冬のスノーアクアリウム
四十万・八千代 2022年1月23日
光と音とデジタルな映像……最先端技術を駆使した幻想的な室内エンターテインメント空間。
そういった触れ込みの水族館があると言う事は刻逆前、メディアの情報で知っていた。
前の戦争で取り戻した区の中にその場所があったのを思い出した切っ掛けは鍋で魚や海老を食べた時だった……
一人で出掛けることも出来たが、前に良い店での食事に誘ってくれた少女を呼べば礼になるのではと思い至り、出掛ける約束を取り付けた。
そんな……前より少しだけ大きくなった約束の日。
【説明】
1:1用スレッド。
書き込みは約束した方のみ。
期間:~2/13 (予定)
発言継続の場合はアンケート選択願います。
0
諷和・もこ 2022年2月8日
(羞恥心があるという自己申告に、訝しげな眼を向ける)
(自分が何をしても照れない――ように見える、のに)
(コレが「オトナのヨユー」というやつなのだろうか。それとも経験の差なのか。……少し、悔しい)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月8日
んん、合ってるんだよ。
(と、ふるふると首を振る)
(自分のことを「大切な人」と思ってくれている。それはとても嬉しいことだけれど、きっと、自分の思う「大切」とは意味が違うと知っているから)
(いつもなら赤くなって慌てたり、狼狽えたりするのだろうけれど――今はわずかに痛みを伴って)
……ありがと。
ボクも、やちよお兄さんのこと、大切な人って思ってるんだよ。
(少し大人びた笑顔を、にこりと返す)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月8日
(次々つぶやかれる効果名に、うっかり吹き出しそうになって、顔を背けてこっそり肩を震わせる)
……んん、こほんこほん。
ディ、ディアボロスの調教師さんはいるかもしれないけど……多分、刻逆の前から同じショーを出来たと思うんだよ…?
(口元に手を当てて笑いそうなのを隠して言うけれど、少し声が震えてしまった)
四十万・八千代 2022年2月8日
合っているのか。
逆に考えるとそれって俺にその大切な人が出来たらもう一緒に居てくれないと考えるとやっぱりなんというか……
…………。
(此方の大切な人だ、の言葉に相手も此方を大切に思ってくれていると返る)
(こんな自分を大切に思って貰えるなんてこちらこそ「ありがとう」でしかない)
大切な奴等……皆一緒に居てくれたらいいのにっていうのは贅沢でしかない願いなんだろうなぁ。
(ショーを見ながらぽつり呟いた我儘は、会場の音楽とイルカの着水した時の音でほぼかき消されて)
(無効票)
四十万・八千代 2022年2月8日
本当か……?
俺、刻逆前にこの水族館来た事ないし、本当はもっと昔はしょぼいショーをしてたんじゃないか。
(半分冗談のつもりで言っているのだが、生来の表情の変化の薄さが本気っぽさを出してしまっている)
……!!
(イルカが錐揉み回転ジャンプしながら天井からぶら下がった白い雪玉の様なボールを鼻先で突く様子を見て)
ほら、あれとかきっと中にディアボロス入ってると思わないか。
あんな回転しながら飛べるわけ……だがディアボロスならなんか飛んだり回ったりして攻撃してる奴を見た事があるような。
(ぶつぶつ再び言い始めたが、途中でハッとして)
……すまない。
実は俺ここ以外でもイルカショー見るのは初めてでさ。
変な方向にテンションが上がってしまったみたいだ。
君は純粋に楽しんでいるというのに……少し黙る。
諷和・もこ 2022年2月8日
(一緒にいてくれないのか、という言葉には曖昧に笑って返して)
(本当に大切な人を一番大事にしなきゃ出しね…というのは建前で)
(単に、自分じゃない誰かを特別に扱う彼の姿を、まだ、傍で冷静に見ていられるほど余裕も覚悟もないからなのだけれど)
(ごめんね、と、唇だけでこそりと謝罪してからショーに向き直ったところで、何か、呟きが聞こえた気がして隣を振り返る)
(気のせいだったかな…?)
