【個】温かな賑わいの中で
霧雨・龍雅 2021年11月28日
美味しいコーヒーや紅茶を出してくれるお店があるんだって。
そんな噂を聞いて、友人を誘って。
やって来たのは喫茶店として飾り付けられたとある教室の前なのでした。
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霧雨・龍雅 2021年11月28日
(賑やかな喧騒に彩られた出店スペースの一角にあって、その教室の近辺だけは、まるで別の空間かのように静かでした。開いた扉から中を窺ってみれば、どこかレトロモダンを思わせる飾り付け)
……とっても、落ち着いた雰囲気だね。
そこまで人が多いわけでもなさそうだし、良かった。
(と、ちょっと安心した様子で。首から提げた可愛らしいカメラを大事そうに撫でて彼はそう言って、連れ立った友人へと視線を向けるのでした)
二瀬・詩織 2021年11月28日
(軽くお店の中を見回せば、そこは普段の見慣れた教室とは違う洒落た雰囲気が漂っています。そして微かに流れてくるコーヒーの香ばしい匂いに口元が緩んでしまいます。)
本当、素敵な雰囲気だね。
お祭りの企画だからもっと賑やかな感じかと思ってたけど、しっかりこだわってるっていう感じ。
お誘いありがとう、龍雅君。
(貴方の視線に目を合わせて、にっこりと応じました。)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
そうだね。すごく本格的って感じ。
……本当の喫茶店って行ったことないから、あくまで想像だけどね。
(応じる二瀬さんに、口元を小さく緩めた笑顔を返して)
ん。こっちこそ、付き合ってくれてありがとう。
せっかくのお祭りだし、二瀬とも楽しみたいなって思ってたんだ。
……それじゃ、早速行こうか。
(と、店内へと足を踏み入れようとします)
二瀬・詩織 2021年11月28日
ええ、本当に本格的だと思う。
……頑張ってるね、みんな。
(このお店に限らず、ここまで賑やかなお祭りを開くのは簡単な事ではなかったでしょう。改めて運営に関わるみんなに頭が下がる思いです。)
まあ、嬉しい事を言ってくれるのね。
ふふ……それじゃあ行きましょ。
(貴方の口に浮かぶ笑みにこちらも嬉しくなりながら、軽い足取りでお店に入ります。)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
そうだね……みんなの努力の結晶、ってやつだね。
しっかりと味わわせてもらおっか。
(なんて言いながら店内へ入れば、早速店員の生徒が席へと案内をしてくれます。向かい合わせに座る二人掛けのテーブル席に腰掛けて話を聞いてみれば、ここではコーヒーと紅茶、あとはサービスとしてお茶請けのクッキーのみを提供してるのだとか。メニューを絞って品質の高いものを提供、というのがコンセプトのようです)
なるほど……
二瀬はコーヒーと紅茶、どっちが良い?
二瀬・詩織 2021年11月28日
うん……こんな不安定な世界でも、元の暮らしを取り戻そうってこれだけの人が頑張ってるって思うと、元気が出るな。
美味しいお茶で、もっと元気を分けて貰っちゃいましょう。(そう、冗談めいた口調で笑います。)
うーん、迷っちゃうけど……お茶請けがクッキーなら、紅茶にしてみようかな。
龍雅君はどっちにするの?
霧雨・龍雅 2021年11月28日
(うん、と頷き一つ返します。提げたカメラをテーブルに置いて、二瀬さんの笑顔を見て。なんだかそれだけで、誘った甲斐があったななんて気持ちが沸いてきます)
ん、そうだね……
二瀬が紅茶なら、俺はコーヒーにしてみようかな。
(と、店員の生徒に声を掛けて注文をお願いして)
あっ……コーヒーは、お砂糖多めが良いな。
二瀬は、紅茶のお砂糖とかはどうする?
(なんて、付け加えるように言います)
二瀬・詩織 2021年11月28日
(コーヒーと一緒にお砂糖もお願いする龍雅君を見て、目を細めて微笑みます。)
うふふ、私もお砂糖ほしいかな。ミルクはなくてもだいじょうぶ?
