私立MM学園

蒼海vs蒼空

レイ・シャルダン 2022年1月3日
「その気があるならいつでも大丈夫だけれど?」
等と軽いやり取りから始まった戦いの予兆。

決闘場の種から展開されたフィールドは、
遮蔽物の無い陸地、それを囲む広い海で構成された海上決闘場。

そのフィールドの中央、気を落ち着かせようと胸に手を当て深呼吸をする、1人の少女。

新年早々
まだ冬休みも明けていない人の少ない学校で、2人が対峙する。

書き込み可能:

#レイ・シャルダン
#竜城・陸




演出終了
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1

レイ・シャルダン 2022年1月3日
(彼の放ったその横薙ぎの一閃が、ドンナーランツェを打ち破る姿を見届ける)

(ボクが信頼する一番の技だったけど…そうか。傷一つ付けられないのか…。)
0

レイ・シャルダン 2022年1月3日
(彼女に迫りくる氷剣、自動回避を試みるも)

(ザシュッ)

ガハッ…

(肩を貫いた)

(ビッ)

(太ももを切り裂いた)

(既にこのフィールドに展開された死の冷気により)

(彼女の所有する武装全てが大幅に出力を落としていた。)
0

レイ・シャルダン 2022年1月3日
.
.    アクロヴァレリア    出  力  低  下
【 ― ACROValeria / Leistungsverschlechterung ― 】
    アルヴァーレフィールド    展  開  不  可
【 ― Arrivarefield / Kann nicht bereitgestellt werden ― 】
     ノインウントノインツィヒイェガー   接  続  不  可
【 ― Neunundneunzig Jäger / Kann nicht verbinden ― 】 
    グラッドオンジャルダー    接  続  不  可
【 ― GRAD ON JALDER / Kann nicht verbinden ― 】

(既に戦闘の継続は困難に陥りつつある。)

(ボクに残された手は…。) (無効票)
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竜城・陸 2022年1月3日
(動きを止めるなら、冷気は跡形なく消え失せるだろう。)

(手を止めるなら、氷剣は一様に霧散するだろう。)

(殺し合いではないのだから。戦意を失えばそれ以上、攻撃を継続する理由はない)
0

竜城・陸 2022年1月3日
……レイ。

(――けれど)

まだ、戦えるかい?

(それを決めるのは自分ではない)

(だから、まだ、戦闘態勢は解かない) (無効票)
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レイ・シャルダン 2022年1月3日
…。

(動きは止めない)

(手も止めない)

(これは殺し合いでは無い、でも、まだやれる事が残っているのなら)

(ボクは出し切る、あの時もそうした。)

(陸さんにありったけを見せる事に後悔は無い。)

(良かった…強くなったじゃないか。ボクは…。)
0

レイ・シャルダン 2022年1月3日
(…ボクの事を心配そうな表情で応援してくれている友がいる。)

(色んな人が応援をくれている。)

(ありがとう大丈夫だよ。)
0

レイ・シャルダン 2022年1月3日
(サイバーゴーグルBoeotiaを取り外し)

(機械魔導弓ACROを手放し)

(肩に乗っかった使えない砲台はパージする。)

ああ…大分身軽になったかな。
0

レイ・シャルダン 2022年1月3日
(出血は大丈夫、切られた所から氷付いて血は減ってない。)

(まぁ、もう何か感覚とかわかんないけどね。)

(残り魔力は…無いに等しいけど、一発くらい行けるか?)

(いや、行くんだ…。やるんだ。)

(さぁ、最後の笑顔だ。)
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レイ・シャルダン 2022年1月3日
…陸さん…。

あと一回だけ…お付き合いください。 (無効票)
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竜城・陸 2022年1月4日
(ああ、)(そうか)

(それでもまだ、笑えるんだな)

(――“人間”というのは、こんなにも)(いや)
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竜城・陸 2022年1月4日
(“レイ・シャルダンという少女”は)

(こんなにも、強くて、気高くて、眩しいんだな)
1

竜城・陸 2022年1月4日
……ああ。
一回と言わず、何度でも構わないよ。

(氷剣は、全て霧散した)

(消耗した彼女を侮っているというのでは勿論、無い)

