【個】花、香る
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
新宿の一画、落ち着いた和風な雰囲気の庭園。
そこかしこに、紅色あるいは白い花をつける樹が見える。
そんな中を散策する人々の中に、先輩後輩の姿もあって……
#陽樹・春曲
#フィオナ・フォーリー
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フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
昔の日本だと、桜よりも梅が春の花な代表だったらしいですよー?
(そんな、ことを言いながら。顔を花に近づけて、すん……と鳴らす金髪の少女がひとり)
陽樹・春曲 2024年3月18日
それで梅の花で花見…って事ね。
(梅の花を見る後輩女子の後ろで、少し離れた位置で青年は声をかける)
確かに梅の花なんてそう頻繁に見る事もないけど…よく知ってたな、そんな事。
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
勉強したんです、もちろん。
ボク、古文はそんな成績悪くないし……それから
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
(あなたを、振り返る)
(金色の髪がふわっと、踊って)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
ボクは実は、平安貴族のお姫様なので。
(なんて。どこからか取り出していた扇子で口元を隠して)
(ふふっと、妖しく笑う)
陽樹・春曲 2024年3月18日
(ふわりと舞った金髪に目を奪われつつ、その仕草の後に咲う彼女の姿にふっと笑った)
…は。舞台での演目でそういった知識を学んだのかね。
まぁ、お姫様ならそれはそれで悪くはないかもしれないがな。
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
むー、驚かない。
でもそういうことです。結局、役者って言っても、演技のことばっかりじゃ、ダメなんですよねー。
日々勉強、センパイもそうでしょ?
(なんて、近づいていって。扇子でひらひらと香りを送る)
(梅と)(ほのかな、香水のにおい)
陽樹・春曲 2024年3月18日
お前の絡み方は舞台のお客さんよりは間近で長い事見ているものだからな。
流石にもう慣れたもんだよ。
(などと言って、近づかれれば彼女の周りから柔らかな香りを受け取って)
(無効票)
陽樹・春曲 2024年3月18日
(いい香りするな…)
(なんてぽつり、そんな事を思いつつ)
まぁ、学ぶべきことはあれど…だからといって勉強ばかり考えていても息詰まるってもんだ。
こうして一緒にゆっくり過ごす時間にだって、気づきを得られる時はあるしな。
せっかくの花見なんだし、楽しむ事も人生には必要だぜ?
(そう言いながら、梅の木の前に立って)
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
むむん……打たれ強くなってる。
(とか、なんだか不満げな。けれど、どこか面白がるみたいに笑いながら)
それは確かにそう。日々の何気ない出来事もまた糧になってます。
(言いながら。なぜだかスマホを取り出す)
……。セーンパイ(はぁと)
(なんて、つきそうな声音で呼びかけて)
陽樹・春曲 2024年3月18日
毎回やられてばかりいたんじゃ先輩の威厳丸つぶれなんでな。
(なんて言ってると、ふと彼女の声色が変わった事に)
…なんだなんだ、急に甘い声出して。
またなんか企みごとか?
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
(なんて、あなたがこっちを見たところに)
(ぱしゃり!)
(と、シャッターが落ちた)
陽樹・春曲 2024年3月18日
うぉっ
(パシャリとシャッター音らしき音が聞こえれば、少しだけ驚いた表情を見せる)
な、なんだよ急にカメラなんて使って。
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
ふふ、花と色男……ってことなのかな、と思って。
後で送っておいてあげます。
(なんて、くすくすと笑って)
陽樹・春曲 2024年3月18日
……悪くはない響きだが、せめて一言くらいは欲しかったな。
別に俺の写真なんて持ってても仕方ないと思うんだが…。
(ふぅ、と溜息を零して)
…しかし、せっかく花見に来たのに、ただ梅の花見るだけってのも味気ないよな。
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
ボクはその、先輩の油断した顔が撮りたかったから。
そんなことないですよ。ボクが、欲しかったの。いやなら消すけれど。
それは確かに。
(言いながら、あなたに近づいていって、袖をくいっと、引いて)
ちょっと座ってお茶の時間とかにします?
(向こうに茶店、なんて指さして)
陽樹・春曲 2024年3月18日
…別にいいよ。
フィオナがそれで満足ってんならそこまで無理には止めんさ。
俺の方には別に写真は送らんでも………いや
(無効票)
陽樹・春曲 2024年3月18日
…そういうことなら、俺の方にはフィオナの写真を一枚、撮らせてもらおうかね?それでおあいこ、だろ?