(きょとりと首を傾げて)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月8日
もし中にディアボロスさんが入ってあの動きが出来たとしたら、それはそれですごくない?
(堪えきれなくなったのか、もう隠すことなくくすくすと笑って)
ふふ、やちよお兄さんもイルカショー初めてなんだ。
ボクといっしょだね。
(自分の場合は「多分」がつくけれど、今はあえて言わないでおこうとお口にチャック)
楽しそうなやちよお兄さんを見れるのも嬉しいし…楽しいから、大丈夫なんだよ。
(つい理屈っぽく考えてしまうのは、理系な彼なりの驚き方・楽しみ方なのだろう)
(それに、ショーに夢中になって雄弁になる姿は、ちょっとかわいいと思う。これも言えないけど。お口に二本目のチャック)
あ、見てみて!雪の結晶の形!
(音楽のテンポが変わり、軽快なマーチが流れ出す。その音楽に合わせてイルカたちがキレイに六華の形に並び始める)
(これからショー最大の大技のようだ。司会のお姉さんが観客へと音楽に合わせて手拍子を促す声が聞こえる)
四十万・八千代 2022年2月8日
いけるいける、ディアボロスは規格外の奴も多いからさ。俺には無理だが。
(イルカ達の方に視線を向けていたが、笑い声が聞こえればちらりと隣を見る)
(我ながらバカっぽい事を言ってしまったかもしれない……と内心気恥しい、が、少女が楽しく思って笑ってくれているのならそれでいい)
君も初めてか。水族館自体は何回か行ったことあったんだがな。
あとは映像で見たことがあったが迫力や臨場感っていうのかまったく違う。これは生で見るべきだね。
(一緒にいる相手が楽しそうならこちらも嬉しい……先程自分が思ったことを少女も思ってくれている様子)
(もっと分かりやすい楽しみ方をしなくては。表情だって意識すれば笑顔だって作れるのだし)
(無効票)
四十万・八千代 2022年2月8日
(雪の結晶、と言われてイルカたちの動きに再び注目する。ちゃんと音楽で覚えているのかその都度調教師が合図をだしているのか分からないがそれぞれの定位置へと並ぶイルカはやはり賢いと思う)
……そうか、雪の結晶意識して六角形に並んでいるのか。
(手拍子を促す声には流石に空気読めますよとばかりに周囲に合わせて手拍子を始める)
……。
(観客とショーの一体感。家族連れ向けに大人も子供も楽しめるように出来ているんだろうな、とぼんやり考えながらクライマックスとなるであろうパフォーマンスを見つつ、『楽しんでるかな』と時々隣の様子も横目で確認していたり)
諷和・もこ 2022年2月8日
臨場感……ん、わかるかもしれないんだよ。
テレビみたいにアップでは見れないけど、なんか、えと…生きてる!って感じがするよね!
それに……
(ちょうどその時、イルカが一斉に大きく跳ねて、最前列の子供たちが、わっと歓声を上げる)
(ついでに自分も思わず声を上げてしまって、恥ずかしそうに口元を手で押さえながら)
……こほん、それに、同じ観客の人たちの反応を見れるのも、楽しいんだよ。
(そこには八千代さんの反応も含まれていたりする。内緒だけど)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月8日
(イルカたちが隊列を組みながらくるくると泳ぎ始める。プロジェクションマッピングだろうか、泳ぐ軌跡に合わせてキラキラと光が尾を引いて、その光の線で雪の結晶の形を描いては消え、また描かれていく)
……わぁ!
まるでしっぽに光のインクをつけて、お絵描きしてるみたいなんだよ!
(頬を紅潮させ、音楽に合わせてカツカツと――硬化した手なのでどうしても硬い音になってしまう――手拍子をしながら、一瞬でも目を離すのが勿体ないというようにステージを前のめりで見つめて)
四十万・八千代 2022年2月8日
そうそう、生きてる。
画面の中動いてるのと違って肌に感じる空気が違うっていうか……。
(なんだか生気若干低めなリターナーが言うにはおこがましい気がしてくるが、そう感じるのだから仕方がない)
…………!
