【個】最も冴えた利用方法
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
放課後、文化校舎特別教室棟3階の個人工房にて
緑のクラスの製作科の二人は今日も今日とて武器作り
今日の議題は機械義手
スパナ片手に金槌片手にあれやこれやと改造案と新規の素材について話し合う――。
発言可能
#グスタフ・カツラギ
#仄叢・エンリ
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
なにそれこわぁ……(怖いものを見る目)
んー、自分の調査したとことグスタフさんのとこじゃ派閥が違うんすかねぇ。
こう、自分の見たところだと謎に高効率なエネルギーと低損失な制御機構を使ってる癖にやけにそれらの接続が雑いというか……、あのレベルの技術があるなら更に小型化軽量化簡易化できそうなもんすのにそれをやらずに大型にしていく印象を受けたっすね。
なんというか、技術ツリーと制作ツリーの兼ね合いがちぐはぐというか……
まああっちゃ戦時中なんでひたすら量産向けに雑に作ってるかもなんすけど
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
千切るか外すかになっちゃいますので、どっちにしろ一回限りなんですがね!
(ケラケラ笑って)
あー、成る程確かに。
であればよりコンパクトに……ふむ、いっそ一回グリムさんが使えるサイズのものを作ってみるのもありかもしれませんね。
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
おやおや、使う分には素晴らしい物質ですよ!
何せ生半可な衝撃じゃヒビどころか傷一つ入りませんからね!
(ぐい、と引っ張って元の腕の形状に戻して)
材料に人間などをふんだんに使ってるので、あまり回路を短縮させると不都合が出る、というのが所感ですが、いまいちなんとも!
正直自分の体ですらよくわかってないですからね!本気で解剖改造したらもっと高効率なエネルギー駆動になるかもしれません!
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
(笑い事なんすか!?)
何度か試したんすけど、自分のじゃサイズに対して組める機構が限られ過ぎてそれなら普通に武器使わしたほうが強えなってなっちまって……
仄叢・エンリ 2021年10月7日
はぁー、やっぱ他ディヴィジョン産の素材をもっと研究するべきっすなー。
ドイツの他に、アーサーとかグランダルメ辺り面白そうなもんありそうっすし
本気の解剖、グスタフさん以外にサイボーグ工学に詳しい人が必要になるっすなぁ……
……一人でやらないでくださいすね?尋ねたら作業台の上でバラバラグスタフさんが鎮座してるとか嫌すよ?
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
グリムさん自体を機械化するわけにもいきませんしね?
小型化も過ぎれば過ぎる程パーツの製作や調達がしんどくなりますからね!となると今のスタイルが一番洗練されている、というわけになってしまいますか!
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
グランダルメならともかく、アーサーの生物由来は実は苦手でして……有機化合物はもっぱら扱えないんですよね、僕。
唯一木材が多少、ぐらいです。化学繊維でも布や革なんかはてんでダメでして!
(一目見まわせば工房の中にそういったジャンルの機材が少ないのは彼ならきっとすぐにわかるだろう)
は!は!は!流石に自分では心臓まで弄れませんからね!
それにまだ生身の部分も多いですし、ヘタには改造できませんので!
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
グリムが怖がるんでよしてあげてくださいす(その頃グリムはス○ブラしながらポテチを貪っていた)(くちゅん)
まあ、グリム自身のアプデはおいおい
今は自分自身が強くなる方法模索してかないとすから
仄叢・エンリ 2021年10月7日
あー……木材、木材といえば、ちょいと面白い材料あるんすけど、グスタフさん興味ありませんす?
『遺産』に関わるヤツなんすけども
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
メーラーデーモンもだいぶ不思議な存在ですよね!
(悪気のない発言その1)
確か電気を触媒として操れるんでしたっけ?
(悪気のない笑みその2)
磁力などでの射出などもできそうですよね!
(悪気のない提案その3)
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
ふむ?木の遺産、ですか。
(すん、と調子が落ち着いて真面目な雰囲気に戻り)
聞く話によればタネは様々なものが出た、という話でしたが苗木や木そのものというのは初耳ですね……。
詳しくお教え願っても?
