【個】悪魔の眠り、天使の想い
鞠依・みぃ 2022年2月7日
――授業中、ステージ上で鞠依・みぃが倒れた。
幸いにも選択授業での出来事であったので、紫クラス全員に知られたことはなかったはずだ。
しかし、それを目撃したのは一部の紫クラスの生徒のみであった。
保健室に運び込まれ、少女はひとりベッドに眠る。
その脇で心配そうに彼女の目覚めを待つのは、ひとりの天使だった。
※この個別を見た『紫クラスのPC』について
あなたは、
・鞠依・みぃと同じ選択授業を選んでいてステージで倒れたことを知っていた。
・同じ選択授業を受けていなかったが、倒れたことを噂で聞いた。
・選択授業を選んでいなかった・休んでいた・サボリなどの理由で知らない。
今後の交流の際、どんな形で接しても大丈夫です。
(鞠依・みぃとの交流に限ります)
●発言可能
#鞠依・みぃ
#遠近・怜
0
遠近・怜 2022年2月7日
(見つめる先、そのピンクと紫の双眸が開かれ──)
みぃちゃん……!!!
(ガタンッ。勢いよく立ち上がった折、座っていた椅子が倒れ)
(そんなことがどうしたと構わずに、目を覚ました少女の顔を覗き込んで)
どこか痛くない?気持ち悪いところとかない?先生は大丈夫だって言ってたけど、必要なら今すぐ薬を取ってくるから……っ。
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
わわっ、怜ちゃん……!!
(勢いに圧されてびっくりするものの、気心しれた友人がそばにいてくれたことに安堵して)
えと、えと、みぃは、大丈夫だよ。寝てて、だいぶ体調も落ち着いてきた。
心配かけちゃって、ごめんね。ずっとここで待っててくれていたの?
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
そう、かい?それなら、よかった。
(自分でも慌ててしゃべりすぎたと気づいたのか、んんっとひとつ咳ばらいをして)
(よいしょっ、と倒れた椅子を直して腰掛けた)
遠近・怜 2022年2月7日
僕が、見守っていたかったから待たせてもらったんだ。だから、みぃちゃんは気にしないで。
(それにしても──)
授業中に倒れちゃうなんて、びっくりしちゃったよ。先生は過労かな?って言ってたけど……。
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
ううん、一人ぼっちで目覚めてたらきっと心細かったから。
怜ちゃん、いてくれて本当にありがとう。
…………。
(過労、という言葉に笑顔が強張る。図星だ。隠すことはできないと、思う。彼女にうそをつくのは、なんとなく、避けたかった。)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
実は、その……エムライブの準備と、バイトの繁忙期が重なっちゃって。
それで忙しくて体調が悪くなったんだと思う。
怜ちゃんも、みぃのお昼みてたでしょ? サラダチキンだけだったりとか。
ちょっと、無理しちゃってたかな……なんて……。
(これでもかなりぼかしてる方だと思う。全てを言うと、彼女の表情が変わってしまうのが、こわい。)
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
(彼女の力になれたのなら、何よりだ。この身が役に立ったというのなら)
(ありがとう、の言葉に小さく頷いて)
遠近・怜 2022年2月7日
そう、なんだ……。
(確かにエムライブに向けて彼女が頑張っていたのは知っている。チェキ会にライブに、大成功だったのは記憶に新しい)
(僕も一緒になってはしゃいで、楽しんで。夢の一時だったと言っても過言ではないだろう)
(だけど──)
気づけなくて、ごめんね。そんなに大変だったなんて。
(みぃちゃんが頑張り屋なのは、十分に知っていたはずだ。皆が見ているところでも、そうではないところでも)
(ステージの上の彼女の煌びやかさに目を奪われて、その裏の努力に視線を向けていなかった……)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
なんで怜ちゃんが謝るの!