(機動力の低下した彼女に対してその物量が必要ないという判断でもあるし、)

            ・・・・・・・
(そこに回していた魔力を迎撃に割くべきだと、漠然とそう思ったというのも、ある)


おいで、レイ。 (無効票)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(ありがとう…陸さん…。)

(これがボクのありったけです。)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(指先で虚空にパスを描く)

(指をくるくると回し、円が3つ、重なり合い)

(虚空にアーミラリスフィア【Raumfahrt】が顕現する)

https://tw7.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=25646

( 愛おしそうにRaumfahrtを空へと掲げると空の器に芒…と光が宿る。)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
Lass uns danach suchen  / Lass es uns finden
(二分罫線を示すブラスリングが音を立てて回る)

Unsere Raumfahrt / Es wird nicht mehr leuchten
(至点経線を示すブラスリングが何かを探す様に、からからと周る)

Wunderbare Sterne / Am Ende des Lebens
(交差するリングとリング、標される星の座標)

Ich möchte, dass du es mir noch einmal zeigst
(空になった器に煌々と熱が灯る)

Dieses tolle Gebrüll
(白く、青く、命が灯り、黄色く、橙に、赤く、"赤く" "赤く")

https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=23199
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(スーパーノヴァの熱が、魔力が、Raumfahrtの中を駆け巡る)

(今すぐに我を解き放てと、術者の心に体に訴えてくる。)

(その熱量に耐えかね、彼女の戦闘服が綻び、崩れ、両腕から肩にかけるまでが露出する。)

う…うggg…(あとちょっとだから、…我慢してよ!!)

(弾けそうな腕を抑え次の工程へと進む。)

(彼にぶつける魔力の塊は出来た。)(だから後はこれを、形にするだけ。)(彼を落とす一本の矢へと)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(隕鉄を鍛え造られた鏃のペンダントに触れる)

(それは彼女が、自身の親友とハッキリと言い切れる大切な人から送られた物。)

(その鏃を手に取り、Raumfahrtと番え、引く事で)(その魔力に導きが与えられ光の矢が顕現する。)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(力の反動で照準が合わない。)

(本来彼女自身に矢を対象に当てる能力は無い)

(能力者として未熟な彼女は、照準も全て機械に任せてしまっているのが現状である)

(でもこれは、これだけは、ボクが彼に届かせる物でなくてはならない。)

(だから、全神経を集中して、彼を見る。)

(そう、だって、ここに居るよと、ここに放てと、動かずに待ってくれている彼がいる。)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(故に…放つッ!)

――運命が今、貴方を捉えた!

 リュウゴロシ
Drachentöter!!

https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=23748
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(放たれた一閃)

(待ちに待ったと言わんばかりにそのありったけの力は標的へと向かって行進を開始した。)

(星の魔法、そして概念をも貫く一矢が)

(渦を巻く様に周りを巻き込み、)

(空気を、雲を、燃やしながら濁流の如く突き進んでいく。)

Ahhhhhhhhhhhhhーーーーーーーーーー!!!!!!!!! (無効票)
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竜城・陸 2022年1月4日
(収束していく魔力の質を感じ取って、僅かに目を眇めた)

(ああ、なるほど)
(これは、命が終わるときのその、熱だ)

(おそらく、保持しているだけでも随分と肉体に負荷がかかるだろう)
(――まあそこは、“贈り物”が十全に機能してくれることと思うけれど)
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竜城・陸 2022年1月4日
(しかし、なるほど)
(まるで擬えたように、ぴったりだ)

    Dragon Bane
(――“Drachentöter”なんて。これ以上に自分に対して有効な手はないだろう)

(恐らくあらゆる魔術的防護は、あれの前には無効であろう)
(そういう質をしていることは見ればわかる)

(だから、要するに。)
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竜城・陸 2022年1月4日
終焉を相手に打ち勝てというのだろう?
(純粋な魔力量の勝負)(終わりの運命をもたらすものを捻じ伏せるだけの、力を示せと)

(つまりは、そういうことだ)
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竜城・陸 2022年1月4日
(避ける択はない、逸らす択もない)
(彼女の身体が耐えきれる量しか受け持てないだろうから、本当の“星の終焉そのもの”ほどの威力ではないとはいえど)
(地表にかすりでもしただけで、大幅に地形が変わるだろうから)

