私立MM学園

【個】晴れ時々雪

恋南川・姫兎 2022年3月3日
魔法なんて夢物語に出て来るだけのものだ。
そうやって生きてきた一般人にとって、魔法というものは何とも理解できないものだった。
とはいえ、いつまでも知らないでいるわけにもいかない。
ただ勉強というのも、どうにも性に合わない。

なら実戦形式で学ぶまで。そして、どうせ挑むなら、強い方がいい。

そんなわけで、一人の先輩に挑むのだった。

#竜城・陸
#恋南川・姫兎




演出終了
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竜城・陸 2022年3月3日
――あるよ、勿論。
魔術というのは要は“世界観”の話だからね。

(砕いて迎え撃つのなら、少しずつ拳は傷を作っていくだろう)
(――その刀身のひとつひとつが、並みの剣よりも余程鋭い。それこそ、機械の義体ですら簡単に貫く程度だ)
(そして当然、“氷”であるのだから、冷気を纏ってもいる。冷気に晒された肌は脆く傷つきやすい、というのは、当然の道理だ)
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竜城・陸 2022年3月3日
おや、器用な。
(打ち出された一本を目を眇めて見遣って、)

(――ぴたりと止まったそれが、空中で音もなく霧散する)

……有効な手ではあるよね、実際。
相手の作った流れの威を借りるというのは。

(息を吐けば、)(風が生じる)

(――空気の熱と“氷”のもたらす冷気。熱の差は気流――風を生む、という“自然の法則”を基にした、属性転換)

(生み出した風を束ねて、)
……と、難しいなこれ。

(収束、が今は精一杯。そのまま正面から叩きつけるように差し向ける) (無効票)
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恋南川・姫兎 2022年3月3日
世界観だ?

(己の拳のみを武器とする以上、攻撃を防ぐと同時に拳が削れるのは想定済だ)
(故に、容易に砕けない拳を作り上げた)

(だが、それも普通の相手ならばた)
(規格外の相手に無傷で済む筈もない)
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恋南川・姫兎 2022年3月3日
(そしてもう一つの弱点として)
(どれだけ鍛えようと拳の届く相手は物質に限られ)
(叩きつけられる風を氷のように弾くことはできないということだ)
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恋南川・姫兎 2022年3月3日
(氷剣を迎え撃つためにオープンスタンスに構えたのが災いして、フットワークを使い避けることもできない)

(正面から風の塊をぶつけられ、弾かれるように地面を転がり)


――いってぇ……
分かっちゃいたが、キツイなこりゃ (無効票)
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竜城・陸 2022年3月3日
そう。
……大切なのは、目を開くこと、声を聴くこと、肌で触れて感じること。
そして、思うことだ。
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竜城・陸 2022年3月3日
.それ
“魔術”は自分の与り知らない世界の話ではなく。
自分と地続きの世界にあり、その目で見て、耳で聞いて、手で触れられるものだ、と。
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竜城・陸 2022年3月3日
(とん、と地面に降り立って)
(ゆっくりと、彼の方へ向けて歩みながら)

君がさっき、拳で砕いてみせた氷の剣も。
今、君を吹き飛ばした風も。

目で見えるか見えないかの違いだけで、同じ世界にあるものだ。
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竜城・陸 2022年3月3日
実際、簡単なことだよ。
(――もしかしたら、本当の、何もない、“一般人”と呼ばれる人間たちには難しい話、なのかもしれないけれど)

(だけれど、ここにいるのは)
(“復讐者”だ)(己が怒りを以て、世界の在りようを正さんとする者)
(彼らには――――)
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竜城・陸 2022年3月3日
君風に言うなら、そうだな。
“そこに在るのだから、殴れない道理はない”……とか、そういう感じかな?

(――――目の前の“世界”を変えるだけの、力が、ある。) (無効票)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(仰向けに倒れていた身体を上半身だけ起こす)
(このまま攻撃されればひとたまりも無いが、目の前の相手からは攻撃の意思が無い事は、はっきりと感じ取れた)

……ったく、簡単に言ってくれるぜ
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(とはいえ、だ)(投げかけられた言葉に何も感じなかったわけでは無い)

(思えば、魔法というものを自分では理解できない遠い世界の何かとして片づけていなかったか)

(自分ではどうすることもできない超常の力という一言で片づけていなかったか)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(そしてーーそういったものに敵わないのは)

(今は仕方ないことだと思っていなかったか)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(今は敵わなくとも何時かは勝つ)(その想いに嘘は無い)

(だがそれは)

あー……そりゃそうだわな。
『いつか何とかできりゃいい』『いつか勝てば良い』なんて考えは今の負けを許容してるわけだもんな。

そりゃ駄目だわ。
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
サンキュー、先輩。なんかすっきりしたわ
(反動をつけて、身体を起こし立ち上がって)
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竜城・陸 2022年3月4日
(立ち上がる彼の表情を見た)
(どこか吹っ切れたようなその顔を見て、安堵するように小さく笑って)

