【日常】共用食堂
八月一日・田吾作 2021年8月18日
ここは鳳蓮荘のエントランス。
共用の大型冷蔵庫と寮生全員が座れるテーブルがあります。
冷蔵庫の中身にはちゃんと名前を書きましょう。
キッチンは田吾作の拘りで良質な設備になっています。
自炊や夜食の作成はご自由に。掃除はちゃんとしましょう。
●ルール
リアルタイムロール用のスレッドになっています。
出来るだけ誘い合わせをしたうえで遊びましょう。
1人で入った場合は誰も来なくても泣かない。
最初に入った人が何人制限かを決めて入室してください。
入退室のアンケートを忘れずに。
建て替えは500ぐらいで最後使ってた人が替えてください。
入室(3人まで)
入室(4人まで)
入室(5人まで)
退室
1
レター・ポストマン 2021年11月9日
なるほど、可能な限り多くか!
田吾作のようにみんなに秋の味覚を振る舞いたいということだな!
確かに、これでみんなに喜ばれれば、彩乃の取り組んでいることも周知されやすくなることだろう!
(栗を剥きながら、なるほど考えたものだと頷く)
嬉しい申し出だな!
だが、あまり俺が食べすぎると今度はマリアに示しがつかなくなる!
兄として、おやつは決められた数までしか食べてはならないことを示してやらねばならん!!
三隅・彩乃 2021年11月9日
ええ。寮の人たちのなかに、もしかしたら栗やさつまいもの好きな人がいるかもしれないもの。
(瓶でシロップ漬けにした栗があると聞いて、彩乃は飛びつくように購入しました。そこからわざわざ温室で栽培したのは言葉の通りの意図がありました)
三隅・彩乃 2021年11月9日
そう……。
それは立派な心がけ、だと思うけれども。
(なんとかしたい気持ちと、うまくいかない現実にやきもきしてしまいます。それはそれとしてちゃんと手は動かしますが。手袋をして殻を拾い集めるのです)
三隅・彩乃 2021年11月9日
……。
ところで、剥いた栗ってどうすればいいの?
レター・ポストマン 2021年11月9日
(その他人を思いやる心、ナンバーワンと言っても過言ではないだろう。称賛の言葉を口にしながら、うむと頷きながら紙をぺらりと取り出す)
茹でてから、ブレンダーというものを使ってペーストにするらしい!
なかなかおもしろい挑戦になりそうだな!
三隅・彩乃 2021年11月9日
茹でるのね! わかったわ。
(彩乃はさっそくテーブルや棚を伝いながら鍋を取り出しました。事前に場所は確認していたのです。それから水道水を注ぎ、よいしょよいしょとコンロに乗せます)
三隅・彩乃 2021年11月9日
(鍋重かったです。ひとやすみ)
三隅・彩乃 2021年11月9日
それじゃ、沸かすわね。
(コンロを豪快に最大火力。きっとすぐに沸騰することでしょう)
レター・ポストマン 2021年11月9日
(ボッと点火されたコンロをちらちらと確認しながら、栗を剥く)
そういえば彩乃はこういった調理の経験はあっただろうか!
瞳子は市販品をよく食べているイメージはあるのだが!
(鍋に入れる用の栗をカゴにぽいぽいと投げ入れていく)
三隅・彩乃 2021年11月9日
んー。ほとんどないわね。カツオを捌くのを手伝ったくらいよ。
(その手伝いというのも皿を並べたり後片付けをしたくらいですが)
(そんなことよりも)
三隅・彩乃 2021年11月9日
いま、なんて?
(彩乃には看過できない情報がありました)
瞳子。もしかして私の知らないところで色々食べてるの?
(かわいいかわいいオラトリオが深夜にカップラーメンなど食べて堕落の味を噛み締めている事実を彩乃は知りませんでした)
レター・ポストマン 2021年11月9日
うん? 瞳子は市販品をよく食べているイメージがある!
なんだ、彩乃は知らなかったのか?
夜も更けた頃、寮に帰って来たときにカップ麺を食べているところを何度か見たぞ!
(他人の痛いところを踏んでしまったことなど露知らず、知っていることをありのままに話す)
三隅・彩乃 2021年11月9日
………………。
三隅・彩乃 2021年11月9日
ありがとう、レターさん!
いいことを知れたわ。
(あとで彩乃から注意が飛ぶことでしょう)
三隅・彩乃 2021年11月9日
…んー? 湧いてきたかしら。
(そろそろ鍋からぐらぐらと音がしてきます。沸騰の音ですね)
このまま栗を入れればいいの?
レター・ポストマン 2021年11月9日
何だかわからんがいいことならヨシ!!
