【個別】壊れたラジオ
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
「これはちょっと直らねぇなぁ」
「そっか、残念」
「随分古い型だから、もう換えのパーツが販売してねぇんだ。どっかしらのジャンクから流れて来ねぇと難しいだろうな」
地下に存在する修理屋の前。
店主から否を告げられた青年は、古いラジオを片手で弄びながら、あまり残念そうでもない顔をしながら肩を竦めた。
◆地下
◆夕方
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
(古びたそのラジオは、店に置かれていたものだ。恐らくは、以前のこの肉体の持ち主の私物だったと思われる。日に焼けて劣化したその機械に、自分としては何の思い入れもない訳だけれど。先日、付けてみたら流れて来た会話の途中に酷い雑音を発してぶつりと途切れ、それきり音が鳴らなくなってしまった。こんなに古臭い玩具を手入れして大切にしてあったようだし、なら直せないかなと思ったのだけれど)
……うーん、やっぱり無理っぽいね。
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十埼・竜 2021年12月2日
やっ………と着いたぁ………(地下街に似つかわしくない白さの、両耳を異形のヘッドホンで塞いだ少年がよろよろと店の前へ)
おじさーん、商工会の方で頼んでたやつもう大丈夫です……?(はいよぉ、とゆるい返事にますます肩を丸めて、ほぉ、とため息を吐いた)
十埼・竜 2021年12月2日
……あ。(同じく店の前。浅黒い手のひらの上の機体に目を留めて、)うわあ……(そのまま食い入るように目を輝かせはじめた)(まるでトランペットを見つめる少年だ)
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
……ん? (何やら聞こえた感嘆の声に、視線を下に落とした。何だか、白い生き物が居る。頭周りが物騒な感じに賑やかだが、とりあえず人間っぽい。多分。何だか、随分と目を輝かせているように思えた)(ので、)(すー……と手に持ったラジオを徐に横に流すように動かしてみる)
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十埼・竜 2021年12月2日
……!!!(差し出された機体に向かってちょっと背伸びする)(おお、これは年季が入っている!!)(今は無きメーカーの名品、これ音がいいんだよなあ……ついこの間まで現役だった、みたいな使い込まれた感じ、そりゃあもう長生きの部類だろう)
……これ、修理ですか?(声変わりしたてみたいな声で、わくわくと尋ねる)今も使ってるやつです?
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
3日前まで生きてたんだけれどねぇ。死んじゃった。(音が出ないことを示しながら、何だかとってもうきうきわくわくした様子の少年へとストロベリーレッドの視線を向ける。どうやら、あれはヘッドフォンのような何からしい。此方の声はちゃんと聞こえているようだ)
直せないかなーと思ったんだけれど、パーツが販売終了しててもうないって今言われた所。どっかのジャンクから流れて来たら生存の可能性はまだあり、って感じ。
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十埼・竜 2021年12月2日
死んじゃった。(群青の眼を見開いて)
十埼・竜 2021年12月2日
(伏せて、哀悼の意を示した。)……なるほど、丁寧に使われてますもんね……長年の相棒って感じに……(大事にされてるラジオ、ラジオを大事に使うひと、それだけで好感度うなぎのぼる。……まさか然程思い入れがないとは思っていないのだ)
それは探したいですね。パーツ。……作ってでも……(瞳にややマジの色を宿らせる)
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
俺のじゃないの、これ。でも、何かさぁ、埃のひとつも被ってなかったし、溝まで掃除されてるし、直した方が良いかなって。(一応、“フェアリーレン”の物ではないとは言っておく。この肉体の本来の持ち主の物であって、自分の物ではないのだ。が、別に自分はこの肉体の持ち主に悪感情もないし、魂が目覚めたら代わりに自分が眠るんだろうし、だったら思い入れがあるらしき物くらい保持しておいてやろうかと思っただけだ)(幸か不幸か、その言い方はまるで他に持ち主が居る、または亡き誰かが持ち主のように聞こえなくもないかもしれない)
嗚呼、そうか。パーツ、作るって手もあるんだねぇ。生憎、俺にその手の技能もツテもないけれど。
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十埼・竜 2021年12月2日
おお?(あっさり梯子を外された、けれど)
……ご家族か誰かの?
