【個】辻之神
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
ここは歌舞伎町三丁目商店街にある和食料理店。
ファミレスと小料理屋の間のような、気軽な雰囲気のお店です。
そんな落ち着いたお店に小学生の女子が二人向かい合うように座っているのでした。
#御廟羽・琥昏
#ズィーベン・フィーア
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
ズィーベンちゃんって、普段はどういうの食べてるの?
パン派? ご飯派? パスタとか?
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
そうですか。いえ、琥昏ちゃんがそれを望むなら、それで。
固形栄養食……パンが近いでしょうか。
加工も不要で効率が良いですから。
学園の食堂では、白米を食べることもありますが……
(無効票)
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
ホワイトデーにもらったビスケットみたいな?
えっと、じゃあ強いて言うならライス派って事で。
うんうん。和食はお腹に優しいヤツが多いからね。
その辺からお腹鍛えて行こうかなあ。
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
ズィーベンちゃんは卍奪戦に挑むんだからね。
良く食べて身体造りしないとダメだよー。
(前のめりに寄り掛かるとテーブルに琥昏の胸が乗ります。良く食べて栄養を蓄えた末路でしょう)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
こちらで食べるものは、どれも美味しいですからね。
皆様の努力の賜です。
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
栄養補給は、意識しているのですが。
意識して栄養学を学ぶ、というには、時間が足りず。
(その体は平坦だった。)
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
栄養学っていうのもまだまだ完全じゃないからね。
色々なモノを食べるのがいいんだけどなあ。
(人の食生活にまでなんやかんやいうワケには行きません)
そうだ。
コレから卍奪戦に挑むズィーベンちゃんを応援しようと思ってね。
役に立つかもしれない新技を考えて来たんだ。ちょっと見てもらっていい?
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
食事を摂る時間も、有りますからね。
……時間が足りないです。
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
それは……勿論、構いませんが。
場所はここで良いのですか?
(人の眼もある、店内ですが。)
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
手軽に食べられて――バリエーションがあるもの。
んー、難しいねえ。
でも、今日は時間が足りない中で付き合ってくれてありがとうね。
コレも何かの役に立つといいんだけど……。
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
うん。場所は大丈夫、何処でもできるヤツだから。
何て言うか、バフ? 自分を強化するようなヤツだからね――。
見せた方が早いカナ。
じゃあズィーベンちゃん、両手で狐さん作って。
(そう言うと指で「きつね」をつくります)
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
……狐?
(形に疑問を覚えながらも、手の形を真似て。)
こう、でしょうか?
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
そうそう。狐さんが二匹。耳を合わせて。指を広げて。重ねて……。
こう!
(そう言って組んだ両手の間に一つ窓が空いたような。そんな状態を作ります)
これが「狐の窓」っていうおまじないなんだ。
狐の難を逃れたり。姿を変えた怪異の正体を見破るって言われているよ。
覗いて見て見て?
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
(覗いて視れば向こうで琥昏がパタパタ耳を揺らし尻尾をふわふわさせているのが見えるでしょう)
何か不思議なものがみえるかな?
(妖刀、琥昏がいつも持ち歩いてる妖刀の周りが比較的暗く彩度が落ちているのが見えるくらいでしょうか)
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
(真似をして組む。)
狐……窓、ですか。
(覗き込んで。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
(一度、意識を区切るように瞬きをして。)
(もう一度窓を見る。)
……ふむ。変わった、というほどでは。
そちらの刀の見え方に、変化はありますが。
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
そうそう。ふつーはね、何も見えないの。
それでいいんだよ、それ――で……。
……。(ちらっと妖刀の方を見ます)
あっ、アレは。まあ、うん。
そういうのもちょっと見えるって事で。
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
そういうのも見えるけど、こっからが本題。
そのまま見ていて……。ちょっとパラドクスを使うね。
(人差し指を立てます。その数センチ上にライターの火のようなとても小さな火が灯りました。すると、その周りで、シャボン玉のような泡がゆっくり膨らんで、しばらくたつパッと消えて行くのがみえるでしょう。泡はほとんど無差別に現れては消えて行きます)
火と、泡みたいなのが見える?
