【戦】極夜と極天
竜城・陸 2022年5月10日
遠目からそれを目にする機会は幾度かあったけれど。
やはり、相対してみなければわからないこともある。
以前話した目的のほかに、個人的な興味もないではないけれど。
場所:
海上・簡易決闘場
書き込み可能:
#林・蓮花
#竜城・陸
・行動終了時にアンケート選択
0
竜城・陸 2022年5月10日
(とか、)(話している間に)
(飛んできた“何か”を――見て)
竜城・陸 2022年5月10日
(咄嗟に、柄のない柄を引き抜いた)
・・・・
(氷の魔力で刀身を形成して、飛んできた“それ”を刃で逸らす)
・・
(科学で以て生み出された技術の産物に、“竜”の力だけを載せたそれは、恐らくその刃に負けることはなかったろうが――)
え、待って、そんな簡単に神話級の芸当を成し遂げることある??
(ふつうにびっくりしていた)
(無効票)
林・蓮花 2022年5月10日
え、いえ、現代ですけれど……?
(割と模擬戦でもみんな殺しに掛かって来てる気がするのは自分だけなのだろうかと首を捻り)
制御はまだまだですから、ご覧の通りどしゃぶりですし……。
いえ、それは私も同じですから。 まだ自分の力がどこまで出来るのか全然分かりませんし。
(この力の起源はおろか、なにをコストとして支払っているのかすらよく分からない)
林・蓮花 2022年5月10日
陸さんはそうですけれど、ゲツエイの赦しはそうじゃありませんよね?
(何でもかんでも解除するようなものがただの魔術であるはずがないと言外に言いつつ)
超能力は物理現象を起こすだけのものではありませんから。
結構概念的な部分もありますので。(多分、とは言わなかった)
林・蓮花 2022年5月10日
一応、弟子? には神様くらいなら殺せると言いましたので……まぁ、クラヤミなしでは怪我を負わせるくらいしか出来ませんけれど。
(それに、同時に竜の力の対処までは不可能だ。 さて、どうしたものか……)
(無効票)
竜城・陸 2022年5月10日
え、現代でそんな殺されかけることある……?
(と言いつつ、)(ちょっと考えて……)
……あ、いや、超新星爆発とかガンマ線バーストとか差し向けてくるのは「殺されかけた」って言っていいのか……?
(ということに思い至った)
大きいほど制御って難しいものだと思うからね、そこは。
あとはまあ、……“わからない”ものって掌握しきれないだろうし。
竜城・陸 2022年5月10日
ああ、まあ、確かにね。
君たちの卍器はこう……ただの超常というだけで説明がつかないよな。
俺の卍器は今のところ、そこまで理不尽なものではないみたいだけど。
(――逸れた刃がそれ以上に何かを起こすこともなく)
(当たりさえしなければおそらく問題はないか、と銘記して)
――そのあたりは俺にとっては、寡聞にして存じ上げない分野だからな。
そう言われたら、そういうものなんだ、と納得するしかないところかも。
竜城・陸 2022年5月10日
(さて、しかしどうするか)
(掠っただけでも恐らく、無条件でダメージは貰うことになる)
(損傷の“復元”は“神”のほうの権能に依るものだ。負傷の回復も難しい――――)
(ああ、つまり、要は――)
林・蓮花 2022年5月10日
どう考えても致死攻撃どころの騒ぎではないかと……相手に殺意があったかどうかは分かりかねますが。
(番長なら大丈夫だろうくらいのカジュアルさでやっている気がした)
そう言いながら陸さんは制御してますよね……。
なにが分からないのかすら分かりませんからね、難しいです。
竜城・陸 2022年5月10日
――――そ、じゃあ、普通の喧嘩だな。
(掠っただけでその存在をも滅し飛ばされる、というのでないならば)
(要は、そういうことだ)
(自身を形成している魂自体に、“神”が根付いている。自分の身体は相応にダメージを貰うが)
(“竜”の魔力だけを抽出して魔術を為せば、それを斬れはしないだろう)
竜城・陸 2022年5月11日
それはそれ、俺は自分の力の大きさを測るために色々と……まあ、無茶をしたからね。
