【個別】アジトへようこそ
奉利・聖 2022年5月11日
ニュー新宿わくわくモールに、拠点を構えている。
普段住んでいる寮よりも圧倒的に利用する頻度は少ないが、密かに封じておきたいものを集めておくのに都合が良いのだ。
行き場に困った廃棄物、使えそうな武器、あるいは機密───。
ここは掃除屋のアジトにして、聖域だ。
#藤永・えみり
#奉利・聖
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奉利・聖 2022年5月11日
この前言った、用途不明の廃棄物を改めておきました。
あの時のように使えるものがあるか、見てみますか?
(無効票)
藤永・えみり 2022年5月11日
……それは、そうなんですけれど。
(まさに、地下マーケットなどの利用者である自身が何を言ったところでという話でありました)
藤永・えみり 2022年5月11日
ありがとうございます。
(ぺこりと会釈し)
(そして、カップを手に取り、その香りを楽しんでから口をつけて)
美味しいです。
藤永・えみり 2022年5月11日
はい、拝見させてください。完全にジャンクの様なものでも、必要な要素を満たす場合もあるので。
(無効票)
奉利・聖 2022年5月11日
それはよかった。
では、少しお待ちを。
(分類が難しい廃棄物は、壁に埋め込んだ収納にしまってある。足元のペダルで開いて、中から箱を取り出し)
奉利・聖 2022年5月11日
下層で見つかるものは実に多種多様です。
新宿島に流れ着いた遺失物を法外な価格で売ろうとし、売れ残れば適当に廃棄したり…ギャンブルの元手にしたり。
(どさり、箱を彼女の近くに置いた)
それから、僕がディヴィジョンに行った時に持ち帰った色々なものもお見せしておきます。必要なものがあれば、どうぞいくらでも。
(無効票)
藤永・えみり 2022年5月11日
(本当にあちこち収納ばかりの部屋です)
藤永・えみり 2022年5月11日
下のマーケットでは本当に売り主次第ですもんね。なまじ興味がありそうなそぶりを見せすぎると足元を見られますし。(マーケットでのことをいろいろと思い出しつつも、箱の中身に視線をやって)
奉利先輩の戦利品もあるという事ですか……いいんですか?
(無効票)
奉利・聖 2022年5月11日
はい。とりあえず取っておいたのはいいんですが、中々陽の目を見ないもので。
(そして──下層の『掃除』というのは、語られざる者も多い。所有者のいなくなったものもまた、此処に入っていた)
クロノオブジェクトに近いものが良い、でしたね。
どうでしょうか。
(無効票)
藤永・えみり 2022年5月11日
そう言う事であれば、遠慮なく有効活用させていただきます。
(箱の中から機械的なジャンクパーツを取り出し、顔の前にやって)
【――スキャニングスタート――】
(全身の観測機が手にしたパーツに焦点を絞り、解析を開始し)
これはちょっとダメですね。
(言いながら、そのパーツを箱の外に一端おいて、次のパーツを手に取り)
(無効票)
奉利・聖 2022年5月11日
……正規品では中々見つからないものを、こうして探してるのって。
中々に、大変だと思います。
そういえば、なにゆえそれを求めるかは聞いておりませんでしたね。
藤永さんが持ち得るもののエネルギーになる…という感じでしょうか?
(無効票)
藤永・えみり 2022年5月11日
(いくつものジャンク品などを注視しては、ハズレの方に置きつつ)
細かい理由は説明していませんでしたね。
エネルギーというより資源・資材というべきでしょうか。
端的に言えば、私の保有するガジェットの修復のために必要なんです。
藤永・えみり 2022年5月11日
(一度パーツを手に取るのをやめて、奉利先輩の方に向き直り)
私は、というか、この刻逆で得たこの『身体』には“WunderKammer”というガジェットストレージが組み込まれています。
ただ、この中に保管されているガジェット群の多くは、修復が必要な状況なんです。“WunderKammer”自体に、ガジェットを修復する機能があって、少しずつ修復は進んでいますが、全体の収蔵品の数から考えたらなかなかもどかしいもので。
藤永・えみり 2022年5月11日
そこで、クロノオブジェクトに近い性質を持った遺失品の類は、この修復のためのリソースに変換できるんです。微々たるものですけれどね。
(そう言って、再び箱の中の物品の検品を再開し)
(無効票)
奉利・聖 2022年5月11日
……つまり、藤永さんの武装は未だ不完全な状態であると。
修復し、機能を取り戻し、完全さを取り戻していくわけですか。
奉利・聖 2022年5月11日
ならば猶更、少しでも提供できるものはしておきたいですね。
新宿島のあちこちに出入りする身ですから、機会も相応にある。
傾向すればつかめれば、寮に持ち帰りお渡しすることもできるでしょう。
(少しでも戦える力を増強できるなら、安いものだ)
(無効票)
藤永・えみり 2022年5月11日
はい。奉利先輩の理解で間違いありません。
私の『身体』のスペックを考えると、私のあるべき戦闘スタイルは、機動性で敵の攻撃を凌ぎ、観測機能で情報を解析、そして、一番適切なガジェットを呼び出して攻撃、といった形になるはずです。
藤永・えみり 2022年5月11日
現状は、獲りうるガジェットの選択肢が狭い事で決定打に欠けるんです。この間のトライデントの試合でも実感させられました。
藤永・えみり 2022年5月11日
決定力の改善という意味では、『気』に関することもそれにかかわってくる部分ですので……ほんと、奉利先輩には頭が上がりませんね。(恥ずかしげな様子で言って)
(無効票)
奉利・聖 2022年5月11日
直接当たりはしませんでしたが、トライデントでは目覚ましい活躍をしたチームだと伺っております。
良い学びになったのでしょうね。
(戦いを経て、学んで、成長して)
(これもまた、生ける者の輝きか)
(少し、遠い目をした)
奉利・聖 2022年5月11日
いえいえ、良いのですよ。
僕は良き皆様のお役に立てるならば、それが一番幸いですから。
それに……。
奉利・聖 2022年5月11日
頑張っている人には、報われて欲しいものです。
真面目でお優しい藤永さんのような人は特にね。
ですから気にせず、入用なものは持って行ってください。
必要なことがあれば、何でも教えます。
(無効票)
藤永・えみり 2022年5月11日
奉利先輩のチームとは僅差だったじゃないですか。確かラヴィオン先輩とシャルダンさんと組んでらっしゃいましたよね。
……どうかされましたか?