(少女が声を上げたので視線をショーへ戻す。見れたのは一斉に着水する瞬間だったけれど)
……確かに。
君が驚いて声を上げたり、それに気がついて照れたりする反応見るの楽しい。
(此方はまったく内緒にする気がないのかずばっと口に出した)
(無効票)
四十万・八千代 2022年2月8日
(光の軌跡を残し雪を描くイルカたちを見て『まさか中身はリアライズペインター』と言いそうになるのを堪えた)
……ん。
(下唇をこっそり噛んで、此方を見ていない少女の感想に見えなくてもいいから頷いて応える)
…………。
(身を乗り出す勢いでショーに見入る少女の様子の方が気になる。
瞬きもしていないのでは無いかと思える真剣な眼差し、興奮して上気した顔……
普段の眠気が吹き飛ぶ程、心に何か響いているのかなとぼんやり考える)
(ここの水族館へ来たのは自分のパラドクス使用の際、発想の刺激になればと思ったところもあるのだが……別の意味で刺激になったかもしれない)
…………あ。
(気がつけばショーが終わったのか、盛大な拍手の音。我に返り自分も倣って拍手を送る。司会のお姉さんがするイルカの紹介、オーケストラ演者の紹介が聞こえてきて)
……凄かったな。
興奮冷めやらぬこの気持ちを整える為にも1回この後館内カフェにでも行くか……。
諷和・もこ 2022年2月9日
ん、緊張感、みたいな、ね。イルカさんも緊張してるのかな…
……!?
(反応を見てるのが楽しいと言われて、ぴょっ!?と飛び上がって)
も、もう!ボクじゃなくてイルカさんを見て!
(自分のことは高い棚の上にポイして、赤い顔でステージを指さし)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月9日
(音楽が終わり、ショーの終わりのアナウンスが流れて)
(はーーっと長い息を吐いて、知らずに入っていた体の力を抜く)
(まだ余韻が抜けないのか、夢心地でふわふわとした表情のまま)
…………すごかったんだよ……。一瞬で終わっちゃった。
(そっと胸を押さえる)
ん、騒ぎすぎてちょっと喉が渇いちゃったかも。
(提案に素直にコクコク頷いて、行こっか、と、椅子から立ち上がる)
四十万・八千代 2022年2月9日
(自分も立ち上がり、椅子から離れると再び繋ぐために手を差し出して)
結構な時間やっていたはずなんだけどな。
雪や水を利用しての光の演出や流れる音楽、イルカの多彩な芸、観客をショーに巻き込むトーク……飽きさせない工夫がされていて時間が短く感じられた。
(後半イルカより連れの少女の反応を見てました……なんて事はおくびにも出さず、自分もショーを終始みていましたよといった風を装った)
(カフェに辿り着くまでには先程の分かれ道の先の水辺の生き物エリアを通る必要がある。歩調をゆっくりにすれば、動物を見ながら行けそうだ)
……。
君は……炭酸飲料は好きか?
(ショーの前に通ってきた水中トンネルが見えた頃、唐突に口を開くとそんな問いを投げかけ)
諷和・もこ 2022年2月10日
(差し出された手に自分の手をそっと乗せ、きゅっと握り)
ん、本当に素敵だったんだよ!
特に最後のお絵描きをするイルカさん。
キレイだったんだよ。光の演出とイルカさんがピッタリ合ってて…
(興奮冷めやらぬという様子で、あれがよかった、ここが素敵だったと、目をキラキラさせながら語って)
(ふと気がつくと、先ほどのトンネルの出口が見えていた。そういえば、ここの分かれ道をさっきと逆にいけば生き物コーナーが見れると聞いたことを思い出して、つい期待をこめてきょろきょろしてしまう)
炭酸?