(ミーレとの戦いだってそのためだし)(なんて、言って――そこで言葉を切り)
『――冬空の亡聲』『氷雪の葬歌』
(耳慣れない旋律を唇が紡げば、)(周囲に“竜”の魔力を帯びた、氷の嵐が吹き荒れて)
じゃ、第二ラウンド、宜しく。
(そのまま、手にした剣で斬りかかる。動きは基本に忠実で、フェイントもなく、上段から振り下ろす軌道)
(ただ、舞い散る氷雪が目晦ましであると言われればそうだろう。手を伸ばした先の視認すらおぼつかないような、冬の嵐の只中にいるような、その状況が)
(無効票)
林・蓮花 2022年5月11日
クラヤミはほぼほぼ何でも叶えてくれますね。 上限は使用者によって決まっているようですけれど。
ゼッタイレイドは分かりやすくて少し羨ましいです。
(かと言って、クラヤミがないと旧校舎の修理が手間になるから如何ともしがたい)
まぁ、私もそこまで超能力について知っているわけではありませんけれどね。
まだまだ勉強中です。
林・蓮花 2022年5月11日
陸さんも、この学園に染まってきた感じがしますね……。
(神を斬って3割程度、あと7割をどう対処するか。 そもそも"停滞"はどっちの権能なのか……まぁ、使える手段は二択なのは変わりない)
大きさだけなら私もなんとなくは……。
(どこまで出来るかはよく分からないが、かといって誰かにぶつけるのも難しい)
(聞いたことのない、知らない言葉だ)
林・蓮花 2022年5月11日
(吹雪く氷雪が体表の斥力場を避けて通っていく。 目や音に頼っている人なら、気配が読めない限りこの吹雪は厳しいものがある)
(だけど私の目は雨だ。 それは何も今降っている雨だけではなく、雨として降ったものも含まれる。 それは、今は凍結して氷雪となったものの一部も含めて)
(制御を奪うことは出来ないが、見るくらいなら出来る)
林・蓮花 2022年5月11日
(単純な攻撃であれば運動神経がアレな私でも避けられる。独特な呼吸を行いながら振り下ろされた刃に一歩下がり)
陸さんは氷雪を操りますけど、これならどうなりますか?
(降る傍から凍っていた雨が止み、一瞬後に止まっていた分の雨が一点に集中して大質量の水として降り注ぐ)
(無効票)
竜城・陸 2022年5月11日
可変性があるのはそれはそれで利点……な気はするけど。
そうだね、俺にとっての魔力タンクで、溜めた魔力は他人にも外付け限定で貸し出せる。わかりやすいし、扱いやすいってのは確か。
俺の方の性質が最初に卍器に選ばれた時と変わっているから、少し卍器自体も変わりそうな……感じだけはしてるんだけど。
(どうなるかはわからないね、なんて付け足して)
竜城・陸 2022年5月11日
郷に入っては郷に従えというじゃないか――というのはさておき。
単純な削り合いになる戦いってあまりないからね、いつもは出来ないことを試せるいい機会だとは思ってるよ。
(剣の軌道から逃れてみせた彼女のそれは“見えている”動きだな、と思った)
(その絡繰りまでは看破するに至らないが、“そうである”とわかるだけでも上等だ)
(下がられた分を踏み込む。返す刃、下からの斬り上げと、同時に氷雪に紛れた氷の剣での挟撃――――)
竜城・陸 2022年5月11日
(――――頭上から降り注ぐ大質量は)
(表面から凍りつき。凍り付いた傍から砕けていく)
(この竜の操るは、“停滞の氷”と“浄化の水”。後者の権能で勢いを留め、前者の権能で凍らせていけば、掌握した“氷”はそのまま霧散して散るばかり――)
(――――ではあるが、)
竜城・陸 2022年5月11日
(――違和感がある)
(凍らせたはずのそれに、“自分のものでない”気配)
(刹那、目を閉じて――――)
竜城・陸 2022年5月11日
(――――開く)
(同時、“熱”と呼ぶにも憚られる超高温が、周囲一帯の氷雪を――凍りつかせたその分も含めて――滅し飛ばした)
・・・・ ・ ・・・・・・
(すべてを“空”にしてしまう“光”の権能は)
(文字通り、触れたものすべてを滅する。蒸発、というのではなく、その存在自体を灼き滅ぼす)
