【戦】大一番の前に
奉利・聖 2021年12月17日
大規模な戦いを、近日中に控えた今日この頃。
ある者は準備を進め、ある者は鍛え、ある者はどこ吹く風。
緑のクラスに属するこの男は、直前まで鍛え、いざその時が来れば大いに働くつもりだ。
故に──自分の実力が足りるかどうか、不安は拭えず。
胸を借りることにしたのだ。
我らが緑のクラスの長、最強のメイドの。
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#クリスタ・コルトハード
#奉利・聖
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クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
お互い、似たところがありますからね、俺たちは
(武器を手放されたことで、棒に作っていた均衡が破れて少し前へとのめり込む。気の起こりから動きを察して、視線は、躊躇なく右に)
クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
(それから、姿勢の低くなった聖の攻撃から逃れるように、軽く跳んだ。だが、続く動きがその後に目に入り)
これは───
(続いて遅い来るサマーソルトに備えて、気を集めた両腕を交差し、防御姿勢を取る)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月17日
(───その、インパクトの瞬間に)
『衝』
(内部へ衝撃が浸透する気功を瞬時に練り、脚に集中させ)
(その防御を貫こうと、力を籠める)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
(触れた瞬間にわかる、これは防げない。練り固めた気の防壁も、生まれ持った筋密度の鎧も関係ない。内側で弾けるものだ)
ッ!
(だから、即座に腕に練っていた気を、自らの内側に引き込んだ。蹴りそのものの威力はそのまま受けてでも、腕に伝わる衝撃は自らの身体を通り抜けさせるかのように)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月17日
(──思い描いていた威力とは、程遠い。この状況で衝撃を逃がす判断をして、躊躇なく正確に実行してみせた。抜群の戦闘センスが成せる業か)
素晴らしいお手並みです。
(着地と同時に棒を蹴り上げて回収。さらなら追撃の為に、距離を再び詰めに行く)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
(腕にしびれるような痛みはあるが、動きに支障はない)
なるほど、なるほど! 聖様こそ!
(クリスタが気の流れから読める動きは、せいぜい瞬時に2手が限界だ。流れるような攻撃に感嘆の声をあげて)
クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
───では、ギアを上げていくとしましょう
(着地と同時に、両手を肩の高さに。両前羽に構えて、指先に力を込める)
いきますよ、まずは5回
(向かってくる聖の正中線へ向けて、両手から捻り貫手を5度放った)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月17日
(──あの構え、何より腕に満ちる気運。あれは多分、防ごうとしてはいけないものだ。冷や汗が出るほどの貫通力が予想できる)
───まずい。
(一発目、強引に身を捻って回避し)
奉利・聖 2021年12月17日
(二発目。不壊の棒切れでするりと逸らして)
(三発目。これも寸でで避けるが)
(四発目、五発目は──完全にやりすごせない。かろうじて脇腹にもろに食らいながらも、苦痛を感じないが故に前に出る)
『爆』
(身を捻った勢いを利用して、気功により爆発の推進力を得て、掌打をカウンター気味に放ちに行く)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
(手応えがあったのは、2発。脇腹に刺さった右手を上に、左手を下に弾くように動かして)
受けながら来ますか……なら!
(掌打は、右肩で受ける。威力を殺すために腕を大きく後ろへ動かし、脚は半歩前に。右肩に受けた運動エネルギーを、自らの脚を軸にして回転力へと変換するのだ。左腕を引き寄せて身体をぐるんと回して、掌打で伸びている聖の肘に向けて、回転力を乗せた手刀を放った)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月17日
(衝撃を利用された!?まずい、これは……!)
くっ……!的確に関節を狙うとは!
