【個】光輝く会場で
朝比奈・蛍 2024年3月30日
入場して去年にならって数曲踊る。
この学園にきた時はろくに踊れなかったのに簡単なステップを踏むのは慣れたもので。
大きな体格差があっても形にするくらいにはなんとかなっていた。
少し疲れたね、と言って会場の端――少しだけ静かなそこで。
発言可能
#夢境・イドラ
#朝比奈・蛍
0
朝比奈・蛍 2024年3月30日
(二度目のプロムナード。誘ったのも……去年と同じ少女)
(広く多くの関係を求めればそうはならない今の結果に。どこか不思議な気持ちを探すように流し目で外の星を眺めるように見上げながら)
……イドラちゃん、踊り上手になったね。
去年よりもずっと上手だった。
(どこか心あらずな様子ですぐ傍の少女へそういった)
夢境・イドラ 2024年3月30日
うむ。今夜のために練習したからのう。
蛍兄さまもまた上達したように見えたのじゃ……
(なんて応じるものの、自分から外れた視線を呼び戻すように、身体を擦り寄せる)
(今夜の少女は去年とはまた違う少し大人びたドレス――しかし、去年よりかは身体にも見た目にも合っているように見えるのは成長ゆえか――を身に纏っていた)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
(人肌の暖かを感じて視線をそちらに戻しながら。にっこりと笑って)
イドラちゃんの前でくらい恰好付けておきたかったからね。
なんだか不思議だな。
同じ人とこのイベントに二回出るなんて、正直思ってなかったから。
(イドラちゃんはどう?、とその目線で問いかけるようにして)
夢境・イドラ 2024年3月30日
む、わらわは蛍兄さまとしか出るつもりはなかったのじゃけれども?
(なんかごまかされた……と感じたのか、頬が膨らんで)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
蛍兄さま、さっきから心ここにあらずというか……なにか、気になることでもあるのかえ?
(まさか自分に不満が……?)
(少しだけネガティブな気持ちに傾いてしまう)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
うん?ああ――
(何て言えばいいのか、と少し考えるように間をおいて)
(無効票)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
二度も誘うってことは自分が思ってるよりずっとイドラちゃんのこと好きなんだなって少し驚いてた……からかな。
あまり他人に熱を上げたことがなかったから。なんか不思議だなって。
(自分のことなのにね、と笑いながら)
夢境・イドラ 2024年3月30日
!!!!!!
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
!?!?!?!?
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
(い、今の言葉、録音しておけばよかったのじゃ……!!!)
(いや、そうじゃなくて!!!)
び、びっくりしたのじゃ……てっきり、わらわになにか不満があるのかと……
けど、そういう意味であったとは……む、むむむぅ……!
(顔が真っ赤に染まってゆき、高ぶった気持ちの落ち着きどころがわっからず)
(あなたのことを力なくぺちぺちと叩いている)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
不満なんてないよ。
いつも頑張り屋で可愛らしくて……
(ぺちぺちと小さい衝撃を心地よさそうに受け止めながら)
(無効票)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
……イドラちゃんはどうだい。
僕のこと――どう思ってる?
夢境・イドラ 2024年3月30日
だって最近所属した生徒会は、蛍兄さま以外みんな女子みたいだし……
(ぼそり、と不安の種を口にしてしまったりして)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
む。どう思っているかなど知っているくせに、わらわの口から言わせるとはのう……
(恥ずかしそうに、もじもじしていたのもつかの間のこと)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
―――――好き……ううん、大好き。
(あなたを見上げて、ふわりと微笑んだ)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
ありがとう。
……そうだな。
普通ならこれで相思相愛――カップル成立なんて話になるのかな?
夢境・イドラ 2024年3月30日
む……わかりきっているみたいな顔をして……
(少し悔しそうに頬が膨らむ)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
というか、なぜそれをわらわに聴くのじゃ……!
まあ、普通ならばそうであろう。普通ならば……
(バレンタインのときのことを思い出している顔)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
……3年。
あと3年、時間をくれないかな。
(無効票)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
今までみたいな関係でいるならいい。
だけど、そういう関係になるっていうことは僕とイドラちゃんは正しく対等じゃないといけないと思うんだ。
(無効票)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
……きっと今のイドラちゃんは。少し年上の僕のことをとても大きく見えてると思うから。
(だからあと3年、とそう繰り返し言った)
夢境・イドラ 2024年3月30日
……三年…………?
わらわが十五歳になったら?
(一年だって、とても長いと思うのに)
(三年――――今の自分だと永遠のように感じてしまうけれども)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
三年経ったら対等になれるのかえ?
それまで、蛍兄さまはわらわのことを待っていてくれるってこと?
――――ずっといっしょにいてくれるってこと?
(そう考えたら、)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
(とてつもなく大きな愛を感じて)
(悪くないどころか、とてもいいことのように思えて)
(ぽぽぽ、とまた顔が赤くなってゆく)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
そう。3年経ってイドラちゃんが15歳になったら。
……その年はね。
僕がイドラちゃんに初めて会った時の年齢だ。
(無効票)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
だからその時改めて考えてみてほしい。
出会った時の僕のことを思い出して。3年後の自分と比べてみて。
(無効票)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
……ついでに3年後の僕のことも加味して。
(無効票)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
その時イドラちゃんの隣にいるのが僕でいいと思ってくれたのなら。
その時は……
――――もう一度僕らの関係の続きを話そう。
(だからずっと傍にいるよ、と頷きながらそう言って)
夢境・イドラ 2024年3月30日
!
蛍兄さまと初めて会った年齢……
そっかぁ……蛍兄さまと初めて会った年まであと三年……
(そう明確なイメージを与えられれば実感が湧いてくる)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
わらわは蛍兄さまみたいに素敵な十五歳になれているかのう……
…………ううん、なってみせるのじゃよ。
十五歳になったら、またもう一度振り向かせてみせるからのう。
(それまでにますます自分に磨きをかけねばなるまい)
(そう改めて決意をする)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
む、わらわの心変わりなどはあるはずはないが、でも……
でも三年後の蛍兄さまは、ますますかっこよくなってしまいそうで……
……そこだけが心配かのう。
朝比奈・蛍 2024年3月30日
大丈夫。イドラちゃんなら僕より素敵な15歳になってるよ。
なにせ僕が見込んだ女の子だからね。
(恰好よくは……どうかな。大人っぽくはなるかもしれないけど。と自分の将来を少し思いながら)
(演出継続)
朝比奈・蛍 2024年3月30日
……そろそろ終わりの時間だね。
最後に一曲、踊っていこうか
(イドラちゃん、と名前を呼びながら右手を差し出した)
夢境・イドラ 2024年3月30日
……ふふ……うむ。
蛍兄さまが見込んでくれたわらわじゃからの。
その期待をもっともーーーっと上回った素敵な十五歳になるのじゃよ。
(明日からの決意を胸に、ふふりと微笑んでみせて)
(無効票)
夢境・イドラ 2024年3月30日
――――もちろん、よろこんで。
(ふわり、ドレスの裾を靡かせて)
(あなたの大きな手に自分の小さな手を重ねる)
(演出継続)
夢境・イドラ 2024年3月30日
(三年経てば、この差も埋まるのだろうか)
(なんて考えながら、ヒールを鳴らし踏み出した)