ちがうよ、みぃ、ほんとはステージで倒れるなんてありえないって思ってるから。
授業中とはいえ、皆の目にも映ったし……『マリーミィ』として、もっとちゃんと常に輝いてないと、いけないのに。
(そう、彼女が謝ることなんてない。意識をしっかり、常にきらめくこと意識を途切れさせてしまった自分の落ち度なのだ。)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
怜ちゃんは、じゅうぶんみぃを見てくれてるよ。
アンジェリカ様との戦いのときだって、まっさきに駆けつけてくれたのは怜ちゃんだった。
あのとき、すごく嬉しかったんだよ。……もう、つらい顔みせたくないなって思ったのに、みぃ、またやらかしちゃったけどさ。
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
(ふるふる。首を大きく横に振って)
僕の目は節穴だったよ。
みぃちゃんのこと、ちゃんと見ているつもりだった。お店が大変なのだって、体験させてもらったときに知ってたし。エムライブに向けて準備をしているのだって見てた。マネジメントを勉強したいって言ってたくせに、これじゃ、全然ダメだ。
遠近・怜 2022年2月7日
みぃちゃんが……『マリーミィ』がもっと輝けるようにって思ってたのに。
(悔しさを滲ませるように、ぽつりと)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
………………怜ちゃん。
(悔しさを滲ませる彼女を見つめて、自分もシーツをぎゅっと握る。このままじゃ、いけない。目の前の友人を悲しませてまで、なにがアイドルだ。)
そんなに、考えてくれてたんだね。みぃのこと。
鞠依・みぃ 2022年2月7日
――――ねえ、怜ちゃん。
ひとつ、考えがあるんだけれど、いいかな。
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
当たり、前じゃないか。だって、みぃちゃんは僕にとって……っ。
(この学園は本当にすごい人たちばかりだ。様々な分野で光輝いて己を貫いている)
(そんな中でも、見てしまった。見つけてしまった。舞台の上で、上を目指し、努力を続ける彼女を)
(こんな僕でも、力になれないだろうか。この学園に訪れた理由が、自分の中にすとんと腑に落ちた瞬間だった)
考え……?
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
“僕にとって”――……なにかなあ。
えへへ。気になるけれど、いたいけな天使ちゃんをこれ以上苦しませちゃうのはいけないね。
(青白い顔ながらも、にっこり笑ってみせて)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
あのね、怜ちゃん。
みぃ、きっと一人でこのまま進んだら今度こそ壊れちゃうかも。
一人ぼっちなら別にへーきだったけど、この学園に入ってからはそうもいかなくなった。大切な人を、見つけすぎちゃったから。
それにはね、怜ちゃんも入ってるの。
ほんとは誰かに頼るの、苦手なんだけど――……、
鞠依・みぃ 2022年2月7日
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今日からマリーミィの、『専属マネージャー』になってくれないかな?
.
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(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
うっ……あ、ありがとうございます。
(思わず漏れてしまった本音に。それを察して、聞かないでくれたことに。思わず敬語になってしまった)
(みぃちゃんの大切な人。その片隅に、自分も入れてもらえているという)
(ほのかな安堵を覚えていると、続く言葉が──)
遠近・怜 2022年2月7日
……せん、ぞく……マネージャー……??
(思考が追いつかないのか、ただその言葉の1つ1つを確認するように)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
えへ。そう、専属マネージャー!
(うんうん、頷いてみせて)
こんなにみぃを想ってくれる素敵なコ、他のアイドルにとられたくないから……みぃの傍にいてほしいの。
みぃの傍にいて、みぃが今よりもっともっと、輝けるようにサポートしてほしいんだ。
よりかかることになっちゃうぶん、怜ちゃんに負担をかけることもあるかもだけど……きっと、二人ならだいじょうぶ。
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
(ぶんぶん。空気を切る音が聞こえてくるかといくらいに、勢いよく首肯し)
も、もちろん、全力でサポートさせてもらうよ!負担なんて、全然そんなことないから。むしろ、今まで以上に頑張れると思うしっ。
遠近・怜 2022年2月7日
でも、その……本当に、僕なんかで、いいのかい?
