【個】夢に揺蕩う
フラン・ベルジュ 11月29日20時
青のクラスと緑のクラス、その一年の活動の成果を見せる場でもある豊饒祭。
どちらかというとお店巡りをする方で参加することが多かった少年ですが、今年は一味違います。
なんでも、教室を一部屋借りて出し物をするのだとか。
その名も「デイドリームルーム」。
名前だけ聞くと、彼が所属する青のクラスっぽさはあまり無さそうに思えますが……?
さておき、少年はその出し物へ女の子を一人、招待していたのでした。
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#フラン・ベルジュ
#上巴・九虚
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フラン・ベルジュ 11月29日21時
いらっしゃいませー! 九虚さん……って、なんで早速ちょっと機嫌悪そうなんです……?!
(入って来るや否や、むぅっと口を尖らせる彼女の姿にちょっぴり怯んで。そうして思考を巡らせて、何かに思い至ったのか、ああ、と手を打ち)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日21時
ひょっとして窓から入ってくるつもりでした?
九虚さん、正面以外から入ってくるの好きですもんね。
(ふふ、と少しばから笑って)
僕の出し物はですね、お外の光をあんまり入れない方がいいんです。
だからカーテンで閉め切ってて……
上巴・九虚 11月29日21時
そりゃもうねぇ、あたしが普通に現れたら逆に警戒されるぐらいなもんだと自負してるよぉ。
(やれやれと手をあげて、大げさなジェスチャー。ついでに軽いため息)
(無効票)
上巴・九虚 11月29日21時
(なんてちょっとやって気が済んだのか、元々冗談だろうからか、にやりと笑って)
それで、今日はどんな面白いことに招待してくれたんだい?
白昼夢だなんて、どっちかって言うと黒のクラスなんかがやりそうな名前だけど。
(言いながら、部屋の中を見渡して…見回すだけなのは、こういった出し物は手順が大事な事もあると思っているからだろう。要は店主の指示待ちである)
フラン・ベルジュ 11月29日21時
ふふー。いつもみたいに悪戯と一緒に現れても、普通に現れても、九虚さんが来てくれるなら僕は嬉しいですよ。
(ため息に笑顔を返すと、よくぞ聞いてくれましたとばかりに)
今日はですね、そう、白昼夢!
修学旅行で、よくVRの体験をしているじゃないですか?
ああいうのを僕なりに再現してみたいと思いまして!
(ずずいっ、と張り切った様子で彼女に近付きます)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日21時
ええっと。生産区画のはずれの雑木林を、青のクラスとしてお手入れとかをしてるんですけど……
たまーに魔道具や魔法薬の材料になるような植物が見つかるんですね。
普段は危険が無いように処分をしてたんですけど、有効活用できないかな~って考えて……
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日21時
僕の魔法と組み合わせて、VRのようなリアルな体験を出来るようにしてみたんです!
VRは元々体験しする舞台が準備されていましたけど……
僕のは、参加者の思い通りの舞台が体験できるんですよ!
(ふんす、と得意そうにして)
というわけで……さ、まずはそちらの椅子へ。どうぞ座ってください!
早速準備しますからね~!
(そう言ってぱたぱたと教室の片隅へ駆けていくと、少年はローテーブルに置いていたお香に火をつけました。どうやらこれが彼の言っていた、不思議な植物の有効活用のようですね)
上巴・九虚 11月29日22時
また可愛いことを言ってくれるねぇ、相変わらず。
(なんて呟きながら、出し物の概要を聞いて)
なるほどねぇ。黒のクラスみたいな名前に、黄のクラスみたいな内容に、青のクラスらしさを詰め込んだ?