そうだね、「いつか」とか「そのうち」って。
案外そういうの、知らないうちに自分に枷をかけてしまうものだ。

一生来ないかもしれない「いつか」じゃなくて、俺たちには「今」、必要なものがある、「今」変わる必要があるんだ……って。
そういう気持ちじゃなきゃ変えられないものもある、って。
俺もね、色んな人に教えられたよ。
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竜城・陸 2022年3月4日
(数歩の距離)(立ち止まって、真正面)

さて、どう? まだ拳は大丈夫だろ。
もう少し試してみるかい――「今」自分にどこまでできるか。 (無効票)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
はっ、当然!
まだ勝ちを手放すには早ぇからよ!!
(自分の拳をぶつけ、ファイティングポーズを取る)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(気持ちの持ちようが変わったからと言って、急にパワーアップなんかしたりはしない)
(突然魔法が使えるようになったりもしない)

(恋南川・姫兎が取れる手段は、その両拳を打ち付けることのみ)

(故にやることは変わらず)(鋭い拳打の嵐を相手に向かって放つ)
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竜城・陸 2022年3月4日
(いい傾向だな、と小さく笑って)

ああ、では、気が済むまで続けようか。
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竜城・陸 2022年3月4日
(踏み込むのは許しても、拳の届くのは許さない)
(けれど拳に乗せられた気迫は、障壁越しでも伝わるかのようだった)

(ちり、と)
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竜城・陸 2022年3月4日
(――竜の足元で、砂の焦げるような音)
(と、共に)

(何度目かの拳打を、丁度引いたタイミング。二人の間を隔てるように、噴き上がるのは炎)
(形を成さない、互いの間を遮るようなそれが、視界を覆い、竜の姿をも隠す) (無効票)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
ったく、憎らしいくれぇ涼しい顔しやがって

(いくら精神面が改善されようと目の前の防御壁は簡単に壊せるものではない)
(現実的な話で言えば、単純に火力が足りないのだ)

(とはいえ、手は考えていないわけでは無いが――)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(その思考毎、視界を炎で遮られる)

(相手の姿を隠す熱を帯びたそれに対してーー)

ーーーーシィッ
(ためらわず拳を繰り出した)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(繰り返し言うが、精神面が改善されたかと言って、特別な力を得たわけではない)
(炎はごく自然に身を焦がすだろう)

(だが問題ない)(炎と熱が身体を侵すよりも早く拳が突き抜ければ良いのだから)

(それができるかではなく)(当然のようにできると信じて拳を繰り出した) (無効票)
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竜城・陸 2022年3月4日
ん、

(噴き上がる炎を裂くような、風の音がした)
(振るった拳圧だろうか、それとも、拳そのものの――)
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竜城・陸 2022年3月4日
(いずれにせよ)
      ・・・・・・
(直感的に、それは通るな、と思わされた)
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竜城・陸 2022年3月4日
(だから、腕を突き出して、)
(下から掃うように、掬い上げるように、受けた)

そう、そういう感じ。
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竜城・陸 2022年3月4日
……ああ、でもごめん。
あまり触れていないほうがいいかもな。

(接触すればさすがに伝わるだろう)
(その身が“常に”纏う停滞の魔力と、酷寒の冷気)
(触れた拳を凍らせ、熱を、活力を奪う氷の権能)

(――戦時は魔術の統制に意識を割くこともあって、極限まで抑え込んでも、自身の身体という“世界”の上では、その権能は十全に発揮“されてしまう”)

(触れていればそのまま黒く爛れて朽ちてしまうかもしれないから)
(“竜”の膂力で以て、その拳を押し返すように掃いのけようと) (無効票)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(異変はすぐに訪れた)
(先ほどまで感じていたものとは比べ物にならない冷気)
(精神論ではどうにもならない、このままでは自分の拳が朽ちていくという予感をはっきりを感じ取り)

っと、やっぱやべぇなアンタ
(故に、それを避けるために掃いのけるように動かされた腕はそのまま受け入れる)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
悪ぃな、アンタの厚意無駄にするぜ
(そして、その動作の隙を突くように、身体を捻じ込ませる)
(狙うのは、相手の体内にある肝臓。鈍く響く鉄槌を抉りこむ)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(――そして)

(掃われた腕。その拳を再び握りしめ振り下ろす)

(変則的なワンツーコンビネーション) (無効票)
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竜城・陸 2022年3月4日
これでも抑えている方なんだけどね。
(なんて、言いつつ――)
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竜城・陸 2022年3月4日
(退く動作は遅い、)
(というより、判断が遅い)

(最大の理由は、“向かってくるとわかっていても本能的に竦んだ”から)
(相手の攻撃や気迫に、ではない)
(――自身の権能で、相手を殺めてしまうことに)

