【戦】Flower(s)
一恋・未樹 2022年2月11日
結局のところ
ただのオレの我儘なのだ。
オレが強くなりたいのも
あいつに勝ちたいのも
あいつと喧嘩するのも
――あいつと闘るまで、これだけ時間がかかったのも。
場所は番長同士が闘ったのと同じ場所
闘技場を開き、血の繋がった、姉を待つ。
一度も勝ったことの無い、生まれる前から一緒にいる、少女を。
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一恋・花束
一恋・未樹
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一恋・未樹 2022年2月11日
レッドバーン
《赤焼》
イエローアシッド
《黄呑》
。
――行きやがれ。
(黒の木刀の刀身に沿う赤、黄の力が、花束に向けて発射された。
それぞれが炎、酸の塊であり――未樹の力の一旦。それをぶつけながら、また花束へ近寄る。また切り結ぶ為に)
一恋・花束 2022年2月11日
ふふふ―――
(青い花――《五天咲・重力花》を足元に、重力制御で空に舞う)
(刀を手に引き戻し、酸の塊から距離を取り――――)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
(炎の塊に、突撃していく。左手を突き出して――――)
スイスイ・フルール
《六天咲・清掃花》!
(青い花が散る。手で受け止めた炎が“吸い込まれていく”――――御掃除上手なメイドさんにしこたまお世話してもらいつつ身につけた力)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
っぐ――――。
(吸った分をコントロール――しきれるほどに甘い力では、無いらしい)
(もとより花束と未樹は「使える属性」が違うのだ)
(取り込んだものを、すぐさま放出し、酸の塊にぶつけて相殺を試みながら、)
(空気に刃を立てる。空気そのものが結晶化して、飛行速度に合わせて尾を引いて、それらが集って、固まって。どんどんどんどん、巨大になっていく――――)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
(――――宙を蹴り、弟の元へと向かっていく)
一恋・未樹 2022年2月11日
デカさでぇぇぇ!!!!大きさでぇ!!!!
オレが、負けるかよぉぉぉ!!!!
(刀身を翻し、鍔迫り合いの為に刃を立てる。そして)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月11日
(青い2つ目のエネルギー帯が刀身にふれて。
・・・
8つ目の透明なエネルギー帯が刀身に触れると、未樹が持つ刀の刀身が爆発的に巨大化した。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月11日
――
クリアアディション
《透渾》!!!!
(未樹が持つ属性。
その際たるもの。
「拡げる」「加える」「強化する」「周囲を侵食する」
未樹が持つ力の属性の根幹の力がこの透明な力である。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月11日
(拡げろ。
拡げろ。
力を。
範囲を。
意志を。
夢を。
理解を。
解釈を。
選択肢を。
――花弁を。
花開け。
それが。それだけが。
一恋・未樹に許された、たった一つ。
属性差による方向性の違いにより、
一恋・花束に勝れる箇所なのだから。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月11日
拡がれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!
(未樹の刀が、
花束の作り出した結晶による斬艦刀よりも
さらに大きく、太く、巨大な結晶の刀身を身に纏っていく。)
一恋・花束 2022年2月11日
(脆く散らせる「硝化」を付与した結晶の嵐を、浴びせてやるつもりだった)
(体躯が大きければ、それだけ的にも当てやすくなる――――が)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
大きい――――――。
(花束の知るより、花束の知覚より、もっともっと大きかった)
(冷静に頭が弾く、ぶつかり合って、これを切れるか)
(斬って――――おとせるか)
(一恋・未樹の全霊を)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
(無理だろう――――ああ、これは)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
.
、、、、、、
(花束の負けだ)
.
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
――――《黒刀》
(ジェヴォーダンの獣を、両手で構え直し)
(そう)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
――――――――。
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
(赤拳も、青脚も、黄哭も、竜緑も、紫煌も、白嬢も、黒刀も)
(使わないと言った前言を、撤回する羽目になった)
(宣誓を破るなんて、そう)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
(負けと――――同じだ)
――――《竜仇黒刀》!
(それは黒を冠する七天の七。「切断」の極地)
(現象や事象も含めたあらゆる概念を斬る無作法)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月11日
(刃の軌跡が――――「何もない世界」への亀裂を開く)
(赤も青も黄も緑も紫も白も黒も巻き添えにして、境界の向こうへと吸い込んでいく――――“空間断裂”現象)
一恋・未樹 2022年2月12日
(亀裂が開いた。
未樹が知覚出来ない世界への、恐らく全てを無に帰すような場所への追放。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
――
ホワイトバインド
《白縛》!!!!!
ブルークォーツ
《青晶》、
クリアアディション
《透渾》全開!!!
