私立MM学園

【個】貯まった勘定書き

グスタフ・カツラギ 2022年2月8日
とある訓練で血まみれになり、さて保健室に運び込まれるその道中。
送られる最中に起きて一人で中に入ってみれば、知った顔が一名だ。

今日の担当は幸か不幸か、赤い瞳に覗き込まれ。


放課後、保健室にて。

発言可能
#グスタフ・カツラギ
#リップ・ハップ




演出終了
2
1

グスタフ・カツラギ 2022年2月8日
(いつもの機械の頭ではなく、緑の髪を三つ編みにして、肩に垂らした髪型。)
(明らかな疲労と寝不足の見られる目元。)
(何よりも特徴的なのは、異形の瞳孔の紫の瞳。)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月8日
(機械の手のひらから取り出した牙のようなものを口に嵌め、吐息と共に黒い靄が口から漏れる。)
(喋る様子がないのに喉からいつもの機械の声が出るのは、やはりサイボーグの証で)

……では、お願いします。 (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月8日
(支度は整え黙して待っていると)

(……?)

(大きく深い呼吸音)
(気持ちを落ち着けようとしているのが聞いて取れる)
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リップ・ハップ 2022年2月8日
(いやいや。流石に注射怖いってこたー、)

(しかしその理由が思い当たらず)
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リップ・ハップ 2022年2月8日
(今この瞬間、カーテンなんて薄い布の先にその理由なのだろうものがあるとも思わず)

(1秒か。2秒か。もっと長くか。開かれたカーテン、露わにされている彼の相貌を見つめて時が止まる) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月8日
…………。……あの、ハップさん。
あまり、これを長く出しているままだと、多分そのうち倒れるので。
できることであれば、早めに、お願いしたいのです。
(呼吸、機械の言葉、僅かな動作。それらで口から黒い靄がこぼれては空気に溶けて消えていき)
(本来であればもっとそれらには効果があるのだが、今に限っては「遺産」が起動していると言う証明に過ぎない) (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月8日
(早めに、とは言うものの)

(そうもいかない)

(じっとにじり寄って見つめる彼の顔――)
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リップ・ハップ 2022年2月8日
(鼻からの出血も、口端に滲む吐血も)

(赤黒いを通り越した黒)
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リップ・ハップ 2022年2月8日
. ・・・・・・・・・・・・・・・・・
(それさえ通り越して青みを帯びているのだから)
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リップ・ハップ 2022年2月8日
(彼の言う早めにお願いしたいの言葉。それに加えて目にした状態)

(今得られる限りの情報を十分得て)

やってくよ。
(改めて必要性を確認し、迅速に採血に取り掛かった)
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リップ・ハップ 2022年2月8日
(滞りなくそれを終え、氷嚢を残し、検体と共に保健室を後にした彼女が戻って来たのは)

(1時間はしない程度後の事だろうか)

(がらりと扉が開かれる) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
(近寄られても体が離れることはなく、ただ目元がきつくなるだけで)
(続く言葉に、頷いて任せる)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
(戻ってきた彼女はベッドの上で瞳を閉じている男の姿が見えるだろう。ただ意識は集中しており、なにかに専念するような難しい表情をしている。一応安静は守っているよいで)
(扉の音で、すぐに目を開けて起き上がろうとする) (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
寝てていいよ。てか寝てな。安静、ね?
(手にしている検査の結果は抜きにしても、怪我だけで十分にそれに足る)
(起き上がろうとするベッドの上の彼に声を掛け)

(先ほどまで居たようにベッド脇、椅子に腰かける)

その顔。やその前後のなんか?
とにかく、見といてよかった。
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リップ・ハップ 2022年2月9日
普通に検査からやってたら多分この結果に辿り着くまで時間かかってたろね。
(ぴ。と彼に結果の纏められた書面を差し出す)

(通常の検査に加え、青みを帯びた血液を目にして追加したのは生化学的検査。金属検査だ)

(基準値と併記して並べられる検査結果の中で――)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(胴(Cu)の値が明確に異常値を示していた) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
(安静、の言葉に再び枕に頭を落とす。先程口に嵌めた牙はもう取り外しており、異形の瞳は彼女に向けて)
(口は開けず、ネックウォーマーのその下、喉から出る機械の声が返事をする)
……前後?あ、一応、人には言わないようにお願いします、顔。
今はあまり、見せたくないものですから。
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
(差し出される検査結果を見て――まぁ大半は説明をしてもらいながらでないとわからなかったのだが――そこに示される異常。)