(不意に投げかけられた問いに、コトリと首を傾げて)
ん、実は結構好きなんだよ。
学園の自販機に『復刻版!あったか出汁の味噌汁(メロンソーダ味)』っていうジュースがあってね、最近のマイブームなんだよー。
(不思議な味がするんだよー、と、ニコニコと)
四十万・八千代 2022年2月10日
……ああ。そうだよな。
(興奮気味に語る少女の様子を時々見てはその都度同意の頷きを返し歩みを進めて行く)
(自分が何か芸をしたわけではないのだが、こうして一緒に来た相手が楽しんで喜んでくれているのは嬉しかった)
味噌汁のメロンソーダ味って、世の中変わった味のものがあるんだな。
あったかいけど炭酸のシュワッとした感じ残ってるのそれ。
(自分はあんまり好きじゃなさそうだが、色んな味や食べ物には興味があるので一度飲んでみたいと思うがこの辺りの自販機には売ってなさそうな気がする。きっと少女の学園限定品にちがいない)
……カフェのメニューちょっとチェックしてたんだが、炭酸飲料で君のイメージに合うものがあって。
嫌いじゃなかったらご馳走したいなと。
(新エリアの扉を開き、視線を周囲に巡らせる)
(ラッコやカワウソなどは巨大水槽の壁越しに見るようだが、柵越しに見る生きものや飼育員と一緒に撮影できる動物などもいるようだ)
諷和・もこ 2022年2月11日
ん、あつあつなのにシュワシュワで、しょっぱいのに甘くて不思議な味で……あっ!
(にこにこと話している途中で、驚いたように声を上げる)
わ、わわ、や、やちよお兄さん…!やちよお兄さん…!
(興奮したようにクイクイと握った手を引っ張り、逆の手で通路の奥を指さし)
ぺ、ペンギンさんたちが歩いてるんだよ…!
(遠くによちよちと歩いてくる小さな生物たちと、それを誘導する数人の飼育員さんが見える)
ふわぁ、ちいさい……たくさんいる……かわいい、かわいいんだよ…!
(お散歩ルートから外れているのか近くは通らないようだが、それでも感激している様子で、ほぅ、と息を吐き)
お散歩を見れるなんて、運がよかったんだよ…。
……わ、よく見たら隣の水槽にはラッコさんもいるんだよ!
(猫を飼っていたこともあり、小さくてかわいい動物には弱いようで)
(小さい生き物を見つけるたび、ふるふると震えている)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月11日
えっ、ボクのイメージ…?
(八千代さんから見た自分のイメージはどんな感じなのか。ちょっと…かなり気になる)
ん、飲んでみたい!どんなドリンクなんだろ…えへへ、楽しみなんだよ。
ボクもちゃんとメニューを先にチェックしておけばよかったなぁ。
もしかして、やちよお兄さんのイメージっぽいメニューもあるかもしれないんだよ。
(失敗したなー、なんて口では言いつつ。わくわくとした表情は隠し切れずに)
四十万・八千代 2022年2月11日
(想像の難しい不思議な飲み物の話を興味深く聞いていると、唐突に上がる驚きの声。少女の指さす方向を見れば……)
ん……?
おお、ペンギンだ。
そういえば時間が合えば館内を散歩するペンギンと会えたんだっけ……。
(様子を見る限りもう水槽へ帰るところなのだろうか。こちらへは来ないので遠目で見るだけになってしまったが)
園児が先生に連れられて歩いているみたいだなぁ。
覚束無い足取りが可愛い。
(口元に小さく笑みを浮かべて)
ラッコも普段は見れない生き物だもんな。冷えた手を温める時に自分の目の上に置いたりしてるのネットで見た事があったな……
あ、あっちアザラシがいる。オットセイも……
(少女へ顔を向け)
(ああ、この子は小さな可愛い生き物が本当に好きなんだな……と、知ることが出来た)
(彼女自身が小動物のような印象なのだけれど)
(無効票)
四十万・八千代 2022年2月11日
良かった、飲んでみたいと思ってくれて。
あ。後、君に渡したい物があったんだった。
(言っておかないと忘れる、とばかりに言葉を付け足した)
俺のイメージとか、青とか黒とかもやしとかきっとそんな感じだろ。
もやしは無いだろうが青っぽいドリンクはあったと思うから俺はそれにしてみる。
(水辺の生き物エリアを通り抜け、カフェのあるエリアへと入っていく)
(このエリアも冬バージョンに演出を変えているよう。柱は氷を思わせる青と白の光が走り壁に並ぶ水槽には珊瑚が白い樹氷の様に並んでいる)
……買ってくるからちょっと座って待っててくれるか。
(氷か水晶で出来たような透明なテーブルと椅子。そのうちの一つの前で少女に告げると飲み物を注文しに向かった)
諷和・もこ 2022年2月12日
ボクに渡したいもの……?
