【個別】名残を感じて
水藍・徨 9月18日21時
ショッピングモール上層、屋上庭園付近。
──そろそろ日も沈み始める頃合いだろうか。
空の色を見ながらぽつん、と佇んでいた少年は、かつてあった出来事に想いを馳せていた。
そこに訪れるのは……
🌹
#ルカ・ナハトフォーゲル
#水藍・徨
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水藍・徨 9月18日21時
(ここ最近は色々……本当に色々あった。ダンスもあったし……あ)
しまった、彼にダンスを教えてもらっていたのに、その結果を伝えてなかった気がする……!
どうしよう、怒ってるかな……
(うぅん、と唸りながら近くをうろうろし始めた)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日21時
(日が傾き始め、自分たちの時間まではもう少し)
(ここから眺める景色も、また綺麗で好きなんだよねなんて)(来てみた、わけだけれど)
……あれ、徨じゃん。
こんなとこで会うなんて……眺めに来た感じ?
(見知った姿を見つけると、彼の気も知らず近付くのでした)
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水藍・徨 9月18日21時
……もし会ったら、うーん。
(どうやって話を切り出そうか、なんて考えて)
(あなたの姿を見た)
水藍・徨 9月18日21時
……え、
え、あ、わ、わぁ!? ル、ルカ!?
(一瞬、あなただとわからず、間を置いて驚いてしまったために)
えと、あの、その……! お久しぶりです!?
(今まで考えていたあれこれが、全部白紙になった! 軽くパニックになっている!!)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日21時
や、久しぶり。
にしてもひどいなぁ、そんなに驚かなくてもいいんじゃない?
(わざとらしくよよよと悲しむ仕草を見せて)
ま、久しぶりなのは本当のことだけどさ。
そこまで気付かないってことは、なんか考え事でもしてた?
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水藍・徨 9月18日21時
はっ、す、すみません、つい考え事をしていて……!!
(あわわわ、と悲しむ仕草に慌ててぺこり)
(ぼうっとしていたのは自分の非だから、なんて、考えてしまうのだ)
丁度その、ダンスイベントのことですね。もうしばらく前ですけれど……
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日22時
あー、あれかぁ!
そういえば教えてなんて言ってたよね。
あのあと、うまくいってたらいいんだけど。
ね、ね、どうだった?
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水藍・徨 9月18日22時
は、はい……その、えっと。
(深呼吸をしてから、ゆっくりと)
水藍・徨 9月18日22時
……2位、でした。
1位の人達はペアだったのですが、やっぱり上手で……
いえ、言い訳ですね……ごめんなさい。折角教えて頂いたのですが、良い結果に終わらなくて……
(本当に申し訳なさそうに俯いて)
(怒るだろうか、それとも悲しむだろうか。心配するようにちら、とあなたを見た)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日22時
え、ほんとに!?
2位でもすごいじゃん!!
たしかに教えはしたけど、でもそれをモノにしたのは徨なんだからさ。
もっと胸をはっていいと思うよ!
(にしてもそっかぁ、そんなに上までいったのかぁなんて)
(ちょっとしみじみ)
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水藍・徨 9月18日22時
え、あ……。
……ありがとう、ございます?
(驚かれて、胸を張っていい、とまで言われて……安堵する自分がいた)
水藍・徨 9月18日22時
その、ちゃんと習得できたかは、実感は湧きませんが……ルカの教え方が上手だったのも、大きいと思います。
教えてくれて、ありがとう、ございます。
(小さく笑って、あなたを見た)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日22時
習得できたかどうかは、結果と身体がいちばん表してるんじゃないかな。
ボクは知ってることを教えただけ、お礼を言われるほどじゃないよ。
(嘘である。実際のところ物凄く嬉しいしドヤっとしたいけれど抑えているだけである)
そういえば、そこまで上り詰めたんなら……なんかこう、賞品とかあったんじゃない?
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水藍・徨 9月18日22時
(そういうものなのだろうか、と考えたところで)
あ……それが、1位以外は特になかったんです。
1位は、上層のレストランでディナー。賞品が賞品だけに、1位特権だったのでしょう。
……少し気にはなっていましたけれど、仕方はないです。
水藍・徨 9月18日22時
次があれば、また挑戦してみたいですけど、ね。
その時はルカも……どうでしょうか?
(なんて、ちょっと誘ってみたり)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日22時
あれ、そうだったんだ。
けどまぁ、そう言うことなら納得かなぁ……?
(それだけ、プレミア感が出るとかもあるもんね)
ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日22時
お、いいね!
それじゃ……Shall We Dance?
なんて、ね!
(誘いには基本的に乗っていく吸血鬼男子)
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水藍・徨 9月18日22時
あはは、男子二人でペアというのは、少しおかしいかもしれませんけれど……
……Yes,let's. でしょうか。一緒に出たら、楽しそうですね。
(小さく笑って)
その時は、ルカの素敵なリードをお願いします、なんて。
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日22時
いいんじゃない?
ほら、今年のボクの水着はこんななんだし。
コレなら違和感ない、でしょ?
(眷属たちが群がったかと思えば)
(目の前の吸血鬼は、水着姿に変わっていて)
これなら貴族っぽさもあるはずだし、社交界のトップに……とかね?
