【個/イ】№4 保■室の七不===ノ_ズを
一恋・花束 2022年2月13日
◆ シチュエーション ◆
MM学園にいくつかある保健室。
今は担当の生徒も居らず……あなたは体調を崩しているのか、サボっているのか。
とにかく、室内に一人、ベッドで横になっていたが、不思議と眠れない。
そんな時。
『…………誰か、探してるの?』
カーテン越しの隣のベッドから、少し低い、けだるげな声がした。
……あの昼の放送の、あとのこと。
◆ 会話相手 ◆
???
◆ ルール ◆
先着一名のみ入室できます。
【カーテンを開けて向こうにいる人物を視認しようとする】と、スレッドが終了します。
【イベントに関連する・関わるつもりのあるキャラクター】のみ入室してください。
このスレッドは1時30分前後で終了します。
#十埼・竜と終末ラジオ
1
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
――――まあ、同居人がな。
一恋・花束 2022年2月13日
『そっか……でも、ここには、ワタシしかいないのでしたー……』
『残念、残念……』
(半分、寝ているような、けだるげな声が、カーテンの向こうから聞こえてきた)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
そーかい。
まあ……別に、急ぎじゃねえし(たぶん)
で……(ベッドに転がって、天井を見ながら)
アンタもサボりなのか?
一恋・花束 2022年2月13日
『うん、サボリ』
(悪びれもせず、あっさりと肯定して)
『夜に、やることが多いから……じゅーでんちゅう、なのです』
『でも、「も」ってコトは、キミもサボリ魔さんだ』
『悪い子ー』
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
夜更かしサボり魔に悪い子って言われてもなァ……。
そもそも、いい子でない自覚はあるし。
なんだ、出かけんの?
まだ夜寒いと思うけど
一恋・花束 2022年2月13日
『いえいえ、悪い子同士、仲良くしましょう、ってオハナシ、デスヨ?』
『具体的に言うと、ワタシが……サボってたこと、先生には、言わないでね』
『ほら、怒られると……悲しく、なっちゃうから』
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
『ううん……ラジオをね、やってるんだ』
『毎日、深夜に』
『だから、寝不足さん、なんですよー』
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
ふぅん。
んじゃ、そういう方向で。オレも別にいう必要はねえし……ああ、白のクラスにも黙っててくれよ。
保健室だからそのうち来るだろうけど。(妹居るし、と)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
(ラジオ――――)
…………変わった趣味だな。
変わった、って言っていいのかわかんねえけど。
なに、ネットのやつ?
一恋・花束 2022年2月13日
『はーい、ナイショにしておきマス……』
『といっても、顔も名前も、わからないから、告げ口しようがなかったり』
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
『ううん、ちゃーんと、電波で流してるよ』
『77.7MHz、Radio-DINOは毎日、放送中ー……聞いてくれたら、嬉しいなあ』
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
それなら、お互い名前は伏せとく――――
ああいや。ラジオやってんなら、ラジオでオレだけ一方的に知れるな。
ミサゴ。ミサゴ・ゾーリンゲン。
キミ、じゃ呼ぶとき困るだろ。
(好きに呼べよ、とぶっきらぼうに)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
しっかりした奴だな、割と。
夜中、夜中にやってんなら……まあ、今度聞いてみるわ
(見えないだろうが、ひらひらと掌を動かして)
何するラジオなん。雑談?
一恋・花束 2022年2月13日
『…………!』
『…………へー』
『大体のヒトは、ここで、ワタシの名前、聞いたりするのに』
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
『ミサゴくん、変わってる、って言われない? ふふ……Radio-DINOでは、日常トークとか、リスナーのお手紙を読んだり、リクエスト曲を流したり……』
『あ、リクエスト、あったら流すよ? せっかくの縁だし……』
『…………本当の役割は、別なんだけどね』
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
まあ、オレが呼ぶのに困りはするけどな。
アンタがラジオのパーソナリティなら、そっちの名前でいい。
アイドルの本名なんて気にしないだろ? 別に。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
あ゛?゛
ンなこたぁない……。
なに、リクエスト聞いてくれんの?
だったらro2eのアレがいいな。最初のヤツ。……本当の?