なんだろ?
(きょとんと首を傾げながら勧められるまま椅子に座る)
(行ってらっしゃい、と手を振って見送ってから、ポンチョを脱いで鞄と一緒に荷物籠に入れ、そわそわしながら周りをきょろきょろ)
(氷の様な柱にテーブル、キラキラ光る珊瑚の水槽が冷たい鍾乳洞のような印象なのに、ゆっくりくつろぐためなのか他のエリアより空調があたたかい気がする)
(八千代さんが自分のために選んでくれたドリンク、どんなのだろう)
(そわそわ、そわそわ)
四十万・八千代 2022年2月12日
お待たせ。
(暫くすると片方の手に上が白、下が赤色で細かく切られた木苺が乗った炭酸飲料を)
(もう片方の手には白と青に分かれた炭酸飲料っぽい物を持って……テーブルへと戻って来た)
(紅白の方の飲み物を少女の前へと置いて)
Shiny Berryって名前のクランベリーの炭酸ジュース。
白い色と赤い色の対比が君っぽいかなって。
……あと、甘いけれどいざという時はぴりっと強い所も。
(自分の分の白と青のジュースもテーブルに置き、上着を脱ぎ椅子に掛けてから座って)
まぁ、飲んだことあるわけじゃないから凄い味だったらゴメン。
(片手を謝罪するように、だが冗談っぽく立てて)
諷和・もこ 2022年2月12日
(戻ってきた姿にお帰りなさい、とにこやかに出迎えて)
(目の前に置かれたジュースを見て、わぁ、とつぶやき、目を輝かせる)
(やわらかな白と鮮やかな赤の対比がとてもキレイで、ぽこぽこと浮かぶ炭酸の泡が踊っているみたいでかわいらしい。上に乗った木苺がルビーのように輝いて見える)
(思ったより大人びたドリンクにぱちぱちと瞬きして)
……ありがとう。
(そっと、指先に白を宿らせた赤い両手で、大事そうにグラスを包む)
(自分の赤い手にしっくり馴染んで見えるのがちょっと不思議で、思わずふふりと笑う)
やちよお兄さんの飲み物も、やちよお兄さんっぽい感じがするんだよ。
青色、とってもキレイ。
(そこに自分の色である白が入っていることがちょっとくすぐったいけれど)
それじゃあ、いただきます。
(一度グラスを掲げてから、そっとストローに口をつけてみる)
四十万・八千代 2022年2月12日
……やっぱり見た感じはイメージに合ってる。
(少女の紅の手がグラスを包むのを見て瞳を細め)
青い色は好きだから、俺っぽいって言って貰えると嬉しいね。
この色合いだとあのクラゲのコーナーを思い出すよなぁ……
(こちらのグラスは細長い円柱型の為に余計にそう見える。クラゲは入っていないけれど)
(自分も飲もうかとグラスに手を伸ばしかけて)
……そうだ、先に。
(また忘れる所だったと、アイテムポケットを出して中を漁る)
……ずっと渡そうと思っていた。
俺では君を助けることができないから。
少しでも君を守ってくれるようにと……。
(力及ばない事を悔やむように少し辛そうな表情を浮かべた後、目的のものを見つけたのか小さなそれを手に取り、テーブルに置く)
(無効票)
四十万・八千代 2022年2月12日
(テーブルに置かれたのは小さな『学業守り』だった)
初詣の時に買ってきたんだが渡しそびれていてさ。
ほら、学期末テストとか確かそう遠くない時期にあるんじゃなかったっけ。
補習とか受けることになったら遊びに誘うこともできないからここは是非頑張って貰わないとと思って。
流石に学校の事となると……何も手出しできないし、君自身の努力とか……出来ても勉強中居眠りしないように見ておくくらいだしね……。
(非日常感を味わうこの空間にまったくそぐわない贈り物とセリフを吐いて、自身もドリンクに手を伸ばして口をつけた)
諷和・もこ 2022年2月13日
ふふ、たしかに。
あのクラゲさんの水槽の色にちょっと似てるかも。
(本物のクラゲは入ってないけど、コップの中を揺れる気泡が少しイメージに近い)
それならこのジュースは入口のところの雪の柱、かも?
