私立MM学園

【個】知識欲の天使

ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
年が明け、いつもの喧騒が戻り始めた学園。
それでも生徒会室に来る客は限られているようで、生徒会室の近くに人は少なく。

そんな中、生徒会室の扉をノックする音が響き――


発言可能
#ミアンダ・コギトエルゴスム
#ズィーベン・フィーア




演出終了
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
人の上……ですか。
(ふむ、と少し口元に手を当てて考える)

その質問の問いに答えるとするのであれば「あることはある」「しかし無い」……失礼、端的な回答だけでは矛盾の孕む言い方となってしまいますね。
(無表情ながら、何かを考えるような沈黙が間間に挟まる) (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
……ミアンダ監査がそのような言い方をするのは珍しいですね。
言いにくい事であれば、無理に聞くつもりもありませんが。
(と、首を傾げて) (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
いえ、今まで聞かれることが無かったため情報を整理するという必要も無いかと思っていたので、特に秘匿とすることではないのですが……。

……そうですね。
きみは、宗教団体……と、いうようなモノを、その"目"で見たことはあるでしょうか? (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
(少し、考える素振りを見せ)
信仰を持つ人……であれば、何例か。
……この“目”、の範疇だと、もう少し少ないですが……
どちらにせよ、団体、と言えるものは、無いですね。 (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
そうですか。
まあ、団体と言えど規模や実体などは捉えずらいモノも多いでしょうから、実際目にすることというのもあまりないでしょう。
(それでも問題ありません、と頷きながら)

そうですね、何から話すべきか……。
先に結論だけを言うのであれば、ミアはまだ新宿島に来るより数年前、そういった団体に所属していたことがあるのです。
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
……教祖、という座として。
(少しだけ、目を逸らしながら吐息を漏らすようにそう言って) (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
(……また、目を逸らした。)
……ミアンダ監査に対応する、生徒会騎士団の七元徳は……信仰、でしたか。
(一恋生徒会騎士団団長は知っていたのでしょうか。……知っていたのでしょうね。)
……であれば、それは……人の上に立つ立場、だったのではないですか? (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
……ミアは、ただの虚像ですよ。
真に祀られていたモノは彼か、彼女か……ですから。
(トントン、と自身のこめかみに付きつけるように人差し指を突き付ける)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
そうですね……少しだけ、今までの話とは逸れますが……
きみは、不老不死……なんてモノがきみにも手に入るかもしれない、などと触れ込みをされたら、どう思うでしょうか?
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
。。
(無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
……復讐者にそれを聞くのも、聊か、不毛だとは思いますが。
ですが、そうですね。私は必要ありませんが……
求める人はいるでしょう。

死とは、それだけ恐怖を伴うものですから。
(例外もいますけどね、と付け加えて。) (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
ええ、基本的に死という概念は例外的な人間を除けば恐怖を抱くモノ。
今このような身体、状況となっては多少麻痺する感覚はありますが、そういったモノはどんな人間にも存在するモノ……らしい、のです。
(他人事のようにそう言いながら)

元の世界も思えば不可解な事件が外で多発しているという噂も出ていたことから、恐らくミアがそうしていた時にもクロノヴェーダの侵攻というのも始まっていたのでしょう。
ミアとしては、外のことなど知る機会もありませんでしたので、あくまで推測レベルの話ですが……。
(それは一先ず置いておきましょう、と一息入れて)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
そういった背景も有り、人は何かに助けを乞うために縋るモノを作らざるを得なかった……。 (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
…………。
(少し、沈黙して)
誰もが、そう強く在れるわけじゃありませんから。
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
……大天使は、信仰を糧にすると聞きます。
ミアンダ監査は……その受け皿として、扱われていた、と? (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
まあ、そういった時でもその"大天使"様とやらは、ミアの頭の中で眠り続けていたわけなのですが……。

受け皿、ですか。
そうですね……そういった表現も、言い得て妙でしょうか。
しかしどちらかといえば"物理的"……いえ、"電脳的"、なモノではありましたが。 (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
電脳的、宗教組織、知識欲……
(単語を並べ、ミアンダ監査の話を思い出していく)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
……サーバー、ですか?
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
// (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
……やはり、きみは賢いですね。
(感心するように、静かで穏やかにそうに、無表情で彼女の"目"を見つめながらそう呟いて見せて)

