シセウ工房

【個】由来とこれから

グスタフ・カツラギ 2021年12月17日
どうにもその詳細を把握できているらしい。
そして、それについては言うタイミングを計ったらしい。
では聞かせてもらおうと思う。
寿命を削る二対二種の遺産について。


発言可能
#グスタフ・カツラギ
#竜城・陸




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竜城・陸 2022年1月11日
とてつもなく深くて昏い淵から、こちらを見ているような感じがした。

(覚えているだろうか)(あの時、一面を氷に染めてしまった――大きな感情的揺らぎをこの竜が示したことを)

(悍ましいと評した理由の一端は、その遺産の来歴。もうひとつの理由が、それ)
(こんな遺産生み出したものたちへの「  」と)(この遺産を通じて、こちらを“見ている”ものへの、)

――俺でも、「怖い」と思ったよ。
遺産を通して君に力を与えているモノは、そういうモノだ。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月11日
なんて言えばいいんですかね、マジックミラーとは違いますし……まぁとにかく、僕の力として放出したものなのは間違いないのですよ。
それこそ、受信した人は影響を受けない、みたいなものかもしれませんし。
……ま、僕のスタイルからすれば実質的にプラスは多くありますね。

いえいえ、結果としてダメージであるなら、それが耐えられるものであるのなら僕は耐え切ります。これは事実です。
耐えるだけではあるんですが。
(魔法も超能力も自然現象も、結果として耐えればいい。強引な暴論であり、そしてまた事実。)
(そして何よりも、それらを「変換」できる技量を再演できるがために。)
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グスタフ・カツラギ 2022年1月11日
………………。

――へぇ、成る程、ですね。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月11日
傲慢クソ馬鹿鈍感無自覚徘徊老人ドラゴンですらそういうのでしたら、さぞかしなのでしょうねぇ。
話し合いで済めばいいですけど、そうじゃなかったらどうしましょうねぇ。
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竜城・陸 2022年1月12日
まあ、普通に考えてそれが妥当だろうね。
己に貸し与えられ、己が振るう権能であるからして、それは己に影響を及ぼさない。道理だ。
(――それこそ、“停滞”が自身に影響を及ぼさないのも、同じような道理だろう)

その性質すら書き換えられる可能性もあるでしょう、殊に呪術的な影響にはそういう手合いが多い。
化外と同調してしまえば化外になる。……そういう話は枚挙にいとまがない。
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竜城・陸 2022年1月12日
……少なくとも、“先方”に君を侵す理由はないと思うよ。

(睥睨するその視線から、感じたものは)
(どこまでも、どこまでも)(温い人肌みたいな)(それでいて纏わりついて離れないような)

――善意でやっているんだから。

(興味と、親愛の情だ)

君が望んだ。だから貸し与えた。相手の考えているのはそれだけだ。

(だからこそ、)

――だから怖いんだよ。
恩寵に代価を求めない神、なんていうものは大概碌でもないと相場が決まっているんだから。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月12日
本質的に「隠すものだ」って理解しちゃいましたからね、それこそ、なのかもしれませんが。
それだけに自分で確認できない「見る」方はまだ途上ですが……。

つまり僕も化け物になると?
まぁこんな腕に頭で4割ぐらいは近しいものですが……うーむ。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月12日
ろくでもなさでいえばもっと他にもあるとは思いますよ。
だからといって、な話ですが。
しかし、善意ですか。
逆に善意で行うほどの何かを見つけた、……してあげたくなるほどだった、と言うこともないわけではないのですね。

……神の眷属、にでもなるんですかね。
人でなくなる、なくなっていく、と言うのでしたら、間違いなく寿命の消費とも言えますし。
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竜城・陸 2022年1月13日
まあ、軽々しく励起できない類のものだからね。
してもらっても困る、というほうが正しいけど……。

化け物になる、は多分まだいいほうだよ……いや、悪いよ、悪いしそうなってほしいわけじゃないけど、予測されうる結果の中ではいいほうというか。
そういう場合、普通は変質した自己を許容できずに自己崩壊を起こすだろうからね。
……“寿命を消費している”というのが誰の見解かはわからないけれど、そういう意味で“死に近づく”ということなのかもしれないし。
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竜城・陸 2022年1月13日
そりゃね、謳われる神々の所業なんて碌でもないものばかりさ。
でも「求めるだけ与える」はその中でもとびきりだ。神の側の都合だけを押し付けているに過ぎないんだから。

……してあげたくなるほどだった、はまあ、有り得ると思うけどね。
どうもその子には、人間の因子以外の何かが交じっているから。それが神の側のそれ、という可能性は、あると思うし。
(その子、と)(言いつつ指で指したのは彼のほう。つまり、彼の持つ遺産のこと)

