【個】もう一度、君と
一恋・未樹 2024年4月7日
3度目のプロム。
準備万端、正装に身を包んで会場に現れたのは金髪のヤンキーである。
いざとなってみれば、少しばかり気恥ずかしい気もするがしかし
やらねばならない事はあるのだ。
まずは入場、エスコートから。
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マガミ・ゾーリンゲン
一恋・未樹
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一恋・未樹 2024年4月7日
船乗りは確かに礼儀知らないと困る…か。
礼儀というよりは指揮系統のイメージだが。
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一恋・未樹 2024年4月7日
(寄りかかられつつ、歩を遅くしながら会場へと到着し。)
何もかも分かってる他人なんて、いる訳ねえしな。
姉でも兄でも。
すまなかった。
(無効票)
一恋・未樹 2024年4月7日
……場に合わせるなら、それでは貴方の事をもっと教えてください、
になるのかね。
(なんて、軽く言ってみる。)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
ふふん。それはもちろん、上下関係も大事ですけどね。
(なんてくつくつと笑いながら)
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マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
別に謝ってもらうことじゃないですよ。
だけど。そうね?
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
───その口説き文句なら悪くないから、許してあげる。
一恋・未樹 2024年4月7日
――そりゃどうも。
……歯の浮くような言葉は苦手なんだがな、どうにも。
(寄りかかれたままの体勢で。)
で、どうする。
踊るか食べるか、それ以外か。
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
踊りましょう?
だって、
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
たまにはそういうのが先な私。
知りたいでしょ?
一恋・未樹 2024年4月7日
は〜〜〜……
お望み通りに。
(触れていた身体を少し離して、マガミを正面から見る姿勢に変わる。手を片方、腰を抑える為に伸ばして)
踊りには期待するなよ?
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
なら、過度な期待はしないでおきましょう。
上手に、なんて思わなくていいから。
(そんなことを言いながら、あなたのリードに応じるように、体を寄せて)
足も踏んでくれてもいいし。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
堂々としてるほうが、映えるものよ?
一恋・未樹 2024年4月7日
そりゃそうだが……(これでも紫のクラスである。
ダンスについても知識自体はあるにはある。
運動が苦手な訳でもない。
ただ演る側の意識が持てないのだが。)
踊りが本職なマガミに敵うとは思えねえだけだ。
(ゆっくりと、リズムに合わせて身体を動かす。)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
いいのよ、別に。勝ち負けがあるものじゃないし。
(そんなことを言いながら、踊り慣れた調子であなたの動きがわかっているみたいに、ゆったりと併せていく)
(腰のあたりを支えるあなたには丸わかりだと思うけれど、尻尾が出る関係もあって、ざっくりと広く開いた背中。ドレスどころか、踊れば白い肌にあなたが触れざるを得ないわけだけれど。気にした風もなく)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
───大事なのは楽しんでるかどうか。
………あぁ。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
ドキドキしてる、でもいいですよ。
その方が面白いかも。
ね、どう?
(なんて。躍る拍子に体がほとんど、ぶつかるような距離……)(胸が、胸板に押し付けられる距離から。覗き込むみたいに)
一恋・未樹 2024年4月7日
分かってて言ってんだろお前は……!!!
(身長は1cm違いで変わらない訳で。
胸板が密着する距離はその時点で顔も近い。
ドレスも薄着であるし、思春期男子が消化仕切れるものでもない。)
(無効票)
一恋・未樹 2024年4月7日
勝ち負けはねえけど……
満足させられ無かったらそれは負けと一緒だろ……!
(少しばかりテンポを上げつつ、二人の間に空間を作りながら。)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
わかってて言ってますがなにか?
