六十七式地下シェルター

【個】秋雨の空の下

シエロ・ラヴィオン 11月22日21時
季節は秋。
空気も冷たくなり始め、冬の歩みを感じられるある日。

突然の雨に見舞われた昼、雨宿りと駆け込んだ、とある古びたビル近くにて。

→お約束したかたと




、(発言継続)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日21時
(降り頻る雨粒、そして風。)
(今日は雨なんて聞いてないぞくそったれ、と必死こいて走り抜け、水溜まりを靴底で弾きながら、飛び込んだ先。)

(廃棄されたのか、錆びた立ち入り禁止の看板…と、鎖。構わず飛び込み、屋根がある場所に辿り着く。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日21時
はー……ッくそ、たまんね…。
(持っていた鞄で頭や顔をガードしたが、気休め程度か。)

(深い深いため息をつき、頭を振った。)
ついてねー…。
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来栖・マシロ 11月22日21時
あら……。
(不意に、彼の背に声がかかるでしょうか。)
(古ビルの、それも影の下にいたせいか。或いは黒を基調とした姿をしていたからか。びしょ濡れの彼のやや後方に先客はすでに座っていたといいます)

……ええと……。おつかいください。大分、気休めですけど……。
(すっと、おしりに敷いていたハンカチを彼に差し出しつつ)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日21時
ッ!?
(くる、と反転しながら身構えた。誰もいない廃棄ビル、何がいてもおかしくない──)

……と、あ、ども。
(ハンカチと顔を見比べ、小さく頭を下げ、下げ)

って。(今座ってたやつでは?と動きが止まる。何よりも、だ。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日21時
(でっっっけ!)
(一部を見て、視線をすいっと逸らした。)

あ、ぁ、いや、カバンにタオル、あるから…うん。
君も雨宿り?
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来栖・マシロ 11月22日21時
おや、でしたか…っ ええと、余計なお世話だったかもですがそれなら安心…でもないですけど、ともあれまだよかったです!
(わたわたとハンカチをもったてで身振り手振りとしながら)
(まぁ実際ハンカチなんかお顔ふいたらおわりだったでしょうから…)

はい。その、急に降られてしまいましたしね…。
(少し肩を落としながら。幸い、そこまで濡れる前ではありました)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日21時
いやいやいや、お気遣い感謝。
そう言う君も雨宿り?
(ジャケットを脱ぎ、ばさっと水を払った後、手摺に引っかけておこう。)

全くだ、天気予報もアテになりゃしないったら。
君は濡れずにすんだの?
(よいせ、と壁にもたれかかりながら、顔──よし、目だ、目をじっと見るんだ。下を見るな。)
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来栖・マシロ 11月22日21時
はい。そんなところです…と、意味深にいってみましたがそのままなんですけどね。困っちゃいました。
(はう……。と、吐息も憂鬱げに。そらは曇って、日もある時間帯だのに薄暗い。)

はい。しとしとと、降った時にちょうど通りがかって。天気予報にも雨雲はなかったので……え、ええと。はい。そんなかんじです。
(話つつ。めちゃ顔をみてくる人だ。すごい。外国の人なんでしょうか…。きょどりはしないけれど、ちょっと気圧されちゃう。文化の違いなのでしょう。きっと)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日21時
(見た目もだが、仕草が色っぽい。学校には、あんまいないタイプだな──なんて考えながら。)
全くだ、通り雨であることを祈りたいね。

(ハンドタオルを取り出し、顔や頭を拭いながら。)
ん?………ああ、すまん、まじまじ見たら失礼だったか。
(肩をすくめ、苦く笑った。)

他意はないんだ、ただ…ま、初対面だから、つい。
(ぺろ、と舌を出して)
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来栖・マシロ 11月22日21時
あ、ああいえっ!そういう訳ではありませんので!
(失礼かと問われ、またわたわたと。わかりやすいキャラクターであるかも…)

ええと。初対面ですが…来栖・マシロと申します。シスターの見習い…みたいなものです。これで初対面ではなくなりましたので、ご遠慮なくということでっ!
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シエロ・ラヴィオン 11月22日21時
ふっ、あはは…そんな慌てなくていいよ。
不躾だったのは事実だ、全く僕ってやつぁ。
(ぴしゃ、と額を叩きながら、からから楽しげに笑う。)