(大切な人が、自分の力を求めてくれている。これ以上嬉しいことはないだろう)
(だが、それでも。心のどこかから聞こえてくるのだ。お前なんかを必要とする人はいない、という声が)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
なにいってるの。
“怜ちゃんだから”いいんだよ。
(やさしく、宥めるような声で)
でも、怜ちゃんこそ気負いすぎて無理しないようにね。
みぃは、怜ちゃんのことだってサポートしたいし、お互い仲良くしながら頑張っていこうよ。
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
僕、だから……。
(目の前の、天使のような悪魔の少女。その声が、するりと耳に入ってくる)
(あぁ、少なくとも彼女は。僕自身を、遠近・怜を必要としてくれている)
遠近・怜 2022年2月7日
……うん。
やらせてほしい。マリーミィ専属マネージャー、精いっぱい務めさせてもらうから。
君の輝きが鈍らないよう、今以上に世界を照らせるように。この学園一の、ううん。世界一のアイドルになれるよう、サポートしていくから。
(気負い過ぎないよう、と言われながらも。宣誓するかのように言葉を紡ぎ)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
――――えへ。
“契約成立”だね。
(微笑みはまさに、慈悲深い天使にも、魔性の悪魔にも、見えたことだろう。)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
怜ちゃんとなら、きっとうまくアイドルできる気がする!
少なくとも、今回みたいにぶっ倒れたりなんてならないようになりそうかな。
困ったことがあれば、いつでもみぃに頼ってね。
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
あぁ、“契約成立”だ。
僕は今この瞬間から『マリーミィ』専属マネージャーとして、君の隣に寄り添い支えることを誓うよ。
(この天使の微笑みを。悪魔の笑顔を。全力で守っていこう。僕の全てを賭けて)
遠近・怜 2022年2月7日
ん、もちろん。
差し当たっては、みぃちゃんのスケジュールと健康管理のためにも今決まっている予定を聞いてもいいかな?
今回みたいなことがないように、アイドルの行動はしっかり把握しておかないとね。
(胸元から手帳を取り出しつつ、くいっと眼鏡を指で押し上げるような仕草をした)
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
えへ、ありがとう!
頼りになっちゃうなあ。さっそく専属マネージャーらしい…………
鞠依・みぃ 2022年2月7日
げっ!!
(い、いかん、決まってる予定……となると、締め作業の徹夜まで!?と、とはいえ契約したし、嘘なんてついたら今日みたく倒れちゃうし……)
ええと、ええと……学校のあとは、そのままコンカフェでバイトして、オープンからクローズと、あと締め作業までいるから……帰るのが、その、しんやにじ……。
(ごにょごにょ、最後の方は尻すぼみになり)
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
げっ、って。みぃちゃん……。
(それはアイドルの上げる声としてどうなのだろうか。などと思いつつ)
深夜、二時……。
ほほぉ、なるほど。授業中に倒れて保健室に担ぎ込まれてなお、身体に鞭を打つ、と?
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
だ、だってー!今日はフンパツして朝ごはんはアーゲンアッツのいちごアイスにしたんだよ!
それで一日もつかなあって思ってたの!!今日もがんばって……バイト、いかなきゃで……その……。
(ぴえええええ。怜ちゃん、こわい……!こんな表情の彼女は初めて見た。)
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
確かに糖分補給は大切だけど、ちゃんとエネルギーになるものを食べて欲しいかな。
(うーん。これは食事改善が急務みたいだね。と、手に持ったペンの後ろでコツコツと額を叩き)
とりあえず、今日学校で倒れたことは素直にお店に報告すること。本当はバイトを休んでって言いたいけど、そうもいかないんでしょう?
だから、せめて終業時間を早めてもらうように交渉して。大丈夫、従業員が一人早く上がったくらいでやっていけないようなお店はないから。というか、そんなお店だったら僕許さないし。
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
は、はい…………。なるべく栄養価高いもの食べます……。
そ、それと、うん、お店の方はなんとか交渉してみるよ!
締め作業のやり方もテレビ電話でなら他の子に教えてもらってやれる……かもだし!
