【個】暮らしに彩りを
霧雨・龍雅 2022年1月2日
「気持ちの癒しになる、リラックスできる部屋を作るのは大事」
部屋のインテリアに気を回すという意識が殆ど無かった彼にとって、その言葉はとても新鮮で。
本来好奇心旺盛な彼が、実践してみようと思うのは自然な事でした。
けれども乏しい知識では、インテリアにどんなものがあるのか多くは知らず。
その日、彼は同級生の力を借りることにしたのでした。
書き込み可能
#霧雨・龍雅
#雨谷・葛良
1
霧雨・龍雅 2022年1月2日
……こういうお店って来ることがあんまり無いから、やっぱり新鮮だね。
(いつもより暖かい格好をして。お目当ての雑貨屋の前へ到着し、ほぅ、とどこか感慨深げに言って、彼は店の扉を眺めます)
雨谷・葛良 2022年1月2日
なんていうか普段どんだけ余裕がないのか、っていう感じですね……
買い物を楽しむってーのも、心の栄養ですよ?
実際買わなくても、見て回るだけでもいいんですけどね。
(一方こちらはと言うとよく訪れてるのだろう、慣れた様子で店へと入って)
さぁさどんどん見て回るですよ、それに中の方があったけーですし。
(寒くないようにマフラーを巻いた姿である。それでも寒いものは寒いので、手招きした)
霧雨・龍雅 2022年1月2日
あぁ……うん。
なんていうか、自分の物にお金を掛けるって事を、あんまりしてこなかったからさ。
なかなか足が向かなくって。
(学園に入学してすぐの頃に、数回行った程度かな……なんて呟いて)
うん、今日は楽しんでみるよ。
(と、手招きされるままにつづらさんの後に続いてお店の中へ入ってゆきます)
雨谷・葛良 2022年1月2日
その感じだと、食器とかも使えればなんでもいーやーって感じじゃねーです?
お気に入りのを見つけるとかもいいものですよ。
(着いてきたのを確認すると、話しながら、)
ま、それは後にしておくとして、です。
まずは飾り物とかですよねー、海に近いようなの。
ここでもシェルボトル売ってたと思うんですけど……。
(場所を思い浮かべながら、案内するように先に進みます。歩幅の関係上、そこまで離されることはないでしょう)
霧雨・龍雅 2022年1月2日
……よく分かったね。
うん、安くて壊れにくい物なら何でもいいかなって……
(ちょっと驚いた様子で言って。そして店内の様子にまたも驚いた様子で)
ん……そうだね、海の飾り物。
……それ以外にも、こんなにたくさんあるんだね……
すごいな、俺の知らない世界だ。
(きょろきょろ、落ち着かない様子であちらこちらに並べられた商品を見渡しながら、つづらさんについていきます)
雨谷・葛良 2022年1月2日
予想通りで何よりです、いや良くはねーですが……。
(あとで食器コーナーにも引っ張ってこう、と内心決めておく)
海ひとつ取っても、植物から連想するもの、貝殻、魚を模した置物と、まー色々ですね。
山とか森とかモチーフのものだって色々あるですが……
(無効票)
雨谷・葛良 2022年1月2日
さしあたっての目標はこれ、ですね。
ちっちゃな海岸みてーでしょう。
(お目当てのシェルボトルの並びに着て、一つを取り上げて目の前へ)
(小瓶の中には海の砂に小さな貝殻とヒトデ、ボトルの上の方は青く染まっていて空をイメージしているようでした)
霧雨・龍雅 2022年1月2日
長く使えると、その分食器代が節約できるからね。
(なんだかちょっと得意気です)
ヤシの木が生えた海岸とか、おっきな貝殻とか。そういう事だよね、海のモチーフ。
海だけでも種類がたくさんなのに、山とか森とかまで出てきたら、多すぎてちょっと目が回っちゃいそう。
(とはいうものの、その声色はいかにも興味津々といった様子で)
(無効票)
霧雨・龍雅 2022年1月2日
(差し出されたシェルボトルを見て、へぇ、とこれまた興味深げに声を零して)
これがシェルボトルっていうんだ。
……本当だ。瓶の中に海岸があるみたい。
(もっとよく見たくって、そのシェルボトルを受け取ろうと手を差し出します)
雨谷・葛良 2022年1月2日
コストパフォーマンスだけで言えばそーなんですけどね。
それ以上の価値ってもんを自分なりに見つけるのが、人生楽しむコツだと思うですけどねー。
(何せ自分たちの食器はといえば、兄と揃ってこれがいいって見つけたのを選んだのばかりである。それも耐久性に劣るわけでは、ないですが)
(無効票)
雨谷・葛良 2022年1月2日
はい、近くで見てみるといいです。
これも他にも種類あるですからね、こっちは砂の方に色付けしてあるです。
ラメ入りのもキラキラしてて綺麗ですよねー。
(持っていた1つを龍雅さんに渡すと、今度はまた別なボトルをチョイスし始めた。自分が楽しむくらいの勢いである)
霧雨・龍雅 2022年1月2日
値段以上の価値、か……
(それを理解出来ていないわけではありません。ただ、今まではそれに気を遣う余裕が無かったというだけで。だから)
……そうだね。そういうのも、大切にしていきたいと思う。
