天泣

【入団RP1:1】☔️🦋

雨夜・廻 2021年10月18日
公園を通り道に歩んでたら、雨粒がぽつりと頰を打つ。
次第に激しさを増す天は雲一つなく、慣れた天泣にため息が溢れ出た。

こうなれば向かうはお決まりの場所。
屋根付きベンチでこの天泣をやり過ごすのみ。

ベンチに座りぼぉーっと眺めてたら、鮮やかな青に目が奪われた。

#アルフレド・ティトリー




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雨夜・廻 2021年10月18日
(よく見れば大きな蝶の翅で、この雨の中似つかわしくない光景だった。彼の翅は大丈夫だろうかと心配をしていたら、不躾に見すぎたのだろう。視線が合わさり、疑問を問うような声に応えた)――……あー、大抵は地面に雨が落ちるまでに風で雲が消えたとかですよ。
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アルフレド・ティトリー 2021年10月20日
そうなんだ。じゃあこの雨のふるさとはもう消えてしまったんだね。(手で受けた雨粒を地におとし、空を再び見遣る。今も青空が見えるけれど、強くなっていく雨にその場を離れて雨宿りが出来そうな――あなたの傍に歩み寄る)青空と雨の両方が楽しめるって、中々ゼイタクな時間だね。となり、お邪魔しても?
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雨夜・廻 2021年10月25日
――…そうなりますね(何を思う所があるのか、空を再び見やる彼だったが強まる雨に堪え此方へ来る)贅沢ですか…御前様はそう考えるやね。ええ、勿論。この雨の中、その綺麗な翅を濡らし続けるのはよくあらへんからどうぞ(彼が中へ入り易いように間を空け身をずらし手を差し伸べる)
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アルフレド・ティトリー 2021年10月30日
ふふふ。翅を褒めてくれてありがとう。うん、少しくらいの水気なら良いのだけどね、そろそろと思って。(空いた場所に、再びありがとう、と一言添えて座る)――『僕はそう考える』という事はあなたにこの雨は違う様に映るの。雨はきらい?
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雨夜・廻 2021年11月6日
この雨が珍しく見惚れるのはええですけど、先程も言ったように綺麗な翅が台無しになったら勿体無いです(ありがとう、と一言添えて座った彼に“いえ”と一言返して)そうですね…僕はこの雨はあまり好みません。たまにならええと思いますが、心情が思わしくない時によく合うもので……
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アルフレド・ティトリー 2021年11月11日
そうだね、気を付ける。(ありがとう、と再び告げる。今度はあなたの言葉に対して)心情が?そう……、今も?(今まさに『思わしくない時』なのだろうかと、あなたを見遣る)
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雨夜・廻 2021年11月15日
(礼を述べる言葉に“いえ”と一言返して。己の言葉に反応するように言葉を溢した彼)先程までそうでしたが、忘れるぐらいに御前様の翅が綺麗なもんで今は違います。――ありがとうございます(先程の彼の様に礼を返して笑った)
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アルフレド・ティトリー 2021年11月21日
(否の応えと笑みに良かった、と安堵を溢して)どういたしまして。少しでもあなたの気持ちが晴れるお手伝いが出来たのなら、僕の翅もなかなかヤルね?……さっき良く合う、って言っていたけれど。此処は晴れ間の雨が良く降るの?(はたり、ひとつ翅を翻して)ああ、えっと。僕はアルフレド・ティトリー、漂着者なんだ。新宿はまだ慣れてなくて。此処ではそれが普通なのかなって。
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雨夜・廻 2021年11月28日
(彼の返しにふはっと笑って喉を震わせては頷いた)っ〜〜…ほんまに御前様の翅はやり貼りますよ。――嗚呼、違います。何故か不思議な事に僕が出向く所でよう合うだけで…此処がそうゆう特殊な場って訳やないです(困ったように苦笑っていたが、名乗った彼の名を記憶するように数回口に出して繰り返しては続くように己も名乗りながら、彼の言動に何処か納得したように溢した)アルフレド・ティトリーくん――…ティトリーくんとお呼びしても?僕は雨夜廻言います。お好きなように呼んだってください。それは慣れない中、不思議な出逢い方してしもうたな…。
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アルフレド・ティトリー 2021年12月2日
ふっふ、でしょう?(得意げに頷く。大事な翅を褒めてもらえたことは勿論だが、耳に届いた笑い声が何より嬉しくて)雨夜、廻……、それじゃお言葉に甘えて廻って呼ばせてもらうね。僕のことも好きに呼んで。(雨の日に出会うにぴったりの名だ、と感じたことは口に出さずに)――本当に不思議だね。出会いもだし、この雨によく合うだなんて。
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雨夜・廻 2021年12月11日
(彼にとっても誇らしい翅なのだろう。胸を張るように頷く姿が微笑ましく頷き返した。記憶に刻むように己の名を繰り返す彼の優しさに心が温まる)ええ、お好きにどうぞ。僕はティトリーくんと呼ばせてもらっても?(彼の名はどうゆう意味合いなのか気になりつつも後程伺おうと考えては、思わずと言うように溢れでた言葉に彼へ視線をやる)ティトリーくんの言う通り不思議なんですよね…出会いは巡り合わせですが。
