【個】音乃宮、部活つくるってよ
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
冬の某日、新たな部活を作ろうとする学生がここに一人。
これは色々と書類を書いていたそんな放課後のことである。
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#音乃宮・氷奏
#レイチェル・セレナイト
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音乃宮・氷奏 2021年12月28日
(誰も居ない音楽室、それなりに遅い時間なのもあって自分のペン先が紙に擦れる音だけが響いている)
………。
ふぅ、流石にこればっかりだと息が詰まるな……窓でも開けるか。
(立ち上がって窓を開けると、風に吹かれて書類がパラパラと散らばる)
………おぉ、まい、ごっど。
(ガックリと肩を落とした)
(紙を拾うのを諦めて、気晴らしにピアノの鍵盤を軽く叩く)
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
(すっかり遅くなって、窓の外は真っ暗。そんな文化校舎の廊下を、楽器片手に歩いています)
(途中で、ピアノの音が聞こえてきたことに首を傾げつつも、足はそのまま目的地――つまりはピアノの音が聞こえる音楽室まで止まらずに)
(がらりと扉を開けたなら、そこには同じ寮に住む先輩の姿)
……あら、氷奏さんではありませんか。
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
(ピアノの音を止めると振り返って声の主を見る、知り合いの姿を確認すると小さく笑顔を作った)
おや、レイチェル君じゃないか。音楽室に何か用事が……
(そこまで言うと、彼女の手に持った楽器を見て)
ああ……練習かい?どうぞ、ご自由に使ってくれ。
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
ボクはちょっとやる事があって……
(と言った所で、床に散らばった書類の方に歩いて)
(一枚拾うと軽く埃を払った)
レイチェル君が気になるようだったら出ていくけど、どうしようか?
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
ああ、いえいえ、こちらこそ練習の邪魔を……
(というわけではなさそうです。書類を拾い上げる様子を首を傾げて見て)
……いえ、気になることはないのでいいですけれど、それは?
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
それはありがたい。
ああ、これは…………
(一瞬だけ口元に手をあてると)
隠すようなことでもないか、……実は新しい部活を作るつもりでね。
音楽室を使う予定だから、色々と書類を書いてたってわけさ。
(ピラピラと紙を振って)
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
ああ、部活動……というやつでしたか。
そういえばいろんな方がやっていらっしゃる噂は聞くのですが、氷奏さんもこれから始められるんですね。
(楽器を取り出す……のをやめてそちらに近づいていって)
音楽室を、ということは音楽系の部活動ですよね。どんなことを?
(思い浮かぶのは色々とありますが、氷奏さんは確かクラシック系の楽器を嗜んでおられたはずで。であれば思い浮かぶのは、室内楽、吹奏楽、弦楽四重奏や管弦楽……といったあたりでしょうか)
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
いかにも!その通り、音楽系の部活動を作るつもりさ。
残念ながらこの学園には吹奏楽部すらないようだし、聞いた話だと普通の学校にはあるらしいのだが……
(少し残念そうに肩を落として、やれやれと首を振る)
今の様子だと、レイチェル君は何かの部活に入ってたりはしないみたいだね?
(近付いてきた彼女に向き直ると、手に持っていた紙を差し出す)
(紙には「学園管弦楽部」という部活名が書かれていた)
……ま、しばらくは碌に人数も居ないだろうけどね。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
私はー……まあ、色々とありまして。今のところは何もやってませんねえ。
吹奏楽ですか。刻逆の前はあったかもしれませんけどね。
学生の数とかも結構変わっているでしょうし、維持できなくなった部活もあるのかも……。
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
と、ああ……オーケストラなんですね。
(差し出された紙に書いてあった部活名を見て、ふむと一つ頷き)
……ちなみに氷奏さんはそうなるとどの楽器を?
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音乃宮・氷奏 2021年12月28日
そうかい、ディアボロスは大抵忙しい身だからね。
ボクも最近落ち着いてきたところさ、そうじゃなきゃ作ろうとも思わなかったよ。
(椅子に座ると、軽く姿勢を崩して)
うん、一応は……だけどね。(書類に目を移す)
人数が少ないうちはいくらかやり方を変えるだろうけど、とりあえずこの名前で出すつもりさ。
それで、えーっと……どの楽器、か……
(少し難しい顔をして考え込む)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
……質問に質問で返すようで悪いんだけど……。
レイチェル君も、色々な種類の楽器が弾けるんだろう?
(確かそう言っていたはずだ、と寮での会話を思い出しながら)
その中で、自分はこれが弾きたい、とか……これが一番だ、とか。
そういう楽器ってあったりするかい?
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
(アンケートミス)
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レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
いえ、ディアボロスとしてのあれこれではないんですけれども……。
まあ下地作りというか、刻逆で流れてきた身ですから。
生活の基盤を整えたりとか、そういう。
ああ、はい。
弦楽器、管楽器、鍵盤……一通りはできると自負しておりますが……一番、一番ですか。
表現したいもの次第、としか言えませんが……
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
……ただ、ええ。
仮に「オーケストラに参加する」という前提で弾きたい楽器は――というのならば、答えはひとつですね。
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
──────(レイチェルの目を見て)
ほう、聞いてもいいかい?
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
え、それはもう当然ヴァイオリンです。
コンサートミストレス志望ですので。
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
コンミス志望だったのか、それは……知らなかったな、初耳だ。
……それじゃ、ヴァイオリンが一番になった理由を聞いてもいいかい?
