【個】Unlimited Sky
レイ・シャルダン 2022年3月21日
訓練区画:船着き場
日が最も高い位置を過ぎた頃
貴女に渡したそれを貴女がちゃんと使えてるかの確認。
それに、一緒に空を、トワイライトと呼ばれる景色を見に行こう。
なんてお話したものだから。
参加者
#レイ・シャルダン
#赤薙・夜明
1
レイ・シャルダン 2022年3月21日
(ふふ、今の一瞬、貴女と心が繋がった感じがして嬉しくなる。)
(雲を突き抜ける)
(突き抜けた雲は風圧に押され、ドーナツの様な輪に広がって行く)
(幾度目かの雲を突き抜けた時、すぅ…っと加速を止める)
https://cdn.tw7.t-walker.jp/i/tw7/origin/0099/1146539_g00999_background_f.jpg
レイ・シャルダン 2022年3月21日
見てごらん、夜明ちゃん。
これが、ボクの一番好きな景色。
日が沈む薄暮の刻、全体に夕陽が射し燃える様に見えて
その後ゆっくりと空の色が変わって行くんだ。
橙に染まった空が、青く、群青に変わって行くにつれて
少しずつ、肉眼で星が一つ、また一つと瞬きだす。
何とも神秘的と思わないかい?
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月21日
(気が付けば加速は止んでいる。地上から此処まで来るのに、1分、30秒もあっただろうか? 空に濃紺の帳が掛かりかけ、足元に棚引く白は雪原ではない。白雲――。その中に丸く抜けた所があり、あそこから出て来たんだと、しげしげと見る)
赤薙・夜明 2022年3月21日
(「ごらん」と言われ、一度彼女の顔を見。そして彼女の正面にある景色を見る)
すごく……綺麗。空だけじゃなくて、星も赤く焼けいて……。
(何か、この景色を例える言葉が浮かばなかった。本で読んだことも無い。モニター越しに見た事も無い景色)
(胸の奥まで夕焼けの光に射貫かれ燃えてるような気がした)
(不思議で、壮大で、美しい……そう、ただ圧倒され時間を忘れて行く間にも、ずんずんと日は沈み、言われた通り、夜が降りて来るのが見える)
赤薙・夜明 2022年3月21日
これが、空なんですね……。
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月21日
そうだよ…。
これが空。
でも、この空は完全な空じゃない。
本来なら、ボク達の目線の少し下には
広々とした大地と人の生きた証が灯るんだ。
その光景をボクはまだ生の目で見た事が無い。
だから、取り返さないといけないんだ。
…不思議だよね、刻逆が無ければこの不完全な空すら見る事が出来なかっただろうのに。
レイ・シャルダン 2022年3月21日
(指先に光が灯る。)
(何もない空と空をタッチし)
(その間に光の糸を紡ぐ)
(光は瞬く間に拡張していき、一つのスペースを作る)
(まるでハンモックみたいな)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=25329
レイ・シャルダン 2022年3月21日
さぁ、座って語ろう。
(光で出来たハンモックに腰掛け)
このトワイライトってね、一瞬しか見る事が出来ないんだ。
ほら、もう星が見え始めて来たでしょう?
夕陽が沈むその一瞬まで、見逃したく無いからさ。
(おいで、とポンポンしている。)
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月21日
(果ての無い空に一個の星、あまりにも壮大な存在を目の前にしてバラバラに吹き飛んでいた自意識が、彼女の言葉を頼りに今一度一つに繋がって行く)
世界が取り戻せたら、この先も今頃、幾つもの明かりが灯っていたんでしょうね。
そんな景色も、見たいです。
(きっと、一人ではたどり着けなかった、彼女がそばに居てくれたから届いた景色なんだ――そう思う)
赤薙・夜明 2022年3月21日
これは――ハンモック?
そういえばこの前、穂垂さんと一緒に。
(ハンモックを使ったのだっけ。なるほど、と頷き。誘われるまま彼女の横に腰かけます)
赤薙・夜明 2022年3月21日
(いつも視界の端に捉えて居た夕焼けは。本当はこんな姿をしていたんだ)
ああ……こんな時、どんなお話をすればいいんでしょうね……。
ただこうやって居るだけでも、なんだかドキドキします。
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月21日
うん、ボクはそれを日本に渡る飛行機の中で、
狭い窓からちらっと覗いただけだからね。
今はまだ、東京都のちょこっとしか取り返せてないけど。
ボク達の頑張り次第で少しずつこの景色が変わって行くかもしれない。
そう前向きに考えると
…やらなきゃって思うよね?