ま、また人手が足りないってなったら、怜ちゃんもお手伝いしてくれたら、嬉しいな……。
(ま、まずい、この子――――……)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
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(天使は天使でも、“怜”徹な天使だったのかも――……!!)
(はわわわわ……)
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(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
安心して。1週間の献立考えて、明日渡すから。あ、なんだったらお昼ごはんはお弁当作ってこようか?
(せめて1日1食ぐらいは、ちゃんとしたものを食べて欲しいし。これは我ながらグッドアイデアでは?)
遠近・怜 2022年2月7日
テレビ電話でって……結局その時間みぃちゃん寝れないってことじゃないか。
(はぁ、とため息一つ)
もちろん、忙しくなったら呼んでもらって構わないよ。あの格好、をまたするかは別として。裏方のスタッフとして手伝うこともできるだろうし。
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
えっ、怜ちゃんのお昼ご飯!?
たべたい、たべたい! どんなの作ってくれるかすごく興味ある……!
(これは純粋にすごく嬉しいけれど、負担にはならないかな。けれど彼女がなるべく健康でいてほしいと願うならそれに応えたい。)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
あ、あは、あははは……こうでもしないと、お店ちゃんと回らないし……。
おっけ、おっけ。怜ちゃんがいてくれるなら心強いや。
お店の人にもお話しておくね。
…………なんだか、もう。
こんなにお世話してくれるならもっと早くに怜ちゃんに頼るべきだったなあ、なんて。
(えへ、と小さくそう呟き)
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
そ、そこまで期待されるようなすごいものは作れないよ?
(あくまで家庭料理の範疇は抜け出ない程度のものだ。レシピを忠実に再現するのが限度で)
けど、うん。そこまで楽しみにしてくれるなら、試しに明日作ってくるね。
遠近・怜 2022年2月7日
それは……ちょっとカフェの店長さんとお話しをする必要がありそうだね。手伝いの件も含めて、健全な経営なのかどうか。
いっぱい、頼ってくれていいからね。なにせ、僕は『マリーミィ』……みぃちゃん専属の、マネージャーなんだから。
(無効票)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
えへへ、ありがと!
明日ちゃんと登校できるように、ばっちり体調整えて怜ちゃんのお昼楽しみにしてるね!
(うっきうきである。だんだんと顔色もよくなってきた。)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
あっ、それは…………(店長やオーナーについてとなるとバツが悪そうな顔をして)
だいじょうぶ、だよ。ちゃんとお給料払われてるし、女の子達もみんな楽しく働けてるから。
だから、お話し合いはどうしてものときに、私から言うね。
…………。
鞠依・みぃ 2022年2月7日
……ありがとう、怜ちゃん。
これから怜ちゃんが傍にいてくれるおかげで、マリーミィ、一歩先に前進できそうだよ。
これから、よろしくね。
(と、手を差し出す。握手のつもり。)
(無効票)
遠近・怜 2022年2月7日
そうそう。せっかく作ってくるんだから、美味しく食べてもらいたいからね。よろしく頼むよ?
(精の付くものを作ってこようかなぁ、なんて考えつつ)
遠近・怜 2022年2月7日
ん……分かった。
お店のことは、みぃちゃんが一番知ってるだろうからね。部外者である僕が、口出ししすぎるのも悪いだろうし。
こちらこそ、これからよろしくね。一緒に、頑張っていこう。
(差し出された手をぎゅっと握り返し。じっとその両の目を見つめて、うなずいた)
(演出終了)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
明日の登校、ますます楽しみになってきちゃった!
えへ、ありがとう。
一緒に、学園一の、世界一の『マリーミィ』にしていこうね!
(握り返された、細い手のぬくもりをしっかり感じ取って。にっこり笑顔を投げかけた。)
(ああ、もうひとりじゃないんだ。)
(『マリーミィ』は、もっともっと、輝いていけるって、信じてる――!!)
(演出終了)
鞠依・みぃ 2022年2月7日
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