🌙大月狐狸
弦・来 2021年10月26日
もうすぐ冬を迎える月夜の晩に、盃を傾けたなら。
募る蟠りもものさびしさも、忘れようじゃあないか。
屋根の上で月を眺めようじゃあないか。
何を言ったっていい。
いるのは俺だけ。
誰にも聞こえぬ、聞こえぬさ。
(飲みたい。ひとりで飲んでる。誰でもどーぞ)
(未成年には酒出さないけどな)
(程よく酔ったら〆る)
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弦・来 2021年10月26日
(屋根上にどっかりと腰掛けた)
幸い頑丈みたいだな。気持ちよくのんでたら床抜けるとか勘弁だわ。
あ〜…羽織忘れた。(狐尾を包めて)ま、いいか。
弦・来 2021年10月28日
(はあ、とはく息が白い)
本当はもう少々建物の無い場所を探すべきだったかね。しかしながら都の静けさというのも乙なものだ。空のある限り、見上げれば二度とない景色に出逢う事ができる。
というのは…生きている幸福のひとつだろうな。
弦・来 2021年11月7日
ッベ…寝そうになっちまった。(ごろんと体制を起き上げて)こんな所で寝ちまったら永遠の冬眠になっちまう。羽織を取りに一旦戻るか…。