一恋・花束 2022年2月13日
『…………ワタシ、アマノジャクなところが、あるので……』
(数秒の沈黙の後)
『そう言われると、名乗りたく、なっちゃうなー』
『アイドル程、身バレを気にしてるわけじゃあ……ないし』
『友達からは、リユちゃん、なんて呼ばれてたり』
『どんな文字なのかは、想像、してみてくださいね』
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
『ro2e:かぁー……ミサゴくん』
『…………いい趣味、してますねえ』
(けだるげな中でも、軽く弾んだ声を上げて)
『リクエスト、確かに聞きましたよー……今夜の放送を、お楽しみに』
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
ンだよ。これじゃ普通に自己紹介じゃねえか。
……リユ。ふぅん。どんな字、ってことは漢字なわけね。
オレのは漢字で書いたら鳥のやつそのまんまだしな。……想像のしようがねえ。
(……聞いていた名前とはやっぱりズレているような気がする)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
だろ?
これでも古参……いや古参って言い方嫌だけど古参ファンだからな。
今夜、今夜ね。オッケー。妹のラジオでも借りるわ。
一恋・花束 2022年2月13日
『ro2e:はさ、“精一杯”を……感じるんだよね』
『自分自身が感じてるものを、精一杯、伝えようとしてる、感じがさ』
『好きなんだ、ワタシも』
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
『いいじゃない、自己紹介』
『声と、名前だけで、姿は……秘密』
『あ、カーテン、開けちゃ駄目だよ』
『……ちょっと、みっともない格好、してるから』
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
そう。あの人の曲は魂が籠ってる。
そういう、前に進むキモチが。
だから好きなんだよな。こんなところで止まってられるか、って。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
仮面舞踏会みたいだな。
…………みっともない恰好。
一恋・花束 2022年2月13日
『ミサゴくん、揺さぶられちゃったヒト?』
『……一緒だ』
(あはは、と楽しそうな笑い声と共に)
『止まらずに、どこまで行くつもり……なのかな』
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
『そうそう、マスカレイド……廊下ですれ違っても、きっとお互い、わからない……みたいな』
『そういうの、結構憧れ……じゃないですか?』
(これは、イタズラめいた口調だった)
『うん、ボタン閉めてないし……苦しいから、横になってるときぐらいは、胸元、開けたくて……ね?』
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
さあ。でも――――
ずっとずっと先だろ、たぶん。あの人が止まるのは。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
(すくっとベッドの上に転がした上半身を起こす)
(ベッドの端に姿勢よく座った)
……こほん。いや、別にいいけど寒いからな。
一恋・花束 2022年2月13日
『止まらないで……在るき続けて……遠く離れちゃったら』
『声が、聞こえなくなっちゃうから』
『追いかけなきゃ、なんだよね、こっちもさ』
『……走るの、苦手なんだけど』
(その声は、どこか寂しそうで――――)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
『うん、寒いから――ぬくもりは、恋しいなあ』
『温めて――って言ったら、このカーテン、ミサゴくんは』
『――――開けて、くれる?』
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
だからいいんだろ。
負けるか――――って、追いかけられる。その背中は。
(寂しそうとは真逆。拳を握り、正面を見据えて――――)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
アホか。お前が勝手に暖まるんだよ。
こっちにも布団あるんだから多めに被っとけ。
(――立ち上がる)
(ポケットに片手を突っ込んで、空いている片手でカーテンに手をかけ)
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
(バッと開いた)
一恋・花束 2022年2月13日
(果たして、そこには…………)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
(ベッドに腰掛けて居る、女が居た)
(肩より少し長い、ベッドにこすりつけすぎて乱れた白髪)
(少しクマのある青い瞳が、長いまつげの向こうからキミを見ている)
(ブレザーを脱いだ学園の制服、シャツの胸元はボタンが二つ開いて、大きな膨らみの谷間が見えた)
(だが…………それ以上に)
(頭部を覆う、荊棘の王冠のような……言われなければそうとわからないであろう、巨大なヘッドホンが目を引いた)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月13日
『――――あはは、見つけてくれて、ありがと』
『温めて、もらおうかな――って、思ったけど』
(女は、ゆっくりと――フラフラしながら――立ち上がって)
『もう、行かないと、遅れちゃうんだ』
『だから――――』
(📻継続📻)
一恋・花束 2022年2月13日
『――いつか、ワタシのことも、追いかけてきてくれたら、うれしいな』
(そう呟いて、ふらふらと歩いて、保健室をでていってしまった)
(まるで、最初からそこに居なかったかのように)
(女の形跡は、先程まで寝ていたであろう、乱れた、まだ体温の残るベッドしか残っていなかった)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
―――――――――。
(無効票)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
(舌打ちをひとつ)
(📻継続📻)
ミサゴ・ゾーリンゲン 2022年2月13日
…………あんな顔されてたら撃ちずれえじゃねえか。
(そのまま、暫く無人のベッドを前に立ち尽くした)
(ポケットの中。小さなハンドガンのグリップに手をかけたまま)
一恋・花束 2022年2月13日
-放送は終了しました-