【戦】ばとる・おぶ・おそうじ
御掃除・すいすい 2022年4月29日
ある日のグラウンド。
メイド服に身を包み、ブラシを携えてすいすいは立っていました。
今日は稽古の日。お相手はMM学園お掃除ランキング推定トップランカー。
──奉利・聖。
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#御掃除・すいすい
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奉利・聖 2022年4月29日
(引っ張る力を利用して、身に流して)
(空いた片腕で)
ハッ…!!
(素早い掌打を繰り出す)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(拮抗された以上武器奪取にこだわるのは得策ではない……が、かと言って抑え込んだ武器を放すのも良いとは言えない。すいすいとしてもこの拮抗は維持せざるを得ない。つまり、すいすいはこの掌打を片手で対応せざるを得ない)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(そして前回上がった課題点の一つ……それが近接戦闘における選択肢の少なさ)
(課題となった内容を、万全ではない状態で対応しなければいけない)
……成長の見せ所、ですね。
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(ブラシを手から離す。お掃除の輪を展開する)
(打ち込むのは掌底。奇しくも同系統の打撃。だが、狙いは聖様の胴体ではなく、聖様の掌打そのもの)
(選択するのは放出。放たれたのはぬめぬめとした液体──ローションである)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(MM学園の生徒なら見たことがあるかもしれない。遺産の効果でやたら放出されるローションを。地獄のシャトルランで活用されるローションを。であれば、それをすいすいが掃除しているのは自然なことだ)
(打撃は芯を捉える必要がある。だが、ローションがかかった状態で、しかも掌底による迎撃を受けてなお芯を捉えるのは至難の技だ。──聖様の腕前が並であるのならの話、だが)
(無効票)
奉利・聖 2022年4月29日
………!!
(掌打と掌打がぶつかれば、より力の強い方が勝つ。だが──ローションのせいで摩擦が無くなってしまえば、当然ずるりと掌打が滑る)
それこそ、隊長殿のオンリーワン…活用方法は無限大か。
(滑った掌打の影響で、体勢は幾らか崩れてしまった、が…)
奉利・聖 2022年4月29日
「朽」
(触れたものを、朽ちさせる気功。即ち身体にかかったローションが、ボロボロと崩れ去って)
(今だ吸引に拮抗している、龍骨を)
奉利・聖 2022年4月29日
今のは中々、良い手でした。
ㅤㅤㅤ、、、、
(──手放した)
(元より武器など、なんでもいいのがバウンサーだ)
(背負ったモップを、すっと抜いたなら)
奉利・聖 2022年4月29日
──セイッ!
(薙ぎ、払う……っ!!)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(崩れ去るローション。原理はわかりませんが器用なものですね、とすいすいは思う。ともあれ、すいすいもローションの効力が持続するとは思っていない。今の掌打をかわせただけでよいだろう)
(すっ、とすいすいタンクへ吸い込まれる龍骨。先ほど自身もブラシを手放している以上、その選択に驚きはしない。ただ、シンプルな事実として)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(掌打を受けるのに使った手。龍骨を吸い込んだ手。両手を攻防に使った直後である以上、すいすいにモップの一撃を阻止する手段は存在しない)
(攻防の起点が手のひらに集約しすぎている──それもまたすいすいの課題の一つ)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(横薙ぎの一撃への対応は、かろうじて腕を下げて胴への直撃を防ぐだけで精一杯で)
(すいすいの身体は軽々と横方向に吹き飛んだ)
(無効票)
奉利・聖 2022年4月29日
(吸引と放出、それができるのは両の手だけ)
(故に、手一杯になると厳しいか…ふむ)
(トン、と追撃はせずに)
奉利・聖 2022年4月29日
なるほど、確かに課題が多くあります。
能力の活用方法、技術……しかし、それより大事なのは。
奉利・聖 2022年4月29日
“ココ”です
(自らの心臓を指差すように)
我ら復讐者、意志によって際限なく強くなれる力がある。
相手に勝ちたい、誰かを守りたい…想像してみてください。
最も強く心を燃やせる瞬間を、思い描いて。
元が何であろうと…貴女にだって出来る筈です。
力の差も、技術の差も、経験の差も。
凌駕して、御覧なさい。
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
く、うっ……。
(吹き飛ばされ、グラウンドを転がる。腕を挟み込んでも、お掃除オーラを集中させても、直撃であることに変わりはない。一線級の戦士が振るう一撃は、すいすいレベルであれば一発で昏倒させうる水準だ)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(それでも、立ち上がる)
……ええ、わかっています。
私は、約束しましたから。
そこが例え遥か高い場所だとしても……隣に立つと。
こうして稽古を挑んでいる理由が、私にはある。
だから。
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(掌に展開されたお掃除の輪、その上に青い花が浮かび上がる)
──花束様。使わせていただきます。
(それを吸い込み、取り込む。概念吸収。吸引したものを、自身の糧とするもの)