……どうだろうね、なんとも言えないな。
そういった“変質”のリスクが高いことについては、言うまでもないけれど。
さっきも言ったろう、大抵はそういう場合、耐えきれずに自我を失ったり、自死のプロセスをなぞることが多い。
生物の授業でもやっただろ、アポトーシス……だっけ。ああいう感じで。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月13日
時と場合によりますね、それは。使うべき時が来れば躊躇わずに使いますので。

化けていい方、ですか。ちなみに悪い方ですと?暴走して人類の敵とかそういうコースですか?
まぁ、変質としては刻逆経験の皆さんもだいぶ似たようなものだとは思いますが……。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月13日
人間の都合の尺度では痛い目を見る、という事ですか。

?……「子」?なんか不思議な言い方をしますね。
なんです、神の私生児とでも言うんですか?それかその一部だとか。
遺産なんて名前ですし、遺物という可能性も考えなくはないですが。

自死作用でしたっけ。死に向かうプログラム、とも言いましたか。
僕からしたら全身義体なども似たようなものですね……ええと、テセウスの船?ですっけ?
僕はそれで、自分が自分だと言える自信はないですし正気じゃなくなる可能性だってありますよ。
……あれ、遠回しに使わないようにするって言わされてます?
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竜城・陸 2022年1月15日
まあそう言うだろうと思っていたよ。
(吐息に乗せたのは微かな落胆、ではあったけれど)(ただ、“あの時”彼にも言った通りだ。自分だって、死ぬかもしれないから戦うなと言われたって、頷けはしない)

(だから、かぶりを振って切り替えた)
暴走したところでそんなの大したことじゃない、殴ってでも元に戻すよ。
……言った通り、最悪は“死ぬ”って話。或いは、死ななくても変質した部位が使い物にならなくなる――単純明快に戦力低減を起こす、なんてことも有り得るかもしれないね。
(どちらも君にとって歓迎しがたい事態だろう、と)
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竜城・陸 2022年1月15日
神――に限らず。化外の側って基準が“自分”なんだよ。だって自分しか尺度がないんだから。だから、「このくらい大丈夫だろう」なんて感覚で簡単に人の尺度を逸脱させてしまう。
喩えは悪いけど、大型の動物がじゃれつくつもりで人間を殺してしまう、なんて話もあるじゃない。ああいう感じで……
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竜城・陸 2022年1月15日
ん、ああ、いや。
……さすがに神の私生児なんてことはないと思うけれど……でも、そうだね、――素材の話では、ある。

“その子”は人間だよ。
一人の人間を構成する要素を、どうやったのかはわからないけれど、丹念に凝縮して凝縮して、その身に宿った“因子”ごと牙の形に閉じ込めた。
そうして作られたのが、その遺産。
(まとわりついた思念は、もはや声を為さない呪詛の群のようだった)(“生きていない”それ自体も、何を訴えることもない)(だから、いかにしてそんな風に成ったのかなんて、わからないけれど)
……碌なものじゃない。(それだけは、間違いなく言えて)

変質のリスク、素材の来歴、加えて“先方”の気紛れでいつ君の命が脅かされるかもわからない。
全部勘案して俺は、「使ってほしくない」とは表明するね。

(だけれど、)
……でも、決めるのは君だ。
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竜城・陸 2022年1月15日
(本当は、)(力尽くでもやめさせると言いたいくらいだけれど、)

(“最後まで隣にいられるかもわからないのに無責任だ”)

(なんて、自分の中の)
(まだ、■として■■ことを捨てられない自分が、言う)
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グスタフ・カツラギ 2022年1月15日
使います。
(あっさりと当然のように断言した。)
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グスタフ・カツラギ 2022年1月15日
いいでしょう、諸々のデメリットは覚悟の上でしたが、それでも想定よりは大分軽微なものです。
神の尺度も都合も飲み込みましょう。
それで僕の目標が達成できるなら安いものですし。

やがては僕が「こう」なってしまうかもしれませんが……その程度飲み込めずして神は扱えないでしょうから。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月15日
とはいえ流石に目の前でそう宣言されたからには多少はリスクマネジメントも考えないといけませんねぇ……。
夜明さん……いやハップさん……まぁ、寮の白の人にそれとなく気にかけてもらいますか。
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竜城・陸 2022年1月18日
…………。
口で言っているだけだからそう聞こえるだけだと思うけどね。
(実際にはそう簡単な話ではない――と思うし)(それに、)
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竜城・陸 2022年1月18日
(――その“君”がなくなるかもしれないのに?)