随分と欲張りな出し物にしたもんだねぇ、んふふ。
(きちんと青のクラスの活動の中で、自分の特技も活かして学んでるんだねぇ…)
(なんて保護者面…保護者心?しながら、うんうんと感慨深そうに頷く)
(無効票)
上巴・九虚 11月29日22時
あいあい、それじゃ失礼してっと。
(示された椅子の方に歩いていって、ひょいっと座って)
にしても…んっふっふ。
外から見えないようにした密室で、二人っきりで、ちょっとアブない植物を使って…
一体どんなことを体験させて貰えるんだろうねぇ。
(にやにや、からかう時の笑顔で)
(足を組んで頬杖ついて、準備しに行く少年を見送る)
フラン・ベルジュ 11月29日22時
(可愛いと言われてちょっと照れくさそうに頬を掻いて。けれども今は出し物のご案内中、軽く左右に顔を振って気を取り直して)
えへへ。とびっきりの魔法を見せたかったから……
青のクラスだけじゃなくて、他の色んなことも沢山勉強して……頑張っちゃいました!
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日22時
(こちらの案内通りに椅子へと座った彼女の目の前へとことこと歩いてゆき)
い、言い方が……その、いかがわしいですよ~!
変なことはしませんよ! ちゃんとした出し物です!
(あわわと頬を赤くしながらも、彼女の前へと手を差し伸ばします)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日22時
それじゃあ、まず僕の手を握ってください。
夢の中で迷子になっちゃうかもしれませんから。
(ふふ、と少しおどけた様子で言って)
手を握ったら目を閉じて、自分が体験してみたい舞台を思い浮かべるんです。
そうして1分経って目を開けたら……白昼夢の中へご招待、ですよ!
(時間が経ったら合図しますから、と笑顔を浮かべて)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日22時
ちなみに特に希望が無かったら~……自然豊かな森の中に行くことになります!
いわゆるデフォルト設定? みたいな感じです!
上巴・九虚 11月29日22時
そりゃあ、いかがわしく言ったからねぇ。いっひっひ。
(わかってるわかってる、と笑って…差し出された手を軽く握る)
(夢の中で迷子ってのも、それはそれで興味があるけどねぇ…というのを飲み込んだのは、本気で心配されそうな気がしたのだろう)
(無効票)
上巴・九虚 11月29日22時
体験してみたい舞台ねぇ…そうだねぇ…
(今行きたい場所なんかあるかねぇ、なんて考えていると、デフォルト設定の話が出てきて)
おや。そういうのがあるなら、そこにしようかねぇ。
デフォルトがあるって事は、そこはらんらんが考えた世界って事でしょ?そりゃあ、見てみたいよねぇ。
(考えたのか、過去に見た舞台なのかは定かではないが)
(しっかし、あたしが森の中をイメージしてたら、そっちになっちゃうよねぇ)
(ということで、何も思い浮かべずに、じっと目を閉じる)
フラン・ベルジュ 11月29日23時
も、もー……
そういうことは合意が無ければやりませんよ……
(なおも頬に赤らみを残して、ぽそぽそと小声で抗議の言葉を向けて)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日23時
(そして彼女の言葉に、ちょっとだけ困ったような表情を浮かべて)
う、う~ん……僕が考えた、というとちょっと怪しいんですけれど……
正確に言うと、特に希望を浮かべていないと毎回その舞台になっちゃうんですよね。
なんだか不思議で……
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日23時
(ほんの僅かに、表情が和らいで)
……なんだかちょっとだけ、懐かしい気分になれる気がする場所、です。
何度か行って、安全なことは確認していますから心配はしなくても大丈夫ですよ。
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日23時
(彼女が瞳を閉じたのを確認すると、少年も瞳を閉じて)
(心の中で数を数えます。1つ、2つ、3つ)
(そうすると……30を超えた辺りで、教室の外から聞こえていた生徒たちの喧騒が消えました。代わりに聞こえてくるのは小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、木々の揺れる音)
(45、46……日が昇り始めてすぐ、朝露が残る時間帯特有の澄んだ空気の香り。そして)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日23時
