私立MM学園

【個】たらいまわしのその先に

ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
さてさて、姉は考えた。
一恋・花束より押し付けられ――任された不気味なラジオ。いっそ妹のコレクションにそっと加えてしまおうかと思わなくもなかったけれど、どうにもそれも面白みがない。
かといって爆弾ゲーム正面から押し付けるというのもそれはそれで、だ。

――ああ、そういえば。
丁度いい人材がいるのを、「識って」いたっけ――。

#十埼・竜
#ルクス・アクアボトル




演出継続
3
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
ん……伝手、そうねえ。私自身は、自分の作る作品に自信を持ってもいるし、何か協力できるなら、やぶさかではないけれど。
――ただ、そうね。本格的な解析となると、黄や緑のクラスにもっと設備なりを備えた技師もいる――かもネ。知ってるかしら、緑のクラスには工房を構えた修理屋もいるわよね。友人なのだけど……。
（と）（この返答は、存外に真面目なものだった）

（ただ）（二転三転する表情には、クス、と笑みを漏らしていたけれど） (無効票)
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
おっと、そうそう。それも用事ではあるのだけど――

（言いながら。教鞭のように、筒をかしゅっと伸ばして）
（くるくるーーー、と、机の上を転がせば、あら不思議。体積を無視して、巻物のように布が広がって、まるで最初からそこにくるまれていたかのように、古ぼけたラジオが現れた）
実際、こうして分かんないものを持ってきたりしているのよね。
――こういうの、貴方が得意なんじゃないかと、思ったから。
0
十埼・竜　2022年1月31日
緑のクラスの、工房持ってる修理屋……工房……え、グスタフ先輩以外にもそんなひとが？
（なんて、結構あるものかも知れないけれど。生憎他のクラスの事情にはそこまで……）

……え、（机の上に転がる筒、いや布……を、目で追って） (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
すげーー！！！ドラえもんみたいだ！！（現代っ子らしいはしゃぎ方をした）これってなんですマジックアイテム！？巻物の中に道具を仕舞っておいてこうやって広げられるってやつ！？すげーーーほんとにあるんだ…… (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
………………（こほん。）
えっと。（取り乱しまくったことを取り繕いながら）随分古い型、みたいですけど……（ラジオを見下ろして、目を細めた）修理依頼ですか？
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
へえ、グスタフ――っていうと、あの。そうなんだ（名前には憶えがあるらしい。まあ、色々と目立つから。へえ、と、頷いて）
私が言ったのはヴァネッサ・エーデルシュタイン。いい腕よ。私も、大事な工具の修理なんかは任せてる。 (無効票)
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
ふふっ……！　抑えなくていいわよ、嬉しいもの。
いいでしょう？　自信作。……重さは変わらないし、体積も大したことはないから。未来の世界のネコ型ロボット、とはいかないけどね？
（こういうちょっとしたことには便利よね、なんて、笑ってみせて）

いやぁ……修理も何も、壊してあるのよね。電池抜いてアンテナ取って配線切って。なにせ花束――あの会長サマの仕事だから、間違いはない、のだけど。
（言いながら、くりくりとチューニングをいじれば） (無効票)
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
（ザザッ、ザザ、と、砂嵐の中に）

（どこか悲鳴じみても聞こえる、ノイズ塗れの、明らかな人の声が混じった）

（おびえて飛び上がる、とはいかないけれど。指先を止めてスンッ……って顔）
0
十埼・竜　2022年1月31日
ヴァネッサ……覚えておきます。ルクスさんの一押し技師さんなら、きっとすごい人なんでしょうし。
（ルリアさんもそうだけれど。きっと彼女たちは、身の回りに置いておくものには一切妥協しないんじゃないか、って。……凄腕の海賊って、そういうもんだろ？） (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
えっこれルクスさんが作ったの！？いやここまでコンパクトに納められるんならどこにだって胸張って出せるやつじゃん！？（はしゃいだ声、再び）