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
そちらは本題ではない、と。
ふむ……
(瞬きを何度か挟んで)
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
はい。泡が消えていますね。
(狐の窓に、視線を向けながら)
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
そうそう。火の方が火を灯すパラドクス。
泡の方がねえ、パラドクスで生まれたバグの方。
「視えた目の状態」のままなら、窓を外しても30分くらい視えたままになるかな。
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
パラドクス、矛盾っていう言葉は。
何もかも貫く矛と、何もかも防ぐ盾って、辻褄があわなくてありえないモノを現す故事だけど。
パラドクスは現実にあって。ほとんどが物理法則と矛盾するような事が起きているよね。
そういう事が置き続けると空間がバグるんだ。
この泡みたいのがそう……本当はもっと複雑なモノが見えるんだけど。
この術式なら「泡」って分かりやすい形で見えるんだ。
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
バグ。
(「瞬き。」)
(を、区切りとして、「眼」の意識を、切り替えて。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
そうですね、物理法則には従いません……
(「狐の窓」から視線を外して。)
成程、これが。
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
本当はもっと色々な事が起こっているのかもしれないけど。
琥昏が見つけたのはコレだけ。
それで……この「泡」をどう使うのかと言うとね。
(指先に小さな火を灯し。その上に泡が浮かぶ。琥昏は片手で。テーブルに備え付けられた紙ナプキンを取り、器用に紙飛行機を折る)
コレが泡を抜ける所。よーく見ていてね。
それは、泡が見えない方の目で見てもいいかな。
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
(すっと、飛ばした紙飛行機は。泡の浮かぶ所、泡があるであろう処へと差し掛かる。すると。その空間から紙飛行機が消え、一瞬後。泡の向こうへと紙飛行機が現れるのが見えるでしょう)
一瞬、バグで出来た空間に入って。そこを抜けて現れた。
コレは紙飛行機じゃなくても。刀でも人間でもそうなる。
入ってる空間は外から視えないし干渉もできない。
まっ、泡が時間で消える弾き出されちゃうんだけどね……。
(ぱっと火を消し)
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
どう。コレ、何かに役立つと思わない?
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
(結果だけ“視”れば、「魔弾」に似ているようにも“視”えますが。)
(原理と使い道は違いますね。)
成程。面白い現象ですが……
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
どれだけ、再現が出来るかは……難しいですね。
「不具合」によるものとなると。
(泡沫と消える泡を目にして。)
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
視えていない人には干渉できないし影響もない。
今のも、狐の窓を使ったからっていうより、琥昏がピントを合わせたから見えるようになったーって感じかな。
ズィーベンちゃんや琥昏の能力って言うより、そこで勝手に発生してる現象だから。
一度視たから、これから視る程ピントが合って安定して使えるようになると思うけど。
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
さっきのは蝋燭の火くらいだから泡も小さいけど。
パラドクスの規模が大きくなると泡も大きくなる。
何かすごいパラドクスが来た時に避けるのに使えたらいいかな――なんて思ったんだ。
いざと言う時、出来る事は多い方がいいよ。
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
……成程。
現象。
(現状、私の使用できる技術の範囲では……ですが。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
記憶、しておきます。
そうですね、可能なことは多いほうが。
(……「バグ」。ですか。)
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
パラドクスが使用されている限りはずっと起こる現象だと思う。
まあ、学園にはそもそもパラドクスに頼らない人とか、この世界から消えても直感で現れる場所を突き止めるような人も居るだろうけど。
本来琥昏たちが戦うのはクロノヴェーダだしねえ。
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
……何か、気になる?
(いつも、あまり感情を感じないように見える彼女の表情。ずっと見ていると、何か話している事とは違う事を考えて居るような。そんな風に見えると、最近は感じるような気がする)
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
――。
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
……いえ。
そもそも、私がここにいること自体が、一つの「バグ」のようなものでは。と
『刻逆』を考えた上で、この新宿島に現れる事象は不可解ですから。
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
そういう事かぁ……んー。そういい事であれば。
琥昏がここに居るのも「バグ」みたいなものかもね。
刻逆以前の人間には狐の耳や尻尾なんて無かったって言うじゃん。
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
そっか――ズィーベンちゃんは難しい事考えるんだねえ。
じゃあ、この「バグ」が治ったらどうしようとか。
そういうのが心配?
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
その点への不安視、というわけではないのですが。
世界に対する認識……ですかね。
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
……多分、この“眼”の意味は、そこにあります。
(光を通さない眼で、琥昏ちゃんに視線を向けて。)
(いつも通りの無表情。)
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
世界への認識かぁ……。
その眼、その眼にはどういう風に世界が見えてるの?
(光の無い眼を覗き込む左右違う色の瞳)
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ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
そこにあるものを、ただ。“視”るだけです。
(いつも通りの声色。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
この“眼”もまた、所詮は道具ですが。
琥昏ちゃんの眼とも、あまり、変わらないと思います。
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御廟羽・琥昏 2022年3月20日
(人の目を借りては何が見えるか)
(同じ種族である人間ですら一人ずつ物の見え方が違うと言うのに)
(それでも変わらない世界などあるのだろうか)
そっかー!
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
でも、琥昏はその眼も嫌いじゃないよ。
(一度、ずっと、身を乗り出し覗き込み)
(そこに定食を乗せたトレーが運ばれて来て慌てて引っ込みます)
おーっと、来た来た。おなかすいたね、ズィーベンちゃん。
食べよ!
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
ええ。そうです。
(「瞬き」、を、一度して。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月20日
……ありがとうございます。
(と、言って、定食に向き合うと)
いただきます。
(演出終了)
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
うーん、いい匂い! いただきます!
(やってきた定食を美味しそうに食べながら、今しがた話した事など忘れたように。のんびりごはんを食べる二人の小学生の姿がそこにありました)
(演出終了)
御廟羽・琥昏 2022年3月20日
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