(取り込んだのは青い花。その名前を六天咲・清掃花改──スイスイ・フルール)
(一恋花束がすいすいを元に得た力を抽出し、すいすい用に調整をしたもの)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(すいすいよりもはるかに強大なサキュバスの力の一端。それに反応して、すいすいの瞳孔が光を帯びる)
私は、強くなります。強くなって、隣に立って……守れるように、なってみせます。
(お掃除の輪が展開される。掌ではなく、すいすいの傍らに。その周囲を旋回するように)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(元からして、そうだったのです。かの番長の隣に立つ、とそう言うのであれば)
(力の差も、技術の差も、経験の差も。それらすべては、凌駕するのを目標とするのではなく。凌駕することが、前提条件であるもの)
(それを凌駕できないのであれば、そもそも並ぶことなど叶うはずもないもの)
勝ちます、聖様。そうでなければ、私の約束はスタートラインにも立てませんから。
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(とはいえ、先ほどの一撃のダメージは甚大だ。次の攻防が最後になるだろう)
今の私全部を使って……参ります。
(掌を聖様に向けて駆け出す。そこから放たれるのは瓦礫ではなく、水の一閃。すいすいタンク内に収納された高圧洗浄機グスタフカスタムからの水流だ)
(無効票)
奉利・聖 2022年4月29日
(───急激に、気運が変化した)
(力の所以を知りはしないが、この感じは恐らく…番長や生徒会クラスからのものか)
これは…素晴らしい。
奉利・聖 2022年4月29日
(恐らく『硬気功』では防げない貫通力を有しているだろう)
(見てから反応するには…やや厳しい。何より今の高出力状態に、何も無しでそうするには無理だ)
(つまり、直撃は避けられない)(ならば、覚悟を決めるしかない)
『───光と風』
(マジックアイテム、リリース。魔力充填。詠唱開始)
奉利・聖 2022年4月29日
『原初の聖騎士』
『オルファスの最後通牒』
(高速詠唱、急げ……間に合うか)
奉利・聖 2022年4月29日
『嘆く理由を問う者は居ない』
『全ての命。全ての創造物』
(鉄砲水の射出───我が身を、貫いて)
(穴が開いたま、それでも詠唱は止まらない)
奉利・聖 2022年4月29日
『終焉を見届けよう。──変則第四位階』
(このまま傷口を拡げられれば、こちらの負けだ)
(だから、直撃は許し、その先は───)
(我が身と彼女の間を遮る、壁の様に)
奉利・聖 2022年4月29日
ㅤㅤマジックシールドACT4
「殉ㅤ教ㅤ者ㅤノㅤ願ㅤい」
(巨大な盾が、降り立った)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=15460
奉利・聖 2022年4月29日
(水の放射に横槍を入れるように、防いだが)
(強大な防御力を持ってしても、盾にはヒビが入っている)
(反射も働かないことから、恐らく壊れるのも時間の問題だ)
(だから、こちらも反撃する)
「穿」
(モップを投げ槍の様に構え、『貫通』の気を籠めて投擲)
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ、、、、、、、
(この、盾は──裏側からの攻撃は、容易く通すのだ)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月29日
(聖様の詠唱、そして水流の直撃を確認。間に合わなかった? ──いや、油断はできない。できるはずもない)
(その証拠に、直撃しても詠唱は止まっていない。逆に言えば、直撃しても許容できるからこそ直撃したにすぎないのだろう)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
(答えはすぐに眼前に現れる。巨大な盾。射撃をしつつ接近するという流れはやはり簡単には許容してはもらえない)
(水の放出が止まる。ヒビこそ入ったが、水の貯蓄量にも限界はある。グスタフカスタムの力抜きであの盾を突破しなければならない)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
なら……っ!
(掌のお掃除の輪に、周囲を旋回するお掃除の輪を近づける)
(すいすいがすいすいタンクから物を発射する際、お掃除の輪を通過するときに力が加わっている。で、あれば。──繰り返しお掃除の輪を通過させれば、その分だけ力が加わるということだ)
(先ほど吸い込んだ龍骨を掌から射出し、それを宙空に展開したお掃除の輪で吸引する。すいすいタンクへと戻った龍骨は勢いそのままに再度力を加算されて射出され、ふたたび展開したお掃除の輪に吸引され──)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
(すいすいもはじめての試みだ。どれほどの力が加算されるのか、どれほどあればあの盾が破壊されるのかもわかるはずもない)
(ただ、時間的猶予はないことだけはたしかだ。聖様が、ただ盾を展開しただけで終わるはずがない。盾の向こう、気をモップへと籠める聖様の姿が、何よりも如実にそれを証明していた)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
(モップが──槍が放たれる。呼応するように、すいすいは龍骨を解き放った。盾ごと真っ向からその槍を撃ち貫くために。打ち克つために。あの人に並ぶために)
(無効票)
奉利・聖 2022年4月30日
(龍骨を──セヴラトを射出したのは、正解だった)
(それは、“死”を宿すが故に、不壊の力を帯びる)
(だから、盾と槍を貫くには十分な道具であり)
…これは、力を保存して!