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
……チョットモチカエッテケントウシマス
仄叢・エンリ 2021年10月7日
(巫山戯るのをやめて真面目に話し始める)
見た目は植木鉢に植わった3〜5m程度の木。
どちらかというと広葉樹っぽい特徴なんすが一方で針葉樹に見られる特徴も無視できないレベルで備えてます。
そしてこれがそれの『枝』なんすけども、見てもらっていいすか?(リュックから新聞紙でぐるぐるに巻かれた枝を取り出して作業台の上に置く)(程よく乾き、割れや腐りもないとても状態の良い枝だ)
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
(左手をスナップ、元の手に戻して木を眺める)
(ピントを合わせるような音がディスプレイから鳴りレティクルが表示された)
(手に取って断面を眺めるように、外皮を端から端まで回しながら見つめ、鋼の指先で何度か叩く)
(そのまま数分確認を続けて)
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
……驚きました。
これはその『木』からとってきたままの、加工していない状態なんですよね?
単一の材木としてはあり得ないぐらい均一な木目、既に合成木材もかくやというほどの硬質性、生物界の存在とは思えませんね……。
ちょっと断ち切ってみてもいいですか?
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
ええ、どうぞ
しかも、これ生徒会庶務のしとらさんに見せたところ、「ほぼ全体が芯材の様な状態だ」と評価していましたす
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
全体が芯材?通りで外皮に違和感があると思ったら……これ皮で覆ってるだけじゃないですかね。
では失敬して。
(立ち入り禁止の倉庫から持ってきたのはダマスカス鋼製の大振りのナイフ)
(高速で木の周りを一回転させるように切れば本の薄皮だけが剥けただけ)
……いやはや、実に何とも奇妙な素材ですね。
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
(続いて端を輪切りにカット――できなかった)
(僅かに食い込んだだけでダマスカスナイフはそれ以上食い込めない)
(ナイフを引き抜いて今度は手刀で、素早くカット)
(転がった破片を拾い上げて)
……凄まじいですね、ナイフの切れ込みと僕の手刀、全く別の物質で切っても同じ断面です。
加工しやすいなんてもんじゃないですよこれ。
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
まるで「加工される為にある木材」って感じっすよね
……、自分が知人から譲り受けた遺産は「高性能な木」としか分からない【無位】のものでしたす
仄叢・エンリ 2021年10月7日
自分が調べた結果もそんな感じで、ただすごく材料にしやすいなという印象しか受けなかったっす。
そして、数度の検証と実験、記録を取るうちに一つの仮説が浮かんだんす
『この木は、人の認識で性質を変化する』という馬鹿げた仮説が
だが、事実として、しとらさんに見せるまではソレに全てが芯材の様な性質はなかった筈なんすよ
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
あぁ……ではこの場での紹介で良かったですね。
僕がその場にいたらあまりにも危険な事態になっていた可能性がありますね。
(あまりうかつなことは言えない)
(もし、その変化の範囲が認識で変わってしまったら?)
・・・・・・・・・・・
(目の前の人間に、「ここまで範囲が届いたら」なんていって適応されてしまったら記憶処理しか手立てがなくなる)
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
確か芯材は建築に向いている……んでしたっけ。
成程納得の理由でございます。
しかし不思議な物品ですね、あまり迂闊に触れるのはよした方がいいですね。
余計なお世話かもしれませんが、エンリさんは処分にも関わらない方がよろしいでしょう。
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
んーグスタフさんって樹木信仰とかそういうのあったりするす?
そうじゃなければ基本的には大丈夫だと思うすよ?
この「認識を受ける」の部分もどうやらこの「遺産」に対してよりも『木』にどういうイメージを抱いているかを重視してるらしく、今んとこ建材や材木に使いやすい生命力溢れた変な木以上の事にはなってないすからね。
仄叢・エンリ 2021年10月7日
とはいえ、あんま衆前に晒し続けて変な認識吸って手に負えなくなる可能性もいなめなくなってきたっすので目隠しぐらいは被せたんすけどもね
心配はありがたいすけど、こういうモンでも利用できるモン全部糧にするって決めてるんで……(鋭く覚悟のある目つきでグスタフを見つめる)
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
……信仰、までとは申しませんが、色々と逸話はございますでしょう?
生命の木セフィロト、邪悪の木クリフォト、知恵の木、禁断の果実、羞恥を生むイチジクの葉、世界を作るユグドラシル。
空想神話上ですらこれだけあるのです、現実の木材でも様々な逸話がございます。
もしそれが仮に、成ってしまったら?
