私立MM学園

【個】いつか今日と言う日を

レイ・シャルダン 2021年12月25日
第一次東京奪還戦を無事に終え
「港区」「品川区」「千代田区」「江東区」「渋谷区」「大田区」
以上の6区が最終人類史へと返ってきた。
喜びに溢れる新宿島の住人達
今新宿区のあちらこちらで戦いの勝利を祝うクリスマスパーティーが催されている。
MM学園内でも現在壮大なクリスマスパーティが開かれているのだろう。
そんな喧噪とは対照的に奪還された6つの区は静まり返っていた。

街は元通りだが、人の姿だけがない状態、逆に言えば人の姿以外はある状態
それならば?と静寂に包まれた街を歩く、2人の姿があるのでした。
2人が訪れたのは品川区にある、しながわ水族館
時の止まった世界で、2人の水族館デート?が始まるのであった。

発言可能

#レイ・シャルダン
#竜城・陸




演出終了
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竜城・陸 2021年12月26日
(――その掌の上に、ひやりと冷たい、鉱石めいた何かの薄片をそっと載せて)
( https://tw7.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=26354 )

この間の、壊れた壁……あれ、何かの魔術の痕跡があったから。
前に見せて貰った力のコントロールとか、そういうの、難しかったのかな……と思って。
それを手助けできるような道具があればな、と思って、
…………
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竜城・陸 2021年12月26日
いや、ただ……。
君が贈ってくれたものに対して、あまりにクリスマスらしくないというか、なのだけれど……。
(それこそ、ちょっとひんやりしているというくらいだ)

……こういうところも勉強不足かもな。
ともあれ、もしよかったら、受け取ってほしい。 (無効票)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
いえ…いえ…。

(手に乗せてくれた、その何かを両手に包み大事そうに握りしめ)

(胸で抱きしめる様に、顔を埋め…)

…嬉しいです。

嬉しいです。

ボクは…これがいいです。 (無効票)
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竜城・陸 2021年12月26日
…………、
(そんな様子に、少しだけ戸惑ったような顔をしただろう)

(だって、“恩寵の子”は与えられた力で以て、人に何かを与えるために在るもので)
(ずっとそういうモノだ、と科されてきて)
(だから誰かのために何をしても、それは“当たり前”のことで)

(――だから、)
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竜城・陸 2021年12月26日
…………そう。
(いつも、思い知らされるのだ)
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竜城・陸 2021年12月26日
……喜んでもらえたなら、よかった。
(自分の成したことを、嬉しい、と思ってくれることは)

(こんなにも、嬉しいことなんだ、ということを) (無効票)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
(きっと…。)

(今日と言う日を…。)

(ここで終わりにする事が出来れば)

(また明日からも、同じ様な楽しい日々を送れるんだろう。)

(ふざけた振りをして、貴方の腕にしがみつく事が出来るんだろう。)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
(でも…)

(でも…)

(ふっ…と息をひとつ、満点の夜空を見上げ)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
(ボクは、馬鹿だなぁ。)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
ねぇ、陸さん。

ボクはね?
貴方の事が好きです。 (無効票)
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竜城・陸 2021年12月26日
……ん?
それは、勿論。俺も君のことは好きだよ。
(大切な後輩で、守るべき相手であると心から思っている)(だから、何の衒いもなくそう告げて) (無効票)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
知っています。

でも、違うんです。
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
ボクは貴方の事が好きなんです。

先輩としてとか、人としてとかじゃなくて、異性として好きなんです。
貴方に恋をしています。

授業中も、食事中も、放課後も、貴方の事を考えてばかり。
寝るまえも、まだ貴方はもう寝たかな?まだ起きてるのかな?
そんな事ばっかり考えて寝付けません。

自分でも可笑しいと思えるくらい、
もう、ボクの頭の中は…陸さんでいっぱいなんです。 (無効票)
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竜城・陸 2021年12月26日
? 違うって何、
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竜城・陸 2021年12月26日
……が――

…………、
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竜城・陸 2021年12月26日
…………そう。
(吐息交じりの言葉を、静かに零す)

(あるいは、自分が心底から“人”であったのなら、それを聞いて喜ばしいと思えたのだろうか)
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竜城・陸 2021年12月26日
……ありがとう。
俺には、過分な言葉だよ。
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竜城・陸 2021年12月26日
でも、……すまない。
俺は今、その言葉に、その想いに返せるものを、持っていない。