だから、これからも一緒に頑張って行こ。
ボクも一緒にその景色みたいから。
レイ・シャルダン 2022年3月21日
うん、この前穂垂ちゃんのハンモックに揺られたときにね。
つい気持ちよくなって一瞬寝ちゃったでしょ。
あの時、ボクのハンモックも欲しいなって。
(だから真似してみましたー、何て笑いながら)
レイ・シャルダン 2022年3月21日
ボク相手にドキドキしてどーすんのさ。
(ま、でもこの景色を見たらその気持ちもわからなくもないね。)
(ボクだって、何度見たって心が高揚するし、だから貴女を連れてきたんだし)
好きな人とか出来た?(唐突に)
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月21日
えへへ……そうでしたか。
寝るのは身体にいいですから。
それでしたらレイさんもおひるね部、入ってみればいいのに。
頑張っているのですから、もっと休みが必要なんですよ。
赤薙・夜明 2022年3月21日
あっ、へ……。(唐突な質問に変な声が出ます)
好きな人ですか……………。
どうでしょうね……、好きな人。
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月21日
んーーー。(少し考えて)
まぁ、入部は兎も角として
定期的に顔を出しに遊びには行こうかな。
なんだろ…いいよね。
その、空気感が?落ち着いてて、静かで。
時の経過がちょっとゆっくりになったような…
なんか新感覚?
レイ・シャルダン 2022年3月21日
(突然の変な声にちょっと笑いがこぼれ)
ん~~?何々。
即答で居ません!って言いそうなのに。
少しそゆ事も考える様にはなったとか?
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月21日
……学園で、プロムなんてやってますから…………。
そういうような事をちょっとは考えたりもするようになります。
でも私は……。
赤薙・夜明 2022年3月21日
好きと、ただ心配なのとの、境界が分かり難いですから……。
グスタフさんが寮に戻らなかった時は、ずっとグスタフさんの事を考えて居ましたし。
十埼さんがヘンな事件に巻き込まれて居た時は、ずっと十埼さんの事を考えて居ました。
でもそれって。好きとか、そういう事では無いんですよね?
赤薙・夜明 2022年3月21日
心配な気持ちが先にある時は、警戒してしまうんです。
これはただ心配なだけで。好きな気持ちでは無いんじゃないかって。
ちょっと、面倒くさいんですね。私は。
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月21日
今は皆プロムの話題…凄いものね。
学園中がそわそわしちゃってさ。
レイ・シャルダン 2022年3月21日
うーーん。。
心配するのもその人に対して好きの気持ちがあるからだとは思うけど。
…恋とかでは無いのかもね?
まぁ夜明ちゃんの心は夜明ちゃんの物だし。
ボクだって、恋の話とかそんなに得意じゃないし。
本当の所はわからないけど。
(じゃあ何で聞いたんだろ?)
(まぁいいか、親友のそう言う話って聞きたくなるものでしょう?)
(好きな人と好きな人の話をしたくなったりするものでしょ?)
うんうん。
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月21日
あまり心配が掛からない人がいいですけど。
結局好きになったらやっぱり心配してしまうんでしょうね……。
きっと。
(ほうと、息を吐き)
赤薙・夜明 2022年3月21日
レイさんは――。どうでしょう。
(そう言って身を寄せて)
今、地上ではこんな状態ですが、苦しくはありませんか?
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月21日
それはそうでしょう、だって好きなんだから。
もしあの二人のどちらかに恋をしてしまったのなら
…色々苦労しそうですね(笑いながら)
レイ・シャルダン 2022年3月21日
――――。
…とても苦しいです。
でも、ボクにはどうする事も出来ないから。
ただ、ただ…時が過ぎるのを待つしかないです。
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月21日
(やっぱり、そうなんですね――)
(いつかどこかでそうしたように、彼女の腕を抱いて)
(熱は通じるかは分からないけれど、薄手のスーツは確かに彼女に触れているに感じる)
赤薙・夜明 2022年3月21日
私にも、どうする事もできませんけど。
今日はレイさんと一緒です!
