【個】Jingle all the love
リップ・ハップ 2021年12月25日
12月25日、昼下がり。
恋愛はもちろん親愛に友愛、家族愛。
様々な愛が溢れ、幸福に満ち溢れる新宿。刻逆を経て初めてのクリスマス。
イルミネーションが本格的に色づくのはもう暫し後の事だが、クリスマス本番の装いに包まれた街は鮮やかで、クリスマスソングは心を弾ませる。
少女は買い出しの傍ら街を散策し、行きかう人々の幸福を、愛を、全身で感じるのだった。
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リップ・ハップ 2021年12月25日
今んとこ聞いてねいな。レイチェルが背中お触りされたくらいしか。
イコール誘えば誰でもワンチャンありってことだろ。
（私も知らーん顔）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月25日
野郎のみで一年で一度の日を祝う。ウケんな。
ま楽しそなのは楽しそだな。バカ騒ぎして近所迷惑なんなよ～～。
恋南川・姫兎 2021年12月25日
背中を触られるって、どんな状況でそうなったんだ……？
なんかそう聞くと、勿体ねぇことした気になってくんなぁ。
……リップ、遊びに行くか？
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年12月25日
ウケるとか言うなっつうの！！
まぁ大丈夫だろ、部屋はともかく家自体は結構防音されてるみてぇだし。
リップ・ハップ 2021年12月25日
んだよ男は前向け前。みみっちーこと言ってんなよなー。何が勿体ねいか知らんけど。
おん？ 私？
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月25日
…………しっしっし。どーしよっかな～～？？
（勿体ぶリップ）
その気にしてくれたらいーよ？
ほら、ラブコール。私をときめかせるよなアッツいやつちょーだい。
恋南川・姫兎 2021年12月25日
なんだよ、勿体ぶりやがって……
ら、ラブコールなぁ……
（うーんと悩む。何せ今までそんな事したことない）
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年12月25日
こ、この生活になって初めてのクリスマスを、リップと過ごしてぇ。
……みたいな？
リップ・ハップ 2021年12月25日
（審議中）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月25日
（すすす……）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月25日
（……すすっ）
拙い感じマシマシだけど初々しさがかわいーってことでオマケしてやっか。わはは。かわ姫兎。
しょーがねいなーー。野郎共への土産話作りに協力してやんぜリップちゃんが。
恋南川・姫兎 2021年12月25日
うっせ。こんなん言ったことねぇんだよ！！
恥ずいわ！！
なんか情けかけられた気もすっけど、合格もらったって事で良しとするか。
リップ・ハップ 2021年12月25日
ハジメテ卒業おめでと。
……えーいーじゃーん。
経験積んで女ときめかせられっように励めよ。
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月25日
（言って）
じゃこっからは予定変更で突発クリスマスデートだ。エスコートよろー。
（少年の隣に立って彼の腕を抱く。ノリ：💮）
恋南川・姫兎 2021年12月25日
へいへい、がんばりま……うおっ！？
（急に腕に抱き着かれて、びくっとして）
……いきなり来るなよ、びっくりするじゃねぇか。
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年12月25日
（腕から伝わる感触に内心ドキドキしつつもポーカーフェイス）（男の子なので意地っ張り）
責任重大だな。ってもの、どうすっかなぁ。飯……は無しか。
（うーん、と首を捻り）
つーか、誘っておいて何だが買い出し良かったのか？
まだなら、先にそっち行ってもいいけどよ。
リップ・ハップ 2021年12月25日
デートの経験はまぁあるぜ……。
（ふっ……。とキザな感じに）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月25日
って前言ってたの誰だっけー。
（にやにや）
んーん。そっち自体はもう粗方済んでる。
とりま駅の方歩こっか？ テラスシティの方とかイルミネーションもりもりだし。点灯は陽落ちはじめてからだけどさ。
（いこいこ。腕を引くように歩き出す）
恋南川・姫兎 2021年12月25日
うっせ。そんな気障ったらしく言ってねぇだろ！！
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年12月25日
そっか。そんじゃ、駅の方行くか。
イルミネーション以外にも、人が多けりゃなんかあるだろうしな。
（腕を引かれ歩き出し）
……ほら。袋もってやるよ。
（の前に。リップの前に手を差し出す）
リップ・ハップ 2021年12月25日
えーそうだったかなー。
さーんきゅ。
（片手分、半分の荷物を彼の手に預けて）
（別にこのくらいの重量、苦ともなんとも思わなかったが、やはり片手が開くと人心地つける）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月25日
（だから改めて、ぐるっと視界を巡らせて）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月25日
なあこれ、私らもカップルに見えんのかな？
（周りにもちらほら、手を繋いだり腕を抱いたりと仲睦まじい若者の姿は当然あって）
恋南川・姫兎 2021年12月25日
あいよ（荷物を半分預かって）
ま、安っぽい男のプライドだと思ってくれ
（彼女なら重いということは無いだろうと、分かったうえで）
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年12月25日
あー……
（周りを見る。確かにカップルらしき人影がちらちら見えて。その中には自分たちと同じで腕を組んでいるような人らもいるわけで）