(多分、恐らく、……いや、確実に、これが遺産のせいだと言うのはすぐに理解できた。)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
成る程……寿命を削るってそういう形ですか……。
(そういえば、あの番長に見てもらったときも言われていた。「変質」すると。)

(その結果に、一人納得する。) (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
そのこともこの結果も、そりゃ口外しねいよ。

…………なるほどってーと、原因は思い当たってんのね。
なら即刻何とかしな。
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リップ・ハップ 2022年2月9日
銅過剰……一般的なそれと同じに見ていいのか知らんけど。腎臓の損傷。赤血球の破裂。それによる溶血性貧血。間違いなくそれは出てくるし、なんならもう心当たりあったりすんじゃねいの?

てかね。それだけの症状が出るほどの過剰でも血液が青くなるなんて聞いたことねい。
タコとかカブトガニみてーにヘモグロビンがヘモシアニンに置き換わってるレベルだ。
そもそも銅の過剰摂取ってだけで、そりゃ自殺企図でもなきゃ起こらねーわけ。

わかる?
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リップ・ハップ 2022年2月9日
放置すんのは、明確な自殺だよ。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
(予想できる症状、起こりうる未来、その結果の諸々。小さく吐息を漏らして)
……恐らく、ですけど。
僕が持ってる遺産に適合「しちゃった」からですね。
(検査結果をおいて、天井を見つめながら言葉が紡がれ)

前々から言われてはいたんです。
「それはおぞましい」「存在も忘れて廃棄するべき」だとか、「今すぐ使うのをやめろ」だとか、「よくない思いの結晶」だとか。
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
でも、それは確かに明確に呼応しました……他の人では、何も起こらなかった。
色々調べて、まぁろくでもないものだと言うこともわかりました。
僅かながら由来……らしきものも調べることができました。
「縁」を感じました。
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
僕が覚えていない僕の生まれに、関係しているかもしれないものです。
……っと、話がずれましたね、ともあれそれのせいかなと。
今しばらくは使うのは避けた方がいいですね。

(目を閉じて)(もう一度開いて)
折角の戦える手段でしたけど、死にたくは……ないですからねぇ……。 (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(起動中、自分の身体を機械に置換する。生徒の一人が持つそんな遺産の存在がふと過る)

(こいつの持ってる遺産も遠からず近からず? オマケに影響は後まで響くタイプ。)

(もっとも、その生徒はその後の身体検査に於いて何の異常も発見されなかったのだが)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
ろくでもなさは今日で大幅上書きな。
いっくら適合したからってそりゃ遺産の側の話であって、グスタフの身体は、てか人間の体は――、
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リップ・ハップ 2022年2月9日
…………………………っかしーなぁ。

暫く経ったらまたその遺産使うってニュアンスの幻聴聞こえたんだけど。今。私。
(天を仰いだ彼の瞳。紫色のそれを横から見つめる。刺すように視線を送る) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
……どうなるか、は、わからないでしょう?
嫌ですね、治らないのであれば流石に考え直します。
死にたくはないですし、戦えなくはなりたくないですからね。

(命は大事だ。こんな死んでも蘇るような復讐者になってもそれは変わらない。)
(戦えなくなるのは嫌だ。戦うことは好きではないが、弱くあることはもっと許容できない。このスタンスも変わらない。)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
でも、もし戻るのであれば。

こういうのは、うまく付き合っていくものでしょう?

(表情は、視線は、変わらない。)

(過労のダウン、わかっている。遺産のデメリット。味わっている。自分の弱さ、身に染みている。)
(でも、止まることは知らない。) (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
健康は 運に任せる ものではない。
これ今年の永月寮の標語。
(もちろん知ってるよね。と)

どうなるかはわからない? そうね。その通り。
だから止めなって言ってんのよ。

もしもに賭けて取り返しのつかねー事態になってからじゃおせーわけ。
下手すりゃもう首まで浸かってるのかもしれねー。
悪いこと言わねーから他の戦い方考えろ。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
ええ、わからない。

賭けなんてしませんよ、やり方もわかりませんし。
ただ、この後どうなるかを待つだけです。
ここまで踏み込んだのはもう引き返せないですしね……、その分を確認するのぐらいはいいでしょう?

