【個】星を見るモノ
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
「動きとかは他の人……同じく機械鎧着てる晴さんが妥当かな。」
そんな勧めに従って。
相対するは赤星番長。
書込み可能
#星見・晴
#ズィーベン・フィーア
1
星見・晴 2022年2月13日
(斬撃軌道を勘で躱したのち)
・・・・・・・
(柄を手で掴んで)
――なるほど
星見・晴 2022年2月13日
【
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=1981 】
――こんな感じだ。
(直に目視し)
(体験もした斬撃を)
(己の中で噛み砕き自己解釈し)
(後は体得した「力の流れの制御」を以て強引に)
――――う るぅぁああッッッッ!!!!
(残り二刀を振りかぶるズィーベンへ、それに先んじるだろう剣速で。ビームサーベルを振り下ろした。)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(――宙を舞うビームサーベルは、両手に持つ物の映し身だ。)
(それはこれだけの数を扱うだけの性能と容量を実現する関係上、外せない点。)
(であれば、奪われた以上、使い手の差で、星見番長を上回ることは不可能。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(二刀で防ぐより、なお早いその一振りが、)
(機械の片腕を断ち切り、胴体に届く寸前。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
【RELEASE SABER】
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(機械音声が発せられる。)
(叩き落とされたビームサーベル。)
(手に持っていた、断ち切られたビームサーベル。)
(そして星見番長の手にある、一振り)
(7本全て泡沫の様に情報へと消えて。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(少し遅れて、断ち切られた片腕も情報へと消えていく、)
(ことに、眼を向けず。ビームサーベルが消え、空いた間合いを。)
(推進器を回した足で距離を詰め、横薙ぎの蹴りを放つ。)
(無効票)
星見・晴 2022年2月13日
(――――手から、ふ、と握ってる剣の感触が消える。)
(架空の剣。存在を自在に出せるなら自在に消せるのもまた道理。)
(もう一振り、実在する自分の鋼の竹刀は手にはあれど。
それが届くより先には、ズィーベンの蹴り足が己の腹に突き刺さるだろう。)
(時間はコンマ1秒にも満たない刹那。)
(その時間でできることは限られており)
星見・晴 2022年2月13日
(その限られた時間で)
・・・・・・・・
(竹刀から手を離す。)
星見・晴 2022年2月13日
(鋼の剣と言う枷を捨てた片手は迅速に)
(雷のように動いて)
(もう片手。消えたはずの、
ズィーベンへと振りかぶっていた手に追いつき)
(重なり)
星見・晴 2022年2月13日
【
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=25678 】
(――この試合を見ている連中の鼓膜まで揺さぶるような)
(青天の霹靂のような、轟音をズィーベンの目の前で打ち鳴らず。)
(グスタフ・カツラギ直伝神速猫騙し、その自己解釈版、【霹靂】。)
星見・晴 2022年2月13日
(――猫騙しで稼げる時間は、僅かだろう。)
(然しその僅かな時間。猫騙しを受け相手に出来た僅かな隙で)
カウンター
(迎撃態勢を整え、放たれるのは)
曰く
八極拳とは――――
星見・晴 2022年2月13日
大 爆 発 だ――ッッッッ!!!!
(闘技場の舞台を震脚で割り砕く程の力を。更に相手の力まで利用し、爆ぜ飛ばすかのような――鉄山靠!!!)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
「ッ……!?」
(落雷かと錯覚するほどの轟音。)
(機械の体のセンサーに爆発的な情報が流れ、蹴りの姿勢が崩れる。)
(片手の無い、不完全な構えから、崩された体勢。)
(星見番長の一撃とは、比べるまでもなく。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(地面に弾かれ、減速しながら星見番長に視線を向けて。)
(金属の拉げる音と共に、闘技場の端、ギリギリまで吹き飛ばされる。)
(何か叫んでいる、聴覚を修復するべきか、否。)
(間合いを取れた。動かせる機能は、もう少ないが。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
【SET BLASTER】
【CHARGE FULL】
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(機械音声と共に、空中に、レーザー砲が現れる。)
(片腕と、7本のビームサーベルを展開していた容量を1点に集中。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
「FEUER―――!」
(熱波を伴う、高出力の熱線が、星見番長へと放たれる。)
(無効票)
星見・晴 2022年2月13日
(――鉄山靠、要は体当たり。)
(カウンターめいて放ったそれは、お前の身体を強かに吹き飛ばしたし)
(――つまる話、それは)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(鉄の身体を遠くまで吹き飛ばす程の威力で
・・・・・・・・・
生身でぶち当たったと言うことでもある。)
星見・晴 2022年2月13日
(反動がない筈もないし、身体が嫌な軋み方をする。)
――っ、流石に無茶したな……
(――その中で)
星見・晴 2022年2月13日
(片腕落として、満身創痍だろうお前も)
(それでも尚、オレに一矢報いんとしてくる。)
(ありあまる熱量を前にしながら)
――クールな面して結構熱いじゃねーの。
星見・晴 2022年2月13日
(――熱線に、そのまま呑まれた。)
星見・晴 2022年2月13日
(眩いその光の奥で)
