【個】お掃除おねがいるんぱっぱ
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
すいすいのお掃除は趣味と聞いたルリアの提案。
「私の部屋、掃除してもらってもいい?」
そうして二つ返事で快諾したすいすいは、ほいほいとルリアの部屋へと来たのでしたとさ
#ルリア・アクアボトル
#御掃除・すいすい
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御掃除・すいすい 2022年4月24日
(ほいほいやってきたすいすいは、さくさくお掃除を終わらせたのでした)
……はい、これで一通り完了したかと思います。
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(人に掃除を任せておいて、ベッドの上で寝ころびながら雑誌に目を通していた部屋主はというと。そんな言葉に、雑誌から顔を上げて)
……あら、もう終わったの? ずいぶん早いじゃない。
(無効票)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
うん、箒やはたきに直接やらせるより、随分綺麗になってる。
やるじゃない、流石は元掃除機、言うだけあるわね?
御掃除・すいすい 2022年4月24日
ふふ、ありがとうございます。
お褒めいただき恐縮です。
(ぺこりと一礼します)
お掃除で遅れを取るわけにはいきませんから。
今後もご用命いただければと思います。
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
あら、今後もお願いしちゃっていいの?
正直、雇いたいくらいのクオリティなんだけど。
御掃除・すいすい 2022年4月24日
もちろんです。
それに、私にとってはお掃除させていただけることが報酬ですから。
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
……アナタはそう言うけど。
私としては何かしら、報酬を払いたいと思ってるのよ?
だって、役に立ってもらって、それで終わりなんだもの。
せっかく価値のあることをしてもらっているのに。これじゃあ、アナタの価値だって貶めてしまう。(なんて、不満げに唇を尖らせ)
何かない? 欲しいものでも、してほしいことでも。
御掃除・すいすい 2022年4月24日
欲しいものに、してほしいことですか……。
(ふむ、と首を傾げます。先日ルクス様にわがままでいいと言われたところですが、やはりまだまだすいすいはわがままには不慣れなのでした)
そうですね、では以前のようにサキュバスとしてのご指導をいただければと思います。
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
サキュバスとしてのご指導……ねぇ。
って言っても、こうだーって喋って納得してはい終わり、っていうようなモノでもないのよねぇ……。(なんて、思案しつつ)
(無効票)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
んー…………そうね。
すいすい、ちょっと。(くいくい、とベッドに座ったまま手招きし)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
はい。
(くいくい呼ばれてとてとて近づくすいすいです)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(そうやってのこのこ近づいてきたすいすいを、がばり、と起き上がって抱きすくめ、ベッドに一緒に倒れ込もうと)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
え──。
(のこのこすいすいがそれに反応できるはずもなく、抱きすくめられて倒れ込み)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
アナタって欲がなさすぎるんだもの。なぁんか、ご褒美とか考えるの、面倒になっちゃった。
(そのまま、ベッドにすいすいを押し倒すような体勢。そこから、囁くように)
ね、ホントに"私のモノ"になっちゃわない? そうしたら、毎日だって掃除させてあげるし。すいすいも嬉しいでしょ?
御掃除・すいすい 2022年4月24日
ルリア様、の──?
(状況についていけず混乱する最中にかけられた言葉。毎日掃除できるのは嬉しいことですが、ルリア様のモノになるということは、つまり)
いえ、その、それは……。
(視線を合わせていられなくなって、逸らそうとして)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
ダメ。(くい、とすいすいの顎に手を添えて。目を反らそうとする顔を無理矢理自分の方に向けて)
こっちを見て、ちゃんと答えて? 考えて?
アナタにとって、悪いようにはしないわ?