(無効票)
二瀬・詩織 2021年11月28日
(そして、テーブルに置かれたカメラに視線を移します。)
かわいいね、それ。新しく買ったの?
霧雨・龍雅 2021年11月28日
ん……
(と、二瀬さんの問いに思案顔。やや間を置いて)
……あった方がいいかも、ミルク。
(なんて、ちょっと遠慮がちに言うのでした)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
(そして彼女の問い掛けに頷きを返して)
うん。ちょっと奮発して買ったんだ。
ポラロイド……ってやつだったかな。撮ったその場で写真になるやつ。
(割と最近の機種であるそれにそっと触れて、楽し気に彼は言って)
素敵なお土産を貰ったからね。
それに入れるのに相応しい写真を用意したいなって思って。
二瀬・詩織 2021年11月28日
ふふ、素直でよろしい。(なんて、自分もコーヒーを飲む時はミルクを入れるので、得意げにそう言える筋合いはないのですけれど。店員さんに声をかけて、ミルクも一緒にお願いします。)
(無効票)
二瀬・詩織 2021年11月28日
(その言葉に、虚を突かれたかのように一瞬言葉に詰まります。)
あ……そっか。
それでわざわざ買ってくれたんだ。
(少し困ったかのような、照れ隠しのような笑顔を浮かべます)
ふふ、なんだか照れちゃうな。
……でもありがとう。私のお土産、そこまで気に入ってくれて。
もう結構撮影したの?
霧雨・龍雅 2021年11月28日
(ミルク無しでちょっぴり背伸びをしたかった気持ちもありますが。なんだか全部見透かされているような気がして、素直になる中一男子なのでした)
(そんな彼の心の内を知ってか知らずか、店員の生徒は微笑ましいものを見たかのような笑みを浮かべて、かしこまりましたと店内の奥へと行きます)
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
うん。今まで持ってなかったからね。
スマホの前にカメラを買うことになるとは思ってなかったよ。
(なんて、軽い調子で言って)
すごく気に入ってるよ。
まだ写真は入れてないけど、ちゃんと飾ってるよ。
毎朝見て、元気を貰ってるんだ。
(嬉しそうに、二瀬さんの笑顔に柔らかな笑みを返して)
ううん、まだ数回練習で撮っただけ。
フィルムが結構高いから、ここぞって時に撮ろうと思ってるんだ。
二瀬・詩織 2021年11月28日
(よろしくね、と店員さんを手を振って見送ります。)
……せっかくミルクも用意してもらうなら、私もコーヒーにすれば良かったかな。
それともミルクティーにしちゃおうかな。
(なんて、貴方の複雑な胸の内を知ってか知らずか、気楽な調子です。)
(無効票)
二瀬・詩織 2021年11月28日
もう……先にスマホを買っちゃえばいいのに。
(呆れたように言いますが、でも嬉しいのもまた事実です。)
そっかぁ……ふふ、それなら良かったな。
龍雅君とは色んな土地のお話しとかをしたから……
いつか本当にどこか遠くの国へ行った時に、その思い出をしまっておけるものがあるといいなって思ったの。
改めてありがとう、気に入ってくれて。
ふふ、そっか。
それじゃあ今日みたいなイベントの日は、絶好の撮影日和かな?
霧雨・龍雅 2021年11月28日
ん……それはそうかもしれないけど。
でもあれを貰った時、カメラ買わなきゃって気持ちが一番に来たから。
(だから後悔はしてないよ、と)
ううん、こっちこそお礼を言わせて。
……そうだね、色んな国を見て回って、色んな景色や出来事を見て。
そんなことが出来たら良いね、ってくらいの気持ちだったけど。
将来、必ずやりたいなって気持ちになれた。
……ありがとう、二瀬。
うん。そうだと思って、今日はカメラを持ってきたんだ。
きっと、楽しくて素敵なことがいっぱい起こるから、たくさんシャッターチャンスがあるだろうなって。
二瀬・詩織 2021年11月28日
……そっか。
それじゃあ、これから大切な写真をいっぱい撮って、お気に入りを飾ってあげてね。
ふふ、きっと龍雅君ならやれるよ。その為に、世界を元に戻せるようにがんばらないとね。
それにしても、龍雅君は……ううん、ここの男の子って、素直にお礼とか伝えてくる子が多いから、照れちゃうなぁ。
(そう言いながらはにかみます。)
……うん。
素敵な写真、撮れるといいね。
霧雨・龍雅 2021年11月28日
うん、たくさん思い出を撮って……二瀬にも見せてあげるね、撮った写真。
ん……照れちゃうの?