(肘に走る衝撃。エネルギーを利用された影響でダメージが大きく、腕をインファイトで使うのは不可能なレベルで壊された)
奉利・聖 2021年12月17日
(とはいえ、気を通せば動かせることには動かせる。こちらは射撃攻撃で使うしかないだろう)
(吹き飛んで衝撃を流しながら、転がって姿勢を正す。袖、ブーツ、腰のホルダーから投げナイフを携えて)
『双錬』『貫』『爆』
(一度に二種類の気を練り上げる。これは、最近になって出来るようになった特殊な気功だ)
(爆発の推進力を経て急加速し、貫通力を凄まじく高めた投げナイフを3本投擲する)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
まだまだいきますよ、聖様
(あのナイフは、防げるものではなさそうだ。爆発的過食力で飛来するナイフを、身体を捻って躱す。同時に、前へ跳んで肉薄する。狙いは、姿勢を正したばかりの膝だ。底の硬いブーツで、常人の3倍ほどあるその重さで、容赦なく踏みにかかる。耐えられたら、上々だ)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月17日
(躱された。物量が足りない故、予測できたことだ)
(狙いは何だ?気運が満ちてるのは下半身…蹴り?)
(いや、違うこれは)
ぬっ、ぐっ……!!
(尋常ではない重さ。硬いブーツと相まって、単純な威力だけならとても高い。重みだけで脚を破壊できるなんて、彼女くらいしか出来ぬ芸当だ)
(抜け出せない。だがこのまま潰されるのを黙って見ているものか)
奉利・聖 2021年12月17日
(足に力を籠めながら──あちこちに仕込んでいた品を、リリース)
(よしんば耐えたとしても、脚へのダメージは甚大だ。先行きが曇る)
『魔力と楔。万物を砕け』
『空を渡るは魂の一矢』
(高速詠唱。至近距離の彼女へ向かい、零距離の魔力弾を放った)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
(踏み込んだ脚に力を込めて、聖の顔へと視線を向ける)
ふふふ、やはりこれくらいなら、耐えますかね。それに加えて反撃までするとは───
(眼前で放たれた魔力弾を躱すのを兼ねて、聖の顔面へ向けて飛び膝蹴りを放った)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月17日
ダメージはばっちりですけどね…っ!!!
(この至近距離でも躱すか!ドゴッッッッッ!!!!ととんでもない衝撃が顔面にぶつけられ、再び吹き飛んだ。揺れる脳。噴き出した血。かなり大きく響いた───)
奉利・聖 2021年12月17日
(この最中でも手放していない棒切れが)
(小さく、震え始めている)
(所有者が死に近づいているからか、場に満ちる死の気配に歓喜しているのか。僅かな瘴気を噴出させながら、脈動するのだ)
(──ゆらり。幽鬼のように立ち上がり)
奉利・聖 2021年12月17日
(さっきからの手の中でうるさい遺産を、尻目に)
(全ての物品をリリース。魔法式を思い描きながら)
『双錬』『爆』『絶』
(棒切れを構え、空気をバシュッ!!と突いたならば)
(爆発的な衝撃で空気が叩かれ、簡易の空気砲のように風を飛ばして)
(その風には──触れた部分の感覚を失わせる、『絶』の気功がまとわりついている)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月17日
(膝の手応えは十分。くるりと回って着地すると、聖の様子を窺う。しっかりとダメージは受けているように見えるが)
まだ、倒れませんか。打たれ強いというより、まるで死が訪れることを忘れているかのような───
(少しだけ眉を顰めて、動きを探る。音。空気が弾けるような音。反射的に躱そうとするが、同時に避けきれないとも思った。だから、蹴った。眼前の空間を、空気も、土も、聖すらも全て巻き込んで吹き飛ばすために)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月17日
(蹴った。異常な膂力で、込められた気ごと、何もかも吹き飛ばして終わらせてしまうように。再び吹き飛ばされて、廃材に埋もれる)
(動く。まだ動く。遺産は一層震えていた。ダメージは重く、脳が揺れているが──魔法式の維持はできているし、立ち上がれる)
奉利・聖 2021年12月17日
(ダメージが思う肘と膝に気を重点的に込めて、無理矢理に動かす)
(外傷がかさむだけでは、しぶとく活動できるのがこの男だ
(体力を0にするか、物理的に活動できないレベルの外傷──それこと欠損までいかないと止まらない)
『光と風』
