【RP】おめでとうをちょうだい
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日20時
わっちの誕生日が来る。
今まで気にも止めていなかった事なのに、大事な人が出来るとそわついてしまうなんて、どうにも現金な事である。
だから――メッセージが届いたときの嬉しさといったら!
……そうしてメッセージアプリで少しやりとりをした後、前はお招きして貰ったから、今度はわっちがお招きする事にしたのだった。
*Location
ワチカの部屋
非常に殺風景
*Talk
音紡・奏
虚ヶ谷・ワチカ
0
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日21時
ううン、わっちが待ちたかったから良いよ!それに、あンまり待ってないし。へへへ。
(緩んだ頬を直そうと頬に手を当ててみるが、一向に直りそうにない。)
大丈夫?何か持とうか?
(問いながら、ゆっくりと先導するように歩き出す。)
(無効票)
音紡・奏 10月17日21時
(はしゃいでる姿を見ると、あんまりに可愛くてヤバイ)
(ただ顔に出すのはなんだか恥ずかしいので、澄まし顔)
や、大丈夫ですよ。今日は先輩が主役なのに荷物持ちなんてさせられないですよ。
(後ろをついていきながら、私服を見る……可愛いな)
本当に家あがっちゃっていいんですか?
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日21時
(おすましなキミの顔。わっちは察せるほど鋭くはないけれど、キミも嬉しく思ってくれていると信じた。そしてわっちは、キミが力持ちではないことを知っているので)
えー、そう?重かったら手伝うよ、いつでも言ってね。
(と言いながら、シェアハウスの扉を開ける。)
うン、全然大丈夫だよ! …大丈夫、なンだけど…そのー…
(口ごもりながらも扉を支えてキミを通し、)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日21時
…私室に何を置いたらいいか判んなくて、めっちゃ殺風景…… ……かも。ひ、引かないでね。
(かもかも。かもどころではない、マジで殺風景なのである。どないしよ。てんてんと階段を上がる。わっちの部屋は3階の端っこだ)
(無効票)
音紡・奏 10月17日21時
む、見くびられてますね。
(ほら大丈夫、と腕を上げるとちょっとよろめきそうになった)
???部屋を移ったばかりとかなんですか?
忙しくて荷解きとかもしてないとかはありえますけど…
(訝しんでいる。思春期なので、女の子の部屋はそれなりに可愛かったり綺麗だったりして、おまけにいい匂いがするなんて幻想を抱ているのだ。というか寮の女子が大抵そんな印象なのである)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日21時
見くびってなンかないよ? …あはは!大丈夫?
(ほら、ふらつくんだから。でもそこはきっと男の子の意地という奴だろう、わっちは敢えて支えないのだ)
いや…ここ数年住んでるけど…
荷解きというほど荷物もなかったし、その…いやほンとに何もなくてですね…
(あわあわのしどろもどろだ。きっと可愛いベッドとか可愛い机とか、デコられたコルクボードとか想像してるんだ。困った!そんなものはない!)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日21時
(まあ、見て貰うのが一番早いだろう。わっちは覚悟を決め、部屋の前にたどり着いた)
……ど、どうぞ…
(扉を開ける。其処にはまさしく『最低限以外に何もなかった』。壁にはぎっちりと本棚、机がいっこあって、鉄パイプのベッドが頼りなく壁に添って置かれている。部屋の真ん中にはガラスのテーブル。きっと普通の男子ですら、もうちょっとものを置くに違いない)
(無効票)
音紡・奏 10月17日21時
だ、大丈夫です…ふぅ。
えぇ…数年住んでれば必要な家具とかちょっとずつ増えるものでは?
(幻想が崩れそうだが、きっと誇張だろうと思うことにした)
じゃ、お邪魔しまーす
…………?
音紡・奏 10月17日21時
……………………………。
音紡・奏 10月17日21時
………………。
音紡・奏 10月17日21時
…………あー。
(書斎に申し訳程度の生活家具置きましたみたいな)
(生活してる空気はあるけど、寝に帰ってきてるだけみたいな)
(そういう濃度の薄さを感じた)
パーソナリティの見えない部屋ですね。
(最大限気を遣った表現)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日21時
必要な家具って言うか、必要な器材は下にあるけど…
(この数年、如何に研究しかしていなかったか判らされる。こんなことならもちょっと部屋のお洒落に気を遣えば良かった)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日21時
……。
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日21時
………。
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日22時
ご、ごめんねぇ……!!
