【個】モクテル・アイシクル
ミラ・エトワール 2021年11月25日
学校机を並べて作ったバーカウンター。
色とりどりのシロップやミキサー。
氷を入れたプラのグラスにそっと注げば、自然には混ざり合わないそれらが綺麗な層を作る。
カウンターの向こうには、金髪のをくるりと纏めたバーテンの女が微笑んでいた。
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ミラ・エトワール 2021年11月25日
どうぞ、どうぞ、いらっしゃいませ。オシャレで美味しいモクテルですよ
(背の高い女バーテンが教室の外へ出てきて、辺りの生徒へと声をかける)
ミラ・エトワール 2021年11月25日
(参加者)
#天壌・アサト
#ミラ・エトワール
天壌・アサト 2021年11月25日
(豊饒祭のパンフレットを手に、廊下を歩くサキュバスの男が一人)
えーっと……
(バーテン姿の少女を見つけて)
居た。
(無効票)
天壌・アサト 2021年11月25日
やあ、ミラくん。
(周囲への声かけの合間を見計らって、少女の前に姿を表す)
奇遇だね、その格好、とても似合ってるねっ。
ここは……ミラくんのお店かい?
ミラ・エトワール 2021年11月25日
いらっしゃいませっ!
(声をかけられると、ぱっとそちらに笑顔を向けて)
……って、アサト先輩じゃないですか。来てくれたんですね! そうです、私のお店です!
(ネクタイの挟まった胸を張る)
天壌・アサト 2021年11月25日
おっといきなり破壊力が高いぞ?
(後輩の強調された部位につい視線が行くのは仕方ないことですよねそうですよね)
(無効票)
天壌・アサト 2021年11月25日
(こほん)
ミラくんの魅力をよく引き出してるいい衣装だ……。
モクテルのバーなんだって?
ぜひ頂きたいな。
ミラ・エトワール 2021年11月25日
破壊力……? は、飲んでからのお楽しみではないでしょうか
(首を傾げると、纏め上げて金髪が揺れて)
ま、ま、とにかく飲んでみてください。それでは……なにをお作りしましょうか。ノンアルコールですけど、結構いろんなカクテルが作れますよ
天壌・アサト 2021年11月25日
髪、上げてるのも綺麗だね。
キリッと決まっててかっこいいな。
(素直な言葉をかけて、ミラに近寄っていく)
へえ、それは期待しちゃうな。
オススメのカクテルとかってあるのかい?
ミラ・エトワール 2021年11月25日
ありがとうございます、ヘアメイクに時間が掛かってしまって大変でしたけど、そう言っていただけたらその甲斐があったと思います
(髪に手を触れて微笑み)
そうですね……では私に任せていただけますか?
天壌・アサト 2021年11月25日
ミラくんセレクションか、これはワクワクしちゃうなっ。
うん、それでお願いするよ。
(どんなカクテルになるんだろ、とにっこにこだ)
ミラ・エトワール 2021年11月25日
では、少し待っていてくださいね。
(手早くプラのグラスを用意すると、オレンジジュースを注ぐ。それから、傾けたグラスの端から、赤いグレナデンシロップを優しく注ぐ。シロップは比重が重いためよく沈み、ジュースともなかなか混ざり合わない。それによって作られる赤と橙のグラデーションが、プラのグラスなら横からよく見えて)
……サンライズです。飲む前によく混ぜて、どうぞ
(マドラー代わりのストローをつけて、アサトに差し出した)
天壌・アサト 2021年11月25日
ああ、朝焼けの空に、沈んだ太陽が上り出す……。
(受け取ったグラスを、目の位置に掲げて、綺麗なグラデーションを眺める)
混ぜるのがもったいないな、これは。
(グラスを横にずらして、ミラに微笑み)
ありがとう、頂くよ。
(えいっとストローでかき混ぜて、こくん、と味わう)
ん……美味し。
オレンジの酸味とシロップの甘味がよく合ってる、
ミラ・エトワール 2021年11月25日
お客さんが混ぜて完成するカクテルですからね
(くすりと笑いながら、アサトの飲む様子を眺めて)
お気に召していただけたなら幸いですよ、アサト先輩
天壌・アサト 2021年11月25日
(カクテルを手ににっこり笑って)
うん、とっても気に入った。
こんなバーなら毎日だって通いたいくらいさ。
クールなバーテンダーさんの腕に惚れちゃいそう。
ミラ・エトワール 2021年11月25日
ま、毎日ですか? 困りましたね、二日間だけしか開いていないのですけど……
(真面目に捉えて、うーんと悩み)
あ、むかし母が使っていた家が空いてるから、あそこに飲み物を持ち込めば……
天壌・アサト 2021年11月25日
あは、検討してくれるんだね。
(嬉しいけど、ちょっと心配になってくるな、なんて呟いて)
……お母さん、新宿に住んでたんだ?