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アルフレド・ティトリー 2021年12月17日
もちろん。よろしく、廻。(ほんの僅か、何かを問うような気配を感じたけれど、口にする事はしなかった。きっとこの先に機会があるのだろうと、どうしてか思ったから)うーん、雨を引き寄せる体質だとか?ほら、雨男とか晴女とかって、言うじゃない?ああいうの。
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雨夜・廻 2021年12月26日
ええ、宜しくお願いします(了承を得た事に安堵しほっと息を吐くように笑う)んー……こうなる前はそのような事はなかったので…あー、だからこその変化が関わるんでしょうか。まあ、今の現状はまさに雨男でしょうね…(人間だった時はこのような雨に遭遇する事はなかったので、考えもしなかったが…確かにこの姿だからこそこうなっているかもしれない可能性にうんうん、と頷いた)
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アルフレド・ティトリー 2022年1月2日
こうなる、前?(疑問と共に頭を傾ぐと、視界の蝶触角がふよりと揺れる。己にとっては生まれた時から見慣れているものだが)……もしかして、廻は今は妖狐とお見受けするけれど、元々は違う種だったりする?(この地に流れ着く過程で見目が変化する事もあると聞いた気がする)だとしたらその時に、見目が変わる以外の大きな事があった、とかさ。
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雨夜・廻 2022年1月3日
ええ、僕は元はただの人間なんです(彼の問いを肯定するように頷いて紐解いていく)僕の場合やけど、たまたま新宿区…あー、今の新宿島に居って、そしたらなんや刻逆とか訳分からん事に大切なモンもなんも失いました。ひとり取り残されて色んな感情がないまぜになりこうなりました……(初対面の彼に些か暗い身の内話をした事に申し訳なくなり、一つかしわ手を打ち雰囲気をリセットを試みる)――と、なんや暗い話ですが、僕諦め悪いんで取り戻そうと頑張ろうと思っとるんです。
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アルフレド・ティトリー 2022年1月8日
そう、そう。(拍手の音が雨音に囲まれたこの空間の隅々にまで満ちて空気を塗り替える、そんな気がした。雰囲気を切り替えようという気遣いに頷いて、それ以上の話を深める事はしなかった)……そっか。廻もディアボロスなんだね。いいじゃない?諦め悪くて。時逆なんて訳分からないモノに大切を奪われてさ、聞き分けよくしてる必要ないよ。
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雨夜・廻 2022年1月9日
(此方の意図を汲み取るように明るい雰囲気のままな彼に感謝)僕もと言うとティトリーくんもそうなんですか?(瞬き後に喜びに胸が温かくなる。深くは追求はせず、己の我儘とも言える信念に同調してくれた彼に自然と笑いが溢れ出た)……っはは、ありがとう。状況にもよるでしょうが…聞き分けええのも阿呆らしいですもんね。このまんま頑張ろうと思います。
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アルフレド・ティトリー 2022年1月20日
うん、僕もディアボロスだよ。キングアーサーから流れついたの。(簡潔に素性を述べる。雨音の隙間から届く笑い声に、目を柔く細めた)そうそう、その意気!もし僕が何か出来ることがあったら言って。手伝うよ。雨宿り同士の縁ってことで。(袖振り合うも何とやらって言うでしょう、と人肌とは違う拳を軽く握ってみせる。『出来ることがあったら』と付けたのはその方が気楽に受け取ってくれるかな、なんて思ったからだ。何せ、今日知り合ったばかりだもの)
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雨夜・廻 2022年2月8日
キングアーサー……嗚呼、確か…えっと妖精郷でしたっけ。そこが故郷で?(彼の見目からそういえばと言う風に記憶にあった言葉を問うように尋ねる)それはそれはとても心強い味方が出来たわ。どうしようも無くなった時に頼らせて貰います(“その時は宜しく頼みます。“と彼の気遣いが嬉しく胸がぽかぽかあたたまる。受け取った言葉を胸に、大切に仕舞い込むよう手を添え微笑んだ)ほんまに今日はええご縁に巡り会えたな……なぁ、ティトリーくん。早速お願いがあるんやけどええかな?
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アルフレド・ティトリー 2022年2月22日
そうそう、その妖精郷!その妖精郷の端の端で、あーんまりにも片隅だから、地図にもない様な所だよ。(だからどの辺か僕も分かって無いんだよね、とからりと笑う)おっ、もちろん!何だい?(早速との言葉に否やもない。問う様に首を傾いで、あなたの続く言葉を待つ)
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雨夜・廻 2022年3月20日
端の端…地図にも無いのは寂しい気がするな……(地図にも無く故郷を把握出来ないと明るく笑う彼に何故だか寂しさを覚えた)(その感覚は気のせいかもしれないし、事実かもしれない。どれが事実か分からないが己が救われたように、気軽に手を差し出せる関係になりたい。思いを込めて彼に手を差し出す)――僕と友達になって貰えるやろか?
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アルフレド・ティトリー 2022年4月19日
(あなたの呟きを耳にとらえ、ぴこりと蝶角が上がった。予想外の言葉は裡にあたたかなものを広げていく)それ位小さくて密やかな所だったからね。でも、……ありがとう。(大事な故郷に寄り添ってもらえたような、そんな気持ちになって自然と感謝が零れた)