（……が、少し調子を落として）……うん。完全に壊れてるよねぇ。だから修理なのかなって思ったんだけど……（残念そうに、呟く）
（チューニングダイアルを回す姿を見て）…………？ (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
（硬い表情で動きを止めた彼女に、首を傾げた）…………？ (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
……いや、壊れてるから……そんなことしても、 (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
何も、聞こえないじゃないですか？ (無効票)
0
一恋・花束　2022年1月31日
━ 　 ━　┳━　 ━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━　┳━　 ━┳━┳…‥
┻━　 　 ┻━┻　 ┻━┻━┻　 　 ━┻━┻━　 　 ┻━　 ━┻
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――_━￣￣ 　――＿――
　＿＿＿―＝　　　　ザ――――――――――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――_━￣￣ 　――＿――
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
　 　 　 　 　 　 ‥…┳━┳━ 　━┳　━┳━┳ 　┳━┳━┳ 　┳━┳━
━　━┻━ 　━ 　 　┻━ 　━┻ 　 　━┻━┻━ 　 　┻━┻━┻ 　┻━
0
一恋・花束　2022年1月31日
━ 　 ━　┳━　 ━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━　┳━　 ━┳━┳…‥
┻━　 　 ┻━┻　 ┻━┻━┻　 　 ━┻━┻━　 　 ┻━　 ━┻
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　ｻﾞｻﾞｯ　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――_━￣￣ 　――
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――ｻﾞｻﾞｻﾞｯ￣　―＿―
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
　 　 　 　 　 　 ‥…┳━┳━ 　━┳　━┳━┳ 　┳━┳━┳ 　┳━┳━
━　━┻━ 　━ 　 　┻━ 　━┻ 　 　━┻━┻━ 　 　┻━┻━┻ 　┻━
0
一恋・花束　2022年1月31日
━ 　 ━　┳━　 ━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━　┳━　 ━┳━┳…‥
┻━　 　 ┻━┻　 ┻━┻━┻　 　 ━┻━┻━　 　 ┻━　 ━┻
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―
　――――　ｻﾞｻﾞｯ　―――スト、＝＝　がとう　――　＿した　』＿――_━
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣￣―＝＝
　――――　　『ro――:で＝ビフォ　￣￣ン￣￣￣＿――ｻﾞｻﾞｻﾞｯ￣　―＿―
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
　 　 　 　 　 　 ‥…┳━┳━ 　━┳　━┳━┳ 　┳━┳━┳ 　┳━┳━
━　━┻━ 　━ 　 　┻━ 　━┻ 　 　━┻━┻━ 　 　┻━┻━┻ 　┻━ (無効票)
0
一恋・花束　2022年1月31日
━ 　 ━　┳━　 ━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━　┳━　 ━┳━┳…‥
┻━　 　 ┻━┻　 ┻━┻━┻　 　 ━┻━┻━　 　 ┻━　 ━┻
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―
￣￣―‐――……れじゃあ、本日の放￣――こまで』――　￣￣￣ 　――＿
　――――　　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――_━￣￣ 　――＿――
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　　　　＝＝　￣『お相　＿＿はぼく――――━￣￣ 　――＿――
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
　 　 　 　 　 　 ‥…┳━┳━ 　━┳　━┳━┳ 　┳━┳━┳ 　┳━┳━
━　━┻━ 　━ 　 　┻━ 　━┻ 　 　━┻━┻━ 　 　┻━┻━┻ 　┻━ (無効票)
0
一恋・花束　2022年1月31日
━ 　 ━　┳━　 ━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━　┳━　 ━┳━┳…‥
┻━　 　 ┻━┻　 ┻━┻━┻　 　 ━┻━┻━　 　 ┻━　 ━┻
￣￣　　　　　　　　￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　―――　　　　　　　　

　＿＿
￣￣―‐――　＿　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　＝―　　￣￣＿＿
　――――
　＿＿＿―＝＝＝―＿　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣ 　――＿―
　 　 　 　 　 　 ‥…┳━┳━ 　━┳　━┳━┳ 　┳━┳━┳ 　┳━┳━
━　━┻━ 　━ 　 　┻━ 　━┻ 　 　━┻━┻━ 　 　┻━┻━┻ 　┻━ (無効票)
0
一恋・花束　2022年1月31日
━ 　 ━　┳━　 ━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━　┳━　 ━┳━┳…‥
┻━　 　 ┻━┻　 ┻━┻━┻　 　 ━┻━┻━　 　 ┻━　 ━┻
￣￣　　　　　　　　￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　―――　　　　　　　　

　＿＿　　『　――――――Radio-DINOがお送りしました　』
￣￣―‐――　＿　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　＝―　　￣￣＿
　―――
　＿＿＿―＝＝＝―＿　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣ 　――＿―
　 　 　 　 　 　 ‥…┳━┳━ 　━┳　━┳━┳ 　┳━┳━┳ 　┳━┳━
━　━┻━ 　━ 　 　┻━ 　━┻ 　 　━┻━┻━ 　 　┻━┻━┻ 　┻━ (無効票)
0
一恋・花束　2022年1月31日
━ 　 ━　┳━　 ━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━　┳━　 ━┳━┳…‥
┻━　 　 ┻━┻　 ┻━┻━┻　 　 ━┻━┻━　 　 ┻━　 ━┻
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　　　　　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――_━￣￣ 　――
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――　　　￣　―＿―
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
　 　 　 　 　 　 ‥…┳━┳━ 　━┳　━┳━┳ 　┳━┳━┳ 　┳━┳━
━　━┻━ 　━ 　 　┻━ 　━┻ 　 　━┻━┻━ 　 　┻━┻━┻ 　┻━
0
十埼・竜　2022年1月31日
……どうしたんですか、そんな顔し（―＝＝＝―＿　ｻﾞｻﾞｯ）
0
十埼・竜　2022年1月31日
（ラジオと同調するように）
（白い少年の姿がノイズで霞んで）

