【個】蒼天凍土
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
三月のある日。
雲一つない、空の下で。
発言可能
#竜城・陸
#ズィーベン・フィーア
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竜城・陸 2022年3月13日
(他方、決闘場へ降り立った青の竜)
(気負いなく、彼女の方へと一歩、二歩、近づいて、声の届く距離)
お構いなく。
これも含めて、番長としての責務というものだろう?
……そういえば、晴とも前に戦っていたね。
君も武者修行中? それとも――卍奪狙いかな。
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
両方、でしょうか。
するべきことを行うのに、実力は必要ですし。
カノン番長は、卍奪戦を望みますから。
(武者修行、という表現が、正しいかはわかりませんけれど。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
では。
(と、言うと同時に、手元から発煙筒が落ち。)
(周囲に白い煙が広がる。)
(無効票)
竜城・陸 2022年3月13日
カノンが?
(――そういえばあまりそういう話は聞いたことなかったな、と)
まあ、力はいくらあってもいいよね。そこは同感かな。
俺だってまだまだ、足りないと思っているし――
竜城・陸 2022年3月13日
(――おや、と)
(目を瞠ったのは一瞬)
(次の瞬間には、煙幕を吹き飛ばすように風が一帯を薙いで)
(――“それが為されることは疑いもなかった”とばかり、地を蹴って踏み込んだ青年の姿は、もはや少女の眼前にあることだろう)
(銅を薙ぐように、横一閃。振るわれたのは――片手におさまるサイズの剣だ)
(魔力の刃を持ったそれでなく、何の変哲もない、一見は金属製の、普通の武具)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(風の流れを、視野に入れ。)
(風に逆らわず、流されるように距離を取り、その一閃を寸前で躱して。)
(……有効、とは思ってはいませんでしたが……。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
……剣、ですか。
(その剣を、“眼”に収め。)
(そのまま、素早く拳銃を取り出し。一度、引き金を引く。)
(無効票)
竜城・陸 2022年3月13日
魔術を使う間棒立ちなのは勿体ない、らしいから。
(ただの銃弾が自身に通らないことは知っているから、足は止めない)
(そのまま取られた距離の分踏み込み――銃弾は障壁が弾くだろう――追撃を狙うと同時)
(空に生み出した氷剣が相手の後背から、背を狙うように飛翔する)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
成程。確かに、同時に出来る事は多いほうが良い。
(銃弾は、障壁に弾かれて。)
(分かっていたことを確認するように、視界は揺るがず。)
(機械の瞳は、追撃を狙う竜城番長に向いたまま。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
……では。
(拳銃を持たない側の手で、空を掴むように拳を握ると。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(周囲の空間に、無数の網が張り巡らされ、)
(踏み込むべき足の先や、背後から狙う剣の軌跡を、阻まんと)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=26413
(無効票)
竜城・陸 2022年3月13日
おや。
(踏み込みかけた足を、地に着くのをやめた)
(そのまま翼で空へ浮き上がり、少しだけ距離を空ける)
面白いな。魔術……ではなさそうだけど。
(飛来した剣は、網をよけることなくそのまま突き刺さり、)
竜城・陸 2022年3月13日
(――触れた網を凍らせる。)
Cocytus Coffin
(“氷 柩 の 剣”、触れるもののすべてを凍らせる氷の刃。触れた個所から放射状に、網目の上を氷晶が覆っていく)
竜城・陸 2022年3月13日
(さて、普通の、文字通りの“網”かどうか。)
(浮き上がった地点から、剣を――眼下、少女へ向かって投擲した)
(そのまま、変転。鋼は溶け業火となり――炎の剣が彼女へと向けて放たれる)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
「そこにある」のです。使えない通りは無いでしょう。
(この新宿島において、無縁な人はほぼいないであろう無数の電波の網。)
(それは本来、実態を持たないとはいえ……)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(手にした時点で、強度に限界はある。)
(無数の網は、凍て付き、焼き切れ。決闘場内の携帯端末が一時的に圏外となり。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(凍結と燃焼が自身に伝わる前にと、握った拳を解き、その網は再び電波へと消える。)
(同時に。)
(地面を蹴り、前後の剣を避け、踏み込み、さらにその先へ。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
「私の足は、空中を蹴る。」
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(瞳の奥で、機械音が鳴り。)
(ズィーベンの足が、黒い義足へと塗り替わる。)
(宣言した通りに、空中を蹴り。重力で落下する事なく。)
(宙へ浮かぶ、竜城番長へと接近する。)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=24343
(無効票)
竜城・陸 2022年3月13日
――ああ、なるほどな。
(それが“消える”までを観察していれば、絡繰りはなんとなく理解できて)
(面白いな、とは呟くのみ)
竜城・陸 2022年3月13日
(迎え撃つように正面、十数本の氷の剣) ・・・・・
(それが投射されるに一拍遅れて、彼女を取り囲むように光を透かす氷の剣が生み出される)
(一射目、正面から迫るそれは物理的な威力に特化した氷の剣――無論“氷”である、触れれば凍てつくが――)
(取り囲むように飛来する視認困難な二射目は、熱を、知覚を、感覚を奪う氷の剣)
(破片のひとつにすら、触れればその個所の機能は余すところなく“停滞”する)
竜城・陸 2022年3月13日
――残留効果の応用? というわけではなさそうだな。
(空を蹴る彼女から距離を取るように、高度を上げて)
(――三射目)
(生み出したのは氷の槍――)
Lugh
(“光の神”は武芸に秀で、ある時は名高き槍の所有者とも謳われる)
(その神の灰を魂の根底に持つが為、“槍”を象った時、その魔術の精度は、質は、より高くなる)
――痛いよ、気を付けて。
(真正面から投擲したそれが、流星の如き光の尾を伴って、墜ちる)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(竜城番長と相対する以上、その“眼”はすでに視力以上の「それ」とし、観測を続け。)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=26276
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(さらに、空気を蹴り、距離を詰める。)
(第一射。)
(視界に入れながら、引き金を引き。)
(通常、有り得ない角度から飛来した銃弾は、凍て付きながらも軌跡を逸らし。)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=20509
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(第二射。)
(光を介さないそれを、当然のように視線を逸らさず。)
(拳銃に、次なる銃弾を込める。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(時間をも溶かす、その銃弾は、命中することなく空間に溶け。)
(時間を歪める銃弾が、停滞に対し、「触れることなく」停滞を減速させる。)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=25838
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(第三射。)
(その光の槍に対し……)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(その瞬間、小さな、罅割れるような音が鳴り。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(光の神の力を視認し続けた代償、肉体の限界が、先に来た。)
(眉を顰める間もなく、空気を蹴る力が弱まり、体勢を崩し。)
(光の槍に、抵抗する手段はすでにないだろう。)
(無効票)
竜城・陸 2022年3月13日
――、っと。
(彼女へ向けて飛来する、氷の槍が、意思を持ったようにその場でぴたりと止まった)
(実際には、術者が制御しただけである。槍自体には何の機能も付与してはおらず、ただ疾く鋭いだけ)
(しかし、“槍”を“手で持って投げる”という過程を経ることにより、それは“光の神”の伝承と紐付けられ、強化される)
(――強いて言えば、一発限りの“氷輝の剣”の超強化版、とでも言うべきか)
……無理をしすぎだ。やめておく?