まぁ、何も知らねぇで見たらそうなんじゃねぇかな。
リップ・ハップ 2021年12月25日
だよな。
（彼の答えに首肯と共に同意して）
んじゃ姫兎は彼女出来たらクリスマス、どんなことしたい？ 出来てたらどんな事したかった？
恋南川・姫兎 2021年12月25日
そうだなぁ……
（年頃の男。まぁそりゃXXXとかそういう気持ちはあるのだが。それはそれとして）
具体的に考えたことはなかったが、どっか遊びに行くより、家でちっさなパーティーとかしたかったかもな。
プレゼント交換したり、ケーキ食ったりみたいなさ。
リップ・ハップ 2021年12月25日
あーお家デート。いーよねー、私も憧れる。
2人だけでぬくぬく、リラックスして過ごす感じ。
でも残念。そいつは叶えてやれそにねいな、スケジュール的に。
折角なら姫兎の夢を叶えるサンタリップちゃんにでもなってやっかと思ったけど。
（おん。あれかわいー。なんてショウウィンドウを眺めながら）
恋南川・姫兎 2021年12月25日
ちぇっ、そりゃ残念。
逆にリップは彼氏が出来たらやりてぇ事とかあんのかよ。
おまけ採点で付き合ってくれた礼に、できることならやるが？
（釣られてショウウインドウを見ながら。可愛いかどうかは分からなかった）
リップ・ハップ 2021年12月25日
えー？
私はやっぱこやってくっついてたいや。場所とかどこでもいーけど。や場所とか所とか構わずだな。肌でも愛、感じててーー。……てそれいつもか。わはは。
クリスマス。聖夜。んー……晩餐？
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月26日
（ふと連想ゲームのように、世の中のクリスマスの事を口にしていって至ったそれは）
（飲食を断っている彼女には縁のないもの）
（……一つ。彼女の望むもの、彼女が口にしたいと思っているものを除けば）
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リップ・ハップ 2021年12月26日
（ふと、腕の中。彼の熱を感じる。そこに流れるものを意識させられる。視界には逞しい首筋）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月26日
（思わず）
（喉が鳴った）
恋南川・姫兎 2021年12月26日
くっついてるだけでいいのか？ それなら、むしろ俺も役得だからいくらでも……げふんげふん
晩餐？ 飯なら奢るけどよ、お前食わねぇんじゃ──
（リップの口から洩れていった言葉に笑いながら返し）
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年12月26日
──？
なんだ、食いたいもんでもあんのか？ あんま高ぇものは無理だが、俺が奢れるもんなら奢るぜ？
（耳聡く、リップの喉が鳴る音が聞こえ）
リップ・ハップ 2021年12月26日
（奢れるもんなら――、彼のそんな言葉が耳に届いて）
（はっと）
（我に返ったような様子で）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月26日
（今私、何やって……、）
（顔のすぐ傍、マスクにかけそうになっていた手にも今気が付いたのだろう。視線を落とし）
…………。
（するり。彼の腕を取っていた手からは力が抜けて、足も止まり）
恋南川・姫兎 2021年12月26日
……？ おい、大丈夫か？
（華奢な見た目とは裏腹に力強かった手から、力が抜けているのに気づき、何かあったのかと顔を覗きこむ）
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年12月26日
（覗きこみながら、ふと思い出す）
（彼女がマスクをしているのは愛を感じるためと言っていた。そして、物的な愛が血を指すことも知っている）
（じゃあ、彼女が食べたいものは──）
（以前によぎった考えを、いやまさかと頭から追い払い）
リップ・ハップ 2021年12月26日
あっ、
（すぐ目の前、彼の顔があって）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月26日
いや、
（ぼんやりとマイペースながらもその実隙の無い彼女だが）
（珍しく動揺したように）
大丈夫、だけど……。
…………ごめん。大丈夫、じゃない……のかも。
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月26日
体調悪いー……予感がする、的な？ わ、わはは。未来予知。
ごめ、中途半端になっちったけど、私帰るわ。
荷物、あんがと。
（もともと袋を持っていた手、それを差し出して）
恋南川・姫兎 2021年12月26日
（珍しく歯切れが悪く、あきらかに動揺している様子をみれば、大丈夫じゃないなんてのは一目で分かり）
気にすんな。急に付き合ってもらったのは、こっち方だしな。
（差し出された手に袋を渡し）
(無効票)
恋南川・姫兎 2021年12月26日
……俺は馬鹿で何も知らねぇから、何も言えねぇけどよ。
俺にできることあるなら言えよ？
リップ・ハップ 2021年12月26日
ああ、うん……。
（……今はただ、欲望のまま、本能のまま、渇きのままに飛びついてしまいそうな、）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月26日
そんときゃ頼りにしてんぜ。
ししし。優しーとこあんじゃーん姫兎。
（自分が怖い。）
（に。取り繕うように笑って）
(無効票)
リップ・ハップ 2021年12月26日
んじゃね。また教室で。
野郎共によろしくーー。
（ゆさゆさ。手と共に荷物を振って）
(もっと愛を)
リップ・ハップ 2021年12月26日
（背を向けて歩き出す。視界の中には、人、人、人）
（……ああ。どこもかしこも『あい』が溢れてる……。）
（ひと気を避けるように、少女は路地裏へと駆けて行った）
恋南川・姫兎 2021年12月26日
おう、またな。気を付けて帰れよー
（遠ざかっていく背中を見えなくなるまで追い）
(もっと愛を)
恋南川・姫兎 2021年12月26日
……はぁ、こういう時なに言えばいいのか分かんねぇや。
ったく、自分の頼りなさを実感しちまうぜ……
（頭をがしがしと掻きながら、雑踏の中を歩いて行った）