思ったことは、なるべく素直にきちんと伝えてあげた方が良いと思ってるから、そうしてるだけなんだけど。
……伝えれるうちに伝えた方が、良いからね。
(と、小さく笑って)
(店員がコーヒーと紅茶、そしてお茶請けを持ってきたのはその時でした)
ん。ありがとう。
(二瀬さんの前に紅茶、彼の前にコーヒー。そして二人の間に、ドライフルーツの乗ったクッキーが重ねられた小皿が置かれて、ごゆっくり、と店員は席を後にします)
二瀬・詩織 2021年11月28日
うん、楽しみにしてるね。
龍雅君が、そんな風に世界を見てるのか……なんて、ちょっと詩的すぎかな?(小さく舌を出して笑います。)
あのね、そんな風に思えて、そして実行できるのってきっと、簡単な事じゃないんだよ。
それこそ照れとか意地とか色んな気持ちがあって、言えなかったりうまく伝えられない事も多いから……。
だから、まっすぐに伝えてくれるのは少し照れちゃうし……嬉しいの。
……そうだね。次に伝えられるとは、限らないから。
(無効票)
二瀬・詩織 2021年11月28日
(店員さんが注文を持ってきてくれたのをきっかけに、空気を変えるようにぱっと口調が明るくなります。)
わっ、本当においしそう……すごいね、クッキーも凝ってるよ。
霧雨・龍雅 2021年11月28日
うん、その期待に応えるよ。
それに……そうだね、俺が見てる世界が、二瀬にはどういう風に見えるのか。
聞いてみたいからね。
……簡単なことじゃない。
そっか……
確かに、ちょっと照れ臭くって言いにくい時もあったりするけれど。
……うん。でも、きちんと伝えられるのが嬉しいって思ってくれるなら。
これからも、きちんと伝えるようにするよ。
二瀬には特にね。
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
本当だ。
クッキーの……フルーツかな、これ。
なんだか綺麗。
コーヒーも良い香り……
(砂糖とミルクを入れてスプーンで混ぜて。お先にどうぞ、とクッキーへ手を差し出します)
二瀬・詩織 2021年11月28日
わ、なんだか責任重大?
うまく言葉にできるかな……ふふ、がんばらないと。
……うん。少なくとも私はそう思うし、私もできるだけちゃんと伝えようって思ってるの。
だからね、それを自然にやれてる龍雅君は凄いなって。
(そう微笑んでいましたが、私には特に、という言葉に目を逸らします。)
やだもう、さっそくまた照れさせるんだから。
……ふふ、ありがとう。お願いね?
(無効票)
二瀬・詩織 2021年11月28日
そうだね、ドライフルーツまで乗せて、本当に本格的……
あら、ありがと。
それじゃあ、いただきます。
(軽く手を合わせると、そのままクッキーを指先でつまみ、口に運びます。サクサク軽い食感と優しい甘みが舌を楽しませれば、次は紅茶を一口。熱と一緒に口の中に広がる良い香りが、更にそれを引き立てます。)
……おいしい
霧雨・龍雅 2021年11月28日
ん……そっか、二瀬でも素直になれない時があるんだ?
