。
そうですね、随分頭が重そうでした。
ちゃんと横たえないと、事故が起きちゃいます。
（とんとん、と背中を叩いて）
奉利・聖 2022年5月14日
瞑想はできました？
中々効果がありそうでしたけど。
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十埼・竜 2022年5月14日
……寝っ転がってやったらそれはもうただの睡眠になるなあって……ぼくの場合……
……でも、そーだね。なんか、すっきり……？とは違うんだけど……
（慎重に首を回してほぐして、）
十埼・竜 2022年5月14日
……すごーく、懐かしい声が聴こえた気がする。今の短時間で夢でも見てたのかなあ……
ありがとね、せー先輩。これで入眠タイムアタックに新たな記録を追加できそう。（この耳、まず寝付くのが大変でさ。くすくす笑う）
だからさ。
十埼・竜 2022年5月14日
（チューニングが合っている）
（だから、君のそばは────今までより、少し騒がしい）
（それを、二人で、無視する。）
大丈夫だよ。そんな心配そうな顔しなくても。
十埼・竜 2022年5月14日
……あー、そうだ。寝る前の話の続きっていうか……
ぼく、あいつの通訳するって言ったでしょ。あれも、今生ならではの「期待」にカウントできない？
なんせ、たんまり知識溜め込んだ骨ですよあいつ。
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奉利・聖 2022年5月14日
……夢。
随分と深くまでいったのですね。
よく眠れそうなのはいいのですが……。
（懐かしい声）（思い出せない、あの人）
（彼にも居るのだろうか。そういうのが）
奉利・聖 2022年5月14日
そんな顔、しちゃってましたか。
（これは失礼、と目を伏せて）
セヴラトの。…それは、確かに助かりますけど。
大丈夫、なんですよね。そんなに深くまでいってしまって。
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十埼・竜 2022年5月14日
しちゃってましたねぇ。あれに似てる、ぼくがすげー走り回ってるの見てるときの、父さんの顔……ハラハラっていうか？
……先輩ちょいちょいぼくのこと、なんだかすごーく子どもだと思ってるときない？
十埼・竜 2022年5月14日
セヴラト、ぼくにはわりと普通にお喋りしてくれるみたいだしさ。
……あのときだって、ヤバいライン超えそうなとこで警告はしてくれてたんだよ。だから自業自得なんだって。
（自分の手のひらを見て。）
大丈夫。
（握る。）
（つかまえたんだ。糸口を。……今更、それを手放せるか）
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奉利・聖 2022年5月14日
……ちょっと思ってるところはありますけども。
なんというかこう……弟とかがいたらこういう感じなのかもな、って思ったりもします。
あとは一応ほら、遥か年下みたいなものですし。
奉利・聖 2022年5月14日
結構、理性的なんですね……。
（でも確かに、悪しき存在というわけではなかったな）
（偉大で慈悲深い龍を、誰かが不当に利用して蘇ってしまったんだし）
奉利・聖 2022年5月14日
…僕が止められることでもないですし。
満足するまで、やっちゃえばいいと思います。
でもまずいと思ったら、ちゃんと相談してくださいね。
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十埼・竜 2022年5月14日
理性的でしたよ。先輩のことちょいちょいバカにするからムカついたけど。
（盲信に近い思慕からの意見です）
ほらもう、煽り屋なんだか心配症なんだか……異変聴き取ったらちゃんと泣きつきますって。（手をひらひらする）
十埼・竜 2022年5月14日
……弟。弟かぁ。へーーー（顔を覗き込んで）（にまにま）
（柔らかな声音で、擽るみたいに）おにーちゃん♥（耳を吹き込む）
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奉利・聖 2022年5月14日
まぁ…所謂大先輩みたいなものですからね。
（なんて言ってるんだろう。気になる）
それならいいんですけど。
奉利・聖 2022年5月14日
……………
奉利・聖 2022年5月14日
本性知ってるから靡きません。
（痛くないデコピンで、ぺちん）
今の音声、販売したら儲けられると思いますよ。どうですか？
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十埼・竜 2022年5月14日
ァぅ（ぺちられて大げさにのけぞる）ちぇ……もっと先輩の眠れる煩悩に働きかけなきゃダメか……
でもさーちょっとはなびいてよー、ぼく声商売（コレ）でご飯食べてんだからさー、何だよぼくの本性がまるで人たらしの詐欺師みたいにー……
十埼・竜 2022年5月14日
………なるほど。
ぼく思ったんですけど先輩も相当ですよね。
因みに先輩の声でも全然イケると思うんですけど、どうですか？
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奉利・聖 2022年5月14日
実際どの程度は僕も分からないものですけど……。
うーん……まぁ、やれと言われればやりますよ？
奉利・聖 2022年5月14日
需要があるかどうかは────
（脳裏に思い浮かぶ某アイドル）
（面白がりそうな人間も多数）
無いと言えないのがなんともはや…。
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十埼・竜 2022年5月14日
お、早くも販路に心当たり？
さっすが、先輩ファン多いもんねぇ。（十埼イヤーは地獄耳なので先輩のわくモ内での評判とかしっかり入ってきてますよ）（結構人気なんですよ）
よし。うちの機材全部新しくしたし、テストがてら収録してみよっか！
……売るかはどうあれ、お遊びで。ちょこーっと。
（売ろう。資金難に喘ぐラジオ屋は企んでいた。）
十埼・竜 2022年5月14日
（よいしょ、立ち上がって）……んじゃー、先輩、わくモの掃除ついでに寄ってよ。放送終わってからでもいいからさ。
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奉利・聖 2022年5月14日
ファンだって言ってた人はいますけども。
…え、そんなに範囲広いんですか、本当に？
（かっこいい人なんて沢山いるものですけど）
あ、これ本当にやる流れだ。
まあまあまあ……いいですけどね。
奉利・聖 2022年5月14日
分かりました。
じゃあ、一応喉のコンディションは気にしておきますから。
(無効票)
十埼・竜 2022年5月14日
……先輩に手伝ってもらったり、助けられたひと、みんなちゃーんと覚えてんのさ。あのショッピングモールの中だけでも、ね。
（ただでさえその格好目立つし。ほっぺと耳指さして、くすくす笑って）
十埼・竜 2022年5月14日
そーゆー職人気質なとこ、愛してますよ、先輩。
またあとでね。
（おやすみー、なんて、冗談めかしてひらひら手を振って。）
（木陰から、日向へ。ゆっくりと歩き去っていく）
(■)
奉利・聖 2022年5月14日
（皆さん、律義だな…）
（いや、昔からそうだったか…皆、そうだったな）
はい、では夜中にね。
（彼を見送って───）
奉利・聖 2022年5月14日
（ずるり）（ぞわり）
（黒い手が、後ろから首に這ってくるみたいに）
（“死”がにじり寄ってくる）
奉利・聖 2022年5月14日
最近僕があまり死に近づかないからって。
矛先を変えようなんて、思ってないだろうな。
（自分に向く限りは、それで構わないが）
（生者に迷惑をかけるのは、いただけないな）
僕には止めることができないが……。
お前ごと沈む手段がもしあるなら、実行したっていいんだぞ。
奉利・聖 2022年5月14日
（この狂おしいまでの指向性は、どうして生まれたのか）
（ただの生命が持つシステムでしかないというのに）
（何故だ？）
（長い付き合いの“死”を）
（少し疎ましいと思い始めたのは）
（生きてる者の輝きに、触れているからかな）
(■)
奉利・聖 2022年5月14日
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