――あはは!何だか僕、もう友達の気分だったかも。うん、喜んで!(まっすぐに手を伸ばす。君の手と繋ぐために)
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雨夜・廻 2022年5月9日
(何気ない言葉だったが、その言葉一つで彼の心を掬う事が出来たのならよかったと内心安堵しては、一言“いいえ”と返し自然な笑みが溢れでた)

ほんまに?わぁ〜嬉しいわぁ…僕だけやと思ってたら、一緒やったんやね。改めてなってまうのかな?ティトリーくん、宜しく頼みます。
(何だか照れ臭い気持ちを拭うように彼が握り返してくれた手を両手で包み込んでは手を握ったまま振ってしまう)
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アルフレド・ティトリー 2022年7月3日
はは。……ほんと、故郷が無くなったのは困るけど悪い事だけじゃないね。こうして外の人に知ってもらえて、気持ちを遣ってもらえる。(もし刻逆が無く、故郷に居るままだったなら知り得ない視点だった)

あ!でも僕、指が硬化してて爪長いから気を付けて。(折角の『友達』に傷を付けたくない。爪が当たらないように、君の両手の上からもう一方の手を被せて、同じように振る。嬉しさでへへ、と笑いが零れた)うん、改めてよろしく!
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雨夜・廻 2022年8月2日
分かるわぁ…人に気を遣って貰うんはくすぐったくもあるけど嬉しいんよねぇ…(何処か擽ったくぽかぽかとする心持ちのままそう返して)

大丈夫ですよ、僕こう見えて頑丈さかい(気遣う言葉と共に繊細な仕草で両の手で包み返してくれた彼にへらり、と気の抜けたような笑みが溢れでる。一目で“嬉しい“見て取れるほどに尾まで揺れ始める)(男の心を移したようにポツポツ、と降っていた天泣がいつの間にか止んだ。甘梅雨に濡れた風景はキラキラと輝き新たな友の行先を照らしてた)雨も止んでめっちゃ気分ええ。ティトリーくんはこの後何か用事でもあるん?
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アルフレド・ティトリー 2022年9月3日
それ、分かるかも。この辺が(と、胸の辺りに手をそえて)むずむずするんだよね。(微笑んで首肯する)

そう?ならいいけど。痛かったら言ってね。(淡く湧く心配は、けれど穏やかな声音と揺れる尻尾に溶けていった。動きに合わせるように蝶角をぴこりと揺らして)本当だ、晴れたね!これもしかして虹も見えるんじゃない?(空を見遣りながら)僕?この後は特にないかな。散歩しようかなあって位。廻は?
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雨夜・廻 2022年10月22日
っはは、一緒やねぇ(同じように彼もそうなのだと胸元に手を添える姿にあたたかな気持ちでいっぱいになる多幸感のまま笑った)

それに握手はきちんと握り合いたいもんやんね(へらへらと全身で喜びを表現にするように尾だけではなく体も揺れる)虹かぁ…どっかで虹かかってるかもしれんねぇ……(彼の視線に釣られるように空を見上げ)お、ないんやったら僕とこのまま遊びに行かん?(このまま“またね”と別れを告げるよりもう少し出来たばかりの友と過ごしたいと思い伺いを立てる)
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アルフレド・ティトリー 2022年12月3日
一緒だね、ふふ!(此方も笑った。浮き立つ気持ちが溢れるようだ)

確かにね……気兼ねなく、握手出来るって嬉しいかも。(最後、僅かに力をこめた。大きな手の質感を確りと憶えながら)あ、いいね。喜んでだよ。道中、虹も見つかるかもしれないし!(そっと手を解いたなら、あなたの隣に並ぼうとする)
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