(なんだかちょっと意外。そんな表情で彼女を見て。視線を逸らす彼女の様子に、ふ、と口元を緩めて)
うん、任せて。
(こくり、と頷きを返してからコーヒーを一口。ほろ苦さとミルクのまろやかさが程よい塩梅で、思わずほっと安堵の息。どこか穏やかな心持ちで、二瀬さんの様子を眺めます)
…………
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
(穏やかにお茶を楽しむその姿が、なんだかとてもかけがえのないもののように思えて。自然と彼の手はカメラへと伸び、そのシャッターを切っていました)
二瀬・詩織 2021年11月28日
あるよー。それこそ照れたりして言いにくい時もあれば……
(無効票)
二瀬・詩織 2021年11月28日
つい意地悪して、からかいたくなる時とか、ね?
(無効票)
二瀬・詩織 2021年11月28日
(なんて、にやーっと笑った時にシャッターを切られたものですから、思わず目をぱちくりとさせてしまいます。)
え、えー……っ?
大事に撮るんじゃなかったの……?
霧雨・龍雅 2021年11月28日
……もう。
二瀬にからかわれると、すごくドキドキしちゃいそうだよ。
お手柔らかにね?
(と、ちょっぴり困ったように笑って)
うん。
大事だから、今撮ったんだよ。
(なんて事も無げに言って、その場で現像された写真を見て嬉しそうに頷きます)
……うん、良い笑顔。
二瀬・詩織 2021年11月28日
(慌てて両手で紅茶のカップを持つと、顔を隠す様に口を付けます。)
こ、こっちの台詞だよ……
もう、急にそんなことするのはずるいぞ龍雅君。
……ほんとにいい笑顔って思う?
霧雨・龍雅 2021年11月28日
……?
ずるいっていうのは、ちょっと分からないけど……
こうして二瀬が楽しんでること。その場に一緒に居れたってこと。
大事な思い出になると思って。
だから撮ったんだよ。
うん。悪戯を思いついたみたいな笑顔で、可愛い。
二瀬っていつも大人っぽいから、ちょっと珍しい表情だね。
二瀬・詩織 2021年11月28日
そう言う風にまっすぐ言ってくれるから、私もドキドキしちゃうって事ですー。
私よりも撮るものなんて、たくさんあるでしょうに……。ほんとにもう。
……でも
(無効票)
二瀬・詩織 2021年11月28日
可愛いって褒めてくれたから、許してあげましょう。
ふふ、私って意外といたずら好きの子供なのかもね?
霧雨・龍雅 2021年11月28日
……そっか。
(からかうのではなく、素直に思ったことを言ってもドキドキしてしまうのか、と。少しばかり思案に暮れて)
……それなら。
これからもっとドキドキさせちゃうかもしれないね。
(貴女には、他の人以上に思ったことをきちんと伝えると決めたから。ふ、と軽く首を傾げて、サングラスの奥から二瀬さんの瞳を見つめました)
そっか。二瀬の意外な一面を見れちゃったんだね。
……うん。
そうやって、人の意外なところを知れるのって。
……友人って、なんだか素敵だね。
(無効票)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
……あ。
今の写真、フォトフレームに入れて飾っても良いかな?
二瀬・詩織 2021年11月28日
そうよ。心から言ってくれてるのが分かるから、尚更。
(紅茶を飲んで気を落ち着けて、大きく息を吸うとカップをテーブルに置いて、貴方を見つめ返します。)
……ふふ、望むところです。
どれだけドキドキさせてくれるのか、楽しみにしてるね?
……ん。こうしてお話しして、相手の知らなかった側面を見れるのって嬉しいよね。
龍雅君にはこれから、友達の良い所をたくさん見つけていってほしいな。
(演出継続)
二瀬・詩織 2021年11月28日
うー……いいけど、他にもっといい写真が撮れたら、すぐに替えていいからね?
霧雨・龍雅 2021年11月28日
楽しみに……
……そっか。
(それは、もっとたくさん思ったままに伝え合うような話がしたいと。そういう意味で受け取っていいのかな? なんて。自惚れを抱きながら頷いて)
うん。楽しみにしてて。
(と、優し気な笑みを浮かべました)
(演出継続)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
うん。けど、これ以上の写真はなかなか撮れないかもね。
(なんて、楽しそうな声。温かな賑わいの中で、彼らはもう暫しの歓談を楽しむのでした)
霧雨・龍雅 2021年11月28日
【〆】