僕の認識如何ではそれが起こり得てしまいますので。
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
目隠しは正解でしょうね。
ふと思った疑問でも、それに付随する印象となるなら、遺産と知らないのであれば余計に影響を受ける可能性もございます。
いっそ遺産であることを強調しておくのも対処としてはありですが……。
(ふむ。と受けた言葉を考えて)
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
……やはり製作科同士、考えることは似るのかもしれませんね。
実は僕もこの前の遺産について、同級生のクラスメイトや下級生の子に大変厳重に注意を受けましてね。
「悪いことは言わない、今すぐに封印しなさい」「あなたがそれを使い続けるのであれば、今ここで蘇生から組み立て直してでも止めます」なんてね。
とはいえ「ある」のであれば使うのが僕らです!
では一つ、その木に対する疑問をば。
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
あーー、どうなんすかね、そこらへん。
自分もそういう神話や逸話は幾つか知識としてあるすが、結局表出した性質はクラフトに使いやすそうな丈夫で状態の良い木ぐらいのもんっすから……
ふむ(顎に手を当て考える)あぁ、めしかしたら「そこ」に【無位】という制限が掛かってるんすかね?
飽くまでも無位に収まれる範囲の性質しか表出しないという制限……
つっても性質変化、その変化した性質の複数保持の時点で【無位】なんてもんじゃなさげっすけど
仄叢・エンリ 2021年10月7日
あるあるすね。自分もそこまでじゃないすが似た事言われましたすね。
(思い返して苦笑いしつつ)
疑問?
なんすか?
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
もしくは今迄に持っている木材への印象を、初めて木として認識した瞬間に吸い取る、ですとか。
まぁこれは一人のイメージから複数回の変質が起きなければになりますが……。
随分過激で心優しい方々がいるものですね、お互い。
いざという時は止めて頂いてお叱りの言葉でも頂いて許してもらいましょうか。
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
その遺産、木であれば、土と水から育つんでしょう?
大地と言えば様々な源でございます。
・・・・・・・・
魔力を含めた性質は確認されていませんか?
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
そうならん事が一番すけどもね
そもそも、最初3m程度だったのが今や5mに及びそうなデカさになってるすのでだいぶすくすく元気に育ってるすね。彩乃ちゃんの『木、というより植物は人間と同じくけれどもとても遠い生物の一部』という認識を受けたからかもすけども。
仄叢・エンリ 2021年10月7日
……まだ確認はされてないす。
というよりは、確認する方法が無いが正確すかね。
相談した相手もあまり魔力の造詣が詳しい方じゃないっすし。
……あぁ、でも、遺産を譲ってくれた里木・啓吾さんは確かそっち系の技術使えたっすね。でもその時点ではなんもなく、「ただの木」「木だけ貰っても自分には使い道がない」といって譲って貰ったんで恐らくはその時点では確実に無かったと思うっす
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
ああ、彩乃さん……青のクラスでしたね、であれば、そういうのも間違いではないとは思いますが、なんともまぁ根源的な発想です。
面白い人ですよね、彼女。
(クスリと笑って)
であれば黒のクラスの方にお尋ねするのが一番でしょう。
それか、気は進まないかもしれませんが
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
「この木は魔力がこもった材質であるらしい」と騙して連れて行っちゃいましょう。
成功すれば貴重な魔力木材、失敗すれば魔力拒絶木材、どちらに転んでもなかなか優秀な材料じゃあありませんか?
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仄叢・エンリ 2021年10月7日
………ッカー!!!さっ、すがグスタフさん!!発想がもうクレバー!!
最高!!素敵!!
いいすねぇ、それ!!!
仄叢・エンリ 2021年10月7日
あー、なるほどそれは自分にはなかったす。
どーして思いつかなかったんだ……
(あまりの天啓に電流が迸りまくる)
……そうだ、不思議素材といやこっちも回収してたんすけど、こいつもなんか使い道あるっすかね?(そう言って腰のポーチからフラスコに入った黒いタール状物質……七不思議による混乱があったさいに敵から採取した物質である)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
は!は!は!
念のため株分け……挿し木?しておけば保険かけつつ性質の調査もできますね!
どちらに転んでも僕のところにも材料分けてくださいね?
僕からも貴重な品を一つ交換致しますので。
グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
……これ、は、この前の。
これまだもしかして生きて、というのはおかしいですね。
活性化しております?