……もう目を開けて大丈夫ですよ、九虚さん。
(促されるままに瞳を開けば、お日様の光が降り注ぐ天然の広場の中心に彼らはいつの間にか佇んでいて)
(鮮やかな緑を讃える木々が、周りを囲んでいることでしょう)
上巴・九虚 11月29日23時
(合意があればやると言う辺り、思ったよりもう男の子なのかもしれない)
(また孫の成長を喜ぶお婆ちゃん面…お婆ちゃん心しつつ)
なるほどねぇ。何か、らんらんに繋がりのある場所なのかもしれないねぇ。
(無意識に繋がっているにせよ、理由があって繋がっているにせよ。どちらにせよ、この少女にとって、見てみたい場所である事に変わりはないのだろう)
(きちんと目を閉じていると、知っている自然の空気が、けれど知らない森の香りが徐々に漂いはじめて)
(無効票)
上巴・九虚 11月29日23時
(合図を受けて、目を開けると。そこは森の中の小さな舞台で)
驚いた、自然に移るもんだねぇ。
(VRなら、パッと消えてパッと行く…転移のような気分なのだが。例えるなら…)
夢に入るって言うにはリアルな…本当に有る森に、高速で移動したみたいな気分だよ。
(すんすんと鼻を鳴らし、差し込む光に目を細める)
フラン・ベルジュ 11月29日23時
ええ、ひょっとしたらそうなのかもしれません。
……案外、僕の故郷だったりして。
(何の根拠もないけれど、そうだったら良いなぁ、なんて思いながら)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日23時
ふふ。お香の作用と……あと、空間にちょっと手を加える魔法の併用です。
(どこか誇らしげに言い、リアルだという言葉に笑って)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月29日23時
夢とは言いましたけど、今ここにある身体は本物ですからね。
生身で、夢を見ているような体験をする……それが僕の魔法です。
(夢であり現実でもある、と伝えるように、未だ握っている手に僅かに力を籠める)
森だけじゃなくて、向こうには小川もあるんですよ。
それで、あっちには……教会、かな?
それらしい建物がぽつんと。
(と、森の奥へと視線を向けて)
上巴・九虚 11月29日23時
ある意味、別世界の創造だよねぇ。それはそれで結構な代物だけど。
どんな魔法かは後で聞いてみるとして…
(現実を塗り替える…むしろ、夢の創造よりよほど大それたものかもしれない)
にしても、穏やかな場所だねぇ。こんな場所で育ったっていうなら、らんらんが育つのも納得だ。
(穏やかに優しい空気、争いと無縁な静かさ、精霊だっているだろう自然の多さ…イメージにもぴったりと言えるだろう)
(無効票)
上巴・九虚 11月30日00時
教会ねぇ…教会はまぁ…いいかぁ。
(乗り気しなさそうに、明後日を見るように森を見渡す)
それよりは、こっちでゆっくりしたいとこだねぇ。ちょうどよく昼寝できそうな場所とかあるかい?
(握られた手を、解すようにぐりぐり動かす)
フラン・ベルジュ 11月30日00時
……本当は、それを目指していたんですよね。
僕の魔法で、みんなを幸せにする……みんなが幸せになれる世界を作る。
そんなことが出来たら、とっても素敵だと思いません?
まぁ……今の僕にはとっても難しかったから、これが精いっぱいですけれど。
(気恥ずかしそうに表情を綻ばせて)
本当に僕の故郷だと決まったわけじゃないですけれどね。
ここがそうだったら良いなぁ、とは思いますけれど……納得、ですか?
(きょと、と不思議そうに首を傾げて)
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フラン・ベルジュ 11月30日00時
ふふ、九虚さんは吸血鬼ですものね。
教会はちょっと苦手かな?
(くすくすと可笑しそうに笑います)
お昼寝でしたら……うん、ぴったりな場所がありますよ!
あっちの方に、お花畑があるんです!
周りの木も背が低いものばかりだから、日当たりもよくって……きっとぐっすりと眠れますよっ。
上巴・九虚 11月30日00時
あっはっは、随分な事を目指してたんだねぇ。発想が物語のラスボスだよぉ?
らんらんらしいと言えばらしいけど、ね。
(空いている方の手を、少年の頭に伸ばす。労いの意味でのなでなでだろう)
なぁに、イメージにぴったりっていう話だよ。つまりは、あたしもそうだったら良いな、って思ってるわけだ。
(無効票)
上巴・九虚 11月30日00時
まぁねぇ。別に行くだけでどうこうなるわけじゃないんだけど、雰囲気がねぇ。
(普段からアクセサリーに十字架とか使ってる割に、である)
おや、メルヘンで良さげな昼寝場所だねぇ。それじゃあそっちに案内してくれるかい?