……？
（ノイズの奥で、手を見下ろすように軽く掲げたようだったけれど）
0
十埼・竜　2022年1月31日
（その腕の先が消失している）
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
――、
…………（目を細める）（走るのは、緊張もある、が。その内容を吟味するように、――と）

――竜！？　大丈夫、……（咄嗟に口にしかけるけれど）
（これは）（様子がおかしい？）
（いや。彼の様子がおかしいのでは、なくて） (無効票)
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
……まるで、私の方の周波数がズレてるみたいね。
ねえ。聞こえているのかしら、「貴方」。（ダイヤルに、指をかけて、） (無効票)
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
『ro2e：』と、言った？
（測るように、探るように）（直感に従い、『チューニング』を試みようと）
0
一恋・花束　2022年1月31日
━ 　 ━　┳━　 ━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━　┳━　 ━┳━┳…‥
┻━　 　 ┻━┻　 ┻━┻━┻　 　 ━┻━┻━　 　 ┻━　 ━┻
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――_━￣￣ 　――＿――
　＿＿＿―＝　　　　ザ――――――――――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　
￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿　＝―　　￣￣＿＿＿￣―＝＝
　――――　　　　＝＝　￣￣￣￣￣ 　――　＿＿――_━￣￣ 　――＿――
　＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿―
　 　 　 　 　 　 ‥…┳━┳━ 　━┳　━┳━┳ 　┳━┳━┳ 　┳━┳━
━　━┻━ 　━ 　 　┻━ 　━┻ 　 　━┻━┻━ 　 　┻━┻━┻ 　┻━ (無効票)
0
一恋・花束　2022年1月31日
（ラジオからの反応はない）

　　　　　　　（直感ではおそらく、「チューニング」は合っていると感じる、が） (演出継続)
0
一恋・花束　2022年1月31日
、、、、、、、、、、、
（放送時間が終わっている、のだろう）
0
十埼・竜　2022年1月31日
（少年の姿が歪んだのも、恐らく一瞬）

……あ、あの？
（真剣な顔でラジオに話しかけている、きみに）（心配そうに声をかけた） (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
だから、それ、完全に壊れてるよね？
何も受信してないし、音も出てない。
（自信を持って、断言する。消えたはずの手で、ラジオを指さして。）

…………どうしたの？（恐る恐る、きみの顔を覗き込んだ。）
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
……いいえ。私には、聞こえたわ。（じ、と、のぞき込む瞳を見返して）
前回は、話しかけられた気配があったけど――そうじゃない、ノイズ交じりのラジオの受信。その瞬間、貴方の姿がブレて見えて。
（つらつらと）（ありのままを、端的に、自信をもって口にする）
（そして、）

――DJは、「Radio-DINO」と名乗った。
ねえ、竜。あの声は……
0
十埼・竜　2022年1月31日
（その瞳も感情の“波”も、真剣そのものの緊張を孕んでいた）
（冗談でも嘘でも、ない）（それを聞き取るぼくの耳は、やっぱり正常だ）
（――――だから、おかしい）
（ぼくが、怪しげな“波”ひとつ、何も感じないなんて） (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
（――――『真夜中の、返事をするスピーカー』）

（ぼくは、何度も噂になるその音を、一度も聴くことができなかった） (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
………………Radio-DINO？
それっておかしいだろ。

それ、ぼくだもん。ぼくの、放送局だ。

（――――聞こえたのなら）
（ノイズ混じりのその声が、どことなく）
（たとえば、近親者のそれのように）
（この少年に似ていた、と、気付くのかも知れない。） (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
……（痛そうに、額を押さえて）……一応。このラジオ、こっちで預かりましょうか。
……なんか……ブレて、っていうか、ぼくも、ヘンな眩暈みたいなのが、あったので……
（自分が一瞬、消えた、なんて）（目の錯覚だと、思う。）
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
ええ、それくらいは「知って」いる。
――でも、聞こえたのは貴方と同じ声、じゃない。……ないけれど。どこか、似た声では、あったわね。
ノイズは酷かったけれど……言ったでしょう、私も耳に自信はあるって。
（これで間違いだったらお笑い草、って話半分くらいには信用していいわ――なんて。口にしながら）