色んな種類の楽器を学んだ上で、何故ヴァイオリンに行きついたのか。
(コホンと咳払いすると)
ボクはまだ……自分にとって一番の楽器、というのがないんだ。
というわけで、部活でも空いた所に入ろうと思っててね……
(咄嗟に応えられなかったのはそれが理由なんだ、と説明した)
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
いいえ、オーケストラなら、という意味です。
オーケストラに於いて最も「自分を表現できる」のがコンサートミストレスだから、というだけの話ですね。
(ですから吹奏楽ならばクラリネットと言いますし、ジャズ・バンドならトランペットと申し上げたと思いますよ)
(なんて言葉を続けて)
私は吟遊詩人であって、自分を表現するのが仕事ですので……そのための武器は選びません。あ、いえ、この場合は楽器ですけれど。
なのでその時その時に最適なものを選ぶ、これだけです。
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
だから、これが一番という楽器がないのは一緒ですよ。
ただ、氷奏さんと考え方が違うだけだと思います…………が。
氷奏さんは、どうしてオーケストラ部を作ろうと思ったんです?
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音乃宮・氷奏 2021年12月28日
オーケストラにおいて、ヴァイオリンがキミのやりたいことに最も合致していたから、……と。
一番の物がない、というのにはそういう考え方もあるのか……。
(ううんと唸って)
部を創ろうと思ったのは……
ボクは、楽しく楽器を弾いて貰えればそれでよかったんだ。
幾つもの音の重なりで、1つの曲を紡ぐ楽しさを知ってもらう場所を作りたかった。
(初心者にも、経験者にも等しく……と続けて)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
あ……それなら、一番の楽器がないことを悩む必要はないのか?
(思いついたように口を開く)
一番を決めなくても、その時一番皆の助けになる楽器を選ぶ……
というのが、ボクの理想……か。
……どうだろう?ちょっと優柔不断かな。
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レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
はい。何のために音楽をするのか。
その目的に一番合っているものを選ぶ……ということでいいんじゃないかなと私は思っています。
ですから、ええ。優柔不断なんかではありませんとも。
氷奏さんにとっての目的に適う方法を選んでいるのですから、それが良いと思います。
色んな所に助っ人に入るというのも面白いと思いますしね。
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
何のために音楽をするのか……目的に即した方法を───か、少し気持ちが軽くなったよ。
少しだけ……ほんの少しだけ!だけど、後ろめたさがあったんだ。
こんな中途半端な奴が部長でいいのか、ってね───
だから……ありがとう、レイチェル君。(恥ずかしそうに笑うと、軽く頬を掻いて)
(そこまで言って、あ……と小さく口を開けて)
そこで、…………1つ、提案があるんだけど、聞いて貰えるかい?
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
まあ確かに毎回ころころ楽器が変わっちゃうと合わせる側も大変ですから一つに定めたほうがいいといえばそうなのですが。
(音楽のことに関しては厳しいレイチェルです)
でもそのあたりも氷奏さんはうまくやりそうな気がしてるんですよね、ええ、なんとなくですけれど。
それはこうやってお話ししている気質からもなんとなくわかります。
いえいえ、お礼なんてとんでもない。
それと……中途半端かどうかは結果を見るまでわかりませんからね。
そう思うのなら、そうならないように頑張ればいいのです。
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
……と、はい、提案?
なんでしょう。
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月28日
ハハ!手厳しいな……
ん、勿論だとも!ボクはどの楽器であっても、使いこなして見せるさ。
(ハッハッハ、といつものように笑って)
レイチェル君、まだ何も部活に入ってないって言ってただろ───
君さえ良ければ、だけど……最初の部員になってくれないか?
もし……キミがOKしてくれるなら、ボクは全力でキミが楽しく音楽を奏でる助けになろう。
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
……私ですか?
(きょとん、とした顔で)
うーん……おすすめはしませんけどねえ。
私は独奏者なので、ああいえ合わせる努力は多分できますけれど、基本的には自分勝手な弾き方が多くなってしまいそうで。
レイチェル・セレナイト 2021年12月28日
……なーんて、申しはしましたが。
最近私、少しだけ「誰かと一緒に何かをする」っていうのが楽しいのもわかってきた気がしておりまして。
ええ、ですから、お受けしましょう。
あ、でも突っ走ってたらちゃんと指導してくださいね、「部長」。
それだけお願いできるのでしたら、万事オーケーです。
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月29日
───っはぁ!(息を吐き出した)
そうか……!良かった、断られるかとドキドキしたよ……。
ハハハ!そうか、「部長」か!
勿論だ!任せてくれ、レイチェル君も、ボクも───
共に、力を合わせて努力していこうじゃないか!
(そこまで一息に言いきって)
(やったーーー!!!と、さっきの不安な顔とはうって変わって、拳を突き上げて喜んでいる)
(無効票)
レイチェル・セレナイト 2021年12月29日
あらあら……。
そんなに喜んでいただけるとなると、気合を入れなきゃいけませんねえ。
(なんて言って、くすっと笑い)
ええ、一緒に頑張っていきましょうね。
レイチェル・セレナイト 2021年12月29日
さあて、そうと決まれば早く書類を書いてしまいましょう、部長。
人を集めるにも早い方がいいですしね!
さあさあお座りになって。私も手伝いますから。
(発言終了)
音乃宮・氷奏 2021年12月29日
っとと……ありがとう。
そうだね、二人で書けばきっとすぐ終わる。
(そう言うと机に向き直り、ペンを手に取る)
それじゃあ───面倒な書類はさっさと終わらせて、寮に帰るとしようか!
(こうして新たな部活の創設に、一歩ずつ近づいていったのであった)
(無効票)
音乃宮・氷奏 2021年12月29日
――――――――――このスレッドは終了しました―――――――――――
(発言終了)