ミラ・エトワール 2021年11月25日
ええ、ええ。母はフランスと日本のハーフですけど、日本育ちですので。武蔵野から町田の辺りを移り住んでいて、刻逆のころにはこの新宿に。
あ、家族みんな新宿にいますよ、私は親元を離れて一人暮らししていますけど
天壌・アサト 2021年11月25日
そっか、皆一緒なんだね。それなら安心だ。
(ふう、と一息ついて)
一人暮らしなんだね……。
(ふむ、と首を傾げて)
理由は……自立したくて、とか?
ミラ・エトワール 2021年11月25日
ふふふ、幸せ家族ですっ
(どやっと胸を張って)
何事も経験、ですよ。一人で暮らしてみれば、いろいろ学ぶことがあると母が言いまして。
天壌・アサト 2021年11月25日
ミラくんみたいな良い子が育つ家庭だ、そうだろうね。
(幸せ家族、にくすくす笑って)
そっか、確かに一人暮らしって経験は得難いことがたくさんあるよ。
悪い先輩にちょっかいを掛けられやすかったりね。
(悪い先輩がウィンクをする)
ミラ・エトワール 2021年11月25日
わあ、悪い先輩。怖いですね
(どこにいるのでしょうか、と辺りを見回してから、ちょっと前かがみになってアサトに顔を近づけ)
私は良い先輩としか会ってませんよね
(上目遣いでくすりと笑った)
天壌・アサト 2021年11月25日
(上目遣いで見上げられてどきりとして)
(無効票)
天壌・アサト 2021年11月25日
ミラくんって……実は結構分かってやってる?
(むむん、と視線から逃れるように目を閉じて)
先輩をからかうワル後輩だったりしない?
ミラ・エトワール 2021年11月25日
(目を閉じられると、慌てて)
わ、わっ、どうしました? 私、なにかしちゃいました? ご、ごめんなさい……
天壌・アサト 2021年11月25日
いや、邪なのは私だけだったよ……。
ミラくんはなにもわるくないさ。
安心して笑ってくれると嬉しい……。
ミラ・エトワール 2021年11月25日
よくわからないですけど、悪くないなら良かったです! ふふふ、アサト先輩、たまに不思議なこと言いますね
私はアサト先輩にも笑っていてほしいんですけどー?
天壌・アサト 2021年11月25日
つよい……。
(眩しげに目を細めたりしつつ)
(無効票)
天壌・アサト 2021年11月25日
降参だよ、ミラくんといるとまったく、楽しいったらありゃしないや。
(なんて言いつつも、素直に?笑みがこぼれて)
ミラ・エトワール 2021年11月25日
ふふ、ふふふ……じゃあアサト様も幸せですね!
(両手を合わせ、小さく首を傾げて笑ってから、ちらりと時計を見て)
そうだ、私そろそろ休憩の時間なんですけど、よかったら一緒に豊饒祭をまわりませんか?
天壌・アサト 2021年11月25日
はーい、二人で幸せになっちゃいますとも。
(なんて冗談めいて)
(無効票)
天壌・アサト 2021年11月25日
あ、いいのかい。
……誰かに誘われたりしてたりしないんだ?
(とか言いいながらも実のところ、そういう目的でここに来ていたりするのだが)
(無効票)
天壌・アサト 2021年11月25日
そうじゃないなら、ぜひ一緒に遊んでくれると嬉しいな。
ミラ・エトワール 2021年11月25日
ええ、何もなければ一人で回るつもりでしたので
(ぱたぱたと裏に向かい、扉の前でくるりと振り返って)
じゃあ、着替えてきますからちょっと待っててくださいね
天壌・アサト 2021年11月25日
はーい。
その衣装も惜しいけど、そのまま行くわけには行かないもんね
(なんて呟いて、振り返ったミラにりょーかいのジェスチャー)
ミラ・エトワール 2021年11月25日
(少しすると、髪を解いて、制服姿で出てきて)
……おまたせしました、アサト先輩。それじゃあいきましょうか。エスコート、お願いしますね
(アサトに手を差し出した)
天壌・アサト 2021年11月25日
うん、制服姿もやっぱりいいね、とてもかわいいや。
(いつかの放課後と同じように)
(伸ばされた手を掬い上げるようにして、ミラの手を取って)
(,)
天壌・アサト 2021年11月25日
ミラくんには祭りの楽しみ方というものを、
しっかり教えて差し上げちゃおう。
(不敵に笑って、そっと彼女の手を引いて)
(悪くて良い先輩として、二人の祭りを楽しんでいくのでした)