(なんて、にやりと笑って言ってみる。もちろん本気ではないから、冗談のつもりなのだろう)
(無効票)
陽樹・春曲 2024年3月18日
へぇ…庭園に茶店か。
流石にシートを引いて花見、なんてことはこんな場所じゃできないしな。
ちょうどいいし、あそこで一休みと行こうぜ。
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
え。それって、やっぱり。斜め上からこう、谷間が……
(なんて間近で実演するように)
(前を開けたコートの隙間から覗くシャツ。よくよく見ると結構ボタンを外していて危うい角度なわけですが)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
……なんて、いうのはセンパイには刺激が強いですかー?
(なんて笑いながら)
ええ、行きましょ行きましょ。
(なんて早口に言って)(腕を絡めて)
(なぜだか、そっぽをむいたまま。ぐいぐいと)
陽樹・春曲 2024年3月18日
え。
いや、そこまでやれとは言ってないが…!
(つーか、思いの外結構ガッツリ空いてるじゃねえか)
(慌てて止めつつも、若干視線は抗えなかったようで、割とバッチリ見てた)
(無効票)
陽樹・春曲 2024年3月18日
ったく、仕掛けておいて急に足早になりやがって…。
(引っ張られると仕方なさげに足を動かす)
(ふと、そっぽを向いたままの彼女を見て)
(…恥ずかしいなら不慣れなことしなきゃいいのに…)
(なんて、口には出さないながらも、その姿に思うところはあったようだ)
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
なんですか???
(目ざとくその気配を察知したのか、視線を戻して見上げてぶーいんぐしながら)
(店員さんに声を掛けて、梅がよく見える窓際の席にご案内)
陽樹・春曲 2024年3月18日
いやー、何でもない。
梅の木が綺麗だなーとは思ってなー。
(彼女の視線に対して誤魔化すように言葉を紡いでみれば、席まで案内されて)
おぉ…こりゃいい景色だな。
間近で見るのも良かったが、こうして見るのもまた趣を感じると言うか…。
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
ふん、男の子って幾つになってもほんと誤魔化すのが下手。
(とか、自分のことを棚上げしながら)
でも、そうですねー。こうして、花を眺める距離から……っていうのも乙なものだと思います。
雪が降った後なら、きっとさらに綺麗だったんでしょうけれど―?
陽樹・春曲 2024年3月18日
そりゃお互い様だと思うが…。
(小声でぼそっと呟きつつ)
ま、とはいえこういうシンプルなのも悪くはないさ。
見てみたくはあったが、今回はこの景色を見れただけでも美味しいってもんだし。
(、)
陽樹・春曲 2024年3月18日
(なんていうと、ここでふと思い出したように)
…雪………っと、そうだ。
そういやこれ渡すの忘れるところだったな。
(そう言って、そっと彼女の前に小さな包をわたして)
ほら、バレンタインのときのお返しだよ。
ホワイトデーの事、言ってたしな。
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
えっ、聴こえませんけど。
(とか、耳を傾ける仕草を、わざとらしく取って)
(あなたに、顔を近づけたところで)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
………。
(、)
フィオナ・フォーリー 2024年3月18日
………ぇ、あ………。
そんな、気にしてくれなくても、よかったのに。
……
(なんて、口調とは裏腹に。なんだかこわごわと、手を差し出して)
陽樹・春曲 2024年3月18日
俺はこういうのは気にする方でね。
ものはどうあれ、受け取った以上は返さねえと気がすまないんだ。
…つっても、大したものじゃねえかもだが。
(そう言って、そっと優しくプレゼントを渡す)
そんな警戒しなくても危ないもんは入ってないから大丈夫だよ。
…多分。
フィオナ・フォーリー 2024年3月19日
………うん。
ありがと、そこは。ほら。多分とか言われても、信用してるから……
陽樹・春曲 2024年3月19日
…そっか。
まぁ、中身については今開けてもいいが…せっかくだし、注文頼んでおこうぜ。
流石に腹も少し空いてきたしな。
フィオナ・フォーリー 2024年3月19日
そう、ね。
……ちょっと、今開けるのも……(なんてぽそぽそと言いながら)
あ、うん。じゃあ。ボク、下調べしてきたんですけど。梅羊かんがおすすめらしいですよ。
陽樹・春曲 2024年3月19日
茶屋のリサーチまでバッチリってわけか。
んじゃ、フィオナの情報を頼りにそれお願いしてみるか。
おすすめってんなら間違いはないだろうしな。
(そう言って早速注文を決めれば、店員を呼び寄せる)
(二人の茶屋での花見は、まだまだこれからなのだろう)
フィオナ・フォーリー 2024年3月19日
※終了しました!