(機械の両手を持ち上げ、その手のひらを見る。)
(今もその遺産はこの義手の中に収まっている)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
(そして少しだけ眉間にシワを寄せて)
試しましたよ、こんな体でできることは色々と……。
アヴァタールやトループスなら問題はありませんでした。
でもそれらを一蹴できるような方々とはほど遠い。
そこに手を掛けれてたんです、尤も過労だなんだと言われてしまいましたが。 (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
じゃあ仮に今の症状が一時的なものだったとしよう。

それでもだ。

待って、症状が改善されたとして、それを遺産の使用の度に繰り返すのか?
見たよな。血中銅の値を。
言ったよな。銅過剰によって現れる症状を。
聞いたよな。銅の大量摂取は自殺のための一つの手段だって。

今死んでねいことがただの幸運の産物かもしれねーって可能性を、理解してっか?
使う度に生き死にの瀬戸際に立つつもりか?
んなもんはタイトロープダンシングどころかただのロシアンルーレットなんだよ。

(悪い可能性を拡大している。そう言われればそれまでだろう。返す言葉はない)

(しかし現実的な範囲内での拡大だ。突拍子もない事を言っているつもりはこの少女に微塵もない) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
その時はその時、死ぬこと以外はかすり傷。
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
そんな言葉は言うつもりはないです。
何度だって言いますが、死にたくはないですから。
そして更に言うのであれば、できることがあって、それを捨てることもしたくはないのです。

誰にも死んでほしくないし、僕も死にたくはないし、死んだようにいたくない。

生き急いだバカだと思いますか?
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
ねぇハップさん、間違ってると思うのであれば、そう断言してください。
僕は、どうしようもなく、焦ってるんだと思いますから。

(異形の瞳に、力はない。)
(心配をかけて、弱いままで、何もできていなくて、でも心ばっかり急いて)
(弱さを憎んで、強さを羨んで、それでも折れず挫けずできることからやっていく)
(その結果がこの病床だとしたら)
(自分でもわかっている、間違っているんだと。そういう瞳だった。) (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(言ってるよ。散々。言ってるつもりだよ。)

(聞く耳が無い。そうは思わないが)

(しかし魔性とでもいうのだろうか)

(彼は手にした遺産が莫大なリスクをおいてもリターンのあるものだと、手放すには惜しいものだと捉えているのだろう。そう感じざるを得ない)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(十二分の説明はしたつもりだ。知識でも。感情でも)

(その上で了承でなく問いを返すのであれば、仮にこの後説き伏せられたとしてもいつかは繰り返すのだろうと直感してしまう)

(揺れる瞳のように、意志も揺らぎえると覚ってしまう)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(断たねばならない)

なら示して見せろ。
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(縋る先を)

その遺産で得られるリターンが、本当に捨てられねーほどのものか。

(非情と言われようとも)

その遺産でお前がどれだけ戦えるってのか。

(非道と言われようとも)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
私に。

(なにせ、かの遺産は彼の身体を蝕む病巣にしか映らないのだから) (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
(示せと。)
(力を。)(価値を。)(強みを。)(理由を。)(意味を。)(結果を。)(私の■■である"彼"を。)


(一瞬の頭痛、原因はわからないが、ひとまずそれはさておいて。)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
――それは……分かりやすくて、シンプルで、いいですね。
やって見せましょう。いえ、やりとげます。
こういうのは、断言の形がいいと聞きますから。

(歪のサイボーグは、頷いた。) (無効票)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(マスクの奥。ぎりりと奥歯が擦れる)

(使うなといった矢先の使えだ。苦渋の決断、辛酸極まる。味覚に伝わる味でなくてよかったと心から思う)

(だから)

(『完膚なきまでに』)

(灯る覚悟にくべてやる)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
……じゃあ身体、きっちり全快させな。
冷却はさっき言った通り。

何分遺産の影響だ。薬が効くかはわかんねーしそもそもこの学園で処方できんのかも今から調べっけど、銅と結合する薬が銅過剰には投与される。
(検査の合間、血の色であたりをつけて調べておいたのだろう。そんな事を言って席を立つ)

薬局行ってくるから。安静と冷却。継続な。 (無効票)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
……お手数お掛けしますね。
(頭痛の余韻をひた隠し薄く笑んでそう言って)(頭をつけ直せば意識の糸が切れるように眠り始める。)
(きっと、しばらくは起きないことだろう) (演出終了)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(程なく寝息が聞こえてきて)

(そっと保健室を後にする)
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リップ・ハップ 2022年2月9日
(廊下に出て、やっと)

(大きく息をつくのだった) (演出終了)
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グスタフ・カツラギ 2022年2月9日
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