――ID TO BE COSMO END――
《此は宇宙の最果て迄至る原我である》
(微かな呟きと)
(――電子音声が聞こえたろうか。)
星見・晴 2022年2月13日
《始動キー承認》
コネクト・パラドクス
《因 果 接 続》
コンバージェンス
《事 象 収 斂》
星見・晴 2022年2月13日
(熱線の光が消え、しゅうしゅうと蒸気を上げる闘技場の奥から現れるのは、無論)
【
https://tw7.t-walker.jp/i/tw7/combined_origin/0066/1122720_g00661_totalbody.jpg 】
《――COSMONAUT: HALLEY >>Stand by.》
(鎧を纏った赤星番長の姿。)
星見・晴 2022年2月13日
「――クライマックスだ、ズィーベン」
(鞘を抜かないまま腰だめに構えつつ)
「……まだ立てるよな?」
(ここまで来れたんだ。)
(この姿がお前の望みだったのだし)
(お前ならやれるだろう、という信も込めて言う)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(片手で地面を掴み、立ち上がって。)
(疑似聴覚機能再起動。)
(電子音声を聞き取る。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
「……ええ、ありがとうございます。」
(星見番長の全力がここから。)
(それは、一度“眼”にした。)
(しかし、ここまでたどり着くのに、使えるモノは使い果たして。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
「sieben。」
(電子音声と共に、ビームサーベルを再び手に取り。)
(持ちうる最後の1本を、構える。)
(無効票)
星見・晴 2022年2月13日
「――意気や善し」
(ざ、と一歩。無造作とも思えるような足取りで)
(間合を詰める。)
星見・晴 2022年2月13日
「――――」
(一歩。また一歩。)
(納刀はしまままで。お前からも歩みを誘うよう――)
(西武のガンマンの早撃ち対決のように、空気を張り詰めさせたまま。)
星見・晴 2022年2月13日
(――"天晴"を打てば無論試合はすぐ終わるだろう。)
(然し、もう限界が近い相手に更に鞭を打つ気にはならず)
(そして、お前の求めるものがこの身体の事なら)
(――超自然的な、因果を捻じ曲げる一閃ではなく)
星見・晴 2022年2月13日
(この身体を用いた技で、ケリを着けにいく。)
星見・晴 2022年2月13日
(一歩、二歩、四歩と間合を詰めた果て)
(お互いの剣の間合に入る、その)
(――――僅か、一瞬。刹那の間を)
星見・晴 2022年2月13日
.
【
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=21651 】
ヒュウガ
「――日向、一閃」
(剣の峰が穿ち、決着が付くだろう。)
(目にも止まらぬ居合。観客らが見たのは恐らく、瞬きの間もなくいつの間にか剣を抜いていた機械甲冑の姿だろうが)
(――対峙したお前には、何か感じ取れたのではないか。)
(そしてそれが、お前の身になるものだといい。)
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(「ズィーベン・フィーア」の眼でなくとも、見れば理解る。)
(「物語の英雄」としてのこの体とは違う……本物の「英雄」。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(合わせるように、距離を詰め、間合いを計
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
―――次の瞬間には、ビームサーベルは断ち切られ。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月13日
(機械の体の認知速度の限界を超えた一振りを目の当たりにして。)
(消えていくビームサーベルと、機械甲冑の星見番長を視界に収め。)
「……限界です。参りました。」
(素直に、負けを認める。)
(無効票)
星見・晴 2022年2月14日
「――決着だな」
(抜き身になった剣を、またすらりと納刀して)
「――で、だ」
星見・晴 2022年2月14日
「――何か掴めたか?」
(あとだいぶ派手にやったけど腕とか大丈夫だろーか。)
「――それとお前、自分で歩ける?保健室とか連れてった方が良いなら担いでくけど」
(無効票)
ズィーベン・フィーア 2022年2月14日
「形に出来る物かはわかりませんが。」
(言葉を返して。)
「……いえ。必要ありません、この場は『めでたしめでたし』と。」
(遺産の、解除のワードを発して。)
ズィーベン・フィーア 2022年2月14日
(機械の体の存在が霞み、情報に置き換えられ、)
(元の、ズィーベン・フィーアの肉体が現れる。)
(「腕を斬られた」存在は、初めから本の中にしか存在しなかったように。)
(無効票)
星見・晴 2022年2月14日
「わぁぉ」
(……あれだな、某遅効性SF漫画のトリオン体みたいなやつ。)
「使いようによってはめっちゃ便利じゃん」
星見・晴 2022年2月14日
「――そぉかい?」
「ま、そんなら形になる事を祈ってんぜ」
「解除、っと。」
(目元の部分に手を当てがい)
星見・晴 2022年2月14日
……ふぅ。
良い勝負だったぜズィーベン。
(――鎧姿を解除すれば、生身の――熱線の余波でいくらか負傷してる姿の星見・晴に戻り)
んじゃ、今日はここまで。
オレぁ保健室にご厄介になってくるとすら。
星見・晴 2022年2月14日
……まぁなんだ、また勝負したくなったら呼びな!
んじゃーなあ!
(そう言って、あっけらかんと後ろ手に手を振って闘技場を後にする。)
(演出終了)
ズィーベン・フィーア 2022年2月14日
(数度、呼吸を整えるようにしてから。)
……ええ、ありがとうございました。
ズィーベン・フィーア 2022年2月14日
そう思うことがあれば、その時はお願いします。
(去って行く星見番長を頭を下げて見送り。)
(闘技場を片付けて、グラウンドを後にした。)
(演出終了)
ズィーベン・フィーア 2022年2月14日
【このスレッドは終了しました】