(もうそんな可能性など微塵もないと頭で理解していても)
(染みついた記憶が拭えたわけでも、それに対する恐怖が失われたわけでも、ない)
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竜城・陸 2022年3月4日
(加えて、退くと決めてから動くまでが、遅い)
(なぜなら、受け方、捌き方は学んでも、別段にこの竜は“近接戦闘に秀でている”というわけではないから)

(受ける、捌く、掃う、押し返す――加えて基本的な“剣を使った近接戦闘の術”は学んでいるが)
(これらすべては魔術を発動する隙を作る為だけのもので、この距離で戦い続けることを想定して学んでいるものではない)

(結果として――)
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竜城・陸 2022年3月4日
(腹部を狙って穿たれた拳は、硬質な何かに弾かれる)

(視えない障壁、ではない)
(長く鋭い、刃のような返しのついた、硬い鱗に覆われた尾)

(振り下ろされた拳も同様に、何かに阻まれた)
(深い青の鱗に覆われた――竜の身体をそのまま包めそうなほど大きな、片翼)
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竜城・陸 2022年3月4日
まったくもって。
後輩の戦いに学ぶことは存外多いね?

(“人間”の部位は脆く、拳の一撃でも入れば臓器どころか背中まで貫通しかねないが)
(“竜”の部位なら話は別だ。生半可な武具では傷ひとつつかない鱗が拳を押しとどめて、)

――どうする、まだやるかい?

(生み出した氷剣は、ひとつだけ)
(彼の喉元に突き付けるように、宙に浮いていた) (無効票)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(鈍い衝撃が拳を通して伝わる)
(先ほどまで拳を防いでいた不可視の障壁ではない)
(実体を持った確かな感触)

……ったく、誠一郎といいドラゴンの甲殻ってのは厄介だな
(剣を突きつけられながら、後輩の同居人の名前をだす)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(ここから打てる手は、実のところまだある)
(だが――)

ーーああ、わかったよ。俺の負けだ負け!!
(拳を解き、両手を上げて降参のポーズ)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(このまま続けても分の悪い勝負になるのは変わりない)
(だが、それが今の勝利を捨てた理由ではない)

(ここから勝利を掴みに行くには、少々では済まない無茶をする必要があり)

(そして、それは目の前の相手に自分を傷つかせる行為に他ならない)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
(それでも必要なら、この人はやるのかもしれないが)

(最後の攻防で僅かな竦みを見せた相手に)

(自分を導いてくれた先輩を相手に)

(今、そこまでする気にはなれなかった) (無効票)
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竜城・陸 2022年3月4日
――……。
(遠慮されたな、というのは、なんとなくわかった)
(目の奥の闘志がまだ、消えてはいなかったから)

(だけれどそれを突く気にはなれなかった)
(結局、それをさせたのは自身の精神の脆さ故だというのもわかっているから)
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竜城・陸 2022年3月4日
――締まらないところを見せたな、済まない。

(拳を引いたのを見れば、氷剣はそのまま霧散して)

……次までには克服しておくよ。
後輩に全身全霊を出させてやれない先輩では格好悪いからね。
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竜城・陸 2022年3月4日
……だから、気が向いたらまたおいで。
君が掴んだものがどういう形になるのか、見たいしね。

拳は? 大丈夫かな、あまりひどかったら言って。
少しなら、治療の術があるから。 (無効票)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
ん? これか?
これくらいは平気さ。唾つけときゃ治る。
(嘘か真か、掌をひらひらとさせて)

こっちも最初は不甲斐ねぇとこ見せたからな。おあいこってところさ。
ま、こっちも本気だったが全力じゃなかったしな。
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
だから、今度やる時はお互いに全力でやろうぜ?
先輩が全力でやっても平気なくらい俺も強くなるからよ。

ーーで、その上で俺が勝つ!!
(自信満々に、そう言い放った) (無効票)
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竜城・陸 2022年3月4日
いや保健室には行きなさい。
(さすがに先輩面した)……俺の魔力って色々と生物に有害なものを帯びてるから、呪術的な影響とかもないか診てもらったほうがいいし。

特に君は拳が身上なんだろう。
用心はしすぎるくらいしておいたほうがいい。
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竜城・陸 2022年3月4日
俺を相手に「全力じゃなかった」とはよく言うじゃないか。
……いいよ、なら次はお互い全力でやろうか。

勿論、譲る気はないけれどね。
一撃で灰にならないでよ?
(――なんて、軽口を叩きつつ、)

(屋上にいる白のクラスの生徒会広報に手を振って)
(姫兎を指さして)(医療棟の方を指さした)(「保健室準備宜しく」の意である)

まあ、ともあれ。
君の実りに寄与できたのならば、よかった。 (演出終了)
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
はーい(素直に先輩の言うことは聞くことにした)

ま、まだ手札はあるってことで一つ。
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恋南川・姫兎 2022年3月4日
実際のところ今日はかなり助かったぜ、先輩。
代金が必要なら、晴先輩に請求してくれ。
(なんて軽口を叩いて、保健室へと向かって歩を進めて行った) (演出終了)
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