ただ、その、…………君のことが厭わしいわけじゃないし。
女性として好ましくないというわけでもなくて……。

ただひたすらに俺の側の問題……、では、あるのだけれど……。 (無効票)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
…。
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
それも…知っています。

だって…ボクが何回勇気を出して
陸さんにアピールしても何も気が付いてくれないんだもん。
(少しずつ彼の元に歩を進め)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
(グスタフさんは、押し倒せ何て言っていたっけ。)
(無理無理、ボクにはそんな事出来ない。)

(リップさんは…、水族館の魚と私達を絡めて例えろってアドバイスしてくれたっけ。)
(ごめんなさい、ボクにはその話術が無かった。)

(ボクに出来るのは等身大の想いを伝える事だけ。)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
(そっと、腰掛ける彼の元に近寄り、彼に体重を預けようと体を傾ける)
やっぱり陸さん相手には、言わないと伝わらないなって思って。
やっと、ボクの事を女性として見てくれましたね? (無効票)
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竜城・陸 2021年12月26日
(少しだけ身を離しかけて、)

(多分、それは失礼なことだと思い直す)
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竜城・陸 2021年12月26日
……一つ、誤解を訂正しておくけれど、別に異性として見ていないわけではないんだよ。

(実際、最初は動揺したのだし)
(魔術で統制しているから、鼓動の音も顔色も何もかも変わらないというだけで、今だって内心はひどく面映ゆい)

ただ、俺は割り切りがよすぎる――いや、少し語弊があるのだけれど、そういう感じで。
“きっと親愛表現だ”“懐いてくれているだけだ”と思い込めば、そう思えてしまう、と、いうか、…………。
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竜城・陸 2021年12月26日
…………そうやって、自分の考えとか、気持ちとか、感じたこと。
そういうものに蓋をすることに慣れすぎて。

そういう風に生きなさいと言われて暮らした時間が長すぎて。

(思考)(意思)(願望)(感情)(本能)
(何もかもを“そうあれかし”と願われた形で覆い尽くしてしまって)
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竜城・陸 2021年12月26日
気付いたら――
――俺は何処に自分がいるのかがわからなくなってしまった。

“そうしよう”と思えば、そうできてしまう。何もかもそうで。
だから、自分が本当に思っていることや望んでいることがわからない。

殊に、感情の部分のことはね。
一番強く、封ぜられていた部分の話だから。
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竜城・陸 2021年12月26日
(――正確に言えば)

(“それがそうだ”とわかっているものはいくつか、ある)

(けれどそれをまだ、受け止めることができない)
(受け入れることができない)
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竜城・陸 2021年12月26日
(敬愛だと。親愛だと。憧憬であり崇敬で尊敬だと。)
(思っていた――思い込んでいたものは、すべて。)

(ふたを開けてみれば違った。)
(絶望で。失望で。悲嘆で、怒りで、ともすれば憎悪であったかもしれない。)

(――そうすること勿れと封じられていたがために、ないものと書き換えただけの胸のうちにあったものは、そんなものだった)
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竜城・陸 2021年12月26日
(箱の中に封ぜられたそれを受け入れきれないまま、同じように封じて生きている)
(自分がわからないから、まだ怖い)

(――もし自分の中に在るものが、封じてしまったそれと同じように、ただただ黒く深く昏く激しいだけのものであったなら?)
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竜城・陸 2021年12月26日
…………。
恋とか愛というのは、心の奥底から想うものなのだろう?
その奥底をまだ開けない俺では、君のその想いに返す言葉がない。

……いや、返しても無礼になってしまう。
だって、同じ深さで感じていないのだから。
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竜城・陸 2021年12月26日
君のことが好きだというのは本当だよ。
でもそれが、恋とか、愛とか、そういうものであるのかがわからない。
だから、まだ答えを返せない。

……ごめん。うまく伝わっているか、わからない。
この言い方で、伝わっているかな。 (無効票)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
(預けた体を少し起こし、陸さんの耳元でお話をする。)
大丈夫です、陸さん。
ありがとう、ボクの告白の事、
ここまで真剣に考えてくれてとても嬉しいです。
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
でも…
そんな優しい振り方じゃ。
ボクはますます貴方の事を好きになってしまう。
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
貴方が塞いだその心の蓋を、ボクが一つずつ外していきたい。
貴方が、貴方の生きる環境の中で根付かせてしまった心の暗闇を、
見つけられなくなってしまった心の在りかを、
ボクが光になって照らしたい。
ボクが貴方を愛しているから、貴方の助けになりたいから。
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
いつか貴方の心の蓋が全部外れて
ボクへの気持ちがはっきりとわかったら
その時は改めてお返事を下さい。
もしボクに対する気持ちが愛や恋でなかったとしても、
貴方の瞳に映る人物がボクじゃ無かったとしても
ボクに後悔はない。

愛する貴方の為にした事だと胸を張ります。 (無効票)
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竜城・陸 2021年12月26日
…………。

………………。
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竜城・陸 2021年12月26日
…………。
愛っていうのは、すごいものなんだな。

敢えてひどい言い方をするけれど、俺は“君のことを好きになれるとは保証できない”と言っているのと同じだよ?