(小さく詠唱を開始しながら、再び走り出す。ここからは不退転の覚悟で行く。反撃を受けながらでも、腹部に棒切れの突きを見舞いに行くつもりだ)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
困った時はつい脚力に頼ってしまいますけど、ほとんど仕切り直しになってしまいますね
(ふー、と大きく息を吐いて、立ち上がってきた男を眺める。満身創痍ではあるが、心は折れていない。痛みでは、止められないのだろう)
さて……さてさて
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
(指を揃えた手を振るい、気を込める)
聖様、ああ、聖様。ダメですね、俺は。これから───
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
あなたを、殺します
(ふわりと微笑むと、再び両手を前に構えて、向かってくる男に向けて貫手を放った。今度は、心臓を貫く角度で)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月18日
(進む。進む。避けない。だから、その貫手は)
(ドスッッッッ)
(問題無く、心臓を貫いていて)
(がくり。身体から力が、抜けていた)
奉利・聖 2021年12月18日
(心臓とは、人間の急所だ。潰されれば当然、死ぬ)
(誰でも知っていることだろうし)
ㅤ、、、、、、、、、、、、
(実際に経験したことがあるから分かる)
(だから、条件は満たされている)
(遺産が震える──否、哭いている)
(今こそ、目覚めの時だ。授かった死の権能の一つを、開放したまえ)
奉利・聖 2021年12月18日
(権能統合。最適化)
【
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=22468】
(心臓を貫かれたままで)
(抱くように腕を回して、ホールドして)
あー、これ何回目でしたっけ。多分100回くらいはこれで死んだような気がするんですけどねぇ。
(頭突き、膝蹴り!ただただ反撃を開始する!)
(これがパラドクスだ。死んでいるはずなのに死なない。矛盾を許容した世界だからできる、条件付きの歪な不死である!)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
これは───
(確かに、この腕は心臓を貫いている。にも関わらず、目の前の男は死んでいないどころか、負傷を物ともせずに反撃してくる。頭突きが当たると、血の匂いがした。力を込めてホールドを振り払い、構え直す)
これはまた、人間離れした力を……
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
(小さなまばたき。その間に、思考する。これでは死なないというのならば、様々な方法を死ぬまで試さなければならない)
……厄介ですね
(そう呟いた途端に、クリスタの胸元に飾られた宝石が光る。緑の卍器、ナギが。まるでその覚醒を悦ぶかのように)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月18日
いやぁ、昔の経験が活きたようで。
(この状態なら業火の中でも生き続けられる)
(経験済みの死因なら、ほぼ死なないのだから)
とはいえ…無敵ではないんですよね。
(死なないだけで、行動不能にはできる。体力がゼロになれば、動けなくなるし……再生するわけでもない)
奉利・聖 2021年12月18日
(……この光は。卍器?この凄まじい力が秘められてる感覚は…危険だ)
(呼応するように、棒切れは哭き…暗い光を灯した)
(一方、所有者は光の意図が分からないが故に、警戒は強まる)
(残念ながら魔法式は霧散した。勿体ないが、しょうがない)
行きますよ。
(体当たりのような接近。棒切れの横薙ぎ一閃、そして続く五連突きで追撃を図る)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
(抑えきれない殺意の昂りが、その光で少しだけ落ち着いて)
……ええ、どうぞ
(足元に落ちていた棒を折りながら蹴り上げると、初撃の横薙ぎを跳んで躱しながら握る。それから、短くなった棒で連撃を丁寧に捌いて)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
(最後の一撃を弾くと共に、黒く目に見えるほどの殺意が、クリスタの身体から溢れ出す。感情で昂ぶった殺意ではなく、理性的に鋭く尖らせた殺意だ。それが刃に、槍に、矢に、槌に、炎に、氷に、雷に、あらゆる死因の元へと変化して)
お返しに、きちんと、何度でも、全ての方法で殺して差し上げますから!