(――満ちるのは、“光”の魔力、“神”の権能)
(彼女の手にした刃で斬れるそれだ。だから、この至近距離で躊躇いなく使った)
(そうでなければ、相手ごと灼き滅ぼしかねないが。その刃が手にあるのなら、耐えうるはずだろう)
(――彼女自身の“力”もあることだし)
(無効票)
林・蓮花 2022年5月11日
遺産は大抵変なものが多いですけれど、卍器は特におかしいですよね……。
所有者によって能力が変わるってどうなってるのでしょうか。
他の遺産にはない性質ですよね。
林・蓮花 2022年5月11日
どちらかと言えば朱に交われば赤くなる、と言った風ですが。
私も殴り合いは向いてないのですけれど……。
(陸さん相手に螺月流を使っても見慣れているから使えないし)
(斥力場で氷の剣の軌道をに逸らしながら、身体を傾げて斜め前方に距離を詰めて傘の先端で突きを放ち)
林・蓮花 2022年5月11日
("停滞"は神の権能ではない、心のメモ帳に追記)
(表情に微細な変化……なにかに気付いた? と言うことは何かしてくるかな)
(斥力場を厚めに展開して殻にこもる準備をし)
林・蓮花 2022年5月11日
……っ。
(光だ。 膨大な光だ)
(眩しさの割に感じる熱の薄さは恐らく神の権能。 問題は……ある)
(至近距離でフラッシュを焚かれたどころではない光源をぶつけられて目に鋭い痛みが走る)
林・蓮花 2022年5月11日
(物理的な痛みはない……と思う。 けど、痛いという言葉が口を突いてでそうになり、咄嗟に口を押さえてしゃがみ込む)
(大勢が見ているところで泣き言は履けない。 瞼の裏で白と黒がまだらに明滅している。 心臓が早鐘を打ち、混乱した頭が余計なことを口走りそうになる)
(無効票)
竜城・陸 2022年5月11日
そうだね、他の遺産は上位になるにつれて適合する人間を選ぶのに、卍器はまるでその逆だ。
適合するに至った人間に、自身の性質を合わせるんだから――、っと!
(突きを見て、斬り上げる軌道の刃を無理矢理迎撃に向けた)
(恐らく斥力を纏っているあろうとあたりを付けて、下から押し上げるように払いのけて――――)
竜城・陸 2022年5月11日
(――――そこで“切り替わった”から)
(“百芸”に底上げされた技能の分、対応に余裕ができる。その状態から即座に追撃の択を取ろうとして、)
竜城・陸 2022年5月11日
――――、
(目の前の彼女の異変に、気付いて)
竜城・陸 2022年5月11日
(目を閉じて、切り替えて)
(――“神”を表に出していると、権能を抑え込み切れないから)
っ、蓮花、……大丈夫!?
(同じように屈み込み、目線を合わせようとして)
(無効票)
林・蓮花 2022年5月11日
……っ……はっ……。
(暫く黙ったまま浅くなった呼吸を無理やり治すように深呼吸を繰り返す)
(大丈夫、落ち着けば土砂降りの雨が周囲の景色を見せてくれる。 大丈夫……大丈夫……)
……大丈夫、大丈夫。
見えないけど……見えてるから。
(無効票)
竜城・陸 2022年5月11日
あまり“大丈夫”という感じではないんだけど――、
(雨が降っている)
(周囲に影響を及ぼす停滞の氷域を切れば、その雫は当たり前に体を濡らす)
(――触れたそれには、)(やはり、何かの“気配”)
(何よりも、彼女の言葉を聞けば、)
……この雨。もしかして、繋がってる?
(無効票)
林・蓮花 2022年5月11日
……落ち着いてきたから大丈夫です。
(相変わらず目の前はちかちかと明滅して良く分からないけど、気持ちはなんとか建て直せた……あばら家だけど。 なんとか口調を整えて答える)
陸さんの言う『繋がっている』というのがどういう状態かは分かりませんけれど、雨であればどれも私の力の及ぶ範囲です。
(無効票)
竜城・陸 2022年5月11日
……そう。
(少しばかり首を傾いだが、)(けれど、当人が大丈夫というなら、それを尊重すべきだろう)
(立てる? と手を差し出して)
そういう意味合いで合っているよ。
どこまでできるかは知り及ばないけれど――少なくとも、雨を通して世界が視えはするんだろ?