(二点間を延々と廻り続けるとは、つまりエネルギーの保存をし続けられるということで。莫大な威力を有しているのは、明白)
奉利・聖 2022年4月30日
(故に防げぬ、回避もできぬ。盾は一度きりしか使えないのだ)
(龍骨は砕けない。撃ち落とせない)(だから)
セヴラト──解放だ。
(盾と槍の破壊において、龍骨は正解だった)
(だがそれは、元々この男の所有物であり)
(力の触媒になり得る物だ)
(彼女に吸引されて隔絶されてる間は、それは使えなかったが──)
奉利・聖 2022年4月30日
(“死”の権能、限定解放)(対象は──エネルギー)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=27241
(即ち、推進力が死ねば…こちらに到達すること、無いだろう)
(ぱしっ。槍と盾を破壊したそれを、掴み取って)
(再、接近)
(彼女の吸引は、厄介だ)
奉利・聖 2022年4月30日
(本人を狙って吸い込まれれば、まずい)
「衝」「爆」
(狙うのは、足元の地面。そこを、爆発的な打撃で崩してから)
(龍骨を、振り下す──)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
(解き放った龍骨は槍に打ち克ち、盾を打ち破り……聖様へと至る直前で、不自然に静止した)
(物理法則からすればあり得ない挙動……魔術的な干渉? いや、あれはもっと異質で、恐ろしい──)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
(乱れる思考を、接近する聖様の姿が引き戻す)
(龍骨は所有者の元に戻り、すいすいの手元に武器はない。先ほどの攻防で対応速度を重視して吸引ではなくその場にモップを落とすことを選択したのが仇になった形だ。それでも)
(概念吸収と並ぶ、すいすいのもう一つの切り札。概念付与。吸引しすいすいタンクに貯蔵した概念を放出し相手に与えるもの。それを使うには、相手に密着し、直接触れる必要がある。であれば結局のところ、最終的にはこのように接近する必要がある。
相手が近づいてくるか、自分が近づくか、それだけの違い。そうすいすいは思考した)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
(やることはシンプルだ。聖様の攻撃を対処し、先日しとら様からいただいた何徹目ぐらいかの『疲れ』の概念を注ぎ込む。そうなれば、さすがにしとら様クラスの体力での持ち主でもない限り、動くこともままならないはずだ。だから──)
(振り下ろされた初撃をかわし、すいすいは聖様へと手を伸ばした。その手が聖様に触れようとする寸前、すいすいの体勢は大きく崩される)
なっ……!?
御掃除・すいすい 2022年4月30日
(……聖様の初撃の狙いを察知できなかった時点で、この結末は決まっていた。それは経験が圧倒的に不足しているすいすいが超えられなかった壁。崩された足場。伸ばした手は空を切り、隙だらけの身体に、龍骨の一撃が叩き込まれた)
(無効票)
奉利・聖 2022年4月30日
(ぴたり──直撃の直前でそれを止めて)
…ふぅー
(『戦士』の眼差しが消えて、いつもの調子に戻り)
奉利・聖 2022年4月30日
(すっと、手を差し伸べた)
立てます?
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
……はい。
(差し出された手を取って、立ち上がります)
戦力。経験。そういったものを考えれば、負けるのは自然なのですが。
……上を目指すとなると、やはり敗北はくやしいものですね。
(無効票)
奉利・聖 2022年4月30日
…そうですね。
でも確かな成長を感じました。
奉利・聖 2022年4月30日
感情によって力を引き出す。
それが分かったならば、この敗北には意味がある。
しかし…驚きました。あんな芸当ができるとは。
(身体に穴が開いたままではあるが、平然としている)
確かに技術と経験は僕が勝っていましたが…それでも、ここまで来た。
貴女はもっと、強くなれる。確かなことだと、お約束します。
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
あれは花束様のお力添えが大きいですが……もっと上手く扱えるようにならないといけませんね。
いわば吸引口が増えたようなものですが、掌以外からもできるというだけで随分変わってきますから。
……ありがとうございます、聖様。
(ぺこりと一礼をします)
それでは、撤収ですね。
私は瓦礫など掃除してから行きますが、聖様はどうされますか?
(無効票)
奉利・聖 2022年4月30日
勿論、掃除していきますとも!
我らお掃除えらえら隊、それが本懐でございますから。
(ピンピンしてるし、治癒は後で大丈夫なのだ)
さ、急いで片付けましょう。
地面も均さないといけませんね!
(駆け足で道具を取りに行くのでした)
(演出終了)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
そうですね、お掃除えらえら隊ですから。
グラウンドもしっかり戻しておかないとしとら様が大変ですしね。
(戦闘のぴりぴりとした雰囲気はすでになく。お掃除にとりかかるすいすいなのでした)
(演出終了)
御掃除・すいすい 2022年4月30日
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