(だが今なら。
・・・・
今この瞬間だけなら。
手は、ある)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
ブルークォーツ
《青晶》は水晶の力だ。
水晶が拡がる程。未樹自身の力が増す。
それが虚空へ消えるその直前でなら。
魔力だって、増大しているのだから。)
と、じ、ろぉおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
ホワイトバインド
(《白縛》は未樹の身体の内にある「封印」を未樹の才能として扱う力であり――たった唯一。
「拡がる」ことより「狭める」「閉じ込める」ことに向いた力だ。
目の前に開いた虚空へ、白が吸い込まれるその間際。)
(空間の断裂を閉じる為、白が一際輝いた。
白をサポートする為に、青と透明なエネルギーもまた、寄り添うように絡み合い、白い輝きを増していき――
空間断裂へと。
一恋・花束の持つ極地へと。
力の限り、抗った)
一恋・花束 2022年2月12日
(無理やり切り開かれた空間は、時間と共に少しずつ閉じていくものだが――――それを力づくで抑え込もうとした者は、初めてだった)
(りっくんとか、コスモノートin晴君とか、あとはミーレちゃんとか、そのあたりの馬鹿げた出力の持ち主でなければ干渉すら出来ない“現象”のハズだった)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
(確かに触れた。確かに届いた。確かに通じた)
(一恋・未樹は、一恋・花束が起こした現象に匹敵する程の力を示して見せた)
(一点――――ただ一点、見落としがあるとすれば)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
《赤拳――――
(彼女にとって、この攻撃は)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
――――制裁》ッ!
(数ある攻撃の選択肢の、一つであり)
(動きを封じる為だけに放たれた《黒刀》を餌に)
(結晶化した腕目掛けて振るわれた、その拳こそが本命だったということだろう)
一恋・未樹 2022年2月12日
――ッッッッッッ!!!な、ろぉが!!!!
(《黒刀》に対して、巨大な斬艦刀を維持したまま脚を止め、全力を放出していた未樹には、回避も防御も手段が無く。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
(結晶化した腕がもう一つの極地――《赤拳制裁》の一撃により
パリンと軽い音を出して砕けた。)
(無論、それは――今の未樹の力の全てを収束している、《地獄咲》を取り落とすことに他ならない)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
――はな、た……ば……。
(力の本体が離れた事によるものか。
吹き飛ばされた右腕は直ぐには再生せず。
力が抜けたように、その場に腰を落としてしまった。)
一恋・花束 2022年2月12日
…………
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
……………………。
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
…………あー、もう。
わかってますし。
負けです、花束の。
とっさに出ちゃったんですもん。
(腰を落とす弟の肩を、支えるように手を伸ばして)
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
ていうか……腕、ごめんなさい。
またやっちゃった――動け、ますし?
一恋・未樹 2022年2月12日
腕は、オレがやっちまったようなもんだし………。
(伸ばされた手を、左手で掴みながら腰を持ちて)
……オレ以外にはこれ以上やるなよ?????
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
……花束はルール違反。
…オレは戦闘続行不能だ。
引き分けで良いだろ。
あとオレの木刀の柄だけでも持ってきてくれ。そしたら《緑種》で回復する。
(我ながら便利な身体だぜ、と言いながら)
一恋・花束 2022年2月12日
はいはい。
(見慣れた木刀を、てってこ拾ってきて)
いやー、流石に……(指折り数えて)
……うん、特定の方々以外には。
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
……引き分け、引き分けかー。
そっか、未樹君と引き分け…………。
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
…………ちゃんと追いかけてきてくれるじゃないですか。
一恋・未樹 2022年2月12日
……番長くらいにしとけよ……?
(拾われた木刀を、受け取る為に左手を差し出して)
弟子とかに使ってねーよな……?
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
随分回り道、だったけどな。
……遠回りした甲斐は間違いなくあった。
気づきを得られたのは番長共や色んな奴と闘ったからだが……
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
親父のヤロー……
「封印を木刀の形にしていることそのもの」がヒントだなんて、最初に言っといてくれよ……
(初めから、手本にすべきは自分の掌の中にあったのだ。
未樹の木刀、愛無き地の枝。
これは要するにただの封印具で、
・・・・
複数の力を纏めて管理して中に押し込めていた。
だから、それと同じことをして――
封印を最低限にしてやれば。
未樹の中に力全てを取り込む事無く
未樹が振るう力として力を扱える。
ただし、封印から力を溢れさせる為に、封印していない未樹の力も全て入れる必要はあったが。)
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
よーやく、背中くらいは見えるようになって来たぜ。
一個破ったしな。
……次は高速移動封じを考えなきゃな……
一恋・花束 2022年2月12日
バカ! 可愛い幾ちゃんにこんなことするわけないじゃないですか!!!
(無効票)
一恋・花束 2022年2月12日
……パパ、意外とスパルタですし。
あー……花束ももうちょっと、「鍛える」しなきゃ駄目かなぁ。
してみますか……修行ってやつを……やりかたわかりませんけど。
(、)
一恋・花束 2022年2月12日
…………姉に勝てる弟は居ないと、証明し続けなければなりませんので!
一恋・未樹 2022年2月12日
可愛い弟の腕3回吹き飛ばして心臓刺しといて吐く台詞じゃねえなそれ………。
うわ、まだ強くなるつもりかよ………
(無効票)
一恋・未樹 2022年2月12日
ま、いいさ。
一回背中見えたんだ。
テッペンらしくテッペンで居ろや花束。
まだまだオレだって強くなれる。アレを使いこなせばな。
それが分かった。
(、)
一恋・未樹 2022年2月12日
胸張って、お前の隣に居られるように。
頑張るからよ。
一恋・未樹 2022年2月12日
【姉弟喧嘩は終了しました】