(耐えきれず謝罪するの図)
ほんとに部屋に何を置いたら良いか判ンないし、大体は学園で研究してるからつい…!!!なんか、おろそかに…!!
(ちなみに本棚には大抵「毒」の字が入っている。薬物や毒物の本ばかりだ。穴を掘って入ってしまいたい)
(無効票)
音紡・奏 10月17日22時
……あんまり家に帰ってないってことですね。
(やれやれ、と嘆息してから)
音紡・奏 10月17日22時
ま、でもそれだけ先輩が研究を頑張っていて。
しっかり集中できているわけですから…これはこれで、先輩らしくていいんじゃないですか。
一本気なのは凄いことですよ。かっこいいじゃないですか。
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虚ヶ谷・ワチカ 10月17日22時
まあ…そうなりますね…
あっ、あ、でもね!スキンケア系とかネイルオイルとか化粧品とかはベッドの下にあるンだよ!
其処まではズボラじゃないよ!
(そうだ、わっちとて女の子なのだ。ここでアピールしておかねば)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日22時
……、……。
(キミの言葉に黙り込む。わっちを肯定してくれる魔法の言葉を浴びたら、何にも言えなくなってしまって)
…そ、そう、かな。
研究施設は此処の地下にもあるンだけどね、やっぱり学園のが使い慣れちゃったってゆうか。
あ、わわ!そうだ、取り敢えずほンとに何もないけど座って座って!座布団ならあるから!
(照れ隠しみたいにまくしたて、クローゼットを開けると座布団を二枚出してテーブルに、向かい合わせになるように置く)
(無効票)
音紡・奏 10月17日22時
それベッドの下なんだ……。
(それはそれでどうかと思う)
音紡・奏 10月17日22時
あちこちに研究施設あるの、ほんとに研究一本って感じですね。
(凄いなぁ、なんて漏らして)
あっと、お構いなく…というわけにもいかないか。
(座布団の上に胡坐をかいて)
とりあえずケーキと、軽くつまめるものを…出来合いしか用意できなかったんですけど、誕生会の雰囲気になればと思って。
(袋の中をひょいひょいと出す。お菓子やホットスナック、カットされたケーキなどだ。ホールケーキは流石に二人では重いので、量はそんなにない)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日22時
埃がかかったらいけないと思って…
(じゃあ引き出しの中にしまえよという話だが)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日22時
その辺りは…なんだろな。かなくんとわっちは似てるのかもね。音楽とか研究一筋、みたいな。
…誕生会?(はて、と首をかしげたのも束の間)…!!わぁ、わあぁ…!!お菓子だー!!!ケーキもある!えー、美味しそう!これ全部かなくんが用意してくれたの?!
(自分も座布団に座りながら、瞳をきらきらさせて並ぶお菓子たちを見ている。なるほど、つまりパーティーみたいなものなんだな!)
(無効票)
音紡・奏 10月17日22時
そーですね…お互いに人生を費やすものがある。
でも同時に……その。お互いほら、ね。恋人…がいるわけで。
(言ってて恥ずかしくなってきた)
あちこちから買ってきました。
ささやかですけど、楽しめたらなと思って。
……こんなのでも、大丈夫ですか?
(ちょっと不安そうだ。夜景の見えるレストランのディナーとか、そういうロマンチックなのをするのが良い男、みたいなイメージがあるので、こういう規模の小さい感じはどうなんだろうと思っている)
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虚ヶ谷・ワチカ 10月17日22時
うン、…えへへ、うン。
だからね、わっち、最近無理しなくなったンだよ。かなくんが心配するからここら辺でやめとこって思えるようになったンだ。
(自慢できることではないかも知れないけれど、わっちにとっては一大事だ。)
…大事なものは一つでも、二つでも、大事だね。
うン、すっごい嬉しい!
…え!!「こんなの」だなんてそんなそんな!
(言うと、そっと内緒話をするように)…実はですね。わっちは誕生会というものをしたことがないので…、今とっても嬉しいです!