(と、奉利先輩の様子が少し気になって首を傾げて)
藤永・えみり 2022年5月11日
……私は別に、自分のやるべきことをやっているだけです。普通の事です。
(と、僅かに視線をそらせて)
藤永・えみり 2022年5月12日
……ですけれど、お気持ちはありがたく。協力いただけるのは、ありがたいです。ありがとうございます、奉利先輩。
……それと、あの……(一度、口ごもり)
(無効票)
奉利・聖 2022年5月12日
えぇ、中々勝たせてあげられなくて、少々悔しいですね。
ああいえ、なんでも。
奉利・聖 2022年5月12日
やるべきことに向き合っているというのは、自分と向き合っているということです。そこから逃げず、足りないものがちゃんと見えている。
これが意外と、出来る人がそう居ないのです。
素晴らしいことなんですよ、とてもね。
奉利・聖 2022年5月12日
…ん、どうかしました?
(口ごもる様子に首を傾げて)
(無効票)
藤永・えみり 2022年5月12日
奉利先輩、それは違います。チームはみんなで勝つものですよ?
そうですか。
藤永・えみり 2022年5月12日
……刻逆が起きる前は、向き合う事が出来ていませんでした。そして、刻逆が起こったことで、私は自分の愚かさを知りました。
ただ、それだけです。
藤永・えみり 2022年5月12日
えっと、その……
藤永・えみり 2022年5月12日
……先日は、配慮に欠けたことを言って、申し訳ありませんでした。
(深々と、頭を下げて)
(無効票)
奉利・聖 2022年5月12日
何かと最後に残ることが多くて。
皆さんチームとしてベストを尽くしてくれた。
良いチームでしたね…。
奉利・聖 2022年5月12日
始まりがどうあれ、現在の藤永さんが選んだことは…きっと正しい。
どうかより良く在ろうとすることを忘れないでください。
奉利・聖 2022年5月12日
……………
奉利・聖 2022年5月12日
………あれ、何かありましたっけ?
(全然まったく、詫びられるようなことをした自覚が無い)
(無効票)
藤永・えみり 2022年5月12日
それだけ奉利先輩の生存性というか、防御技能というべきものが優れているという事ですね。
私のチームも皆、頑張ってくれました。
次回もがんばりたいですね。
藤永・えみり 2022年5月12日
……肝に銘じておきます。
藤永・えみり 2022年5月12日
……えっ?
藤永・えみり 2022年5月12日
……こちらにお邪魔する約束をした日の最後に……いえ、奉利先輩が気にされていないというのなら、それでいいのです。私が気になったというだけですから……忘れてください。
藤永・えみり 2022年5月12日
(そして、何となく手に取った、石の様な、結晶の様な塊を見たところで)
あっ、これは良さそうです!
(拡張された視界の中に表示された計測値に嬉しげな声を上げて)
(無効票)
奉利・聖 2022年5月12日
おや、見つかりましたか。
ではそれは、どうぞお持ちください。
(お代なども当然いりませんのでね、と付け加えて)
奉利・聖 2022年5月12日
…………。
(あぁ、あの時か。生真面目な彼女のことだ、気にさせてしまうのも無理はない)
奉利・聖 2022年5月12日
僕は人の営みが好きです。
雑多な喧噪も、混ざり合った匂いも、全部。
人の営みの中でしか生きられないから、引き寄せられるようにそこに行ってしまう。
一人の夜は、それを感じにくいものですから。
確かに寂しさがあるのです。
奉利・聖 2022年5月12日
でも、日が出て来るとまた戻ってくる。
藤永さんを始め、皆の営みが。
だから全然、大丈夫なんですよ。
貴女が貴女らしく在り続けていれば、僕は希望を持って夜を明かせるんです。
奉利・聖 2022年5月12日
……さ!
まだ使えるものがあるか、チェックしていきましょうか。
(今夜も寂しいのかもしれないが。それでも、明日を想って)
(笑って日々を、過ごすのだ)
(。)
藤永・えみり 2022年5月12日
それでは、ありがたく頂きます。
……でも、お代を、とは言いませんけれど。このお返しは絶対にさせてもらいます。(生真面目で、何となく一方的に何かを貰ってしまう事に居心地の悪さを感じる少女はそう答え)
藤永・えみり 2022年5月12日
……それなら、良かった。
藤永・えみり 2022年5月12日
ええ、まだまだ結構ありますし、バシバシ片付けてしまいましょう。
(こくりと頷き)
(そうして、その日は談笑などしながら、残った品々の確認を進めたのでした)
(。)
奉利・聖 2022年5月12日
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