Blue Bard

【個】in the distant future

竜城・陸 2021年12月10日
一部の人間には永遠のように感じられた定期試験も終わりを迎えたその日の夕方。
半分くらい魂の抜けた友人に、食事でもどう、なんて声をかけて。

そんなこんなで、新宿島の西沿岸。
崖上から、夕陽の落ちゆく海を臨んでいた。

テイクアウトのバーガーの包みは、まだ温かい。

場所:
新宿島・沿岸

書き込み可能:
#星見・晴
#竜城・陸





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星見・晴 2021年12月10日
(操作会得の書物版、思念が直接伝わってくるからなお始末におけねえ。)

(下手な小説よりどろどろでぐちゃぐちゃの感情に溢れかえってたそれをこめかみ抑えながら読み続ける。)
(多分綴られたコレの中にはこいつの生みの親の、畏怖だとか、後悔だとか、恐怖だとかが滲んんだろう。)

………………、
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星見・晴 2021年12月10日
(額抑えつつ)
(ぺふと、渡された紙束をダチ公の胸に押し付けるようにして)

…………色々言いたい事はある
あるけどまずはお前
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星見・晴 2021年12月10日
態々今日を選ぶな 今日を。
(…………はぁぁぁぁ、とだいぶ草臥れたような息をついて)
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星見・晴 2021年12月10日
……つーかいやその姿で割と健康体な方なのはビビる。

えっ元気になったね??
(のち、へんなところで感心した。)
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星見・晴 2021年12月10日
……で、コレ渡していいたかったのは――
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星見・晴 2021年12月10日
「死ぬかもしれねぇ」ってトコか?

それとも別んトコか? (無効票)
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竜城・陸 2021年12月10日
今日しかなかったんだよ。
来週にはディアボロス・ウォーだろ。その準備で週末からはそれどころじゃなくなるから。
……いや、悪かったとは思ってるけどさ……
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竜城・陸 2021年12月10日
ああ、でも、別に健康じゃないんだよ、俺。魔術で体を健康に見せて、動かしているだけ。魔術を切るとただ歩くだけでも息が切れる。起き上がっていられるかもわからないくらいだ。
……血液検査の結果なんて惨憺たるもので、ミーレにもリップにもひどく怒られたよ。
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竜城・陸 2021年12月10日
ううん、渡したのは現状把握のため。

知っておいてほしかった。
そういうものだ、ということ。
いずれ死を待つだけの身体だということ。

そして、その上で。
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竜城・陸 2021年12月10日
――――その定めには、従わないって決めた。

だから、晴。
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竜城・陸 2021年12月10日
助けてほしいんだ。

俺は、生きたいし。
誰かと言葉を交わして、触れ合っていたいし。
“こんなもの”を抱えていても、人でありたい。 (無効票)
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星見・晴 2021年12月11日
つーかむしろ言うのがおせーってんだばーか
もっと早くいえーあほー うんこー
(※小学生低学年くらいの罵倒)
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星見・晴 2021年12月11日
身体健康に見せてってそんなマジカル見せ筋してたの……??
(そこまでするならもっと盛っとけよと思ったが言わないでやる。武士の情け。)

そこはこってり絞られとけ。
三日に一回は怒られろ。
(……まぁつってもこう、元の身体が身体って訳だしな……とか思いつつ)
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星見・晴 2021年12月11日
――――、
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星見・晴 2021年12月11日
「助けて」つわれちゃあ

助けねえと英雄なんざやれねーよなぁ。
(残ったバーガー口に放り込んで)
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星見・晴 2021年12月11日
まぁどーあれお前死なせる気なんて元々ねーけど。

つーかほっとけとかほざいたらはっ倒してたわ。

あと一つ!おまけで言っとくけど
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星見・晴 2021年12月11日
「こんなもの」とか言うなアホ。

人だろうが竜だろうが神だろうが
俺だろうが僕だらうが知るか。
どんなお前もお前で
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星見・晴 2021年12月11日
そんでお前は
オレのダチだ。
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星見・晴 2021年12月11日
――――はいまじめ腐った話おしま~~~~い!!!

頭使って疲れた シェイクおごれ。あとアップルパイも。 (無効票)
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竜城・陸 2021年12月11日
言ったろもともと言う気なかったって。俺はそのまま死ぬつもりだったの。
世界を救って母上の望みを叶えたら、後腐れなく父上の望みの通りに人として死ぬ。
それで何もかも丸く収まるって思ってたから。

(だって刻逆を解決すればきっとすべては元通りになって)
(そうしたら“世界を救った”未来は“過去”ではなかったことになって、ただの“人”になって)
(それで、自分は元居たあの暗い部屋に戻って)
(いつとも知れない吐息が絶えるまでそのままで)
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竜城・陸 2021年12月11日
(それが当たり前だと思っていた)
(そうするべきだと思っていた)
(そうしたいとも思っていた)

(だって、生きていたって愛されない)
(生きていたって孤独で)
(生きていたって何も残らない)

(ならそれは、死んでいるのと変わらないんだから)
(それなら、死んでしまったほうが苦しくも痛くもないって)
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竜城・陸 2021年12月11日
でも、気付いちゃったんだよ。
それで物事は全て丸く収まるかも知れなくてもさ。

俺の気持ちはおさまらないし、何処にも行けないなって。
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竜城・陸 2021年12月11日
…………ああ、でも、ごめん、ひとつだけ。

英雄に頼りたいわけじゃない。
だからそれを理由に助ける、なんて言うのはなしにしてよ。

俺は友達としての君に頼んでるんだから。
竜と英雄でもない、神と人でもない、友達同士、人同士のつもりで言ってるんだからさ。

だから、――――
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竜城・陸 2021年12月11日
――――っ、