(ふふりと笑って、白と赤のジュースを掲げて首をかたむける。その拍子に、ゆらりと、胸元の青い薔薇のブローチが揺れて光がグラスに反射する)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月13日
(つらそうな表情にきょとりと首を傾げて)
(何か悪いことをしてしまっただろうかと、おろおろと手を上げようとして)
(テーブルに置かれたお守りに動きが止まる)
わ……。
(きっと、自分のことを思いながらこれを買ってくれたのだと、そう思うだけで、頬がじわじわと熱を持ち始めて)
(嬉しそうにお守りの小袋を胸元に抱きしめて、ふるふると頭を振る)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月13日
ううん……ううん、いつも、いつもね、助けてもらってるん、だよ?
ボクの夢を、真剣に聞いてくれること。
がんばれって、言ってくれること。
応援してくれてること。
……ちゃんと、ちゃんと、いつだって、やちよお兄さんは、ボクの力になってくれてるの。
だから、だから、ね……、……えと……
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月13日
(一瞬、胸が詰まったように、間を置いてから)
(パッと顔を上げて)
……ありがとう。やちよお兄さん。
(花開くようにはにかんで)
(やちよお兄さんと遊びに行くためにも、次のテストはちゃんとがんばらなきゃだね、なんて。照れ隠しに笑って付け加えた)
四十万・八千代 2022年2月13日
…………あ。
(ポンチョを着ていた時は気が付かなかったが、改めて少女の正面に座ると胸元の小さな青い薔薇が見えた)
(香水も青薔薇ブローチも、自分が贈ったものだから今日付けてきてくれたのかもしれない 。あげた物をちゃんと気に入って使っているよと伝えて貰っているようで嬉しい)
……ブローチも付けてきてくれたんだな。
俺も君から貰ったものは身につけてはいないがちゃんと使わせて貰っているよ。
(カップケーキは食べてしまったけれど、と言いそうになったが何故かこの少女は頑なにそれを自分が作ったものと認めて居ないことを思い出して我慢する)
(無効票)
四十万・八千代 2022年2月13日
……考えないようにしていたのに嫌なこと思い出させて、とか怒られたらどうしようかと思った。
(渡したお守りを胸に抱き、本当に嬉しそうな笑顔を浮かべてくれる。それだけで安心する)
君がそうして素直に『楽しい』や『嬉しい』を表現してくれるから、俺は心地よくて優しさに甘えてしまうんだよなぁ。
(『うーむ』と唸りながら自分の分のライチドリンクを口にする。甘さの中にほんのり感じる苦味はこれが実はアルコール入りだから。今の自分の気持ちに合っている)
……ま、ちゃんと君の助けになっているのなら少しくらい君の気持ちに甘えていてもいいのかな。
全教科赤点免れたらご褒美に何でも奢ってやるから本当頑張れよー?
(にっ、と……慣れないのか少しぎこちなく意地悪な笑みを浮かべて)
諷和・もこ 2022年2月13日
……あ、えへへ。
(指摘されて思わずブローチに指先で触れ、恥ずかしそうに笑って)
ん、これもボクの大事なお守りだから。
疲れた時にこれを見ると、もう少し頑張ろうって思うんだよ。
(だから、いつも助けられてるのだと。言外に含めて)
……ん、そっか。えへへ……そっかぁ。
(嬉しさに緩む口元を隠す様に、ストローを口に含む。甘いミルクベースのシロップに甘酸っぱいベリーが交わって、スッキリとした飲み心地)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月13日
考えなくても、いつかは来ちゃうから……。
それなら、ヤでもがんばって補習を回避して、楽しい春休みを迎えなきゃって。
(冬休みは見事に潰れちゃったし)(まぁ、補習でも寝ていたのだけれど)
(それでもやっぱり憂鬱なのか、しょんぼりしながらストローの先で浮かんだ木苺をつんつん沈めて)
……やちよお兄さんは、ボクに甘えてたの?