(その「大切にされた」ラジオの佇まいから想像したのは、正直なところ目の前の浅黒い美青年ではなくて、どっちかっていうと老人だった。……遺品、という言葉が頭を過る)
……音が変わっちゃうかも知れないですし、最後の手段って感じですよ、作るのは。……でも今時、この新宿島でしかもこのモール、いろんなことが出来るひとがいますから……
十埼・竜 2021年12月2日
……ぼく、お手伝いしましょうか。そのラジオ、直すの。
(「店の前で生意気言ってんじゃねえよ」と修理屋さん。はいはい、と生返事を返した)
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
うーん、ま、そんなトコ。色々相続しちゃってねぇ、何が何やらなんだけれど。ぴかぴかに手入れするくらい大事にしてたっぽいし、もしまだ使えるならもう少し生かしてやりたいじゃない。(何も間違ったことは言っていない。人間ではない上に記憶のない己が、この身体の表層に出てしまっている時点で本人が目覚めない限りはそれは相続に等しい。肉体ごと、店ごと、人生ごと相続した訳だけれど、わざわざ其処まで説明する気はない)(なお、機械を生き物のような言い方をするのに、特に他意はない。ただ、そんな風に見ているだけだ)
そっか。……まあ、確かに途中でノイズ塗れになって切れちゃうまでは良い音してたしねぇ、これ。
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
ん、良いの? おれは助かるけれど。(申し出に、ぱちりと瞳を瞬いた。正直、人間の世界に馴染みなんてないし、新宿という土地も良く知らないし、この身体に染み付いた肉体の記憶のようなもののおかげで日常生活に支障はなくとも自分としての記憶は丸っとないので、大袈裟に言えば生後3ヶ月のようなもの。手助けが貰えるのなら、とても助かる)
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十埼・竜 2021年12月2日
やっぱりいい音してました!?(申し出の半分はそれが目的!って顔で食いついていく。だって往年の名作ラジオの音だぜ!?)
(急な相続。現代日本・新宿の出とはあんまり思えない容姿……これは実際、ぼくみたいに変化しちゃったひとも多いわけだし、当てになんないけど)(遠くから来たのかな、と、なんとなく思う。)
十埼・竜 2021年12月2日
ぼく、ラジオを仕事にしてるんで。……このモールに間借りしてるんで、こうやって商工会のお使いとか、設備保守もバイトでしてるんですけど……
おわりさき、りゅう。(と。商工会のお墨付き、写真入りのセキュリティカードを取り出して見せた。「十埼・竜」と記されている)えっと……おにーさんは、この辺によく買い物に来るんですか?
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
曲名は知らないけれど、高音も低音も良く聴こえたよ。お前は、ラジオが気になる人?(うん、と頷いて、付け足し。曲名も、何なら歌手名も当然ながら何ひとつ分からないが、伸びやかな高音は音割れせずはっきりと、低音は籠らずくっきりと。古ぼけたラジオから流れる音にしては、なかなか良いものだった。そういえば、この食いつき方を見るに、相手はラジオが好きなのだろうか)
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
仕事。ふぅん、そういうひとも居るんだ。嗚呼、商工会の。竜、ね。(相手のセキュリティカードを見て、なるほどと納得した様子で。自分も、店関連で商工会の人間とはちらほら逢っている。彼らに向けては、己は刻逆と同時に変容して記憶を吹っ飛ばしていることになっているので、店に関しての書類を纏めるのを手伝って貰ったりしたものだ)
ん、おれは地下に店兼居住空間があるから。古物商のフェアリーレン・アノニュームと言うよ。
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十埼・竜 2021年12月2日
あ、こっちでお店やってる人なんですね!?(地下に店を構える、その凄みは肌で感じている。地上や上層とはワケが違う、ここは完全に弱肉強食(物理)なので……!!)
フェアリーレン、さん、ですね。よろしくおねがいします……(その涼やかな赤い瞳で、しかし結構やり手なんだろうか。)
十埼・竜 2021年12月2日
……古物商って、それこそ、そういうの(と、ラジオを指さして)他にも扱ってたりします?(ラジオが気になる人なのです。うん、と無邪気に笑う)……だから、丁寧なのかな。ラジオの扱い。
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
店も相続だけれどねぇ。名前長いし、適当に縮めてくれて良いよ。(フェアリとか、レンとか、何か適当に縮めてくれて良い。宜しくねぇ、とのんびりと笑って、手の中のラジオを改めて見下ろした。表面を、そっと指で撫でて)
おれの古物商は、誰かが失くしたものや、不本意に手放す羽目になったもの、何処かで失われたものが辿り着く場所なんだよねぇ。だから、その“誰か”も喪われてしまって、行き場をなくした物もいっぱいあるよ。確か、こういうのや音響機器もあるんじゃないかなぁ。
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十埼・竜 2021年12月2日
(ラジオ屋だ、長い名前でそうそう噛んだりはしないけれど)……んじゃ、レンさんってことで。(ふんわり微笑み返した。)
……不思議なお店を継いだんですね。なんだか魔法みたいだ。(思い描いたのは、例えば河口のすみっこの淀みだった。長く流れたもの。ついさっき手放されたもの。みんな等しくごちゃまぜに、海に放たれることもなく、薄暗い水の中でぐるぐるしているような。)
(そこを誰かが見ていて、掬い上げているのなら。……幸せなことかも知れない。)
……ちょっと、思いついたんですけど、ぼく。(指を立てて、)レンさんのお店でまずは、この子(ラジオを指さして)の足しになりそうなものを探してみる、というのは?