(なんて、開きかけた口から出そうとした言葉は)(喉の奥に詰まって、そのまま、消えた)

(だって、)(“それでもいい”なんて言われたら)

(次の言葉が出せなかった)

(――――怖くて)
(“そうならないでほしい”という願いを)(拒絶されるのが、怖くて)
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竜城・陸 2022年1月18日
…………。
多少、じゃなくて大いにしてくれた方がいいと思うけどね。
本当のところ言うのなら、使うごとに精密検査でもしてもらった方がいいくらいだ。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月18日
流石にそれはめんどくさい、なんて言ってる場合じゃないんでしょうし、要らぬ心配とも言えないでしょうから。
深く使ったときだけ、……判断基準が曖昧ですかね。
相応に、体に異変の兆候が出る前にはでしょうか。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月18日
まぁ最悪じゃないだけです、次善最善を望めるならもちろんそちらを優先しますよ。
僕かて死にたいわけじゃないですし、半分リスク回避で「僕」と「私」になっているとはいえ、やはり不明は不明ですから。
(あくまでも、最悪は回避できるというだけ。)
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グスタフ・カツラギ 2022年1月18日
(「最悪」は――)

(この体のまま、指令を忘れてしまう事。)
(それ即ちあの人との唯一のつながりを無くすこと、忘れるという裏切りをすること)

(もし忘れてしまうぐらいなら、別のものとして生まれ変わりたいぐらいだ。)
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グスタフ・カツラギ 2022年1月18日
(究極の、無理心中)
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グスタフ・カツラギ 2022年1月18日
しかし検査というには、その、まぁ何となくわかると思いますけど見られたくないものが多いものでして。
うーん、後々考えますか!ここら辺は!!
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竜城・陸 2022年1月23日
兆候とはいうけど、変質が表に出るものかどうかだってわからないからね。
まあ、言ってしまえば魔術的・呪術的プロセスによる変質が、検査して出るものかどうかだってわからないけど。

(とはいえ、と小さく嘆息して)
……俺のこの身体の異変も、血液の検査には引っ掛かるからね。何かの検査には引っ掛かるかもしれない。
一応、気に留めはしておいて。
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竜城・陸 2022年1月23日
――あと、精神的な変容は記録しておいたほうがいい。
これは人に見せても中々わからないものだから自分で、覚えていられる限り、ということになるけど……

言動の異質。思考の変容。表現形の変化。
……少なくとも。人から神に成った“僕”にはそれがあった。

(“そう”成る前と後では、明らかに異なった考え方をしていたし)
(そもそも、)(“僕”と“俺”にだって――)

――まあ、体のことは事情は理解しているけれど。
こちらのほうがより、気を付けたほうがいいと思うよ。
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竜城・陸 2022年1月23日
気にしすぎと言われればそれまでだし、俺と君は違うとも言われてしまえなそれまでだけれど。
……俺は、知ってるから。
“人”と“それ以外”を隔てるものは――

      そ
何よりも、精神の部分だということを。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月24日
健全な肉体には健全な精神が宿ると言いますし今しばらくは問題ないと言うことにも繋がりますね?
と、言う冗談はおいといて。
(ふむ、考えるように腕を組む)
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グスタフ・カツラギ 2022年1月24日
定期検診、日記の作成辺りが無難なところでしょうか。
検診は……健康診断だとスパンが長すぎますね、誰か手伝ってくれる人を探しますか。
記録は常日頃からつけるようにしてますし、まぁいざというときはこれから抜き取ればなんとかなりますし。
(こんこん、と頭を叩いて〆し)
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竜城・陸 2022年1月27日
言動だけでそれが測れるとしたら俺みたいなやつはとっくに医療棟にぶち込まれているはずだけどね?
(と、冗談にそんな軽口で応じてみせて)

そうだね、それこそ寮に白のクラスの子がいるのなら話をつけておけばいいだろう。
見られたくないものがあるのならその辺りの便宜もはかってくれると思うよ。
俺も検査結果、特定の人にしか見られないようにしてもらっているし。

……さて、それで。
後は何か知っておきたいこと、気になっていることはある?
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グスタフ・カツラギ 2022年1月27日
歩く不健康にそんなこと言われちゃお終いですね!
(ケラケラ、重い雰囲気など感じさせないままに笑い)

ですね、少々深入りしてくる人もいますが、それはそれだけ心配していただいているという事ですし。
話を利かせねばならない人もいますし。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月27日
ふむ、他に、ですか。

