【個】伊達ワルリベンジャーの結末
朱・麗花 2021年10月9日
どこかの廃倉庫
発電機の前で、その男は襲撃者を待ち構えていた
#狐坂・香風
高木・景虎(
#朱・麗花)
0
朱・麗花 2021年10月9日
オレは待つ時間も苦にしない
それはオレの勝利へのカウントダウンだからだ……
(大穴のあいたジャンパーを羽織った青年が、発電機の前で佇んでいる)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月9日
んーっと、情報によるとここに発電機がひと……つ
(地図を表示した半透明のディスプレイを横に浮かべ、廃倉庫の扉を開けた少女。待ち構える人影に気づき、入り口で足を止める)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月9日
待ちわびたぜ。
この俺に敗北は似合わない。つまり……ここでリベンジだ。
アナフィラキシーの言葉の意味を教えてやろう。
(倉庫へと侵入してきた香風に対して、景虎はやる気満々の様子だ)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月9日
逃げ帰ったのはそっちだし、アナフィラキシー的には次はもっと酷い逃げ帰りになるんじゃ……スマホで意味ちゃんと調べたし?
(と軽口を叩くが、以前の馬乗り時の記憶が蘇り、身体が強張る)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月9日
有象無象の語る言葉に意味は無い。
オレの言葉は何れ辞書に載るからだ。
そして……今のオレはファイヤーファイターだ。
白く塗りつぶしてどんな炎も消してやろう。
(景虎は足下の消火器を掴む。前回の火球への対策として用意していたようだ。そして、彼は香風へと歩み寄ってくる)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月9日
(後ずさりたくなる。少し前までただの少女だった事から考えると、それが当たり前なのかもしれない。しかし)
狐坂・香風 2021年10月9日
(しかし、決めたのだ。自分ですら怖かった状況。もし、未だただの一般人が遭遇したら。戦う術を持たない人が遭遇したら。一人でも多くの人が安心して暮らせる為にと、この力を使うと決めたのだ)
狐坂・香風 2021年10月9日
(ぱしん。と両の手で頬を叩く。熱を持つ頬が身体の緊張を和らげる。)
狐坂・香風 2021年10月9日
じゃ、辞書に載れるか試してみるし。
(周囲に発生する火球は一つに収束し)
狐坂・香風 2021年10月9日
―――炎槍!
(槍投げの投擲の様に、相手の頬を掠める様に炎の槍を投げ込む)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月9日
フッ、証明して……
(馬鹿にしたように笑って消火器を使おうとするが、レバーを握っても何も起こらない。安全栓を引き抜く必要があるのに、それをしていないためだ)
朱・麗花 2021年10月9日
ぬおっ!?
(大げさに身体を捻って炎槍を回避すると共に、役立たずな消火器を香風目掛けてぶん投げた!)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月9日
セーフティーがかかったままだよ?
(ぱしりと片手で軽々と受け止めると、安全栓を抜き、景虎へ向けて噴射する)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月9日
クソッ!
生意気な畜生め!
この拳で調教してやる!
(消火器の噴射で真っ白になりながらも、景虎は香風に向けて突進、殴り掛かってくる!)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月9日
ホワイト猫ちゃん猛突進。調教とかそういう趣味ないし、はい返すねこれ。
(空になった消火器を、まっすぐ突っ込んでくる白猫へと、横にして勢いをつけ投げ返す)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月9日
ぐっ!
(飛んできた消火器にたたらを踏んで防御する)
朱・麗花 2021年10月9日
舐められてタダで済ますのは趣味じゃない。
いくぜ。何処までもバイオレンスに抱きしめてやる。
(前回の戦いで一番効果のあった組み付きに持ち込もうと、景虎が襲い掛かってくる)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月9日
前科はなし。ただ防犯カメラの映像を解析したら、器物損害に傷害事件。
加えてその言動って、もしかして、
狐坂・香風 2021年10月9日
見えない所で、女の子相手にそういう事も、してきたの?
(ふと笑みが消える。そしてバチバチと、身体に青白い稲妻を纏い始める)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月9日
オレの伊達ワルに、だいたいの女はメロメロさ。
なびかないヤツだって、ちょっとオレの力を見せれば一発だ。
(明言こそしないし伊達ワルな言動でわかりにくいものの、それは肯定したも同然である)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月9日
そ。じゃぁここで私が終わらせないと
(女の子の被害が増えるだけ。
言動から組み付きにくるのは読めている。じゃぁいっそ、組み付かれた上で、腹部に膝蹴りを、電撃つきで入れればいいかとカウンターにはいる。覚悟を決めた復讐者。ちょっとやそっとの突進では姿勢は崩れないだろう)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月9日
終わりの時が訪れるのはお前だけだ
オレの腕の中で眠らせてやる。
(相手の覚悟など気にする様子もなく、景虎は単純に組み付いてきた)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月9日
(以前の香風であれば組み伏されていたであろう衝撃。しかし身体はぴくりとも動かず)
狐坂・香風 2021年10月9日
よかったね。最後に可愛い女子中学生に抱きつけて。
(がしり、と両肩を掴むと、そこから電撃を流し込むと同時に下腹部めがけて足を振り上げた。気絶するまではいかないまでも、一瞬激痛が走る程度には電撃の出力はあげてある)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月9日
なっ……ぐはっ!?
(見た目は華奢な少女なのに、突進に微動だにしない様子に驚く。それも束の間、迸る電撃の激痛で景虎は硬直する)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月10日
ま、香風さんは優しいから、改心するならこのくらいで勘弁してあげよう。
(ぽいっと力づくで引き剥がすと横に投げ捨て、発電機へと歩き出す)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月10日
オレの意志を変えられるのはオレだけだ。
そして、傷ついた分強くなる。超回復ってやつをみせてやる!
(景虎はどうにか立ち上がると、発電機へ向かう香風へと背後から殴りかかる。彼の言葉とは裏腹に、その動きはダメージのせいか随分とへろへろだ)
(無効票)
狐坂・香風 2021年10月10日
そっか。じゃその意識からまず変えてもらいな。ゆっくり牢の中で。
(ぱしん、とへろへろのパンチを受け止めると、下半身の急所を、潰れない程度に蹴り上げた)
(無効票)
朱・麗花 2021年10月10日
ゴフッ……!
(その衝撃に目を白黒させた後、股間を押さえて景虎は崩れ落ちた。完全に気絶しているようだ)
(演出終了)
狐坂・香風 2021年10月10日
警察に現在地を通報。それから……
(何かディスプレイを操作すると、影虎の影が形を変え、その手と足を背後で縛り付ける)
狐坂・香風 2021年10月10日
後は発電機だね。
(発電機の方へと向き合うと、再びディスプレイをタッチ)
狐坂・香風 2021年10月10日
―――神鳴槌
狐坂・香風 2021年10月10日
(天気が良かったはずの夜。しかし何故か雷雲が倉庫の上にだけ発生し、巨大な雷が落ちたと思えば晴れたのだ、と後に現場に向かう警官は証言したのであった)
(演出終了)