(そしてきっと後でレターはちょっと瞳子から恨まれることでしょう)
しかし、本当に瞳子と彩乃は仲がいいな!
さすがに調理までは手伝ってくれはしないようだったが!
(レターもメーラーデーモンのセーレに手伝わせようとはしたのだが、「契約範囲外」とすげなく却下されたのだった)
レター・ポストマン 2021年11月9日
うむ、剥いた栗を入れてくれ!
すぐに茹だることだろう!
(経験は無いが、まあレシピがあれば問題ないだろう。きっと多分おそらく)
三隅・彩乃 2021年11月9日
あら、レターさんからもそう見える? 嬉しいわ。
瞳子は本当に可愛い女の子なのよ。
私の初めてできた最初のお友達なんだもの。
それじゃ、栗貰うわね。
三隅・彩乃 2021年11月9日
(沸騰した鍋に栗をぞろぞろと流し込むと、温度の下がった鍋は大人しくなりました。なおコンロのボルテージはMAXのままです)
レターさんにもいるじゃない。一緒に配達してる子が。
あの子とはどういう風にして出会ったの?
レター・ポストマン 2021年11月9日
セーレか! あいつとはこの新宿島で出会ってな!
端的に言えば、あいつと契約したことで俺はディアボロスになったのだ!
(袋からさつまいもをいくつか取り出し、隣のコンロでふかし始める。こっちは弱火だ)
いわゆるデーモンイーターというものだな!
契約でセーレを食らったはいいが、中途半端にしか食い切れなかったのだ。今は騎士団の遺産を利用してメーラーデーモンの姿を取っている!
(当時は契約違反だと怒られたものだ、と笑う)
三隅・彩乃 2021年11月9日
セーレさんね。セーレちゃんなのかしら?
まあ、レターさんをディアボロスにしてくれたのなら私にとっても恩人だわ。レターさんには色々とお世話になっているものね。
その子は自分から契約してと、食べてと言ってきたの?
(悪魔との契約、気になります!)
レター・ポストマン 2021年11月9日
俺は力を求め、セーレは生存を求めた。
ゆえに俺がセーレを取り込むという結論に二人で達したわけだな!
いわゆる利害の一致というものだ!
(セーレは合理主義にして契約主義者だ。利害が一致すれば手を結ぶし、結んだ手は契約が果たされるまで離されることはない)
あいつのもたらしてくれた力のおかげで、配送やイガグリの処理が楽になったと思うと、やはり感謝に絶えん。
三隅・彩乃 2021年11月9日
そう。いいコンビね。
セーレさんとは気が合いそう。
(瞳子とセーレだとどうかわかりませんけれども!)
三隅・彩乃 2021年11月9日
セーレさん栗は好きなのかしらね。あげたら食べてくれるかしら。
(なんて話していたら鍋がまたぐらぐらしてきました)
ねえ、煮えてきたわ!
レター・ポストマン 2021年11月9日
(紙でも寄越しておけばいいだろう、なんて適当なことを言いながら鍋を見る)
よし、火を止めて様子を見よう!
少し失礼するぞ!
(横から手を伸ばし、火を消すと鍋の蓋を取る)
(竹串を手に、栗に突き刺すとスッと入っていった)
いい具合ではなかろうか!
次の段階に進んでも良さそうだ!
三隅・彩乃 2021年11月9日
はい、先生! 次は何をするの?
(手を叩いて栗の熟成を喜びます。手袋をしていたのでぺほぺほとした音になりました)
レター・ポストマン 2021年11月9日
(芋の方も火を止めて、後はしばらく余熱で放置だ)
ペーストにする!
(上の戸棚をがさごそと漁って、ブレンダーを降ろした)
このブレンダーの中に栗を入れて、機械の力で掻き混ぜる!
音がすごいからな。彩乃は十分気を付けるといい!
三隅・彩乃 2021年11月9日
音?
ああ、大丈夫よ。私は特別耳がいいわけじゃないもの。
(むしろ彩乃は普通程度と自認しています。目が悪いですが僅かには見えるため、視覚に頼る部分もなくはないのでした)
三隅・彩乃 2021年11月9日
(ウィーン、と音を立てるブレンダー。予告の通りに大音量でしたが、かえって彩乃の期待をふくらませるばかりでした)
なんだかすごく料理してるって感じがするわ!
レターさんは料理が上手なのね。
レター・ポストマン 2021年11月9日
お袋が料理の腕前ナンバーワンだったからな!
教わった俺は必然的に料理上手ナンバーワンということになる!
(とは言っても、ある程度の手解きを受けて、自活するに困らない程度のものだが)
彩乃と瞳子の栽培した作物がこうして食べ物になっていくのを見ると、なかなかに感慨深いものがあるな!
