【個】春は甘味の季節
久那戸・詠 2024年3月7日
紅色や桃色、そんなふんわりと華のあるおかしが似合う季節になってきた、となんとなく思うのは。
きっと寒い中にも陽射しや風に春の薫りを感じることがあるからだと思う。
そんな、学園の食堂。午後のお茶の時間。
先日の図書室では途中で騒がしくしてしまったりして、途中で退席になってしまったり、したので。
後輩としてはお詫びに、お茶の席でも……なんて考えたりするわけで。
◇
#小女子・在処
#久那戸・詠
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久那戸・詠 2024年3月7日
あはは、それはわかるかも。寒い季節の方が勉強とかは捗りますよね。
(なんて笑いながら)
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久那戸・詠 2024年3月7日
……失礼しました。
(なんて、ちょっと目を逸らした)
ううん、あんまり意味はなかったんですけど。ちょっと優雅だなぁって。
小女子・在処 2024年3月7日
謝る必要はないが。
むしろずっと見ていてくれてもいいよ。
(するりとスプーンを上げて君に向けます。)
(無効票)
小女子・在処 2024年3月7日
しかし優雅か。
ゆっくり。だからかな。
久那戸・詠 2024年3月7日
いや、それは普通に落ち着いて食べれないでしょう?
ゆっくりはともかく、雰囲気はあるかも……
(無効票)
久那戸・詠 2024年3月7日
ときに、そのスプーンの心は?
小女子・在処 2024年3月7日
視線を味わいながらのスイーツもおつなもんだよ。
向けられた感情も美味しく頂くし。
(ふふん。と何処か得意げに。)
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小女子・在処 2024年3月7日
む。
(指摘されるとスプーンをおろし。)
指を指す代わりだったのだけど。はしたなかったかな。
優雅さに欠ける。
久那戸・詠 2024年3月7日
あ、なるほど。お茶の彩りになったなら、よかった。
(なんて笑いながら)
(無効票)
久那戸・詠 2024年3月7日
あ、ううん。そういうことなら、大丈夫。
(なんて、くすっと笑って)
さっきのは単にイメージの話ですし。それくらい遠慮なくお茶の時間、楽しんでくれる方がいいもの。
小女子・在処 2024年3月7日
それならとても楽しんでいる。
デートに誘ってもらえるとはね。ありがとう。
久那戸・詠 2024年3月7日
………
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久那戸・詠 2024年3月7日
…………
(無効票)
久那戸・詠 2024年3月7日
………た、たしかに……
(気づいた!)
小女子・在処 2024年3月7日
自覚なしか。そうか。
(拗ねたように唇を歪めて。)
久那戸・詠 2024年3月7日
い、いやだって……僕そんなスマート系男子じゃない………し……
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久那戸・詠 2024年3月7日
………
(あれ、って顔を。して)
小女子・在処 2024年3月7日
どうしたの。
(タルトのいちごを突いて揺らし。)
久那戸・詠 2024年3月7日
いえ……それだと、僕とデートするのは、嫌じゃないって聞こえるから……
小女子・在処 2024年3月7日
(黙って君のことをじっと見つめます。)
久那戸・詠 2024年3月7日
ご、ごめんなさい!?(?)
小女子・在処 2024年3月7日
その謝罪の意味によっては許そう。
久那戸・詠 2024年3月7日
えっ、難しくない? 間違えたら……?
小女子・在処 2024年3月7日
がぉー。
(と言って。両手を飛び掛かる猫のポーズにして。)
久那戸・詠 2024年3月7日
脅かされてる!!!
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久那戸・詠 2024年3月7日
ま、またペース崩されてる……
(落ち着きたくてコーヒーに一口)
小女子・在処 2024年3月7日
今日はなんだか落ち着いていたから。
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小女子・在処 2024年3月7日
私も興が乗ったのかな。
(なんて言って。ふ、と笑い。)
久那戸・詠 2024年3月7日
それは、よかった……よかったのかな……!
とはいえ……び、びっくりした……
小女子・在処 2024年3月7日
なににだい?
咄嗟に何故か謝った久那戸・詠くん。
久那戸・詠 2024年3月7日
えっ。いや、調子いいこと考えて、ごめんなさい……って……
なんかフルネームで先輩に呼ばれたのとか、はじめてかも。
小女子・在処 2024年3月7日
調子いいこととは。
(声をわかりやすいように。低くして。)
確かに初めて呼んだかもね。
……そういえば。君にも先輩としか呼ばれないな。
久那戸・詠 2024年3月7日
……もしかして、男子として、悪く見られていないのかな……とか。
(あなたの声の調子に、そんなふうに応じて)
そう、かな? 男子は女子の名前を呼びにくい生態なんです。
小女子・在処 2024年3月7日
なるほど。そんな生態なのか。
(うん。ゆっくりと頷いて。)
じゃあお返しに教えてあげよう。
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小女子・在処 2024年3月7日
女の子は。
悪く思っている相手とクリスマスを過ごす生態はしていないよ。
久那戸・詠 2024年3月7日
………!?
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久那戸・詠 2024年3月7日
……そ、そっか……
僕のデータには……なかったです。知らないことばっかりだ
小女子・在処 2024年3月7日
んっ。
(無効票)
小女子・在処 2024年3月7日
改めて。
デートに誘ってくれて。ありがとう。
久那戸・詠 2024年3月7日
………
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久那戸・詠 2024年3月7日
……うん。
(なんて、あなたの目を見返して)
どういたしまして。
小女子・在処 2024年3月7日
(そんな様子に少しだけ目を見開いて。)
んっ。
(また少しだけ。口元が緩み。)
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小女子・在処 2024年3月7日
今はこれでいいかな。
(なんて。小さく呟きます。)
久那戸・詠 2024年3月8日
先輩……?
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久那戸・詠 2024年3月8日
もう……なんだか謝りに来たつもりが、すっかり先輩のペース……
と、ともかく食べましょ。それとも,一個じゃ足りない?
(なんて、訊きながら)
小女子・在処 2024年3月8日
いつか。招いて貰えたらいいな。とね
(🍰 、)
小女子・在処 2024年3月8日
謝罪の。埋め合わせのつもりなら。
私のペースで私が楽しそうならいいじゃないか。
(呟きに対して。面白がって指摘しつつ。)
じゅうぶん。お腹いっぱいだよ。気持ちもね。
久那戸・詠 2024年3月8日
それは、この前の……
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久那戸・詠 2024年3月8日
いや、そうなんですけど……
やっぱり僕はそういう性分なんでしょうね……
(🍰 、)
久那戸・詠 2024年3月8日
(そんな、話をしながら)
(午後のお茶の時間は過ぎていくのでした)