【戦】竜狐
一恋・未樹 2022年3月20日
始まりは簡潔な連絡。
ただ一件。
「闘らせろ」。
その後場所と時を決めて――彼が有する場所へ、決めた時間に特攻服の竜は到着した。
兄貴分がいる、彼の森へ。
書込み可能
ミサゴ・ゾーリンゲン
一恋・未樹
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ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
おう。言ってやってんだ。
・・・・・・・・・・・・・
死にかけなくても出せる手札、絞りだせ。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(流した木刀の上に“乗る” それで押さえつけられればいいが、そうもいかないだろう)
(上に跳ねる勢いに乗って、跳躍)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(頭上の木、太めの枝に乗っかって)
ないなら、お前が戦う代わりに全部オレがやってやるよ。
一恋・未樹 2022年3月20日
、っのやろっ!?
(木刀にズシンと体重が乗る。振り払おうとする前に、スルリと飛ばれて逃げられて行く。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
――あぁっ??????????
(そして、言ってのけられた言葉で頭に血が上り――)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
(バゴン、と左手で自分の顔面をぶん殴った。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
…………
っふー…………。
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
あーーー。
クッッッソ。
血登らせんじゃねえよ。
クソッタレ。
(腹が立つ。
結局、テメェの至らなさを言い返せない自分に腹が立つ。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
(火が噴き出る木刀を手にしたまま。
左手で符を数枚握り込んで。)
我が力、依代に宿りて形を為せ。宿るは記憶。 無窮の記憶なり。
(3枚の符を2セット、ミサゴのいる木の根本にむけて投擲する。)
(それぞれの符が輝くと、木の周辺の土が盛り上がるように――等身大の人型になり。
3人分の、未樹の姿を模した泥人形が現れた。
それらは未樹と同じ形の翼を拡げると――泥から形成した木刀を握ってミサゴに向けて飛びかかった。)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(頭上で、自分を引っ叩く様子にフッと笑って)
(ひょいひょいと枝の上、リズムを取るように小さく跳ねる)
準備できたな?
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
―――――んじゃ、行くぞ。
(持っていた刀を、先ずは一番近い人形へ向けて“投げる”)
(刃引きされているとはいえ、鉄の塊は容易く人形を突き穿ち――)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(――――なんか仕込んだな)
(予測はできるが、何分相手の手札を全て把握しているわけではない)
(まあ――――)
……撃ち落とす、でいいな。
(背中。ジャケットの内側に隠し持っていたショットガンを引き抜いて)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(Glitter / MODEL S2 通称《ザンバー》)
(照準、発砲、給弾。2発分の音が響いた)
一恋・未樹 2022年3月20日
なぁーにが、慣れてねえ、だっつの準備万端じゃねえかよ。
(符は人形作成用の符と、自分の記憶を転写する為の符の2枚で1セットづつ。
要するに仕込みも何もあの泥人形共には無い。
何せただの時間稼ぎと、出来るだけ弾を無駄遣いさせる為の的だ。)
――ぶっつけ本番、だが――
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
――どうにか、してやる。
(符を未樹の頭上にまた4枚、丁度ミサゴがいるくらいの高さへと投げた。)
我が力、依代に宿りて形を為せ。宿るは記憶。 無窮の記憶なり。
(未樹の力は結局のところ、自分の中にあるものを外へ取り出す力だ。)
(封印を解かない状態での最大威力は暴走状態の自分――巨大で歪な龍の記憶を取り出して顕現させ、
その巨龍のに暴れさせることだが……
実力者には全て捌かれている。捌きやすい図体のデカさと取り回しの悪さのせいだ。)
(だから……)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
(その巨龍を
・・・
部分的にだけ作り出す。)
(未樹の頭上で符が輝いた。
輝きの中から、文字通り顔が出る。
・・・・
巨龍の顔と、
口のついた
・・・・
巨龍の尾だけが。)
https://tw7.t-walker.jp/gallery/?id=136500
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
――吐き出せ。
(未樹がそう告げると二つの大きな口が開いて
龍の頭からは炎のブレスを。
植物で出来た尾からは黄色い酸を。
勢いよく、ミサゴに向けてぶちまけた。)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
狐はウソつきなんだよ。
化かされるほうが悪い――――
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
――おい、バカ。
(枝から跳ね、木の幹を足の裏で捉えて―――)
それは流石に森がボロボロになんだろ!!
(炎は―――仕方ない。が、酸は後々の処理がどう考えても面倒くさい)
(真っ直ぐ、尾のほうへ向けて、爆音を響かせながら跳躍した)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(投擲した刀に向かって手をかざし――)
アポート
“引き寄せ”
(飛んでくる刀を握りながら、炎に突っ込む)
(浴び続けなければ問題ない。熱の奔流の中を“ショットガンの衝撃”を乗せた踏み込みで無理やり突き抜けて)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
お前はダメだ。
(焼けたジャケットを後ろ手に捨てながら)
(酸が放たれる直前に、10発分のハンドガンの衝撃を乗せた蹴りで尻尾を森の外へと蹴り飛ばす)
一恋・未樹 2022年3月20日
………あ。
(そういやここ闘技場じゃなくてミサゴの森だった。すっぽ抜けていた。ミサゴには後で謝ろう。)
(蹴り飛ばされた尾はダメージにより実体を維持できず酸を口に含んだまま消失していく。)
(その、間に)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
(木刀に貼った符を、貼り直す)
我が力、依代に宿りて形を為せ。宿るは混沌。無尽の坩堝なり。
(漆黒の木刀から、黒を煮詰めた色の液体が滴り始めた。
粘度を持つ液体だ。
生半可な斬撃や弾丸なら受け止められる、スライムのようなそれを。)
(尾を蹴り飛ばしたミサゴに向けて、触手のように伸ばしていった。)
つ、か、ま、え、て、や、る!!!