(なんて、そんな言葉)
(言うまでもなく、彼にとってはきっとそのつもりだったのだろうということくらい)
(続いた言葉で理解させられてしまった)

(歪んだ口元を手で覆って、滲む視界に目を閉じた)
(目端から流れそうな涙を堪えるように、奥歯を噛んで)
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竜城・陸 2021年12月11日
…………うん。
いつかちゃんと、そう言えるようになるから。

だからそれまで、俺がちゃんと生きていられるように。
その後もずっと生きていけるように。

手を貸して、晴。
俺の、……リクの、友達。
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竜城・陸 2021年12月11日
(そこまで言ってから。涙を拭いて、顔を上げて)

まだ食べるの、君。
これから俺の食事、半分持っていってもらうのに?

(つとめていつも通りに、苦笑交じりに、そんなことを言ってみせて) (無効票)
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星見・晴 2021年12月11日
(――多分お前が前のまま)

(お利口さんにご両親のお願いを叶えて死ぬ気だったら)
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星見・晴 2021年12月11日
(オレはお前を、きっと)

("赦せなかった"ろう。)
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星見・晴 2021年12月11日
お前も注文多いね~~?
知らねーよおばか あたまでっかち。
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星見・晴 2021年12月11日
……ヒーローの本分はお節介と余計なお世話だ。

英雄だからとかそんなかたっ苦しいお役所仕事みてーな感覚で誰が助けるかあほ。
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星見・晴 2021年12月11日
つーかオレがいちいちそんな難しい事考えて助けてると思うか???

オレはねぇ
オレがそーしてぇからそーするだけ。
つーか
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星見・晴 2021年12月11日
おめーが生きてねえと
オレが楽しくねーだろうがよばかちんが。

何泣いてんだ湿っぽいなぁオイ
はいこっち向くこっち。
(なんか前何かするなら一言言えっつわれたから、まぁそれくらいは守るとしよう。そんで)
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星見・晴 2021年12月11日
(コツンと、軽く額と額を合わせんとする)

任せろやダチ公。
ちゃんと責任持って健康優良児にしてやらあ。
(そう言った後)
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星見・晴 2021年12月11日
(二、三歩距離を空けて)
いーーんだよ甘いもんは別腹だ別腹。

今日くらいはぱーっとやらせろ!試験明けだぞ?
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星見・晴 2021年12月11日
ほれいくぞいくぞ

おめーもSサイズのシェイクくらい飲む?
(そう言いつつ、海岸沿いを離れ街の方へと進んでく) (無効票)
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竜城・陸 2021年12月11日
君におバカって言われるのは納得いかないな!?

だって君は友達じゃなくたって、助けを求められたら助けるんだろ。
そういう一方的に与える側と与えられる側の立場だと思いたくないって言うか……
いやこれが難しく考えすぎって言われるともう何も言えないけど……。
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竜城・陸 2021年12月11日
(ごにょごにょと何か言いたげにそのまま口ごもって)
(だけど、すぐに止んだ)

(まだかすかに涙で滲む視界に映った友人の笑顔に、不器用ながら笑みを浮かべて)
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竜城・陸 2021年12月11日
(合わされた額は、彼に一切の冷たさを与えることもなく)

……うん。
ありがとう。俺も努力するから。

君が楽しくないと、俺も嫌だからね。
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竜城・陸 2021年12月11日
……男女問わず常套句なんだな、それ。
はいはい、わかったわかった……動けないほど食べすぎないようにだけ気を付けてよ?

(なんて、大仰に叩いた軽口は、まだ目尻に残る涙が少し気恥ずかしかったからで)
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竜城・陸 2021年12月11日
(立ち上がった彼を追いかけるように、歩き出す)

…………、そうだね、俺一人何も口にしないのもあれだし。
それくらいなら、まあ、……大丈夫だと思うから。

(少し早足で、並んだあとは歩調を合わせて)

ねえ、晴。
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竜城・陸 2021年12月11日
……ありがとう。 (無効票)
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星見・晴 2021年12月11日
まぁそーゆー時もなくはねーだろけど。
(誰かが助けてっていって助けないのもなんか全然ヒーローじゃねーもんね?)

えっお前一方的にオレから貰うだけのつもりだったん??
はくじょーものー。
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星見・晴 2021年12月11日
――な訳ねーだろ。
おめーなんだかんだ超のつくお人好しで世話焼きなんだから。

こっちから呼ばなくったってわざわざ勉強教えに来たの誰だぁ??
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星見・晴 2021年12月11日
まぁだから ほどほどにまたオレの事も助けてくれ。
持ちつ持たれつって事でよ。
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星見・晴 2021年12月11日
(――最後、ぽつりとお前が零した言葉には)

どーいたしまして!
(そう返して、明かりのある方へ) (▼)
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竜城・陸 2021年12月11日
えっ?
だって、俺別に君に対して返せるようなことなんて何もしてな――
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竜城・陸 2021年12月11日
いや、そうだけど、それだって俺が勝手にやったことで……、

…………。
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竜城・陸 2021年12月11日
(そんなの、ずっと「当たり前」だった)
(だって神は「与えるもの」で。それは当然そうすべき義務で、)

(――だけど)(そうか)

(今はもう、そうじゃないんだから)
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竜城・陸 2021年12月11日
……うん。
それくらいでいいなら、いくらだって、いつだって。

“お互い様”って、思えるように……するから。
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竜城・陸 2021年12月11日
(頷いて、歩いていく)

(夜も途絶えない街灯りの照らす、光の中へ) (▼)
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