一つ話を戻しましょう。
不老不死とは何か。
その言葉が一般的に表すものは肉体の不変を指し示すことなのでしょうが、彼等は違いました。
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
"存在の補完"。
きみも知っての通り、ミアには"視"て、"聴"いて、"感"じたものを脳を介することで処理し、保存することが出来ます。

彼等はミアの……いえ、ミアの"大天使"の力を用いて"ミア"という"サーバー"に自身を刻み込み……
そして、ミアが生き続ける限り永久的にこの世に残り続ける"存在"として、"生きる"事を望んでいたのですよ。

彼等はそれを、"電脳聖域計画(エデンプログラムプロジェクト)"、とも呼んでいました。 (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
スワンプマンという、概念……とも違いますか。
(新宿島に来て、復讐者という存在を考える際に得た知識を参照して)
肉体とは無関係に、ただ存在した痕跡だけを残したいと……
(考え込む様子を見せて)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
素人考え……ではあるのですが。
聞いた範囲だけでも、いくつか分かりやすい問題がありますよね?
(首を傾げながら)
それを生きているかどうか……は、個人の思想ですが。
それを不老不死とするには、ミアンダ監査が不滅の存在である必要があるのでは? (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
きみの疑問は尤もな通り。
……しかし、そうですね……以前、どこかで話したことがありましたかね。

ミアは、"TOKYOエゼキエル"という次元からこちらの次元へと渡り、"刻逆"という現象を受ける前から、この姿なのです。
何の意図があったのか、それが解るとしたら……眠る彼に聞いてみるしかないのでしょうね。
(無表情ながらに小さく息を付きながらそう呟いて)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
そういった事情もあり、ミアの身体はその頃には既に"天使化"されていました。
……クロノヴェーダという外敵とは出会うことはなく、一般的な外傷や損傷は"天使化"により効果を受けない、それに数年経っても成長する素振りすら見せないミアが不変の存在として崇められること自体は、不思議なことではありませんでした。 (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
……成程。事実とは無関係に、認識上そうなる。
そうですね、理解しました。
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
ミアンダ監査をサーバーとし、永遠……かどうかは分かりませんが、
ミアンダ監査が存在する限りあり続ける。
是非は別として、成程、そういう思想もあるでしょう。

……ですが、これは。ミアンダ監査がここにいるということは……
失敗、していますよね?
(ミアンダ監査の知識の偏り。サーバーとしての役割。)
(正しく機能させる手段はおおよそ、予想は出来る。) (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
ええ。
(きっぱりと)

まあ、あの頃のミアは、今のミアが用意した"電脳聖域(エデンプログラム)"という保持先も無いため、全て脳の中へと仕舞い込んでいましたので。
自浄作用……と、言うには"本気"で信用していた信者には悪いですが、あるきっかけの後の虚無の期間によって、殆どの"情報"が淘汰されていきました。 (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
"本気"で……成程。
大天使が眠り続けているのに宗教組織が出来上がるのは……
そういうこと、ですか。
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
(……どのような情報であれ、知識として受け入れるミアンダ監査が。)
(教祖で在った時のことを連想した時だけ、目を逸らす。)
(……。)
……あるきっかけ? (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
……ミアは、施される信者達の情報を取り入れるだけ取り入れるような生活をしていました。
つまり、それを取り仕切っていた……つまり、幹部的な人間も勿論存在しました。
(少し目を瞑るように思い出しながら)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月6日
元々は"天使化"により気味悪がられ捨て子となったミアを、それらの人物が拾い上げたことから始まりました。

当時は団体などという規模でもなく実体の無い、ただただ『そういったものがあればいいな』程度の思想を持った人間の集まりでしたが……まあ、後は察しの通り。
並外れた記憶力、それに今ほど精工とはいきませんでしたが、"視"たものを現世に映し出す"ホログラム"を見た彼等は、次第にただの拾い子であったミアの見る目を変えて往きました。
(あの頃は今以上に世間というものを知りませんでしたからね、と) (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
(それは……どうなのでしょうか。)
(何もわからないまま、一人で居るのと。)
(天使化が理由と……理解できてから、捨てられる。)
(……意味のない、比較ですね。)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月6日
この学園にいると、分かりにくいですが。
復讐者……あるいは、そうでなくとも異能を持つ者は……
そう、多くはないようですからね。

……元はきっと、良き人達であったのでしょう。 (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月7日
……そうで在ったコトを、祈ります。
(過去である、と思いながらも何かに祈るように少し宙を見つめ)