俺が見つけた作物がいつか調理される日が来たら、きっとこの比ではないのだろう!
三隅・彩乃 2021年11月9日
――。
(そのお袋について質問することはありませんでした。もしレターの家族が健在だとしたら、彼と妹は寮に住んでいなかったはずですから)
お母さんに教えてもらったの。素敵なお母さんだったのね。
三隅・彩乃 2021年11月9日
んー。
そろそろかしら。もう少しかき混ぜるの?
(栗の様子がわからない彩乃は進捗を質問します。器を叩くゴロゴロとした音はすっかりなくなっていますが)
三隅・彩乃 2021年11月9日
(そうだ、と再度口を開きます)
バナナを使うお菓子も考えたいわね。バナナケーキがいいかしら。
レター・ポストマン 2021年11月9日
(ああ、と応じる穏やかな表情のレターを、きっと彩乃は見られなかっただろう)
そろそろいいだろう!
これでマロンペーストの完成だな!
(ボウルに移して、生クリームを入れて撹拌する。この部分は気合だ)
さて、ここからがお楽しみタイムだな。
レター・ポストマン 2021年11月9日
(マロンペーストをクリーム絞り器に入れて、冷蔵庫からタルト生地を出す)
盛り付けだ!
このタルト生地の上にクリームを思う存分乗せるのだ、彩乃!!
三隅・彩乃 2021年11月9日
思う存分? 私、量を目で確認できないから加減ができないわよ?
いいの? 本当に思う存分? ナンバーワン?
(いよいよモンブランと思うとわくわくしてしまいます。わくわくナンバーワンです。加減を期待してはいけません)
三隅・彩乃 2021年11月9日
(いざタルト生地の位置を確認し、絞り器を手にして……)
……っ!
(意を決して絞り出しました)
レターさん、どれくらい乗ってるかわからないわ!
レター・ポストマン 2021年11月9日
落ち着け、彩乃!
どれだけクリームが載っているかはこの際重要ではない!
クリームを盛った自分が満足できているか!
今はただそれだけが重要なのだ!!
お前の思いならば、きっと生地が受け止めてくれる!
よしんば受け止めきれなかったとしても、俺が受け止めてみせよう!!
三隅・彩乃 2021年11月9日
――――!
三隅・彩乃 2021年11月9日
まかせて。
(彩乃はキリッとした表情で応えます。見た目に拘るのでなく、適量に拘るのでなく、自身の満足感のみを参照するのです。なるほどレターが受け止めてくれるというのなら、最初から彼に食べさせるつもりで載せてしまえばいい!)
三隅・彩乃 2021年11月9日
(にゅる、にゅるるるるるるるっるるるる、るる!)
はい、これはレターさんのぶんね。
(これが彩乃の答えでした。立派な気球型のモンブランが完成していました)
レター・ポストマン 2021年11月9日
その満足感ボリューム、ナンバーワン……!!
(立派な気球型を見て、なるほどと頷く。受け止めるって言ったんだ受け止めるしかない)
(生地を次のものへと変える)
次々やっていこうか!
さあイマジネーションタイム! 次に食わせる者の顔を思い浮かべながら絞るがいい! 存分に!
(地味に道連れを増やそうとしていた)
三隅・彩乃 2021年11月9日
えみりさん! あなたにはいっぱい美味しいものを食べてほしいわ!
(にゅるるるるりりり。山盛りご飯型)
しとらさん! いつも力仕事ばかりだからたくさん乗せないと!
(にゅるるる、以下同文)
フェーリスさん! たくさん食べて大きく育ってね!
(にゅ、以下同文)
マリアさん! たくさん食べて喜んでほしいわ!
(以下同文)
三隅・彩乃 2021年11月9日
(かくして、彩乃はそれぞれ寮の面々の名を叫びながら想いとともにマロンクリームを盛り付けていくのでした。たくさんめしあがれ)
レター・ポストマン 2021年11月9日
(後日、ほかはともかくとしてレターが特盛のマロンタルトを食べて胸焼けを起こしたことは言うまでもないことだろう)
(退室)
三隅・彩乃 2021年11月9日
(一方で彩乃はとても満足げな表情をしていました!)
三隅・彩乃 2021年11月9日
(冷蔵庫には人数分のモンブランとともにメモが残されているでしょう)
(「みんなで食べてね」と)
(無効票)
三隅・彩乃 2021年12月12日
(テーブルの上に大きめの練り羊羹が数種類置かれました。メモも一緒に)
(「みんなで食べて」と)
(退室)
御掃除・すいすい 2021年12月12日
……おや。
(テーブルのメモに気付きます)
あとで皆様を呼んできましょうか。
(立ち去っていきました)
(退室)
八月一日・田吾作 2022年6月17日
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