【戦】リベンジマッチ?
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
忙しい時期が過ぎ、テストも終わり、戦争も勝利、年も明け、休みが終わった今日この頃。
色々あったが過ぎ去って久方ぶりの空白。
いつぞやの敗北を返上するにはそろそろいい時期だと思ったのだ。
そうしてグラウンドに呼び出して始まったリベンジマッチ、まずは――
彼の拳一発で、もう片方は崩れ落ちた。
放課後、第一グラウンドにて。
発言可能
#グスタフ・カツラギ
#一ノ瀬・一貴
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一之瀬・一貴 2022年1月10日
わかってんだろ。
(もう一度、立ち上がる途中の"的"目掛けて)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
なァ、
(無造作にサッカーボールキック)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
お前は、その程度か?
、、、、、、 、、、、
そんなモンで、いいのか?
(無効票)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
(見下ろすその視線に篭るのは、隠し切れぬ怒りと苛立ち、)
(滲むのは、失望と諦観)
それでいいなら、もう寝とけ。
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(接地音。衝撃で砂が舞う。少し転がって、全身から力が抜けた。)
(立ち上がれ、立ち上がれ、立ち上がれ、立ち上がれ、立ち上がれ……!)
(燃え盛る執念にも似た意地に、体がついていかない)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(――ふざけるなよ。)
(いい訳がないから)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(震える役立たずな膝を、鋼の拳で思いっきり打ち付ける)
(脹ら脛に、腿に、両方を叩き壊す寸前まで)
(ようやく、収まった。立ち上がる。)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
……よくないから、こうやって挑んでるんですよ。
くたばったままでいられる訳がない。
(弱くなったなんて、認めるにはいかないから、もっと強くならないといけないから。)
(無効票)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
ガタが来てるのなんて、見りゃわかる。どーでもいい。
なんで、ンな腑抜けてんだテメーは。
(一歩、二歩、頭一つは大きいはずの姿を、真っ向から睨み付け)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
譲れねえモン抱えてんだろ。
捨てられねえモン引き摺ってくんだろ。
腹ん底がよォ、今もぐつぐつ言ってんだろ。
(すぅ、と大きく息を吸い)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
ならスカしてんじゃねえぞボケが!
叫べ!唸れ!怒れ!狂え!全部だ、全部っ!!
テメーの全部、見せつけて、俺はヤれんだって!
かかってこいやァ!!!
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(そんなこと、言われるまでもない……!)
(と、啖呵を切ることも出来ない。)
(心の裡全てを出したら、何も残らないのを理解せざるを得ないから。)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(怒りすら、与えられたもの。)
(復讐者と言う力すら、不安定なそれは。)
(だから、そう、努めて冷静に。)
(澄んだ氷のように、思考をシャットアウトして)
(一度、深呼吸。)
(体の中の呼気をすべて吐き出すつもりで。)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(根本的な、感情。怒り。冷たく小さく抑え込んだそれ。)
(鋼で覆い、決して暴れさせないように封じた思い。)
(少し開けば――)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(「バックドラフト」で、何もかも燃料に燃え上がる。)
(エネルギーが迸るように、力の限り駆け、思いの限り握り締めて、渾身振り絞って振るう!)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(――混ざる思考と言う名の不純物)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(届く頃には、猛るような情動の炎は火の粉に成り下がり)
(無効票)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
そうか。
一之瀬・一貴 2022年1月10日
(その拳を、力強く、無力な拳を、受け止めて)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
まァ、そうだな。俺が勝手に期待したっつーことか。
一之瀬・一貴 2022年1月10日
なァ。
もう、終わりでいいんじゃねえか。
(その声色は、いっそ優しい程に平静だった)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(届いた!元より一発じゃダメージにもならない、まだまだ続けて――!)
(もう一度、同じように右拳を)
ッ……!