そして、彼等は先程話した計画を進める準備を始めました。
……しかし、きみも思っているであろうのとおり、本当にそんなことが可能なものであるかどうか……信用できるデータもありませんでしたからね、そう考えたようでした。

……そして出来上がったモノが、"コギトエルゴスム様"という実在する神を祀った歪な集まり。
彼等の言葉を信用して来たモノ達も勿論いましたが……
彼らは、自分たちが最後には確実にミアの中へと"刻まれる"ことを目指し、ミアがより"サーバー"として成長する学習のため…………
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月7日
一般人の"拉致"や"洗脳"を行うことで、より多くのサンプルを集めることとしたのです。 (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月7日
……時代や環境が違いますから、比べられませんが。
人一人を拾うコストについては……よく知っているつもりです。
(自身もまた、一度中に視線を動かして)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月7日
……。
そうですね、如何なる技術であっても……
一番成功に近づけるのはトライ&エラーであり……
永遠を求めるのであれば、その材料に自分を使うことはないでしょう。
(TOKYOエゼキエル戦争……大天使の依代を信仰する集団であれば、実行も現実的、でしょうね。) (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月7日
当時のミアは小等部に入るか入らないかというほどの年齢であったため、ただ餌を啄む雛のように"情報"を与えられるがまま、それこそ傍から見れば神のように無意識に近い状態で取り入れていきました。

……しかし、いつでしたかね……ミア自身すら、もう当時の"記録"については殆ど思い出すことも出来ませんが……何か、泣き叫ぶような声を聴いた"ミア"は…………
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月7日
――…すみません、そこからは本当に意識も無く、気が付けば国家の機関にミアは保護され、その後に孤児院へと送られることになったのです。

後に聞いた話だと『神様が暴走した』、などという幹部と、"本部"と呼ばれた場所は一人の少女を残し全ての人間が眠るように絶命していた……というモノでした。 (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月7日
……。いえ。お気になさらず。
(私が知る限りのミアンダ監査の異能では……)
(そのような結果には、ならないように思えますが。)

……大天使の仕業、でしょうか?
(零れるように、疑問を口にして) (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月7日
……今となっては、ミアの"記憶"にも存在しないのではなんとも。
(少しだけ、ほんの少しだけ陰りの表情を見せ)

……すみません、思いのほか長くなってしまいましたね。
これが"人の上に立つ立場であったか?"の、答え……と、なるでしょうか?
(望んだ答えであったか、気になる様子で) (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月7日
……ええ。十分です。
確かにそれでは……矛盾した回答になるでしょう。

……言いにくいことを聞いてしまったのであれば、申し訳ない。
(……それでも、ミアンダ監査は……知ることを望みます、か。)
(思ったことは口に出さず。感謝と謝罪だけを述べる。) (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月7日
いえ、こちらこそ思い出す起点が無かった記憶を整理するよい機会となりました。
一部記憶に欠如があることは不本意ですが、これもまた一つの"情報"として"記録"致しましょうか。
(お気になさらず、と無表情で彼女に告げながら)

……ああ、もうこんな時間ですか。
(外の景色は、輝くような朱へと染まっていた) (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月7日
(釣られるように窓の外を見て)
……他の生徒会の方々は、今日はいらっしゃいませんでしたか。
(何かあったのでしょうか?と首を傾げて)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月7日
……随分と、話してしまいましたが。
お仕事、大丈夫ですか? (無効票)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月7日
ええ、問題有りません。
学内の記録だけで言えば、把握にはそんなに時間はかかりませんので。
生徒会の面々も……まあ、気にせずとも彼女たちは彼女たちで何かを実行していることでしょう。

本日はこれで業務を終了いたしましょうか。
きみはこの後どうするのです?
(と、言いながら帰りの支度をしながら彼女に問う) (無効票)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月7日
それは何より。
レポートは出しましたし……
この時間ですからね、帰ろうかと。

……良ければ、共に帰りますか? (演出終了)
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ミアンダ・コギトエルゴスム 2022年1月7日
そうですね、ミアもこの後は用事もありませんので。
……では、参りましょうか。
(と、言いながら纏めた荷物の入ったカバンを手に持ち立ち上がる)

ふむ、何か他にも聞きたい事などがあれば、ミアの分かる範囲であればいくらでもお受けいたしますが……。
(これも"情報"収集も込みですので、と言いながら彼女の隣を歩きながら、人のいない生徒会室の電気を消し去っていくのであった) (演出終了)
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ズィーベン・フィーア 2022年1月7日
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