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水藍・徨 9月18日22時
(一瞬のうちに、ルカの服装が水着に変わっていった……まるでその格好は)
女の子、みたいですね……! 驚きました……
(目をぱちくり、として)
……あれ? それだと僕がリードする必要がある……?
(立場が逆転?)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日23時
日傘に露出をちょっと抑えたからね。
夏の日差しもこれで怖くないし、ボクなら似合うって寸法さ!
(ふふん。恥ずかしさよりも自信の方がかなり大きい)
ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日23時
けどま、そうなるよね。
徨も徨で首位に次ぐ実力なんだから、リードもきっとできるって!
てことで……
(す、と手を差し出して)
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水藍・徨 9月18日23時
似合うのは分かりましたけど……
って、え!? あの、その手は、いったい……?
(なんだか、予感がする。僕がリードしながら踊る予感が!)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日23時
……”一曲、踊ってくださらない?”
(わざとらしく声を作って、優雅な所作で誘ってみて)
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水藍・徨 9月18日23時
(どうしよう、ここでルカの誘いを断るのは選択肢にはない。かといって、数か月前に教わったことを思い出せるのかも不安だ)
(出来る、出来ないか……いや)
水藍・徨 9月18日23時
……“やるしか、ない”
えっと、“えぇ、喜んで”。
(ほんの少し、にこりと笑いかけてから、差し出された手を取りお辞儀をする)
(自然とした流れであなたの腰に手を添えて、そっとリードし始めるだろう……ほんの少し、ぎこちないかもしれない)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日23時
(彼の動きにぎこちなさを感じつつ)
(けれど、教えたところはきっちり押さえているようで)
……ふふ、やっぱり上手じゃない?
(彼に息を合わせ、ゆったりと余裕のある様子で舞って)
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水藍・徨 9月18日23時
そう、ですか? 上手くできているのなら、良いのですが……
(細部がまだ覚束ない気がするのを感じて)
もう少し、流れるように動けたらよいのですけど、そう考えるとルカと息を合わせることを疎かにしそうで……
(と、苦笑気味に)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日23時
全然上手さ、やっぱりすごいね。
(ゆらりゆらり。息を合わせ、揺蕩うように)
数を重ねれば、きっともっと上手になるから。
今のままでも、十分に合格点さ。
(安心させるように、にっこり微笑んで)
(気付けば日も落ちて)
(星空と暗闇の舞台で踊る二人は、傍から見れば幻想的にも見えるだろう)
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水藍・徨 9月18日23時
……なら、良かったです。
(安心した表情を浮かべるけれども、暗がりだと気づくかどうか)
(そして気が付けば、辺りに人が集まりつつある。少年はあなたと息を合わせることに集中しているのもあってか、気付いていないようだ)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日23時
さ、そんなわけで……ギャラリーも増えてきたし
(気付くかどうかわからないけれど)
(アイコンタクトで、周りを見てみるように促して)
優雅に上品に、終わろうか?
(息ぴったりなそのままに)(最後はさりげなく、こちらからエスコートするように)
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水藍・徨 9月18日23時
え……?
(アイコンタクトに気付いて周りを見れば)
──!?
(驚く声、は流石に出さないように気を付けたものの、呼吸が乱れそう……)
(……そんな所で、あなたのリードに従い優雅に終えることだろう)
あ、あの、その……ありがとう、ございます……
(ぱちぱちと拍手の音が聞こえた。少なくとも笑われてはいないようだ。一安心する)
水藍・徨 9月18日23時
(人々の集まりは解散していったところで)
……助かりました。まさか見られていたなんて……。
(ふぅ、と深呼吸をするだろう)
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月18日23時
(慣れたような所作でカーテシーをきめて)
(傍らの彼を見る)
(どうやら、安心しているみたいで)
ほんとにね。いやぁびっくりだよ。
でもまぁ……これで、綺麗にきまってるっての、わかってもらえたんじゃないかな?
(ふふっと笑って見せて)
(再び眷属が集まれば、いつもの衣装に戻っていて)
(無効票)
水藍・徨 9月18日23時
(小さく笑って)……そう、みたいです。
変じゃなさそうで、安心しました。
もし笑われたら……なんて、上手くいっているのに、そういうのは良くないですね。
……もう日が暮れていたんですね。ルカはこれから、どこか行く予定でもありますか?
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ルカ・ナハトフォーゲル 9月19日00時
もっと自信をもって、堂々として……ってね。
後ろ向きだと、前を向くのも大変でしょ?
んー……実はあんまり決めてないんだよね。
ね、一緒にご飯とかどうだい?
(口を閉じる)
水藍・徨 9月19日00時
……えぇ、そう、ですね。善処します。
(ありがとうございます、と苦笑してから)
良ければ是非。地上階に、おすすめの定食屋さんがあるのですが……
(そう話しながら、地上に向かうエレベーターへ、一緒に向かうことだろう)
(緩やかに吹く風は、先ほど踊った時の名残のようで……優しいと感じたのは気のせいだろうか)
(口を閉じる)
水藍・徨 9月19日00時
【〆】