(無効票)
霧雨・龍雅 2022年1月2日
ん、ありがとう。
(ボトルを受け取り、まじまじとそれを見つめて)
うん……すごく、綺麗。
たくさん種類があるのも面白いし、それに……
……瓶の中に景色を閉じ込めるだなんて、これを最初に考えた人は、きっととても素敵な人なんだろうね。
雨谷・葛良 2022年1月2日
どんな人が最初考えたんですかねー、さすがにそれはわかんねーですけど……
この前つづらの部屋で見てもらったスノウドームも、言ってみればこれの仲間ですね。
あれは雪景色を閉じ込めたーって感じです。
(こくり、こくりと頷いて)
こうやって思い出深いトコを思い出せるような品を、形に残しておくですね。
海のボトルなら、きっと並べて置いたら龍雅さんとこのフォトフレームにも似合うと思うです。
霧雨・龍雅 2022年1月2日
なるほど、あれも……
意外と居るのかな、そういう素敵なことを思いつく人。
発想がすごいな……
(うむむ、と神妙な面持ち)
……思い出、かぁ。
(一瞬、少しだけ寂し気な表情を浮かべて。けれどもすぐに口元を緩めて)
そうだね。
確かにこれなら、海のイメージのフォトフレームにすごく合いそうだし。
それに、つづらとハワイに行った思い出も、すぐに思い出せそうだよ。
雨谷・葛良 2022年1月2日
……?(きょとん、と)
(僅かに不思議そうに、首を傾げて)
え、ええ。それもですね。ハワイの体験なんてなかなかできねーですし。
おみやげもそうですけど、思い出を残しておくって大事ですよ?
(自分の大半は新宿の外で、巻き込まれてしまったので。残ってないんですが)
(無効票)
雨谷・葛良 2022年1月2日
まーこれは今回のに限らず、です。
また出かける事もあるでしょうし、その時の事を思い出せる品、いっぱい残しておくのがおすすめです。
ふとした時に、あんなことあったなーって、思い出せるだけでも楽しくなるですからね。
霧雨・龍雅 2022年1月2日
ん……。
……いや、なんでもないよ。
(首を傾げるつづらさんに、頭を振って応えます。唯一、物として残っていた思い出は、刻逆で消えてしまって。自分が空っぽになってしまったような虚しさを、時折感じてしまって)
(でも、同時に。学園のみんなと、その空っぽを埋めていくことが出来るのが、少しだけ嬉しくて)
うん。
つづらとの思い出も、みんなとの思い出も。全部、大事だから。
……たくさん、残しておかなきゃね。
(演出継続)
霧雨・龍雅 2022年1月2日
……ふむ。
(と、真剣な面持ちになってシェルボトルを見比べて)
最初に見せてもらったこれも良いし、そっちのカラフルなボトルも、キラキラしてるボトルも、どれもこれも綺麗だけど。
思い出を、思い出せる品っていう意味なら。
最初のボトルが、一番思い出に近くて、良いな。
雨谷・葛良 2022年1月2日
なんでもねーんならいいんですけど。
……ええ、その。
折角同学年で行動してんですから。
つづらなら呼んでくれれば付き合うですから、ね。
(ちょっとだけ)(髪をいじりながら視線を反らして)
(大事な思い出と言われるとちょっとだけ気恥ずかしいものです。みんなとの思い出と、一緒でもです)
(無効票)
雨谷・葛良 2022年1月2日
一番自然にちけーやつですね。
他のも綺麗ですけど、体感した思い出に近く……ってなると、ちょっとオーバーですもんね。
(最初に手にしたボトル。一番シンプルではあるけど、一番思い出に近い輝きになっているでしょう)
それじゃーシェルボトルは、それにするですか?
霧雨・龍雅 2022年1月2日
ん……?
(視線をそらすつづらさんに、今度は彼が首を傾げて。でも、彼女の言葉を聞いて少し嬉しそうに)
……うん。
またどこか行きたい時は、つづらを誘うよ。
一緒に出掛けるの、すごく楽しいから。
あの時の思い出に一番近いのは、これかなって。
(他のも素敵だけれどね、と付け加えて)
うん。これにするよ。
(と、大事そうに手にしたボトルを見つめます)
雨谷・葛良 2022年1月2日
折角並べるですからね、一緒に大事にするです。
(選ばれたボトルを改めて見て、満足げに一つ頷いて、)
……ん、それじゃ、
(演出継続)
雨谷・葛良 2022年1月2日
次のコーナーいくですか。
(店のさらに先を見ます。多分食器とかあるでしょう)
生活の彩りはまだまだ付けようあると思うですからね。
日々を充実させていくです。
霧雨・龍雅 2022年1月2日
ん。
(こくり。力強く頷いて)
大事にするし、毎日磨いて綺麗にするよ。
(なんて、真面目な調子で言って)
次の……ああ、そうだね。
まだまだ、たくさん飾り物はあるし。
買い物を楽しむのも心の栄養、だもんね?
(彼女と共に店の奥へと向かいながら言ったその言葉からは、既に楽し気な気持ちが滲み出ていて)
(きっと、生活だけでなく。彼の心も、少しずつ少しずつ、彩られていくことでしょう)
霧雨・龍雅 2022年1月2日
【〆】