おっ、とぉ…僕はシエロ、シエロ・ラヴィオン。大学生だ。
シスターさん、…てぇと?教会とかにいる、あの?
(初めて会う、と目をまん丸くして。)
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来栖・マシロ 11月22日22時
シエロさん、ですね。大学生…なるほど。
(同じほどの年頃にみえていれば、納得と。親しみやすそうな方でいくらか気が緩まりますが)

はい、その…シスターですね。教会のお手伝いをしている程度ですが、一応は…。
(そっと、またハンカチをおしりにしいて古いベンチに腰掛けて。まだまだ止みそうもなく、困りますが焦ってもしかたのないことで)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日22時
へぇぇ、生きてりゃ色んな人に会うもんだなぁ。
教会は昔行ったことあるけど、シスターさんにはついぞ会わなかったし。
(神父らしきジーさんはいたけど、と笑う。)

やっぱ戒律とか、あったりするの?決まりごとが厳しいとか。
或いは、禁欲ー、とか。
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来栖・マシロ 11月22日22時
え、ええと。たいしたものではないのですが…。
確かにそこまではみかけないものかもしれないですね。べつに普通に過ごしていて名乗ることもないですし…。
(そっちの教会にはおられないのかな?と思いますが、新宿の教会と思えば。……逆に教会以外にも実はシスターはいる。のかもしれませんが……)

ええと、現代に於いてはそこまで厳しくは…まぁ清貧を良しというところはありますが、私も普通におやつをたべたりはしちゃいますし…。
(ううんおはずかしい。でも嘘はいけませんしね。みたいなシスターなところ)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日22時
まあ、そうか。私は〜です、なんて職を宣伝するのは、芸能人くらいか。
確かに、昔海外で見た神父のじーさんも、姿以外はフツーの人だったもんな。…小難しい話された以外は。
(聖書を開いてさ、と思い出すだけで、ちょっと眠くなる。)

ふ、む──なら良かった。
(鞄をごそり、と漁れば。そこから出てくるのは、タッパーに入ったさつまいもスイートパイだ。)
良かったら、摘まない?いや作りすぎて、余っちゃって…冷めてるけど、甘さはお墨付き。
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来栖・マシロ 11月22日22時
(でもわりと新宿はシスターさんがシスターの姿のままで闊歩されてるケースもありますしと思いましたがそこはめぐり合わせですねと思い直し)
ふふ、説教は神父さんの大事の役目のひとつでもありますしね。

あら。作りすぎた…ということは、シエロさんの手作りなのでしょうか? ううん、器用ですね…美味しそうにできてまして…はっ!い、いえ。別におねだりしたわけではなかったのですが!
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来栖・マシロ 11月22日22時
ええと、でも。はい。そういうことでしたら……。
(うーん、なんだかはしたなかったですね。と思いますが折角のお申し出でもありましたので。こくりと頷いて)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日22時
全くだ、やれ作法がやれ生活習慣がと煩いのなんの。
…今じゃ感謝は、…ちょっとはしてるが。
(お陰で早起きが苦にならない、と冗句を交える。)

ああ、なんとさつまいもから使ったバターまで手作りだ。
ちょっとした農家や畜産の手伝いをしていて、ね?
(蓋をかぱ、と開けば、甘く優しい匂いがふんわり。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日22時
是非に。
君みたいな綺麗な人に食べてもらえるなら、さつまいもも満足だろうさ。
(さ、と差し出す。)
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来栖・マシロ 11月22日22時
…ふふ、シエロさんには悪い出会いでなかったみたいで、安心しました。
(様子をみていると、そのようにも思えましたので。かわいさ余って…?いえ、これはちがいますね。ともあれ、よいことです!)