（目を細めて、じっと見つめて） (無効票)
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
――、……そうね。私一人で弄り回しても再現できなかったことが、今こうして起きたのだもの。
聞こえた内容からしても、きっとそれが正しい風向き、というものなのでしょう。（特に異論は唱えることなく、一つ、頷いて）

――でも、なら二つ、覚えておきなさい。
一つは一応私の聞こえた限りの内容。……ま、跡切れ跡切れだったけれど、内容は、たぶん普通のDJね。本日のラスト、……ありがとうございました？　それに、……たぶん、『ro2e：』のビフォア・ダウン、かしら。……最近聞くのよね。同居人が好きで、どんなものかって。（とんとんと、頭を叩きながら目を細め、思い返して）
0
十埼・竜　2022年1月31日
……似た、声。
（…………ぞわぞわ、した）
（なんだかすごく）（すごく）

（怖いものに、ふれている、ような） (無効票)
0
十埼・竜　2022年1月31日
ro2eのビフォア・ダウン……って、この間のライブの？
（怯えの混じった視線を、ラジオに向けて）（だって、その曲は――――うちでもまだ掛けてない、新曲だ）

……二つのうちの、もうひとつは。
0
ルクス・アクアボトル　2022年1月31日
（その手を、挟むように。するりと、ラジオを向いた隙を付くように、手を重ねて）

取り扱いには注意して、何かあったら知らせなさい。それが条件。
私の押し付けたもので貴方に危険があるのは、面白くない。
ルリアに怒られる、なんてことじゃあなくてね。――それは、私の矜持に反するわ。

守れる？

（言いながら。えい、と、手を引き寄せようと）
0
十埼・竜　2022年2月1日
（白くて肉の薄い手は、冷え切って、小さく震えていた）
……大丈夫です。（声は、きっと「しっかりして」聴こえるんだろう。……虚勢に聡い耳でなければ。）

約束しますよ。ちゃんと助けを求める、って……わ！？

（なされるがままに、引き寄せられた手の先が）
（熱い。）
（人の肌の熱は、いつもと違って、随分心を落ち着けてくれた。）
0
ルクス・アクアボトル　2022年2月1日
――ふふ。ええ、約束よ。

（虚勢には）
（何も言わずに、そう、穏やかに微笑んで）

（引き寄せた手を、柔らかく包み――） (無効票)
0
ルクス・アクアボトル　2022年2月1日
（ちゅ）

（軽い音と共に。貴方の手の甲に、小さな熱を残して、）

面倒事を押し付けた、これはお礼ね？
（あっさりと手を離して、立ち上がり） (演出継続)
0
ルクス・アクアボトル　2022年2月1日
じゃ、一旦ヨロシク、竜。

――ああ、そうそう。
姉妹の感触でも比べたくなったら、いつでも呼んで構わないわよ？
0
十埼・竜　2022年2月1日
（え。）
（顔を伏せるきみと、手の甲に軽く触れた髪の感触と、もっと柔らかで暖かな、）

（血が通う、ように、手が熱を持つ）（えええええ！！） (無効票)
0
十埼・竜　2022年2月1日
サキュバス界ではキ、え、こういうのが通貨か何かなの……！？（頂いたご褒美に即文句を言う態度の悪さくらいには情動が回復した）
その、うん。う、承りました……
（力が抜けたみたいに、座り込んだまま見送る不躾を許していただきたい）

…………ぼくが構うよ！！！（更に悲鳴を投げつけた）
0
ルクス・アクアボトル　2022年2月1日
あら、通貨だなんて情緒がないこと。
――私がしたかっただけ、よ？
（なんて）（振り向きざま。自分の唇にわざとらしく触れてみせながら、いたずらっぽいウィンク一つ残して）

（くすくす、くすｋすう、笑いながら、放送室を出ていくのでした）
0
十埼・竜　2022年2月1日
…………。
（ああ）（あのひとの、お姉さんだなあ）（ただでさえ弱ってるぼくの心臓は卒業まで持つだろうか、ばくばくする胸を上から押さえて見送って、） (演出継続)
0
十埼・竜　2022年2月1日
…………。
（型遅れの、あちこち破壊されて、何ひとつ聴きも話しもできないはずの、ラジオ。）
（もう一度、掌を見た――――消えてなんて、ない。）



（念入りに殺された骸を、そっと鞄に仕舞い込んだ。）
0