それでも――――
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竜城・陸 2021年12月26日
――――、

………………。

(いや、問うまでもなく)

(“それでも”と、彼女は言っているのだ)

(だったらもう、言い訳なんて尽きたようなものだ)
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竜城・陸 2021年12月26日
…………敵わないな、全く。

わかったよ。
その時は必ず、嘘偽りなく、俺の心の奥底に在るものを君に伝えると約束しよう。 (無効票)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
全くです。
私の初恋です。
陸さん。
恋や愛って凄いですよ、こんなにしんどくて苦しいのに
痛くて悲しいのに、それでも胸の奥がまだこんなに熱いんです。
暖かくて、優しくて。
どんだけ言葉にしようとしても難しい。

早く貴方に、この気持ちを持ってほしいと思います。
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
ボクの事を好きにならなかったとき。
それは…もうボクが女性としての魅力が無かったと思って諦めるしかないよ。

あっ、魅力で思い出しましたけど
陸さんは、肉付きの良い女性とスレンダーな女性どちらがお好きで?
(今後の成長努力の参考に…。) (無効票)
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竜城・陸 2021年12月26日
……初恋がこんなどうしようもない相手とはね。
申し訳ないとしか言えないな……
(なんて、ゆるくかぶりを振って)

そう、……そう、なんだね。
(いつか、そういうものを懐けるのだろうか)
(“神”として在るべきを求められ、その形に歪んでしまったモノでも)
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竜城・陸 2021年12月26日
(――否、ここでこうして約した以上、そうでなければならない)
(“神”ではなく。“竜”でもなく。“己”の言葉で形にしたものは、決して違えないと決めたのだから)
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竜城・陸 2021年12月26日
おや、異なことを言う。
恋や愛とは異性としての魅力だけでは決まらないものではないのかな。
……大体そうであるなら、俺に“男性としての魅力”なんて微塵もなかろうに。
(女性と見紛う顔立ちに、男とは思えない繊細な体つき)(“男性として”はそれこそ、赤点というものだろう)

……君、逞しいね……。
明確な好みはないかな、強いて言うのなら本人がそう在りたいと願って目指すものが何より尊く美しいと思っている。

ああ、でも――
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竜城・陸 2021年12月26日
(ふいに伸ばした手で、彼女の長い髪に触れて)

……君の長い髪はとても美しいと思っている、かな。
月の光を溶かした絹みたいだ。

(すぐに、離す)
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竜城・陸 2021年12月26日
……それくらいかな。
(と、悪戯っぽく笑みを浮かべてみせて)

さて、そのケーキは戴いていいんだよね。
二切れ、と言って貰っておいて恐縮だけれど、一切れ食べてもらえるかな。
前に一切れだけで限界だったし……。

海の景色も、夜空も、夜の空気も一緒に楽しんだのだから。
美味しいものも一緒に楽しんだほうが、デートらしいだろう? きっと。 (演出終了)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
そんな事無い、とても魅力的ですよ、
ボクは素敵な人しか好きになりません。
常に誰かの為に、人の営みの為に
尽力されているその姿をいつも傍で見ています。
自分自身の事を下に見るのは許しません。
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
(予想だにしていなかった陸さんの行為に、少し驚きそれでも受け入れて)
…ほんと?
ボクの髪なんかでよければ毎日触っていいからね?
えへへ。
(嬉しそうに自分の髪を指でまきまきしている。)
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
はいっ、もちろんです。
それじゃあはいっ(あーーーん、と貴方の口元にケーキを持っていく。)

そうですね、ええ、今日は素敵なデートでした。
また行きましょう陸さん。
世界の果てまでご一緒します。
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レイ・シャルダン 2021年12月26日
こうして2人のデートは終わりを告げる。

色んな想いが交錯し、色んな悲しみがあり
一つの愛が行き場を失おうとした。

それでも笑って前へと歩んでいくのであろう、
いつか今日と言う日を2人で笑って話せる様に。 (演出終了)
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