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
ん。(相手が呼び方を変えると、ひとつ頷いた)(店にあるものは、全てが誰かの失くしたもの。刻逆で消えたはずのひとが持っていた物まで幾らか流れ着いて来ているようだから、店を作った者と歴代の店主は、本当にひたすらに、逸そ執拗なまでに誰かの失くしたものを、もしかしたら自分が失くしたものを、拾い上げたかったのかもしれない)
……あー、そうか、その手が。ただ、店にある物は全てが誰かの失くしたものだから、何時か迎えに来るかもしれないでしょ。叶うなら、既に壊れている物や、元からばらばらのパーツになっている物の中にあれば良いけれど。
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
(思い入れなんて、あれもこれもどれにも無いけれど。無いなら無いなりに、相続したものは何時か眠り続けるこの肉体の持ち主の魂が起きるまで保持しておきたい)
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十埼・竜 2021年12月2日
……おむかえ、かぁ。そういうと、レンさんのお店ってなんだか……迷子コーナーっていうか、託児所っていうか。(なんだかその響きが懐かしくて、くすくす笑う。……あまり、迎えに来て貰ったことは、ぼくにはないけど。)
売りたいんじゃなくって、返してあげたいんですね。レンさん。
十埼・竜 2021年12月2日
何せ、なかなか出回らないものだから。話聞いてるとレンさんのお店、すごーく古いものから置いてそうだったから、さ。もしかしたらあるかなって……もちろん完品からニコイチしようなんて思ってないよ。(勿体ないもんね、と、笑って手をひらひら振る)
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
たくじしょ。(その発想はなかった。思わずきょとんとして、相手の言葉を繰り返した。確か、幼い子供を預かるための場所、だったか。迷子を預かっている? まあ、確かにそうかもしれない。否定は出来ない)
対価は求めるけれどね。でも、どうせならどれもこれも、誰も彼も、在るべき場所に帰る方が良いじゃない。おれに出来るのは、店に来た誰かが求める言葉に対応することだけだよ。
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
それはそう。多分すごく古いものもあるし、刻逆で消えたはずの誰かの持ち物も流れて来ているっぽいね。(ん、と頷く。勿体ないのもあるけれど、誰かの元に帰る時にそっちが壊れてしまっていたらその誰かに不具合があるだろうから)
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十埼・竜 2021年12月2日
たくじじょ。(きょとん顔にもう一度、柔らかくはっきりした発音で言い含める。)(なんでって? きょとん顔が面白かったからだよ?)
十埼・竜 2021年12月2日
対価……これはイメージで言ってますけど、結構しそうですね。レンさんのお店。(と、彼の手元のラジオを見た。壊れてるとはいえ往年の名品で、使用感あれど状態ヨシ。……正直、古物の価値観でどのくらいの値段が付くんだろう。相手がラジオマニアだったら結構積むんじゃないかなあ……)
……刻逆で消えた、もの?(ふと、その言葉が引っ掛かったみたいに。今度はこちらが、ぎこちなく言葉を繰り返した。)
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
……託児所の発想はなかったなぁ。(もう一度言われてしまったので、思わずしみじみとしてしまった。そうか、あの店は迷子の待機児童だらけか)
んや、基本は他の何かとの物々交換が主流だから、そんなに高額のつもりはないなぁ。等価交換。でも、求める物に足る何かであれば、物でも、記憶でも、力でも、その他でも、店に施された対価の天秤が釣り合うのなら何でも構わないかな。
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月2日
(急にぎこちなくなったその声に、また視線を相手に落とした。この反応は分かる、失くしたものがある者のそれだ)
そう、刻逆で消えたはずのもの。おれの店にそれがあるか、おれは知らないけれどね。店で、お前の声で語ると良い。何があるか分からなくても、刻逆で消えた誰かを語ると良い。……あるのなら、失せ物はお前の語る想いに応えるだろうよ。(今は、深くを聞かない。けれど、歌うように語る声は、御伽噺のようなそれ。失われたものが、想いに応える)
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十埼・竜 2021年12月2日
……記憶や、力?