降りたら久しぶりに家に来ませんか?
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月22日
…ありがとう。
(腕を抱いてくれた彼女に少しだけ体重を預けて)
大丈夫、うん。
そうだね、今日は久々に永月寮に泊りに行こうかな…。
お風呂も入りたいし、ムーちゃんとも久々に会いたいなぁ。
蔵の御掃除もしなきゃだね。
レイ・シャルダン 2022年3月22日
そう言えばさ。
ボクは約束を2つ守ったよ?
次は夜明ちゃんが約束を果たしてほしいんだけど。
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月22日
レイさんが居ない間に。
ムーさんもすこし大きくなりましたし。蔵もそろそろ空になります。
温室も出来て、今はバナナやトマトも育てています。
それから…………約束。
赤薙・夜明 2022年3月22日
約束ですか――。
(少し惚けたような様子で彼女の顔を見上げます)
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月22日
ムーさんが大きくなったり、蔵が片付いたのはいいとして
温室…。バナナ?トマト???
永月寮をどうするつもりで??
(青クラスの人居たっけ。)
レイ・シャルダン 2022年3月22日
約束1つ、このトワイライトの空を一緒に見に行くと言う話。
約束2つ、新しいボクの住み処を見つけると言う話。
永月寮の話が出たから思い出しちゃった。
ボクね、自分の住む所が見つかりそうだよ。
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月22日
自分の住む所――あっ、寮!
四月から新入生の為に準備している所があるんですね。
よかった……レイさんもちゃんと、自分の住む場所が見つかるんですね。
赤薙・夜明 2022年3月22日
見つかるのはよいですが……でも。
それでもまた家には遊びに来てくださいね。
……親友の家に泊まりに来る事は自然な事なんですから。
いつ来てくれもいいですからね?
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月22日
✌ブイブイ。✌
そだよん、もし本当にそれがかなうなら
是非遊びに来てね。
我が家でお待ちしております。
レイ・シャルダン 2022年3月22日
大丈夫、交代でお泊りあいっこしよう。
永月寮はボクの第二の家だから。
あ、ここ否定しないでね。
レイ・シャルダン 2022年3月22日
で。
それで。
夜明ちゃんがボクに果たさないといけない約束!!
永月寮に桜が咲いた時、ボクを招待して花見をするって言ってたね!
忘れて無いからね!
楽しみにしてるからね!!
(無効票)
赤薙・夜明 2022年3月22日
桜――ええ、もちろん。
4月には満開になるでしょう、そちらの寮でもお花見はあるでしょうけれど。
私は必ず約束を守ります。
赤薙・夜明 2022年3月22日
貴女の家で! お茶とお菓子を用意して!
貴女が帰るのを待っています!
(無効票)
レイ・シャルダン 2022年3月22日
よろしい。
それでは、貴女からの招待を心待ちにしているわ。
(ふと視線を上げると、とうの昔にトワイライトは終わっており。)
(空には一面の星空が広がっているだろう。)
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レイ・シャルダン 2022年3月22日
(ボクにはこの星の瞬きを、まだ見る事は出来ないけど)
(次にここに来るときには必ず…。)
さぁ、そろそろいい時間だね。
帰ろうか、ボク達の家に。
(演出終了)
赤薙・夜明 2022年3月22日
(今日が向こう側に沈み切って、空に輝く星が散らばり)
(何時か大切な人と一緒に、この景色を見たいと思い)
(でも、きっとコレはこの人とだけの特別な景色なのかもしれないとも思う)
赤薙・夜明 2022年3月22日
はい――、あの……降りるまで。
抱っこしてもらって居てもいいですか?
(青い帳の無い空は、一人には余りにも広すぎると思った)
(演出終了)
レイ・シャルダン 2022年3月22日
…。
レイ・シャルダン 2022年3月22日
ja
(一言、そう呟くと彼女をしっかりと抱きしめる。)
レイ・シャルダン 2022年3月22日
人の生きた証拠の灯火が下面に見える。
その小さな灯りの中の一つ、
古めかしい旅館を目指して
ゆっくりと寄り添いながら降りていくのでした。
レイ・シャルダン 2022年3月22日
―おしまい―