(じ、とフラスコの中身を眺める)
(顎らしき部位を撫でながらうーんと悩み)
……燃料に数滴混ぜて燃焼効率の変化を測る。
スポイト等で分離して活性化維持の限界を測る。
射撃武器の弾薬や手榴弾の中身に混ぜて攻撃性を利用する。
……どれも少々危険ですね。色々混ぜて粘度高めてダイラタンシー利用が一番じゃないですか?
(無効票)
仄叢・エンリ 2021年10月7日
そこらへんの植物育成あたりのアプローチは彩乃ちゃんとまたいろいろ試すつもりす。
そりゃもちろん、こういうのは独占しても良い事ないすからね。他人の利用法から受けるインスピレーションもあることすから、積極的に提供はするつもりすよ!
仄叢・エンリ 2021年10月7日
やっぱそこらへんの利用ぐらいしか思いつかんすよなー、これ。
つってまだ色々未検証なんすよね。
正直半分くらい不活性化してんじゃないかなってのが今のとこの判明してる部分すね。まだまだ性質の理解、研究を進めないとまともに使えるもんでもないっすけども……
とりあえず、増殖すんのはわかってるすから個体質量増やすのを目下目的としつつ色々実験中す。
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グスタフ・カツラギ 2021年10月7日
では頃合いを見て彩乃さんに持ってきてもらいますか。
……シュークリームで釣れば来るでしょうし。
(そうですそうです、と鍛冶場の中から銀と黒が交互に入ったダマスカス鋼のようなインゴットを一つ取り出して)
ではこれ、前払いと言いますか、交換分としてどうぞ!
知人からいただいた魔力鋼をベースにエネルギー吸着で高質化する金属を組み合わせたわけわからないレベルで硬い合金です!
よろしければご感想をお聞かせくださいね!
グスタフ・カツラギ 2021年10月8日
確か、聞いた話だと知性もしくは学習能力を持っているという話ですよね!
で、あるのであれば!
敵わない、ということを刷り込んでおけば目下は安全だと思いますよ!そちらの残片にもその性質が残っているのかは不明ですが!
そちらでもいい結果が生み出せることを期待しておりますよ!
(無効票)
仄叢・エンリ 2021年10月8日
あくどーい(といいつつ、彩乃フィッシングにノる気満々である)
うお……え、これいいんすか?
貰っちゃっても……(性質を聞いた瞬間から脳裏に幾つかのレシピが展開され想像が膨らむ)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年10月8日
彼女切ってのご要望ですのでね。
ああ、よろしければエンリさんも食べてみます?まだ試作なので贔屓目にも美味しいとは言えませんが……練習せねば上手くなりませんからね。
構いませんよ、いくつかメリットもありますが扱いは難しいですし、何より魔力鋼だけでしたら量産体制に入っておりますので。
ただ、デメリットもございます。
その魔力鋼、とある特定の人物の魔力に反応します。
性質は弱めてありますが、その人の前だと鋼そのものが感応してその人の思うがままに動かされてしまいます。
ですので、武器等に活用なさる際は上から通常の金属を重ねて溶接して遮断してください。
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仄叢・エンリ 2021年10月8日
なるほど、アドバイス感謝するす。
ふむ……なら一つ久しぶりに凝ったもんでも作ってみるとするすかね
ちょうどいい具合に書けたレシピもある事すし。
ああ、頂いてもいいんすかね?
甘いもん大好きなんですバクバク言っちゃうすよ?
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グスタフ・カツラギ 2021年10月8日
作業のお手伝いも致しますよ!
勿論加工作業の秘匿、という意味では口堅いつもりではございますが、不安なれば辞退致しますのでお気になさらず!
まぁ口ないんですが!
まぁ少々奇特な方から「美味しいの」、と頼まれてしまったもので……今試作持ってきますから手を洗って応接室でお待ちください――
(演出終了)
仄叢・エンリ 2021年10月8日
作業は一人でやりたいすかね。秘密って訳でもないすが、やはり自分の技術向上の為にもちょいとやりたい事も多いんで複数人でやると却って失敗しちゃうかもすし。
お、まじすか?では失礼して(ささっと手を洗い、応接室まで赴く)
(無効票)
グスタフ・カツラギ 2021年10月8日
【このスレッドは終了しました】
仄叢・エンリ 2021年10月8日
(その後、グスタフから提供された試作に舌鼓をうちながら、談話の続きを話した二人であった)
(演出終了)