老舗旅館「紡屋」

(弦のびのび話)

弦・円 2021年10月4日
読んで字の如く、たまに帰ってくる弟とお話をするところ。
のびのび。マイペースに。




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弦・円 2021年10月4日
(思っていたよりも早いお帰りで慌てている!)
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弦・来 2021年10月4日
ははは、見慣れた光景じゃないか。姉貴のペースじゃ三十分前行動が丁度良いんじゃないか?
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弦・円 2021年10月11日
(むむむという顔をした)言うようになったわねぇ…大きくなってもそそっかしいところは変わっていないのかしら。たまに帰ってくるとは聞いていたけれど…本当に突然だったから何も用意できないまま…一先ずお茶を淹れるわねぇ。
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弦・来 2021年10月15日
速戦即決って言葉があるだろ?ああいや、別に客人のように出迎えなくたっていいさ。座るとこさえありゃ俺は他いらない。(鞘で肩を叩き乍ら、緩緩と胡坐)…っと~まあ、長居する気もないしなあ。強いて言えば姉貴に「残り物」があれば俺が食ってやってもいいけど?
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弦・来 2021年10月15日
…あとこれな。土産。持ってきといた。
(懐から出して片手で振った缶は、ころんころんと音が鳴った。パッケージには狐の似顔絵。その上に大きくフルーツドロップスと書かれている)
最近急に冷えてきたし…こういうの好きだろ?
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弦・円 2021年10月25日
あらあら、せっかく来たのならゆっくりしていけばいいのに…一晩ぐらいまったり泊まっても支障はないと思うけれど、来は何か用事があるのかしら…?
残り物というか作り置きになっちゃうけれど、そうねぇ…色々あるわ。食べていく?ちょうど白米が炊ける頃だから…
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弦・円 2021年10月25日
はっ…(缶を目で追いつつ、尻尾ゆ〜らゆらり)
ええ!飴っていつまででも舐めちゃうからよくないとは思ってるんだけれど…!でもおいしいのよね…あまくて…ちいさくて…かわいくて…。
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弦・来 2021年10月26日
いいや?特には。いても旅館の手伝いできるほど俺は器用じゃないしなあ。気ままにぶらつくぐらいがちょうどいいのさ。
姉貴は毎日頑張ってるようだし、今更世話かけるような真似しないって。
…ま、というのは宿泊のハナシだ。飯は頂こう。「タイミングがいい」ねぇ。
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弦・来 2021年10月26日
…姉貴、しっかりしてる方だと思うが舌は結構こどもっぽいよな。多分。(感想を聞きながらくつくつと喉元揺れて)
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