……では一つ。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月27日
僕の作った武器、かなり想定してない出力で扱ってますね?
ちゃんと用法容量を守っていただかないと摩耗や劣化が激しくなります、ダメですよちゃんと無理しない形で使っていただきませんと。
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竜城・陸 2022年1月28日
……俺に口うるさく言うんだから君も心掛けなよ、その辺りは。
(引っかかる物言いに突っ込むことは幾らでも出来たかもしれないけれど)(多分、今それをしたところでどうにもならないだろう)

うん、一つ? 何?
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竜城・陸 2022年1月28日
ん、武器自体には「魔力を注いで刃を形成する」以上のことはさせていないし、注ぐ魔力もすごく大きいわけではないはずだけど。
外付けの魔術で威力を上げたり、機能を付加したりしているくらいで……あ、もしかしてそれでもやっぱり内部機構に負担が生じたりするものなのかな……?
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グスタフ・カツラギ 2022年1月28日
あのですね、いくら人間の歯を強化して石を食えるようにしたとしても人は消化できないんですよ。
無理な外付けは寿命を減らす一方なんですよ。
やめろとは言いませんが、前にお渡しした仕様書を確認して機能を補助する形で行うこと!
それと、武器全体ではなく出来れば刀身に付与してくださいね、それならば負荷は少ないですから。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月28日
問題ない、と言うのはわかりますが、ものはものです。
いつかは磨耗します。
違和感を感じたらすぐ連絡しててくださいね、あれの素材は用意に手間がかかりますから。
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竜城・陸 2022年1月29日
(――“ものはいつか摩耗する”)
(そんな言葉に少しだけ、)(少しだけ、奥歯に力が入るのを自覚していた)

(でも、この言葉は)(きっと、言えた義理じゃない)
(だから、そのまま、噛み砕いて、呑み込んだ)
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竜城・陸 2022年1月29日
……多分問題ない範囲……だと思うんだけどな……いや俺は武具の専門科じゃないからわからないか。
(――なんでもないように、言葉に出せる)(いつもしていることだから)

刀身だけに付加、というのは術式の形態によるなあ……なるべくそうなるように調節はしてみるよ。
なんにせよ、変だと思ったらすぐ言うようにする。

もしくはもう、定期的に見てもらうことにしたほうがいいかもしれないね。
問題が蓄積する前に、整備が必要だろ、こういうの。
手遅れ、ってなったら嫌だしね。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月29日
ちゃんと体系化するのであれば、それに応じたカスタマイズをします。
言語化とまでは言いませんが、何をどうしたいのかを教えてくださらねば何もできません。

何かをするなら、そのための形に整える。
身に覚えがある話でしょう?
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グスタフ・カツラギ 2022年1月29日
ま、一回ごとにそれ相応の値段はしますがね!
では定期的に持ってきてください、言えば予定は開けますのでね。
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竜城・陸 2022年1月31日
本当に一元的な機構に体系化しろっていうなら今使っている魔術じゃ無理だなー……術式を根本から変えないといけない気がする。
一応今の術式はえーと……欲しい役割のガワを被せる……みたいな感じなんだけど、ガワの大きさが適用する役割ごとに一つ一つ違う……というか、そういう感じだから。

まあ、ちょっとそうなると追々って話になるかな。
まだちゃんと練れるほど使いこなせていないし。
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竜城・陸 2022年1月31日
一回ごとにあの値段するの? そんなに稼いでどうするのさ、君。
(いや、整備だけだとそれより少しは安いのか? なんて首を傾げつつ)

了解。術式のほうの話がどうにかなりそうなら声をかけるよ。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月31日
「何」を「どう」して「どうなった」かがわかればいいですよ、僕かて魔術に明るいわけではないですからね。
して、まぁその説明は全くもってわからないので持ち帰りで。

ついでに仕様書も読んでおいてくれればなお良しですね。
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グスタフ・カツラギ 2022年1月31日
あって困るものではないでしょう?

では、僕からはこれで以上になりますね。
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竜城・陸 2022年1月31日
ええー……わかりにくいかなあ。
要は一種のマジック・エンチャントなんだけど、呼び出すモノによってどういう概念を付与しているかが違って、付与する概念によって付与する容量の大きさが違う……みたいな感じで。
……これ以上の説明はちょっと難しいな。

読んでるけど仕様書。
でもマジック・エンチャントの作法は書いてなかったでしょ、多分。
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竜城・陸 2022年1月31日
でもただ貯めておいたところで意味のあるものでもないだろ?

ま、了解。
くれぐれも無茶な使いようはしないように、あと異変を感じたらすぐ誰かに相談すること。

(言い終えて、席を立って)
(――わずかばかり浮いた言葉は呑み込んで)

それじゃ、行くよ。
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