【個】気持ちを示すということは
竜城・陸 2022年3月5日
少しばかりの悩み事があって、相談できそうな相手に思い至った。
忙しい身空の相手を呼び出すのもと思ったが、生徒会室で話すような深刻なことでもなく。
申し訳ないんだけど、と呼び出したのは、桟橋横の小さな倉庫。
――誓って言うが、人を呼べる程度には片付いている。
場所:
訓練区画・船着き場内の小さな倉庫
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竜城・陸 2022年3月5日
なるほどなあ……難しいね現代社会。
かといって昔みたいな贈り物の風習はないだろうし……
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一恋・花束 2022年3月5日
花束のアイドル的な感覚もあるかと思いますけど、
そもそも手作りって結構重いんですよ。
(身も蓋もなかった)
一恋・花束 2022年3月5日
んー?
昔……りっくん的な風習だとどんな感じだったんです?
(無効票)
竜城・陸 2022年3月5日
…………。
(クリスマスはそこそこの頻度で手作りしたな、と思い返した)(のはさておき)
……ん、あれ、でも香水とかは既製品でもダメなんだよね?
竜城・陸 2022年3月5日
本当に絶対ないと言い切れるあたりだと……
敵の首……とか……かな…………
(家宝にしたりするらしいよ、と伝聞形で語った)
(無効票)
一恋・花束 2022年3月5日
個人的には、ちょっと「この人、自分に気があるかな?」って思っちゃいますね。
特に女の子は、匂いだとか、普段から身体につけるようなものとかは結構、ポイント高めに見ちゃうと思いますし。
一恋・花束 2022年3月5日
あ、そういう時代の。
わかりました、聞かなかったことにしましょう。
えーっと話を戻しますとー
一恋・花束 2022年3月5日
正直、りっくんの今の姿勢なら、誤解を受けることはそうはない……とは思いますし。
親しい人に送るプレゼントってことは、その分相手もこっちを理解してる、ってことですから――勘違いされることは、実のところ少ないんじゃないかと思います。
りっくんも……今は自覚があるわけですから。
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竜城・陸 2022年3月5日
そう、……いうものなんだ……。
とすると、こう、現代は贈り物考えるのって難しいんだね?
……いや、昔も難しかったのかな。よくわからないけど。
竜城・陸 2022年3月5日
そう、そういう時代の……
いや普通の贈り物の風習もあったとは思うけど、あんまり知らないし。
う、……ん。
誤解を与えないような振る舞いが出来ているといいのだけど……。
どうもそこからあまり自信はないんだよな……。
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一恋・花束 2022年3月5日
何言ってるんですか、いつの時代だって難しいんですよ。
そりゃ、簡単な方法もありますよ?
カタログギフトを渡して、好きなの選んで、とか。
一恋・花束 2022年3月5日
それでも、大事な気持ちを込めるから、贈られた方は嬉しいのですし。
りっくんはなまじ顔が良すぎるから………………
一恋・花束 2022年3月5日
「自分に気があってほしい!!!」という欲を掻き立てる、というデバフもなくはない……ですし……………………こう、りっくんだけの責任ではない気も……いや…………
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竜城・陸 2022年3月5日
そう、か。
……じゃあ、人間の世界が難しいんだな。
(そこにいたことのない自分には、随分な難題だ)
竜城・陸 2022年3月5日
顔って言ったって。
母上似だから造形はいいのだろうけど、女性受けはしないだろ、女性寄りの顔立ちなのだから。
……まあ、だから心掛けが足りないんだろう、けど……
うーん…………。
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一恋・花束 2022年3月5日
――あ、わかりました。
りっくんの何が問題なのか。
プレゼントどうこう以前の問題でした。
一恋・花束 2022年3月5日
あんた! 滅茶苦茶顔よくて! 背が高くて! 美人で!
メッチャクチャいい男ですからね!?
一挙一動が男女問わず魅了するっていう自覚が足りてないんですよ!
もっとこう――――「あ、自分ってモテる生物なんだ」とおもって日々を生きてくださいよ!!!!!!
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竜城・陸 2022年3月5日
(――「でも、化け物なんだよ」)
(出かかった言葉は、)
竜城・陸 2022年3月5日
(――――そのまま、喉に引っかかって、止まった)
それは、こう、……なんというか。
どうも自分のこと、人間としては足りてない、と思いがちというか……うん、ごめん。
だいぶ克服できたと思ってたんだけどなあ……この辺。
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一恋・花束 2022年3月5日
花束も――――――普通の人とはちょっと「ずれてる」身の上ですから、
あまり偉そうなことは言えませんけども。
一恋・花束 2022年3月5日
「自分は皆とは違うんだ」と思っているうちは、
あんまり変わらないんじゃないですか、その辺。
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竜城・陸 2022年3月5日
うーん……。
実のところだいぶ、そういう感覚は薄れてきたと思ってるんだよ。
竜城・陸 2022年3月5日
……まあ、でも、ふとしたときにあるんだよ。
「今自分が自分を制御できなくなったら、この人たちを殺してしまうかもしれないんだ」みたいな、そういうの。
今は前より格段に力の制御ができるようになって。
――多分、「すごく寒いな」くらいは思わせるかもしれなくても、人を簡単に殺してしまうようなことは、ないはずなんだけど……
竜城・陸 2022年3月5日
…………どうにもね。
本能的な恐怖感、というか、そういうのが拭いきれないんだ。
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一恋・花束 2022年3月5日
そりゃ、文字通り、出力も桁が違うのは事実です。
不安もわからなくはないですよ――巨人が小人を握りつぶさないか、気を使うようなものですから。
一恋・花束 2022年3月5日
けどりっくん、一つ、大事なことを忘れてはいませんか?