(無効票)
音紡・奏 10月17日22時
それは…良かったです。
先輩が自分のことを労わっているのは安心しました。
(しみじみ言いながら、自分もメッセージでのやり取りに安らぎを覚えてるな…と思いもするのだ)
え?そうなんですか…そうか…。
じゃあ、目いっぱい楽しまないといけないですね。
音紡・奏 10月17日22時
あ、で……その、誕生日なので。
勿論あるんですけど……アレが。
ちょっと、そこでじっとしててくれないですか?
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日23時
うん!
だならかなくんも、自分のことを労るんだぞ。
まぁ…わっちみたいなド無茶はしないとは思うけど…癒しが欲しがったらいつでもメッセージ受け付けてますから!
(ね、と小首を傾げて。)
そ、誕生会初めて!
あんまり大っぴらに「誕生日です!」って言うの恥ずかしくってさ。なかなか言えなくて。
(照れたように己の両頬に手を当てて、)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日23時
アレ?
(アレとはなんだろう。首を傾げるも)
わ、判った!じっとしてる。
(アレって何だろう…とめちゃめちゃ気になりながら、わっちは座布団の上に正座して)
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音紡・奏 10月17日23時
…いつでもなんて言ってド深夜とかにやったらどうするんですか。
(なんて軽口を言いながら)
まぁー中々自分からそうだとは言わないですよね。
いやよかった。日程被りとか起こしてたら気を遣わせそうでしたし。
音紡・奏 10月17日23時
じゃ、ちょっと失礼して。
(じり、じり。膝立ちでじわりと近づいていく)
(明らかに緊張しているのが分かるだろう)
(そして、そのまま)
(貴女の首の後ろに、腕を回しにいく)
音紡・奏 10月17日23時
(近い。ほんの一押しでくっつきそうな距離感に緊張しながら、ちゃり…とチェーンを動かして)
なんてことのないネックレスですけど…どうぞ。
(花の飾りをあしらったネックレスを、しゅるりと貴女の首に垂らした)(言う通りなんてことのない、買ったもので。ものすごく凝った意匠があるわけじゃないが。アクセサリーは身に着けやすく、そして着けているのも分かりやすい。まぁつまりは……ちょっとした独占欲の表れとか、そういうことだ)
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虚ヶ谷・ワチカ 10月17日23時
う。
そ、其の時は、其の時はー……頑張って起きる。
(むむむ。難しい顔をして)
でしょ? でもね、かなくんには知ってて欲しかったンだ、わっちの誕生日。
大丈夫だよ、ここ最近はずっと…そう、ずっと研究をしていて…
(誕生日間近だって気付いたのも最近だったからね…)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日23時
お?
(じりじり近付くかなくんを、わっちはぱちくりと見ていた。なんか緊張してる? なんだろう、と不思議に思いつつ言われた通りじっとしていると、腕が回った)
(か、と顔に熱が上ったような気分だった。ち、近い。近い近いぞ。キミの香りまで判ってしまいそうだ。流石のわっちも緊張して、身を固くする)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日23時
(とっても近いのに、其れ以上前に出られない。まさにそれこそわっちたちらしくて、なんだか少しおかしくなった。と思ったら、なんだか首に冷たい感触があって)
……あ。
え、これ、……
(最初は何か判らなくて、おそるおそる手で触れた。其れが首飾りであると判ると、己の後ろ――ベッドの下へと手を突っ込んで、折り畳み鏡を取り出す。首元を彩るそれに少しの間目を奪われて、)
わあ、可愛い……!お花の首飾りだ!良いの?これ、貰っても…!
(無効票)
音紡・奏 10月17日23時
(近くなるだけで一気に心臓がバクバク鳴り始めるんだから、いつまで経っても初心なままだなぁ…)
もちろん。誕生日プレゼントなんで。
まぁ…気が向いたら着けるくらいで、ほんと。
(気取ったようなセリフも言えやしないのだ)
音紡・奏 10月17日23時
(…少し落ち着こう)
今日は、特別な日ですから。
先輩が主役なので…なんでも我儘言ってもいいんですからね。
貰えるものは貰って、色々なお願いをしてもいい日なんです。
(だから遠慮なく、と)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日23時
(ネックレスを確認して、笑顔が抑えきれなくなった。お菓子も好き。ケーキも好き。ホットスナックだって好きだけど、でも、食べられないなくならないものを貰えたという事実がとっても嬉しかったんだ)
わあ……!気が向いたらどころか!