(どちらかというと自分の方が甘えっぱなしだと思うのだけど、と首を傾げながら、ドリンクを飲む姿を何とはなしに見つめる)
(キラキラ透明な青は、どんな味なのだろう)
ふふ、奢ってもらえるならますます頑張らなきゃなんだよ!
せっかくだから、とびっきりの何かをおねだりしちゃおうかな。
(なんてね、と、悪戯っぽく笑い返しながら、自分も再びジュースを一口)
四十万・八千代 2022年2月13日
(ブローチの方は頑張って石を薔薇の形に見えるように能力駆使して作った物だったので、役に立っているのをこうして伝えて貰うのも嬉しく、そして照れくさい……)
…………。
(口元むずむず。照れているとどうにもこうなってしまうのは癖かもしれない)
…………。
(グラスを持っていない方の手を首の辺りへ持ってきて何か探すように揺れ動く……)
(……今日フード付きの服じゃ無かったとすぐ気がついて気まずそうに視線が泳いた。隠すものが何も無い)
…………。
(何か言わないと会話がなくなると思いつつも、結局自分も誤魔化すようにドリンクを口にした)
(無効票)
四十万・八千代 2022年2月13日
終わったあとを楽しみに頑張るしかないよなぁ……。
おねだりはなるべく叶えるが、俺が破産して遊びに行けなくなるレベルのものだけは遠慮してくれな。
(何かテスト期間が楽しみになるような案を出せないかと思ったが、そんな案があるなら自分だって学生時代知りたかったくらい憂鬱だった気がする。負けるな現役学生……)
……甘えてるよ。
君なら許してくれるだろうって思って遠慮しない行動するのは甘えだよな。
…………ん?
(視線がこちらのドリンクに向けられているのを感じて、ドリンクと少女を交互に見比べる)
…………飲んでみる?
アルコール入ってるけど。
(しー、と人差し指を自身の唇に当て手持ちのグラスを少し相手へと近づける)
(……勿論、本当に飲もうとしたら謝って引っ込めるけれど。未成年飲酒ダメ絶対)
諷和・もこ 2022年2月13日
(頭や口元にそわそわと手をやる様子に首を傾げながら、自分もつい髪をいじって)
(目を泳がせる表情に、ああ、これが照れている顔なんだと気付いて)
(なんだか自分も照れくさい気持ちになって、ほんのり頬を染めながら)
(でも、自分の行動で照れてくれたことが嬉しくて)
(ニコニコと、ジュースを飲みながら、こっそり様子を覗き見る)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月13日
ふふ、検討するんだよ。
ご褒美がもらえるなら、テストだって頑張れちゃう気がするんだよ。
……そっかぁ、アルコール……
(少し残念そうに傍に置かれたグラスを見てから、そうだ、と)
(青いグラスの隣に、少し下の方を飲んで白色成分が増えてしまった自分のグラスを並べる)
えへへ、今日のボク達と、おそろい。
四十万・八千代 2022年2月13日
……?
(少し此方そわそわしていたが、並べられたグラスを不思議そうに見つめる)
(『おそろい』の単語を聞けば合点がいったのか小さく頷いて)
ああ。
なるほど、確かに。
(少女が赤と白で、自分が青。今日は黒っぽい服装で来たから黒い飲み物なら更にそれっぽかったのだけど)
……。
(おもむろに並べられたグラスを、触れてカチリと音が鳴る程に近づける)
……今日はずっと手を繋いでいたし、こんな感じだったかもな。
(続く)
四十万・八千代 2022年2月13日
これ飲み終えたら、土産を買いにいくだろ?