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竜城・陸 2022年3月5日
まあ、今となってはほとんど杞憂なのはわかっているんだけど――
――大事なこと?
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一恋・花束 2022年3月5日
この学園が動き出して半年――――。
そりゃあ、全校生徒が認める最強生物、生きて動く天変地異、規格外の神そのもの――文字通りの桁違いであるところのりっくんではありますが。
一恋・花束 2022年3月5日
そんなあなたを、見て、触れ合い、高め合っているんです。
りっくんが人に慣れて行くように――皆もりっくんに慣れていってるんですよ。
人が災害を克服するように。
あなたに近づいていっているんです。
心配しなくても――――あなたが「怯える」必要は、そのうちなくなりますよ。
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竜城・陸 2022年3月5日
わかってるよ。
……わかっててもどうしても、って、……そういう話で…………
(母を殺して)(兄に疎まれ)(姉に憎まれて)(父に死を望まれた)
(――――これは、そういう、力だ)
(そして)
竜城・陸 2022年3月5日
…………でも、それを人任せにしたくないから……。
(“そうならないものである”と定めるなら、)
(心もそれに沿わなければいけないと思うから)
皆が近づいてくれる分、俺も克服しなきゃな、と思って。
……うまくはいってない、みたいな。
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一恋・花束 2022年3月5日
いいえ、わかってないんですよ。
りっくんは、人の強さを信じてないんで――いや。
、、、、、、、、、、、
自分の強さを信じてないのかな?
一恋・花束 2022年3月6日
ま――ちょっと路線がずれたので、話をもとに戻しましょう。
誤解されたくない、けど誠意を込めた贈り物はしたい。
とりあえずホワイトデーに限っていうなら、オーソドックスに、初心にかえるのが良いかと思いますし。
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竜城・陸 2022年3月6日
――――、信じてたって、怖いものは怖いよ。
(そういう感覚は、“人間”にはないのかもしれないけど)
でも、言い訳にしてる部分があるのも、わかってる。
竜城・陸 2022年3月6日
と、ああ、うん、変な話をしてごめんね。
初心に。というと?
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一恋・花束 2022年3月6日
お菓子を贈りましょう。
(きっっっぱり)
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竜城・陸 2022年3月6日
お菓子。
……ものはなんでもいいのかな。
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一恋・花束 2022年3月6日
「相手が好きそうなもの」を、ちゃーんと考えれば問題ないと思いますし?
クッキーはこういう意味だとか、マシュマロはこういう意味だとかありますけど、全部後付ですから、そういうのは気にせずに、りっくんの好意で。
それで十分だと思いますし。
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竜城・陸 2022年3月6日
なる、ほど、……。
もしかしてなんだけど……。
……俺、考えすぎなくてもいいこと考えてた感じ?
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一恋・花束 2022年3月6日
香水のことをとやかくいった花束が悪かったかも知れませんけど――そうですね。
そもそも「贈り物」自体、好意から生じてるものですし。
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竜城・陸 2022年3月6日
いや、別に君が悪いわけではない……と思うけど。
そういうの知らなかったのは確かだし、それで何かある可能性だってないわけじゃないから、そういうこともある……ってのがわかったのは、いいことだし。
でも、うん、……「気持ちが何より大事」ってのは、覚えとく。
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一恋・花束 2022年3月6日
逆に…………自分が、もしそういう気持ちがある人に何を贈るか、ってのを考えて、それじゃないものを用意するようにしたら、とりあえず指標にはなるんじゃないですかね?
ちなみに、花束は焼き菓子の類が好きですよ?
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竜城・陸 2022年3月6日
えっ、……一番難しい話きたな。
(何を――)…………残るもの……、かなあ…………(実際にそれを贈れるかは、別として)
あっはい了解です……食べられないものないよね?
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一恋・花束 2022年3月6日
ちなみに、家のママって、りっくんみたいに結晶質の角があったんですけど。
切って、アクセサリにして贈ったりしてたそうですよ?
(くすくす笑って)
ないでーす、アレルギーなし、好き嫌いなし、健康体の花束ちゃんです。
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竜城・陸 2022年3月6日
あー俺の生体由来はなあ……何籠ってるかわからないからな……
(いやでも割とありといえばありなんだろうか)(海の加護、にはなるだろうし――――)
(――――いやいやいや)
了解。では誠心誠意考えさせていただきます。
……今日の分のお礼も込めてね。
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一恋・花束 2022年3月6日
ふふ、期待してますし!
……このマドレーヌも美味しいんですよねえ、何処で買ったんです?(もっぐもっぐ)
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竜城・陸 2022年3月6日
ん? ああ、これはよく行く食堂の女将さんが作ったやつだね。
「癖がついた」とか言って、たまーに気紛れにお菓子とか作るみたいで。
本当に気紛れだし宣伝もしないから、手に入ることの方が珍しいんだけどね。
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一恋・花束 2022年3月6日
えー、じゃあこんど案内しましー。紹介しましー。
出てくるまで通いますから!
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竜城・陸 2022年3月6日
了解、ではまたそのうちに、機会を見つけて。
ちょっと気難しい人だけど、悪い人ではないから、まあ。女の子になら優しいかも知れないしね……
……ともあれ、今日はありがとう。
参考にして、色々と考えてみるよ。
(演出終了)
一恋・花束 2022年3月6日
どういたしまして。
頼ってくれて、嬉しかったですよ?
(演出終了)