"私のモノ"になったとしても、誰かに「貸してあげる」ことだって許してあげてもいいのよ。
他の知り合いや……アナタの、元のお家にも。
御掃除・すいすい 2022年4月24日
(顎に手を添えられ、視線がルリア様の方へ引き戻される。吸い込まれそうなほど綺麗な二色の瞳。綺麗な肌。艶めかしい唇。それらを至近距離で認識して。──ああ、サキュバスとはこのような)
元の、お家。
(そうです。ルリア様のモノになるということは、奥様や坊っちゃん、旦那様のモノではなくなるということで。ルリア様の言うように「貸してあげられた」としても、それはもう、元の関係ではなくて)
それは……だめです……。
(口にした言葉は弱々しく。かわりに拒絶の意思を示そうと左右に動かそうとした顔は、顎に添えられた手によって阻まれて)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
ダメ? どうしてダメなの?
もう一回、考え直してみてよ。 ほら。
なんで?
(自身のベッド――常日頃から、サキュバスの体臭をたっぷり含んだベッドの上で、至近距離から、魔力を帯びた瞳で見つめて)
(花束のような規格外の魔眼に比べれば"眼"単体では格は落ちるけれど、感覚器官を通して"魅了"を訴えることは、サキュバスにとってはお手のもの)
(そうして、そんな酩酊にも似た状態の相手の価値観や判断を何度も何度も揺さぶって)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
私は、奥様たちに買っていただいて……それで……奥様たちがちゃんと帰って来られるように……だから……。
(視覚が、触覚が、聴覚が、嗅覚が。五感の大半がルリア様で包まれる。塗りつぶされる。侵食される。自分が今どこにいて何をしているのかが思い出せない。ただルリア様がいて、それがすべてで)
そのために、ルリア様とこうして。ルリア様のために……私、は?
(すべてであるルリア様が考え直してと言っているのですから、私は)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(これはもうひと押しで"堕ちる"な、という確かな手応え)
(まぁそれならそれでいいか、私のモノになって困るワケじゃないし、とそのまま視線を深く、深く、さらに深く。至近距離から宝石の中を覗きこむようなほどに、近づけて)
(そのまま唇を奪って、決定的なものにしてしまおうというところで)
(なんか、軽く遊んであげるつもりだった割には、かかりが深くない――?)
(そんな、違和感を覚えて)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
(息がかかりそうなほどに近い距離。その瞳と、唇に、視線が引き寄せられて)
(既に直前の問答すらも思考にかかった靄に隠されて。脳裏に浮かんだのは、ルリア様によく似たあの子の言葉)
(『食べたい、と思った時は、その欲に正直にならないとダメよ』)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
(──ルリア・アクアボトルが覚えた違和感。それは、物を操るという彼女自身の能力に起因する)
(あくまでそれは物を操る能力だ。対象は無機物だけであり、生物は含まれない)
(だが、すいすいは元々ロボット掃除機のサキュバスであり──つまり、生物でありつつも無機物としての属性を併せ持つ)
(故に、ルリア・アクアボトルの力は、すいすいに深く強く、単純な魅了以上のモノとして突き刺さる)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
(綺麗。可愛い。美しい。使われたい。従属したい。傅きたい。触れたい。抱きしめたい。欲しい。食べたい)
(食べたい。食べたい。食べたい。嗚呼、だったら──)
(、)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
(──食べてしまいましょう。だって)
(『食べたい、と思った時は、その欲に正直にならないとダメよ』)
(アクアボトル様ご自身が、そう言ってるのですから)
(すいすいは自ら唇を、アクアボトル様へと近づけた)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(違和感にぴたりと止まった――所で、すいすいの瞳の奥に宿る色が明確に変わったのが見てとれた)
("堕ちた"得物にも近いソレは、しかし性質としては全くの逆のもの)
(欲求を、情動を抑えきれない、同族そのもの――)
『――待て』
(故に、ルリア・アクアボトルは、流れのままに貪ることをやめ、ただ短く一言、そう発した)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