どれくらいかけて買い物するかによるけども夕方くらいにはここ出る感じかな。
(スマホを取り出してさらっと時間の確認。そのまま帰ってもいいのだけれども)
夕飯、どこか寄って食べてく?
(予定になかったのでめぼしい食事処を調べていたわけでもなく、適当に選んで行くことになりそうだけれども)
今日見た事とか話しながら食べるのもなかなかいい物かと。
……海鮮ものだけは今日は避けたい気分だがね。
諷和・もこ 2022年2月13日
……ぁ。
(グラスの距離感に、ようやく今日の自分たちの近さを思い出してぽぽぽと赤くなる)
(そういえば、ずっと自然に手をつないで歩いていた)(ような)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月13日
ん、お土産見に行きたいんだよ!
(天井からクラゲのマスコットをぶら下げるのはともかく、海洋生物のサンシェードなら売ってそうだ。それに、幸福を掴むマニキュアをくれた友人へも何か買って帰りたい――渡すとき、根掘り葉掘り今日のことを聞かれそうな気がするけれど)
そうだね、ご飯も一緒に食べてこ。
(少しでも長く一緒にいたいから、とは口には出さないけれど)
……たしかに、お寿司とか見たら、今日見たお魚さんたちを思い出しちゃいそうなんだよ……。
(あんなにキレイでかわいい子たちを思い出しながらだと味がしなさそうだと、コクコク頷きながら、ジュースの最後の一口を木苺のクランチと一緒に飲み込んで)
四十万・八千代 2022年2月14日
やっぱり肉かな。焼肉。
どんな時でも寿司と焼肉は食べたくない時はないと思ってたが寿司はやめとく気分だし焼肉。
(青い方のグラスを引き寄せ、自分もこの甘味と僅かな苦味と清涼感のあるこの飲み物をぐいと飲み干す)
……限定ドリンクだから頼んでみたがなかなか美味かった。
外では寒くて今の時期飲めないけどな。
(冗談交じりに伝えつつ、立ち上がり椅子の背に掛けていた上着に袖を通す)
(このエリアから出れば明るい通路。非日常的な風景は終わってしまう。名残惜しい気もするが、良く考えれば今や世界全体が非日常空間だ)
…………。
(『ん』と少女に向けて手を差し出す。まだ、あと少しだけは暗い道があるから、転ばぬように支えたい)
諷和・もこ 2022年2月14日
焼肉!
実はちゃんとしたお店の焼肉は初めてかもなんだよ。
お家の鉄板でお肉を焼く簡単な焼肉ならあるんだけど。
(わくわくとしながらポンチョを羽織って鞄を肩にかけて。隠れてしまったけれど、青いバラはそれでも胸に咲いている)
ん、こっちのジュースも美味しかったんだよ。
甘ずっぱくて、ちょっとだけふわふわしてて。
このエリアはあったかいから、冷たくてちょうどよかったかも。
…………。
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月14日
(差し出された手に、さっきのグラスでうっかり意識してしまったせいか、一瞬動きが止まり)
…………。
(おずおずと、その手に自分の手を重ねる)
(まだ通路は暗いから、あと少しでアクアリウムの出口だから)
(なんて)
(言い訳を重ねて)
(無効票)
諷和・もこ 2022年2月14日
(ちらりと、顔を見上げて表情を盗み見てから)
(続く)
諷和・もこ 2022年2月14日
…………、ん。行こっか。
(照れくさそうにえへへと笑って、ほんのわずかに指先に力を込めて)
(隣に並んで歩いていく)
四十万・八千代 2022年2月14日
(手を重ねられ、行こうと促されれば再び『ん』と頷いて)
(ほんの僅かな距離だけれども暗闇に足を取られないように気を付けながら歩いて行く)
(カフェエリアを抜ける扉に手をかけ、押し開けると薄闇に慣れた目には眩しい光が溢れていた)
(非日常の世界を背に、手を繋いだそのままにその光の中へと二人足を踏み出し───)
四十万・八千代 2022年2月14日
(ここで〆とさせて頂きます)
(お付き合いありがとうございました!)