(無効票)
林・蓮花 2022年5月11日
(どうも、と言いながら手を借りて立ち上がり)
なら、繋がっていますね。
ええ、雨で世界の形が分かります……と言うか、これがないと眼鏡なしじゃ殆ど見えませんし……。
(気配が読めるわけでもなく勘が良いわけでもない、経験もなければ動体視力もない。 そんな状態でもなんとか戦えるのはひとえに雨で相手の初動が分かるからに他ならない)
(無効票)
竜城・陸 2022年5月11日
じゃあ仲間だな。
(なんて言いつつ、一応、怪我がないかは確認した)(なさそうだ)
俺も眼鏡がないと……いや、あっても余り見えていない。
魔力の網を張り巡らせて、それで周囲を認識している状態だしね。
戦闘の時は、氷雪がその代わりをしてくれたりもする。
(俺くらい見えないってこともないだろうけど、と肩を竦めて)
竜城・陸 2022年5月11日
……まあ、それはそれとして。
今日はこのくらいにしておこうか。
その状態だと残留効果で飛ぶのも難しいだろ、運んでいくよ。
(どうぞ、と両手を差し出して)(抱える気)
(無効票)
林・蓮花 2022年5月11日
仲間ですか?
……あぁ、なるほど、それなら確かに仲間ですね。
(と言うことは、細波を使えば目を潰せる……心のメモに書いておこう)
私は普通に、かなり目が悪い人と言う程度ですね。
眼鏡がなくてもなんとか日常生活を送れるくらいです。
林・蓮花 2022年5月11日
すみません、中途半端になってしまって。
まぁ、流石に飛べはしませんけれど……いやいやいや、どうしてそうなるんですか!?
(両手をふりふりして)
(無効票)
竜城・陸 2022年5月11日
そう。
……まあ、自分の目でものを見る手段がないわけじゃないんだけどね。
(ちょっと疲れるから普段はサボってるんだ)(なんて言いつつ)
ま、あとこれ呪いの後遺症みたいなものだから、それが解けてる今なら少しずつ良くはなるかもね。
完全には無理だろうけど。
竜城・陸 2022年5月11日
ん? ううん、全然構わないよ。
軽く手合わせしただけでもわかることは随分とあったしね……うん?
だって、ここ海上でしょ。
島まで行くには飛ぶしかないじゃない?
(無効票)
林・蓮花 2022年5月11日
それはまた便利な……まぁ、出来れば労力なくの方が良いですね。
視力回復にVRが良い、と最近本で見かけましたよ。
(私は普通に目が悪いから、これ以上はなかなか難しいだろうなぁと)
林・蓮花 2022年5月11日
それなら良かったです。
私も得るものはありましたね……。
(視覚攻撃の対処を考えないといけない)
いや、あの、足場になるものがあれば自力でいけますので。
斥力で押してて、とか。
(無効票)
竜城・陸 2022年5月11日
俺は魔術師だけど、“僕”は魔法使いだからね。
……一時的な復元であって、治療ではないんだけど。
そうなんだ?
じゃ、トライデントに参加したの、案外よかったかもね。
竜城・陸 2022年5月11日
そう? ならまあ、お互い良かったかな…………
……うーん。
君がそう言うなら、まあ、無理に連れていくつもりはないけど――
竜城・陸 2022年5月11日
――でも、君はもう少し頼ってくれてもいいんだよ。
今回のことに限らず、だけどね。
竜城・陸 2022年5月11日
……お節介な物言いだったらごめんね。
それじゃあ、闘技場の片づけはしておくから……先に戻ってて。
目も、必要だったら保健室で診て貰ってね?
(無効票)
林・蓮花 2022年5月11日
便利ですね、魔法。
(私もクラヤミに願えば治りそうだけど……あまりアレに頼りたくはない)
あのVRとはちょっと違う気もしますけれど……。
VRって紛らわしいですね。
林・蓮花 2022年5月11日
これでも頼るときは頼っているつもりですよ。
自分じゃ手が回らないこととか……いえ、大丈夫ですよ。 心配されるのはありがたいことですから。
お任せしてすみません……流石にそこはまぁ……白のクラスに頼ります。
では、先に失礼します。
(ぺこりと頭を下げ、少しおぼつかない足取りでその場を後にした)
(▼)
竜城・陸 2022年5月11日
物語に語られるほど万能のものではないけれどね。
むしろ今の世界の科学技術の方が余程。魔法では成し得ないことを、技術で可能にした例だってあるし。
あれとは少し違うんだ……? 機会があったら調べてみるよ。
竜城・陸 2022年5月11日
そう? ……うん、ならいいんだけどね。
もっとちょっとしたことで頼ってくれても全然いいからね。
(なんて、その背中に声を投げかけて、)
……ああ、お疲れ様、有難う。
お大事にね。
(こちらは闘技場を片付けるために作業を始めるのだった)
(▼)