バターまで…!? ほ、本格的…いえお菓子屋さんでもつくらないとおもいますが!凝り性、というかんじですね…ふむふむ…。
(ふわり。香るバターと芋蜜の香り。思わずどきどきとしてしまうもので) (無効票)
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来栖・マシロ 11月22日22時
え、ええと。その、ではひとつ…。
(さしだされおずおずうけとると…はむり)

……っ、ん~~……っ おいしいですね、とってもあまくって……。
(お芋のあまみ。なんだかほっとする味なもので…なにかしみじみほおばってしまいます)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日22時
さてね。
生憎、戒律や禁欲とは程遠くなっちまったけど。欲に忠実なバカヤローだと、じーさんに叱られそうだ。
(少し懐かしむような、思い出に浸るような、掠れた声で。)

そいっつは重畳。
菓子をよく食べにくる人がいてね、美味いって言わせたくて練習してるうちに、つい拘るようになったんだ。
(笑顔で食べる姿に、唇が緩む。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日22時
さつまいもは少し甘さが強いから、砂糖は控えてんだ。
だから一度食べたが最後、後を引くぞ?
(なんて、食べた後にのたまうトラップだ。)
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来栖・マシロ 11月22日23時
うう。と、とても美味しですが…いけませんよ、そんな誘惑するような…っ!
(おかわりは流石にいけません。と、小さいおくちでゆっくりあじわうように。どこかハムスターっぽい仕草ですが、)

欲が悪いわけではありませんが、素直すぎるのは少し考えもの…かもしれませんね? ふふ……。
でもこうしてどなたかの為を思われてつくったのであれば美味しいのもなっとく、ですね。ご相伴にあずかってしまいました…。ごちそうさまです。

(実際いっぱいたべたくなってしまいますが、夕餉もありますし。感触は程々に、節制ですとも…)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日23時
ふふ、良いんだよ食べても。
余ったらねぇ、僕も食べきれないから勿体無いけどさぁ…。仕方ないんだよなぁ…。
(ちら、とスイートパイを見る確信犯。どうなるのカナー。)

素直に溺れて泳ぐくらいでいいのさ、人間は。
どっちに偏っても危ないけど、身の程を知ればだーいじょーぶ、っと。
(軽くタッパーを揺らし、匂いをふーわふーわ漂わせる。)
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来栖・マシロ 11月22日23時
……も、もうすこし、雨が止まないようでしたら、はい……。
(おやつのおかわりは…欲深ですっ!そう思いながら、頭にちらつくスイートポテトの幻影を振り払って。いえ眼の前にありそうですが)

身の程を知る。というのは確かにそうかもしれませんね。バランス、大事です。何事も厳しく戒めるばかりではつかれてしまうものですから。人の人生って、そういうものでもないですよね。
(ふー…と、おちついて。食べたら少しほっとした気持ちですが、うっかり寝ちゃってもこまっちゃうのです。)

ふふ、それでいえば、シエロさんは神様のつかわされた試練であったかもしれませんね。剣呑剣呑、です。
(少し冗談めかし、ひとさし指をたてて微笑んで)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日23時
よし、雨もうちょい降れ。じゃんじゃん降れ。
(今だけは許す、と天に願った。目の前でお菓子をゆらゆらさせたりもする。)

身の程、ね。知った気でいるのが大半だが。
ただま、ブレーキ無くしては生き急ぎ、アクセル無くしては無に帰すだけ。…さて、君はどちら?
(ぴ、と人差し指を立て、顔、身体、と指差しては下げる。)

冗談を。僕はとびっきり悪魔だよ。
善人ぶりながら、相手を誘惑し、欲に誘うわるいあくま。
こうして話す言葉さえも、君を惑わす音色かもよ。
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来栖・マシロ 11月22日23時
そ、それはこまるのでやめてくださいっ!
(実際、止まなかったらこまっちゃいます。多分通り雨と信じて…!) (無効票)
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来栖・マシロ 11月22日23時
ふふ、何事もバランスが大事ということですね。さて私は……ううん、どうなのでしょうか……。一人前、とはとても呼べないと思っていますから。ですけど、だからといって心掛けない理由にはなりません。誰だって最初はそうだと信じておりますから。
(少し優等生かもしれませんけれど、でも実際そう思う所ではありますから)

ふふ、であればこそ。抗う事に意味は生まれます。…あとその、たべてお夕食をたべられなくなっちゃうと困るので…。
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シエロ・ラヴィオン 11月22日23時
あっはっは。
ま、向こうから雲の切れ目から灯りが見えてる。
(くい、と親指で空を指して。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日23時
一人前、か。
…随分とま、神の使いらしい言葉だ。じーさんを思い出すような感じだ。
その姿勢が、何処まで続くかが見ものではあるけど。
(タッパーを閉じ、カバンにぽいっと入れる。)