(聖へと向けて放たれた)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月18日
(──これは。魔法?黒い何かが、形を変えて、現象を為して)
(切り裂かれ、突かれ、潰され──まだ死なない)
(焼かれ、凍り付き、感電で焼かれ──死なない)
(死なないとは。死ねない、と同義なのだ。永遠に傷付く羽目になるのいだ)
(身体も欠けてしまう。形が変わる。行動に、支障)
僕より遥かに…不可思議な力、です……。
奉利・聖 2021年12月18日
(傍目から、見れば)
(死んでいてもおかしくはない)
(頭が陥没して、腕が飛んでいて、あちこち焼けている)
(体力は減り続けている。死なないだけで、無限に動けるわけではないのだ。体力が無くなれば、終わる。或いは欠損が酷すぎて動けないか)
どれもこれも経験してしまって、中々死なないものです。
(最近ちゃんと死んだのは…あぁ、音による攻撃でそうなったのだったか。すぐに蘇生したが)
速く来いなんて呼ばれているのですが…ねぇ!
(極限まで死に近づいて、狂乱するように哭く棒切れを、叩きつけに行った)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
本当に、本当に困りましたね、これは
いっそのこともっと思い切って、全身を吹き飛ばしたほうがよかったでしょうか
(実態を得ていた殺意が、少しずつ霧散していっていって)
手応えばかりで、これはどうしてなかなか、上手くいかないものですね
(輝く胸元の緑の宝石に、哭く棒切れがぶつかった)
(無効票)
奉利・聖 2021年12月18日
(───これは、遺産同士がぶつかった)
(棒切れから漏れる黒い光が、最高潮まで強まっている)
えぇ、それでも構いませんよ…物理的に動けなくなればさしもの僕も……?
これは……何が。卍器に惹かれている…?
(攻撃するのも忘れて、その不可思議な現象に見入っている)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
(胸元の宝石に手で触れて、頷く)
どうやら、共鳴しているようですね。ただ触れただけでなく、なにか、別の条件を同時に満たしたように感じますが……
(宝石の放つ光は、徐々に小さくなっていった)
……今日は、このあたりまででしょうかね
(無効票)
奉利・聖 2021年12月18日
……どういうことなんでしょう?
何かが変わった……?
(首を傾げながら、彼女がここまでと言ったなら)
奉利・聖 2021年12月18日
(バターン)
(仰向けに倒れた。死なないだけでズタボロ。正直疲労も凄まじい)
全然サッパリ、届きもしないですねぇ……。
結果的には一方的にこちらが死にかけか……。
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
いえいえ、ちゃんと届いてますよ。だいぶ痺れてます
(ひらひらぱっぱと手を降って)
次はきっと、もっと肉薄できますよ
その時は俺も、もっと本気で殺しにかかりますけど
(無効票)
奉利・聖 2021年12月18日
本当ですか?全然そんな気がしないんですが……。
死なないからってサンドバッグにしないでくださいね。
ところであの……この状態で戻るの、まずそうですけど。
何かアテなどはありますでしょうか…。
(控えめに言って、今にも死にそうである)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
そんなことはしませんよ、俺は平和主義ですし
(なんて言いながら、聖の具合を見て)
そうですね……俺も多少の治療魔術は使えますが、一度死んだ方が早そうじゃないですか?
(無効票)
奉利・聖 2021年12月18日
その……死んだとしても生き返っちゃうんですけども。死因だけ再生するくらいでダメージはそのままで…。
オフにできるか分からないんですけど……うーん。
(いけるのかな、なんて首を傾げながら)
まぁ自分でしたことですし…何とかします。
どうぞお先に、お戻りください。
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
ふふ、俺がやったことでもあります。だから
(廃材置き場に腰を下ろして、聖の頭を膝に乗せる。頭の上に手を乗せると、少し撫でて)
治療魔術はかけておきますので、ある程度直るまではのんびりしておいてください。
(無効票)
奉利・聖 2021年12月18日
……汚れてしまいますよ。
(とはいえ、動けないので)
(そのまま、されるがままになるしかないのだが)
(無効票)
クリスタ・コルトハード 2021年12月18日
従者の服は汚れてなんぼですよ、聖様
(治癒の魔術を拡大していって)
というかおとなしく治療されてください。殺しますよ
(。)
奉利・聖 2021年12月18日
……後でちゃんと掃除しますね。
その脅し文句、僕相手だとあんまりではないですか?
(殺しにくいですからね、と笑って)
(そのままちょっと、眠ることにしたのであった)
(。)
奉利・聖 2021年12月18日
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