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(踏み込んだ姿勢で、構えた拳は解かれだらんと両腕を垂らす。)
(力を失ったように両膝をついた。)
(その言葉は、今日もらった何よりもキいた。)
(慈悲だとか、憐れみだとか、期待だとか、憐憫だとか、そういうのではない。もっと根本的な)
(残酷なまでの、諦念)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(項垂れたまま、機械音声は言葉を紡ぐ)
(見上げることも、この心ではままならない。)
……すみません、わざわざ時間をとらせてしまって。
これでは卍奪推薦なんか言う方が恥ずかしいですね。
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
よろしければ、ひとつだけ。
お聞きしても?
(無効票)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
構わねえよ。
元から好き好んでケンカしてんだ、こっちはよ。
一之瀬・一貴 2022年1月10日
(頬を染めていた血は既に乾き、不快な感触を残して)
(かりかりと爪の先で剥がすと、疼くような痛み)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
ァん?
なんだ、聞きたきゃ聞けよ。
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
……では。
一ノ瀬・一貴さん。
そこまで明け暮れるほど、喧嘩にのめり込む理由はなんなんですか。
楽しければ、強く在れるんですか?
(無効票)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
あー、それかァ……
してえからする、っつのがホンネではあるんだが……
一之瀬・一貴 2022年1月10日
好き好んで、趣味で、生き様で、在り方で、手段で、生業で、対話で、あー……他になんかあんか?
ま、だいたい全部だ。
ケンカをしなかったら、俺じゃねえんだ。
むかっしは、考えた事もあったけどな。
もっと真っ当な生き方もできんじゃねーかって。
一之瀬・一貴 2022年1月10日
強くあれるかなんて、知らねえよ。
俺は、その為にやってるわけじゃねーし。
お前は、なんの為にやってんだ?
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(なんのため、そんなの)
(そんなの)
(そんなのは)
(そんなのは……!)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
苦手でも、
戦うことが、
ぼく
大事な人に望まれた「武器」としてのあり方だからに決まってるでしょう……!
(無効票)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
ふーん、
一之瀬・一貴 2022年1月10日
今のその様が、大事なヒトっつーのに望まれた姿<アリカタ>か?
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
そっ…………れ、は…………………。
(……今度こそ、何も、何も、言えなかった。)
(礼儀の規範、正直の信念、嘘を吐かない誠心、どれでもなく。)
(改造を続けた嫌いな両腕、資材と時間と技術を食い潰した武器群、傷付くことも厭わない精神面、どれも、これも。)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
(紡げない言葉こそ、何よりも答えだったろう。)
(無効票)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
(チ、と小さく舌打ち一つ)
俺ァなんも言わねえぞ。
一之瀬・一貴 2022年1月10日
バカなままだろうが、賢くなろうが、折れようが曲がろうが貫こうが、なんだろうが。
ケンカで伝わんねーんなら、俺に言える事はなんもねえ。
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
……元より、言葉は期待してませんから。
(ではなんで聞いたのだとか、諸々のことは棚上げして)
最後に、もうひとつだけお願いがあります。
不甲斐ないどこぞの大馬鹿野郎をぶっ叩いて、やってください。
グスタフ・カツラギ 2022年1月10日
それが、一番分かりやすいですから……。
(無効票)
一之瀬・一貴 2022年1月10日
(拳を握り、一歩を踏み込み、大きく振りかぶって、)
歯ァ食い縛れ。
一之瀬・一貴 2022年1月11日
(真っ直ぐに、顔面を、ぶち抜いた)
一之瀬・一貴 2022年1月11日
(振り抜いた感触に、ハ、と小さく息を漏らして)
(そのまま背を向け、迷いも無く歩きはじめ)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2022年1月11日
(大きく吹っ飛んで、転がって、大の字に)
(本日何度目かの地面激突、頭も服も義手も汚れきったこれ以上ない敗者の様相)
グスタフ・カツラギ 2022年1月11日
……いったい、ですねぇ。
(立ち上がりもせずくたばったまま、右腕を目元に持ってきて)
グスタフ・カツラギ 2022年1月11日
強い、なぁ……。
強く、ありたい、なぁ"……!
(演出終了)
一之瀬・一貴 2022年1月11日
(背後から聞こえる声にも、一度も振り返ることもなく)
(それが義務であるかのように、ただただ前を見て真っ直ぐに去って行った)
(演出終了)
グスタフ・カツラギ 2022年1月11日
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