ふ、…本命は後半だろ?
今日の晩飯、なんだろなって。
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来栖・マシロ 11月22日23時
は、本当ですね……。ふふ、なんとか試練は耐えられたでしょうか……?
(雲間に明かりがみえれば、遠くの空には虹が架かる。)
(綺麗な光景に、暫し見惚れるように瞳を細めて)

ふふ、神父のおじい様には、きっとぜんぜん及びませんよ。ですので、半人前ですもの。
……あわわ、ま、まぁそうでもありますが……っ!!
(もちろん、一応年ごろというのもあります。増える物が増えると、こまりますしね)
(ちなみにおなべといいます)
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シエロ・ラヴィオン 11月22日23時
どうかな。
今一欠片、君の唇にスイートパイを当てたら。甘さが染み渡り、頭に先程の美味が広がって、我慢のダムが悲鳴をあげる。
さあ、一口軽く舌に触れたら…さて?
(どうなるかな?──なんて、全く、サキュバスの近くで長くいたら、こんな手管も覚えるものだ。)

真に一人前とは、最期にわかるもんらしいが。
…ほんと、素直で嘘がつけないね。偽りや邪念は体つきに変換された?
(なんて、からかいを交えながら、よいせと壁から離れ、外を見る。)

…ぼちぼち止むか。
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来栖・マシロ 11月22日23時
ひゃあ……っ!も、もういけませんよ、いけませんよ…っ!
(思い出し、思わず生唾ごっくんなのでした。実際それだけ美味な逸品でしたが故っ なかなかの手練れです…!)

ふう、おそろしい試練です。……雨がやむのがもう少し遅れていたら、わかりませんでした……。
(雲の切れ間が頭上にまで。ややオレンジがかった光は、暖かくて眩しくて。思わず瞳をつぶりながらも) (無効票)
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来栖・マシロ 11月23日00時
…ふふ、それも神父のおじいさんのお言葉でしょうか? なんだか身につまされますね。嘘はよくないですが、その、お恥ずかしいです…。
(からだつき? とか思いながらですが。でもいい事いってるふうなので…)
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シエロ・ラヴィオン 11月23日00時
ふふ、君が堕ちた時はどんな表情をするんだろうね?
見てみたいなぁ、次はもっと良いのを用意するかなぁ…。
(ケーキ、パイ、和菓子。さて何が好きかな?とにんまりして。)

次は更なる強い試練を用意しようか。
…………いや、別の、尊敬する人だよ。
(この世にゃいないけどな、と手をふり。) (無効票)
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シエロ・ラヴィオン 11月23日00時
(上着を取る。まだ濡れてんなぁ、仕方ないかと肩に引っ掛け。)

止んだし、行かないか?
また降り出したら厄介だ…っても晴れてきたが。
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来栖・マシロ 11月23日00時
ほ、ほんとうに悪魔のようなことを~~。もう、だまされませんよ。心のこもったおいしいお菓子でしたので!
(だからいい人。というのはどうかと思いましたが、きっとどなたかを思ってつくられたには違いがないのですから!) (、(発言継続))
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来栖・マシロ 11月23日00時
…でも、つぎはそうですね。お礼にお茶も交えまして、ええ!
(むん。と、少し気合をいれるように。)

そうですか…。ええ、よい言葉と思いますし、教訓として私の心にも留めおきますとも。

…そうですね、降り出したときもこんなだったきもします。うん。ではお互いに帰りましょっかっ!
ふふ、災難だったかもしれませんが、でも楽しいひととき、でしとも…♪
(立ち、前に出るとくるりと振り返って。日の光をバックに。またお会いしましょう、と)
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シエロ・ラヴィオン 11月23日00時
次はさらに温かい、美味いものにするよ。
…心身が温まり、蕩けるのをね。君が耐えきれないものを、ひとつまみ。
(くく、と喉を震わせ。) (、(発言継続))
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シエロ・ラヴィオン 11月23日00時
おうよ。
しっかし帰ったらシャワーしなきゃ、風邪ひいちまうなぁ。
(なんて笑いながら、外へ出る。)

(別れ際には)
次を楽しみにしといて。
(と、犯行予告をして、去り行くのでした。)
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シエロ・ラヴィオン 11月23日00時
【〆】
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