(――さて)
(“神”の権能ならば、同じだけの出力は示せるが)
(ただ、プラスとプラスをぶつけて相殺させるのでは、結局、大きな余波が生じることになる)

(――ということは、)
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竜城・陸 2022年1月4日
しかも、圧倒的不利の状況で、か。

(――“竜”の権能を以て)
(“竜殺し”を凌駕せよということである)

(勿論、出来ないなどとは思っていないのだけれど)

(だって、運命を変えると決めたのだ)
(星の終焉程度――覆せなくてなんとする?)
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竜城・陸 2022年1月4日
(――集中しろ)(意識を、傾ける)

(枷を外して)(楔を引き抜いて)(鎖を解いて)

  Lig
(“ 竜 ”の力を励起する)

(そのたびに、湧き上がるものを感じている)(それを、捻じ伏せる)

(「  」)(――うるさい)
(「  」)(――周りをちゃんと視るんだ)

(「  」)(――大人しくしててくれ、)
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竜城・陸 2022年1月4日
(――揺らいだ)
(輪郭がぶれて、歪んで、ヒトのカタチがあいまいになる)

(視えるだろう)(感じるだろう)
(彼女にも、この戦いを見守っている誰かにも)

(全てを凍て尽かせるような、まるで世界にたった一人置き去りにされたような、静けさと、悪寒)
(どこまでも底冷えするような、昏く、深い、底の見えない深淵を覗いているような怖気)

(光もない、熱もない、生命もない)

(生きたものの声はせず、風の音もなく、動くものもない)

(あらゆるものの息絶えた氷獄の静寂、あるいは、余人の踏み込めぬ深海の奥底)

(誰にも計り知れない、途方もなく大きな“なにか”――)
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竜城・陸 2022年1月4日
(――――その中に、)

(焼け付くように熱く激しい熱が眠っている)
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竜城・陸 2022年1月4日
(――――)

(―――れ)

(――怒れ)

(それは、)

(お前の、)
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竜城・陸 2022年1月4日
(――わかってるさ)(わかっている)

(そこにある「  」も)(「  」も)(「  」も)
(受け止めきれなくたって、自分のものだ)

(だから、)
(いいよ)(今だけは、君のこころに寄り添おう)

(さあ、「怒れ」)
(――この程度で自身を見失う、不甲斐ない自分を)

(さあ、「憎め」)
(――運命すら変えられないと嘆いていた弱い自分を)

(さあ、「殺せ」)
(――何もできないで震えていた、これまでの自分を!)
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竜城・陸 2022年1月4日
(――広がった弥終の静寂が、)(消え失せる)

(否、それは一点に収束していた)

(竜の視線の先)(概念すらも撃ち抜く光の奔流を捉えていた)
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竜城・陸 2022年1月4日
(それは、静止していた)
(あらゆる熱を奪われて、そこにただ在った)

(光を失い)(水に沈められた灰のように)(腐食して爛れるように黒く、染まり)

(――それを温床とするかのように)(花が咲いた)
(青く透き通るような氷の花が)(あらゆる熱を奪い尽くして咲く花が)
(全ての熱を失った“それ”を包むように咲き乱れて、)
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竜城・陸 2022年1月4日
(陽光を照り返すように、ただ、静かに輝いていた)

――――――、ぶな、かったな。

大丈夫? 死んでいない……よね。
(目の前)(彼女を見遣り)(屋上を一度、振り返って)

(もう一度、彼女へ向き直った) (無効票)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(圧倒的な星の熱量と深淵の冷気?と呼んでいいのかもわからない何かが衝突する瞬間をこの瞳に焼き付けた)

(拮抗するかと思われた両エネルギーのぶつかりは)

(術者の圧倒的な魔力の差により)

(一方に食い破られていく)

(螺旋を描き、雲を、空気を、あらゆる物を巻き込みながら進軍した)

(その熱の力は)

(その姿のまま氷と化していた。)

(その形容、まるで氷の花の如く)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(そして、その冷気は力を弱め)

(彼女の元に辿り着くころには)