(ぴくり、とすいすいの動きが止まる。物を操る能力、そのわかりやすい力での行使)
(身体を動かせないすいすいの瞳に宿る色が淡く明滅する。それは、すいすいの持つ魔眼の片鱗。今はまだ何の力も持たない魔眼が、サキュバスの本能に突き動かされて漏れ出たもの。今は、まだ)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(そうして、ぴたりととまったすいすいを、まじまじと眺めて)
(自ら求めるような動きを見せたのは、サキュバスとしての片鱗。けれど、私の言うことを聞く、というのであれば、あてられて暴走した訳じゃなさそう)
(もしそうなら、お望み通りに貪り合ってあげたうえで、上下関係をきっちり示してあげるつもりだったけれど――)
……あぁ、そういうコト。
(無効票)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(すとん、と様々なピースがはまりこんだような感覚)
(元は掃除機だと言っていた。つまり、この子は"ヒト"でありながら"モノ"としての性質が残っている)
(だから、支配権を行使する私のちからが、有機物として、無機物としての側面の両方から強く影響してしまって、こうまで簡単に私の支配下に置かれてしまう)
(無効票)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(つまり、総合的に見て「操られやすい」というコトだ。それは、私に限った話ではなくて)
軽い火遊びのつもりだったけど。
……少し、ツバつけとくくらいはしときましょ。
(そうして、ぽう、と指先に魔力光を灯して、未だ命令通りに静止したままのすいすいへと近づける)
……このへんかしら。
(ごそごそ、とメイド服の隙間から指を潜り込ませる。そこから背部をつ、となぞって、尻尾のつけねの少し上あたりに――書き込んだ)
(以前、自分のモノにした少年に書き込んだもの――に比べれば、ずっと弱い主張。宿主の中に強制的に入り込もうとするものを、威嚇し、排除しようとするまじない)
(ただし、すいすいが自ら強く望めば、ほどけるように消えてなくなる、そんな具合で)
……あれだけ強く、抗われちゃ、ね。(それだけの深い催眠状態の上で、抵抗の拠り所となるものがある子だもの――意識がないうちに無理矢理、というのは、自分のプライドに反する)
(、)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
ま、だからこそ、自分から求めさせるのが燃えるんだケドー……。
(と、身体から手を離す。少し服が乱れた形跡は残るだろうけれど、それまで直してあげる必要は別に感じないし)
ほら、もういいわよ、すいすい。『目を覚ましなさい』。
御掃除・すいすい 2022年4月24日
(瞳に宿った色が消える。焦点を取り戻し、ぱちくりとまばたきをする)
……ルリア様? あの、これはいったい……。
私はいつの間にお布団に……。
(ルリア様を見て、それから周囲を見回して。自分はいつの間にルリア様のベッドに移動したのだろうと、首を傾げて)
(『目を覚ましなさい』ルリア様がかけたその命令は、すいすいの中で魅了にかかってからの出来事を眠っている間のこと──つまり、夢として処理させた。ひどく朧気で、内容も覚えていなくて。それでも、いつかまた見るかもしれないものと)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
覚えてない? サキュバスのことを教えてほしい、ってアナタが言うから、それならベッドで学ぶのが一番だと思って。
でもアナタってば寝ちゃうんだもの。
御掃除・すいすい 2022年4月24日
なんと。それはすいません。
なるほどベッドで……サキュバスとは奥が深いですね。
(ぺこりと一礼します。服が乱れていることに気付く様子はありません)
もしよろしければ改めて教えていただいてもよろしいでしょうか?
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
そ~ねぇ~…………私の抱き枕になってくれたら、教えてあげよーカナ?
(なんて言いながら、すいすいをぎゅ~っとしたままお布団にダイブして)
御掃除・すいすい 2022年4月24日
それだけでよいのですか?
でしたら、どうぞ存分に抱き枕としてお使いください。
(そうして抱き枕にされた奇妙な状態のまま、サキュバスの教えを受けるのでした)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(――すいすいのわるわる度が少し上がった?――)
ルリア・アクアボトル 2022年4月24日
(このスレは終了しました!)