(教会より断然乗り気な様子で)
フラン・ベルジュ 11月30日00時
え、えぇ~?
ひ、人聞きが悪いですよぉ。僕は悪い魔王じゃなくて、素敵な魔法使いなんですからね?
(撫でる手を抵抗せずに受け入れて、ほんのりと頬が赤く染まって)
……そっかぁ。
九虚さんもそう思ってくれてるんですね。
なんだか……ふふ、嬉しいな。
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フラン・ベルジュ 11月30日00時
なるほど~。
でも確かに、九虚さんが十字架とかで苦しんでる姿は想像しにくいかも……
(いつもの飄々とした立ち振る舞いのせいでしょうか、一般的にイメージされる吸血鬼の弱点は、なんとなく彼女には全然聞かない気がします)
もっちろん、ご案内しますよー!
けど……ふふ、夢と現実の狭間のような場所で、またお昼寝をしようだなんて。
九虚さんらしいですね。
(乗り気な姿にちょっと呆れも混じったように、けれども同時に楽しそうな様子で。繋いだ手を引き、教会とは反対の森の奥へと足を向けるのでした)
上巴・九虚 11月30日00時
ほんとにぃ?みんなが幸せになれない世界なら…とかって、滅ぼしたりしない?
(にまにまと笑いながら、一頻り撫でて)
んふふ、可愛い子だねぇ。でも、今日のなでなではここまでにしとこうかねぇ。
(花畑にも行く事だしね、と最後にぽんぽんとしてから手を離す)
(演出継続)
上巴・九虚 11月30日00時
それがねぇ、意外とねぇ。十字架で殴られたら痛いよ。
(あたりまえ体操)
いやぁ、だってねぇ。こんなにゆっくりできる空間も、そうそう無いでしょ。
となれば、どれぐらい快適に昼寝できるか、体験して帰るっきゃないでしょ。
(ねぇ?と同意を求めるように首を傾げて。さて、白昼夢で見る夢はどんなものかと思いながら、森の奥へとついていく)
フラン・ベルジュ 11月30日01時
ほ、ホントです!
お友達や大切な人もいる世界なんですから、大事にはしても壊す事なんてしませんよー!
(とんだ誤解です! と慌てて抗議の構え。けれども頭を撫でられてすぐに絆される辺り、ちょろいと言わざるを得ません。手が離れるのを少し名残惜しそうにして)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月30日01時
うーん物理的。
それは誰でも……痛いでしょうね……
(あの横に伸びてる棒の角で殴られたら、それはそれは痛いでしょう。想像してしまって、頭と背中にゾワッとした感覚が走ります)
(無効票)
フラン・ベルジュ 11月30日01時
(可愛らしく首を傾げて同意を求められれば、ついつい頷いてしまうというもの。仕方ないなぁと思いつつ、けれどもこういうのも悪くはないか、なんて考えて)
きっと素敵な寝心地ですよ。
だってこんなにも、空気が澄んだ場所なんですから!
(木々の合間を縫って暫し歩みを進めると、先程までいた広場のように開けた場所が目の前に広がって)
(けれども先の広場とは異なり、そこには色とりどりの花々が、まるで絨毯のように目いっぱいに敷き詰められていました)
上巴・九虚 11月30日01時
なるほどぉ、こりゃ見事だねぇ。
(眼前に広がる花畑。イメージでメルヘンなどと言っていたが、本当に物語の中に出てきそうな光景で)
(たしかに、こんな中で昼寝をすると考えると、それはもう気持ちがいいことだろう)
にしても、こうも見事だと、入っていいもんか迷うところだねぇ。あっはっは。
(お約束であれば、お花畑の絨毯にダイブしてのんびり…という所だが。踏み荒らしていいか躊躇するのも仕方ない所か)
…ほんとに行くのかい?これ。
フラン・ベルジュ 11月30日01時
(彼女の問い掛けに目をぱちくりさせると、思わず吹き出しそうになって)
……九虚さんが遠慮してるの、すっごく珍しい気がします。
ふふ、それだけ気に入ってくれたってことですよね。
でも大丈夫ですよ。
ほら、言ったじゃないですか。
(躊躇する彼女とは裏腹、少年は花畑の前に一歩を踏み出します)
(するとどうでしょう。まるで二人を歓迎するように……咲き誇っていた花々が動き出し、細い道を作って)
(花畑の中央に、眠るのに丁度いい空間が現れるのでした)
夢を見ているような体験ができる、って。
ね?