(なんてくつくつと、笑いながら)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
でもね。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
───ちゃんと、「そう」したいことを言ってくれるのは。
悪くない、かな。
一恋・未樹 2024年4月7日
そりゃあ、どうも。
(皮肉じみた挨拶を返しながら、ダンスは続く。)
(分かってはいたが、やはりリードする筈のこちらの動きを更に先読みされたように、マガミの思うように誘導されていくのを感じる。先程密着されたのがその証拠だ。)
(踊りの場に連れて来た側としては、
今の状況で満足してもらうのは少しばかり目標が低過ぎるのでは、と思ってしまう。
どうにか自分が思う方向に誘導出来ないかと頑張っているが…)
…振り回されるのは分かってたんだが……
これで理解した、なんて言うのも違うよな…
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
キツネは度し難い……というのはよく理解できた。でしょ?
(くつくつとおかしげに。さざめくような笑い声を残しながら)
でも。じゃあ……
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マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
リード。してみる?
一恋・未樹 2024年4月7日
……いいのかよ。
(そう言いながら、リードの為に腕に力を入れる。マガミの身体を自分が動かす為に)
どうなっても、知らねえ、ぞ!
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
借りてきた猫みたいな蛇よりは、そっちのほうがずっといいもの。
(きゃー、乱暴。なんて笑いながら)(強引な誘いに、ワンテンポ遅らせる感じに。ついていく)
一恋・未樹 2024年4月7日
猫なのか蛇なのかどっちかにしろよ……
というか誰が蛇だ。
嫉妬深くも陰湿でもないだろ。
(マガミなら出来るだろうという感じに、少し強引にパートナーの身体を動かそうとしていく)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
でも未樹、猫って感じでもないでしょう?
(なんて。軽口を叩きながら)
(ステップには、余裕があって)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
(けど)
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
その調子。がんばってみせて?
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
(そんな、風に)
一恋・未樹 2024年4月7日
猫か犬かで言ったら……犬じゃねえかな……
(そんな言葉を吐きながら)
(無効票)
一恋・未樹 2024年4月7日
(ダンスを続ける。
リードを繰り返す。
マガミの身体を動かして、自分の身体も動かしていく。)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
犬なの?
(こてり、と首を傾げて)
一恋・未樹 2024年4月7日
猫じゃねえって言ったのはマガミだろうがよ!??
(ちょっとテンポがズレそうになるが食らいつきつつ)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
あら、ずいぶん打たれ強くなりましたね。
(なんて笑いながら)
一恋・未樹 2024年4月7日
……ったく。
なあ。
(無効票)
一恋・未樹 2024年4月7日
去年のプロム、どうだった?
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
どう、というのがどういう意味かによるけれど?
(何を言わせたいの? なんて風に囁いて)
一恋・未樹 2024年4月7日
……そりゃそうだよな。
(何かを言わせたい訳では無い。
ただの口をついて出た、弱音だ。)
いい。今のは忘れてくれ。
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
そう。
(なんて、短く応じて)
あのね。
(無効票)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月7日
去年は。ミサゴだから。
あ、忘れた話題に、うっかり答えちゃいましたけれど。
一恋・未樹 2024年4月7日
……答えちまってんじゃねえかよ!
……ミサゴか……
(踊りを崩さないように、しかし。
色々な事を考えているようで、集中が落ちているようで。精彩が減っていく。)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月8日
安心した?
一恋・未樹 2024年4月8日
……ある意味でハードルは上がった…かな…
ミサゴより楽しませないとならねえからな
(会場に流れる音楽に合わせて踊りながら、身体を近づけて)
(無効票)
一恋・未樹 2024年4月8日
(マガミの手から手を離して
両腕をマガミの背中に通して
抱きしめるような体勢になる。
頭はマガミの横に置いて、顔色は見せないように)
(、)
一恋・未樹 2024年4月8日
――今出来るのは
ここまで、だと思う。
(そんな言葉を呟いた。)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月8日
別にそんなに、難しく考えなくていいのに。
……でも、そう。
(、)
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月8日
焦らなくても「今は」が取れるくらいまでは、待ってあげる。
マガミ・ゾーリンゲン 2024年4月8日
「〆」