(対価の天秤。……描いたのは、古い壁画の羽と心臓。ますます彼の店は魔法みたいだな、と、思う。魔法の店、というより、魔法そのもの。)
(だから、彼の声も、まるで魔法使いの歌みたいに聞こえるんだろうか。荒唐無稽で、でも、ぼくにそれを信じさせる不思議な響きに満ちていた。)
十埼・竜 2021年12月2日
……それじゃあ、(ひどくぎらつく群青の光を、伏せて)そのうちお邪魔してみようかな、って、思います。
十埼・竜 2021年12月2日
(一呼吸、)(顔を上げれば、色白の少年の顔はのほほんとした笑顔を湛えている)
とりあえず、そのラジオ。……ぼくが預からせて貰っても大丈夫ですか?
なんて、初対面の子供に預けるのが……ってことでしたら、ここの修理屋さんに預けといてもらって、ぼくがパーツ集めてくる、ってのでもいいですけれど。(「勝手にやってくれ」)ね。……いいひとなんで。ここのおじさん。
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フェアリーレン・アノニューム 2021年12月3日
(飢えた者の眼差し。時折、店にもそういう眼差しをする者が訪れる。取り戻したくて取り戻したくて足掻き続けている者の、何かが決定的に欠けていて、それを求めて彷徨い続けている者の目だ)(悪魔は、対価さえ釣り合うのなら、優しいものだ。契約を、対価を重んじる。気紛れと遊びで引っ掻き回す妖精とは、その辺が違うのだ)
お待ちしてるよ。生憎と地図や名刺なんてものは持っていないからね。商工会で、“失せ物古物商”は何処かを聞けば良い。
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月3日
良いよ、預ける。お前の身元は商工会で保証されてるし、そもそもそれだけ目を輝かせてる上にそれだけ気が回るなら、勝手にどうこうすることもないでしょ。(はい、と相手の前へラジオを差し出した。日焼けの劣化や細かい傷はあれど、大切に、大切にされて来たと分かるラジオだ。中で、微かにからからと何かが転がる音が聞こえるだろう。壊れて中で割れ落ちてしまったのだろう、パーツの音だ)
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十埼・竜 2021年12月3日
失せ者古物商。(アナウンスのような、無機質な抑揚でそれを繰り返して、)
十埼・竜 2021年12月3日
……簡単に信用してもらえるのは嬉しいですね。商工会さまさまだな(真剣な顔で、ラジオを恭しく受け取った。古い機種特有の重みと、中で部品が転がる音――――ああ。その音で、だいたい推測がついた。ぼくは、耳はとてもいいのだ)
じゃあ、お届けついでに、お店に寄らせて貰います。“失せ物古物商”の、レンさん。
(――――「商工会のー」と呼ばれて振り向く。頼んだものはカウンターの上の包みに揃ったらしい。)あ、こっちは上に戻らないと。
(無効票)
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月3日
(まるで無機物から流れる機械音のようなそれ。根深そうだなぁ、なんて呑気に思うのは、この悪魔にはそもそも記憶がなく、何もかも持たず、恋しいものすらなく、世界は全てフラットでしかないからだ)
フェアリーレン・アノニューム 2021年12月3日
彼処はなかなか厳しいからね。信用には足る。(それに、ラジオを受け取るその手付きが丁寧なのは、見れば分かる。この悪魔、物の扱いに関しては、この肉体の記憶のようなものに染み付いた名残りがあるからか、結構しっかりしているのだ)
ん、待ってるよ。
嗚呼、お仕事中だったんだっけ、お前。それじゃ、おれも店に戻るよ。思わぬ形だけれど、目的も果たせるかもしれないしね。
(またね、とひらひらり。軽く片手を振って)
(。)
十埼・竜 2021年12月3日
商店街は持ちつ持たれつ、ですよ。……レンさんも帰り、気を付けて。(地下街では気をつけすぎるということはないのだ。……ぼくなんかは特に。)
(でもゆるりと手を振って立ち去るしなやかな背中は、軽やかに何にも動かされない、そんな気がした。)……大人だなあ……
十埼・竜 2021年12月3日
……さて。(鞄に受け取った荷物、その上に丁寧にラジオを詰めて、こちらも店を出る。……足取りはやっぱり、いくぶんおっかなびっくりだった。)
(。)