上巴・九虚 11月30日02時
何気に失敬だねぇ、普段からちゃんと遠慮はしてるよぉ?
らんらんの布団は勝手に使うけど、布団の上で飲み食いはしないからねぇ、そういうことだよ。
(勝手に借りる分には遠慮しないが、借りるを超える行為は遠慮する…といった所だろうか)
(もちろん気に入ったというのもあるだろうが、そこは素直に頷きはしないだろう)
(などと話していると、一斉に蠢いた花たち。ほぉ、と小さく声をあげて)
なるほどねぇ、これはたしかに夢みたいな体験だ。
それじゃ、ありがたく通らせて貰うとしようかぁ。
(気分はまるで花に愛されたお姫様…童話の中の存在のような。なんて、全く似合わない話だと苦笑して)
(花畑の中の道を歩いて、ぽっかりと空いた空間を目指す)
フラン・ベルジュ 11月30日02時
あはは、それはごめんなさい。
ちゃんと一線はひいてるんですね。
(なんて、けろりと笑うと彼女と共に花畑の真ん中へ。緑に生い茂った草葉がまるでベッドのように重なって、なるほど、ふわふわとしていて眠り易そうだ)
……こういう童話、ありませんでしたっけ?
お姫様が森の中でお花に包まれて、深い眠りにつくっていう……
上巴・九虚 11月30日02時
全く、謝る気あるのかねぇ。
(気にしてなさそうな様子に、軽く頬を膨らませて。といっても、当然この少女も気にしてはいないのだが)
あぁ、あったねぇ。毒リンゴ食べて永遠の眠りに…ってやつ?
一緒に食べてみるかい?
(ぽす、と座り込んで、伸びをひとつ)
(さて、その意図は「夢の中ならリンゴも出せるんじゃない?」「一緒に寝てみるかい?」それとも他の…)
フラン・ベルジュ 11月30日02時
えへへ。
(と、愛嬌たっぷりに笑ってみせて。悪いと思ったのは本当でしょうけど、いつもよりいくらか茶目っ気増し増しで彼女の隣に座って)
(演出継続)
フラン・ベルジュ 11月30日02時
そうそう、そんな感じの!
……って、急に何を。
……ずっと一緒に夢の中、っていうのもロマンチックかもしれないですけれど。
僕は、ずっと一緒にいれるなら現実の方が……
(言いかけて、押し黙る。彼女の言葉が、思考が。この白昼夢に反映されたのでしょうか。少年の手の中に、いつの間にか小ぶりなリンゴが一つ、あったのです)
上巴・九虚 11月30日02時
ロマンチックはロマンチックでも、割とバッドエンド系だよねぇ。
(言いかけた言葉と、手の中にあるリンゴ。さて、何を思って生まれたものなのか…)
んふふ。どうする?食べてみる?それとも、食べさせてみる?
フラン・ベルジュ 11月30日02時
(こくり、と息を呑んで。リンゴと、彼女と。交互に視線を向けると、やがて手にしたリンゴを二人の視線の間に差し出して)
……一緒に食べてみる、でしょ?
(先ほどの彼女の問い掛けをそのまま返すように)
上巴・九虚 11月30日03時
んふふ、それもそうか。
さぁて、綺麗に半分こできるかねぇ?
(差し出されたリンゴに手を伸ばして)
フラン・ベルジュ 11月30日03時
(二人で差し伸ばした手がリンゴを包み込む。夢の中にあって、更なる深い夢へと誘う蜜の味がするのか、それとも)
(きっとその味は、夢に揺蕩う二人だけの秘密)
フラン・ベルジュ 11月30日03時
【〆】