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(火は―――)
(頭上を見上げる)
(大丈夫だろう。枝の先がいくつか焼けたが、燃え広がるほどじゃない。熱すぎる炎は、そういうものだ)
ったく。お前はそういう能力だったな。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(無造作に、刀を振るう)
(刃の通り難いだろう、柔らかいそれを難なく切り落とされた)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(知らなければ、魔術でも使ったのかと思うだろう)
(“和泉一刀流” この狐の母親の使っていた剣術の基礎。“火車”と呼ばれる、あらゆるものを切断するための“技術”)
――――忘れてた。
(静かに、未樹のほうに、刀をだらりと下げたまま、一歩近づく)
一恋・未樹 2022年3月20日
――マジか。
(銃弾による対処ならまだマシだったんだが。ああもコンニャクでも斬るようにすっぱり斬られるとは。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
(頭上で炎を吐いた龍の顎も、いつのまにか消失していた。部分展開、短時間顕現させているので当たり前だが。)
(切断されたスライム状の液体が繋がったままの木刀を構え直す。
元々ミサゴんとこは刀の方だったのは知っている。
知っているが、技量がここまでとは知らなかった)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
刀でも平気でつえーじゃねえかよ。
兄貴分が強くて嬉しい限りだ、ぜ!!
(左手に新たな符を握り込んだまま、吶喊。
黒の木刀で、滑るように突きを狙いに行った。)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
出せっつったのはオレだけど、酸のほうは勘弁な。
出来ればそれ以外で頼む――
(一歩、二歩。左右に小さく揺れるように歩きながら――)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(突きの一撃を、まるで枯葉に撃ち込んだようにゆらりとすり抜ける)
基本の技術だけな。それ以外は教えてくれなかったし。
(これもその一つだ、と)
こういう基礎、抑えとくのは大事だぜ。
折角、そういうのには困らない環境に居るんだから。
一恋・未樹 2022年3月20日
ご忠告、ありがてーこって!!
(突きが避けられて、崩れそうになる体勢を持ち堪える。
翼を広げ数瞬、滞空も交えてだ。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
(身体を捻りながら、唱える)
我が力、依代に宿りて形を為せ。宿るは激情。 燻る激情なり。
(左手に握り込んだ符に、力を込める。
込めたのは感情だ。
生身である限りあるはずの睡眠欲求。
触れれば瞬間的に睡魔に襲われるだろうそれを、ミサゴに向けて投げつける。
加えて右手で木刀による薙ぎ払いも追加だ。)
なら――ご教授してください、ってな!!
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
応。
(――刀とハンドガンを捨てて、身体を開く)
(素人目にもわかるほど、お手本のような“拳打の構え”)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(停滞装甲――着こんだ、刻印の刻まれたインナースーツに光のラインが走り)
(踏み込む足に、突き出す拳に、それぞれ“散弾銃の反動”を等分して回し)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(投げつけられた札が自分に触れるよりも一瞬、速く)
(薙ぎ払われた木刀ごと)
(お手本のような右ストレート。しかし爆発的な衝撃を伴う一撃が、未樹の身体を撃ち抜いた)
一恋・未樹 2022年3月20日
――っ!?
(武器を放り投げたことに気づくも、時既に遅く。
翼を使う自分よりも素早い踏み込みからの右ストレートが、未樹の身体を真芯に捉えて)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
――――――ガッッッッッッッッッッッッッ!!!?
(そのまま後方へと――森にある木の一本へと、叩きつけられた。
あくまで拳だ。
内臓に戦闘続行不能なダメージを与えようと、死するまでは届かない。つまり。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
(カランと力無く木刀を取り落とした未樹にはもう、闘う力は残っておらず、封印も解けないのだった。)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
(特に迎撃をしなかった札をまともに受けて)
…………これは、ちょっと……めんどくさいな。
(ふらり、ふらりと覚束ない足取りで吹き飛ばした未樹のほうまで歩いて)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
……死に欠けはしなかった見てえだけど、元気か?
(ほら、と手を出して)
一恋・未樹 2022年3月20日
(その手を取って)
……クソ腹痛え。
食欲無くなっちまったよ夕飯作れっかなこれ……
(こちらもキツそうに立ち上がった)
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
効くは効く…か。
花束の場合寝ながら腕ぶった斬ってきやがったからミサゴがそうなっても良かったけどな。
……さーって、と。
(無効票)
一恋・未樹 2022年3月20日
……悪い。森焼いた。
後始末手伝うわ。つーかやらせてもらう。
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
そこまで無法じゃねえよ、オレは。
自分の腕撃って目醒ますぐらいはすっかもしれねえけど。
(そういう場ではねえだろ、ここは)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
んじゃ。頼むわ。
ちょっと焦げてる枝だけ切ってくれたら後は森が自分で何とかすっからさ。
……オレは
(、)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年3月20日
……ねる。
(自分のテントのほうに、のそのそと歩き始めて――)
一恋・未樹 2022年3月20日
おう、おやすみ。
(眠そうなミサゴを見送って、大きく深呼吸)
あー……
(、)
一恋・未樹 2022年3月20日
やり口は、まだある、な。
普段から、もっと強くなる、か。
(ぶつくさ言いながら、燻る枝を折に翼を広げて飛んで行った。)
一恋・未樹 2022年3月20日
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