(ビュウ―と吹き付ける一月の寒い風と交わり彼女の体を貫く。)

はは…。

うん…本当に気持ちのいい風だ…。
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(今一度視線を氷の花へと向け)

(安堵の表情を浮かべる。)

(通じなかった落胆はあれど、彼の安否も確認できた。)

ああ…なんて…美しい…花なんだろう…。

(全ての魔力を使い切り)

(全ての武装も壊滅的被害を受け、)

(彼女の体は…ゆっくりと地に落ちて行った。) (無効票)
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竜城・陸 2022年1月4日
(目を閉じて、)

(開いた)

(それで空に満ちる停滞の魔力も、凍えるような冷気も、跡形なく消え失せ)
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竜城・陸 2022年1月4日
(詰めていた息を吐き出して、)

(身体が十全に動くことを確認して)

(それから、翼を羽搏かせて空を滑るように飛んだ)

(落ちてゆく少女の元へ)

(その身体を抱きとめようとするように) (無効票)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
(落ちかけていた意識を強制的に繋ぎ戻す)

(気が付いた時にはこの身は彼の腕の中にあった。)

…………。

最後の最後でターボを吹かして着陸するつもりだったんですよ…。

(等と、強がりを言って見せる。) (無効票)
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竜城・陸 2022年1月4日
どうやって。今一瞬気を失いかけていたじゃないか。
(見たままをぴしゃりと言ってのけた)

(凍り付いた“星の終焉”が、ぱらぱらと細かい氷晶になって崩れ落ちていくのを、ちらりと見遣って)
(また、少女に視線を戻した)

……体の具合はどんな感じ? (無効票)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
はは…ご迷惑をおかけします。

…。
(同じく、星の終焉の終わりを見届ける。)
結局届きませんでしたね。
一つも…。

(彼の顔も体も傷一つなく、美しい姿のままである。)
(自身は…肩は潰され、腕は焦げ、足は切り裂かれ…顔も…とんでもない事になってるんだろうなぁ。)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
体の具合…。
(魔力は尽きた。)

(恐らく、足りない魔力の代償として、後で筋肉のいくらかを持っていかれるのだろう。)

(でも、これは模擬戦だから。)

ちょっと休めば…歩いて帰れますとも。

(強がりは強がり、だけどこれは意地でも実行しなければならない。)

(そう思い、彼の問いへ答えを返す。) (無効票)
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竜城・陸 2022年1月4日
最後のは、多分今までの俺だったら体の半分くらいは持っていかれたと思うけどね。
(復元はできるが、それはそれだ)

(……意図して狙ったりはしていないが、多少はやはり顔にも傷ができてしまっているようで)

失礼。
(傷口に指で触れて、撫でる)
(――傷痕一つ残さず、痛みひとつなく、癒えていく)
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竜城・陸 2022年1月4日
(強がりを言うとは思っていたし、)
(そう言うのならそれに添うべきだろうとは思ったが)

この間あげたもの、持っているだろう。
支払う分はそれに肩代わりしてもらうといい。その為に渡したのだしね。

それから――
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竜城・陸 2022年1月4日
……君は俺のクラスの子なので、そこは少し過保護にします。

(言うが早いか、彼女を抱えたまま)
(屋上の方へ飛んでいく)(数人、見知った白のクラスの面々がいたはずだ) (無効票)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
んっ…

(彼の指が肌に触れ、ビリビリとひり付いた感覚が消えていく)

ほんと…。

何でもできるんですね。
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
そっか…。

貴方のクラスの子ですものね。

じゃあ…お言葉に甘えちゃうかぁ。

(まだ残していた力みを抜き、彼に完全に体を委ねる。) (演出終了)
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竜城・陸 2022年1月4日
なんでも、はできないよ。
俺が心からそう在ろうと思ったことしかできない。

女性の顔に傷は遺したくないからね、これくらいは。

……ん、では、向こうまで丁重にお運びさせてもらうよ。
君より、速度は出ないだろうけれどね。そこはご容赦を。

(なんて、言いながら――)
(翼を羽搏かせ、屋上の方へと向かっていった) (演出終了)
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レイ・シャルダン 2022年1月4日
【勝者:竜城・陸!!】

【このスレッドは終了しました。】
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