これからずっと、毎日つけるもン!そいでね、聞かれたらね、彼氏に貰ったっていう。
(自慢げにする。だってわっち、自慢したい。)
虚ヶ谷・ワチカ 10月17日23時
わっちが主役。
(ぱちくりと瞳を瞬かせた。なんとなくピンとこないけど、我儘を一杯言っていいらしいのは判った。…うーん。お菓子の山を見ながら、わっちは考える)
……じゃあ、じゃあね、かなくん!
ケーキあーんってして! 2,3口でいいから!
(わっちに思いつく我儘なんてこんなもの。だけど心中では結構な勇気を担いで、わっちはお願いするのだ)
(無効票)
音紡・奏 10月17日23時
…そうですか。
自慢か………うん、いいと思います。
(気恥ずかしいが、なんというか…ちょっと誇らしくもあるのだ)
(俺がその彼氏だ、と思えるのは)
音紡・奏 10月18日00時
えっ!?あ、あぁ…はい。
分かり…ました。
(慌ててケーキの箱を開けて、ショートケーキのフィルムを剥がして)
(つけてもらったフォークで小さく切る)
い、いきますよ……あ、あーん。
(落とさないように慎重に、貴女の口へ)
(無効票)
虚ヶ谷・ワチカ 10月18日00時
そう、自慢!
いっぱい自慢するンだぁ。かっこよくて、一つの事に打ち込んでて、其れでもわっちを忘れないでいてくれるんだって。
(褒めすぎ?そんな事ないない。わっちは忘れちゃいないのだ。彼が告白の返事の時にくれた、あの言葉を)(一番とか考えるのをやめようと思った、って、言ってくれたのを)
虚ヶ谷・ワチカ 10月18日00時
えへへ、お願いしまーす。
(わっちの頬はさっきから緩みっぱなしだ。我儘ってどう言うのかいまだに測りかねているけれど、其れはこれから判っていけばいいし。つまりは今日は甘え放題なのだという訳で)
(訳なんだけど。緊張しているキミを見ると、わっちまでちょっと緊張してしまう)
う、うん! あー……ん!
(何故か微妙に張り詰めた空気の中、わっちはぱくりとケーキを口の中に。フォークを唇から引き抜いて、もくもくと食し……)
! おいひい! ん~~、甘味が脳に行き渡る~!
……(じっ、とキミを猫みたいに見詰めて)
虚ヶ谷・ワチカ 10月18日00時
もう一口。
(ちょうだい、って)
(無効票)
音紡・奏 10月18日00時
す、すごいスパダリみたいになりそうな……。
(急激にハードルが上がった気がする。実際はただの音楽馬鹿でしかないのに)
(けどまぁ、そう思われているのは悪い気はしないけれど)
音紡・奏 10月18日00時
(口を開けて食べる姿が可愛くて、なんか見てるだけでドキドキしてしまう。しかもちゃんと食べたか確認するがために唇とか目で追ってしまって、物凄く精神にクる)
はえ!?あ、はい!!
(そこはかとない背徳を覚えつつ、言われた通りにまた一口を貴女へ)
(。)
虚ヶ谷・ワチカ 10月18日00時
わっちにとってはスーパーでハイパーなダーリンなのー。
(む、と唇を尖らせる。文句あっかとばかりに。誕生日お祝いしてくれて、プレゼントくれて、そんなキミをスーパーじゃないなんて誰にも言わせない)
(……しかし、口元がむずむずと緩んで)
ダーリンっていうのは、ちょっと恥ずかしいね……
虚ヶ谷・ワチカ 10月18日00時
やったあ!はい。あーん!
(青少年の葛藤も露知らず、わっちはまさに無邪気に口を開いた。ぱくり、とケーキを頂き、幸せな顔で咀嚼し…)
おいし~~!かなくんもこれ食べる?すっごく美味しいよ!わっちがあーんってしてあげよっか。
(なんて、とんでもない爆弾を投下するのであった)
(。)
虚ヶ谷・ワチカ 10月18日00時
(斯くして恋人たちの甘い日は過ぎていく。キミだけのわっち、わっちだけのキミ。でも今日はちょっと振り回してしまおうかと、我儘…もといおねだりは暫くの間続くのだった)
虚ヶ谷・ワチカ 10月18日00時
【終幕】