(くるりと翻って、術者の手に戻る)
(それ以上抗戦の意思がなければ、そのまま術式も解くだろう)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
(一瞬、懐に持った、騎士団の遺産に意識を向け。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月13日
……手を止められて。
まだ戦える、と言ったところで意味はないでしょう。
(竜城番長に向き直ってから、重力に逆らうことなく地面に向かって落ちていく。)
(無効票)
竜城・陸 2022年3月13日
手心を加えられたかどうかと、欲するものを得るに足りたかどうかは別だろう?
まだ試したいことがあるのならば向かって来たって構わないよ。
実際、今の一撃だって、どうにかしようと思えば出来たのだろうしね。
(まだ、赤の番長との戦闘で見せた遺産も、使ってはいないようだし)
竜城・陸 2022年3月13日
(――それはさておき、)
(着地するだけの余力もないのであれば、風の魔術がその身体を受け止め、安全に地に降ろすだろうし)
(彼女が自分の足で降りられるのなら、するに任せるだろう)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
……過大評価ですよ。
(あの瞬間であれば、手を止めなければ起動よりも早く私の体を貫いていただろう。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
(風の魔術に逆らうことなく、地面に着地して、血を拭うと。)
あれも、万能というわけではありませんしね。
(戦う構えを解いて。)
(無効票)
竜城・陸 2022年3月14日
どちらかというと、君の方が自分を過小評価しがちな気はするけれど……。
あそこまで冷静に対処するのだから、地力はあるでしょう。
(降り立った彼女を追いかけるようにして、地上へ)
(その途上、氷の槍は跡形なく霧散して)
竜城・陸 2022年3月14日
ただ、その“眼”はもう少し絞ったほうがいいかもしれないけれど。
限定的に解放する、とかそういうことは難しいのかな。
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
大半は、道具の力ですし。
それも使いこなせてるとは言い難いですから。
(事実として、対処しきれなかった、と述べて。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
……竜城番長と相対するのに、限定的などでは。
(竜城番長を相手にするから、絞っていなかっただけで。)
(日常生活では、ここまでは開放していない、と。)
(無効票)
竜城・陸 2022年3月14日
道具が有用であることと、それを適切に扱えるかは別の話だろう?
そういう意味では、道具を使いこなして対処できた、という時点でそれは君の実力と思っていいと思うけれどね。
(最後は眼のほうの問題もあるだろうし、と)
竜城・陸 2022年3月14日
そうかな。
……とはいえ、この短時間で限界が来るなら実用が難しいだろう。
こういう言い方をするのは気に喰わないけれど、俺より強い相手なんて、いくらでもいるのだから。
(暗に、クロノヴェーダとの戦いを指している)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
無理をせずに使って戦いになるよう扱えれば……
ですかね、今の私では、無理をしてようやくです。
(竜城番長も、全力とは程遠いとは思いますが。と。)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
……それは、そうですけどね。
目的次第ですが……
(一度だけの戦闘の勝利には、意味を持たせることは難しい。)
(無効票)
竜城・陸 2022年3月14日
なら、無理をしないでも扱えるようにならなければね。
……それこそ卍奪をというのなら、尚更だ。
力だけが番長の全てではないけれど、長であるのなら、皆を守れるだけの力は当然あるにこしたことはない。
竜城・陸 2022年3月14日
……ま、小言はこれくらいだな。
戻ろうか。眼、診てもらうのは保健室でいいのかい?
それとも、サーバールーム?
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
そうですね。
やはりまだ、足りないです。
(頷いて、竜城番長から校舎へと視線を移して)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
……先に保健室に向かいます。
(“眼”の確認も必要ですが、こちらが先でしょう、と。)
竜城番長……は、不要ですか?
(首を傾げてから、保健室へと歩みを向けた。)
(演出終了)
竜城・陸 2022年3月14日
俺は大丈夫、……そもそも傷も自分で治せるしね。
(問題ないよ、と手を振って)
……では闘技場の片づけは俺がしておくよ。
しっかり診てもらうんだよ。
(手を振って、背を見送ってから)
(闘技場の後始末の為に、歩いていく)
(演出終了)
ズィーベン・フィーア 2022年3月14日
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