【個別】星が瞬くこんな夜に
陽樹・春曲 2023年12月23日
12月も後半を迎え、年の終わりが見え始めた頃――
星々が輝くかのように、街は色とりどりの光を纏っていた。
クリスマスという聖夜を祝うかのように、静かに暖かみのある人の賑わいは絶えない。
そんな街中で二人、クリスマスを楽しむかのように
あるいは今年を振り返るかのように
静かに時間は流れ出した。
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#陽樹・春曲
#フィオナ・フォーリー
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陽樹・春曲 2023年12月23日
(そういう彼女に目を少しだけぱちり、とさせて)
…ふうん。であれば、その弱点を知ってる俺は割りと貴重だったりするのかね。
陽樹・春曲 2023年12月23日
すっかり寒くなってきたもんな…あんなに暑い暑いと言ってたのが嘘みたいだ。
あんまり寒いようなら道中温かい飲み物でも買っていこうぜ。
(足取りはそこまで大きくなく、後をついていく彼女とはぐれないように歩いていく)
(歩いていくごとにイルミネーションも豪華になっていき、光の道が二人を歓迎していくことだろう)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
貴重なんじゃないかなぁ。僕の弱点はあなたです、って本人が聞かされたみたいなものでしょ?
あ、いいですね。このあたり、ホットチョコの美味しいお店があるの。
(なんて言いながら物珍し気に、視線をあちこちに向けつつ)
でも……なんだか、知らない街に来たみたい。
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月23日
はは…そう捉えるとなかなか大胆な告白だ。
(平然と答えてはいるが、意識するとなると少し頬が赤くなりそうだ、なんて思いつつ)
へぇ、そりゃ良いことを聞いた。
それじゃ後で其処に寄っていこう。
陽樹・春曲 2023年12月23日
そうだな…結構見慣れない場所まで歩いた気がする。
確か話だとこの辺りではあったはずなんだが……お。
(そうして周りを確認していると、しばらくして目の前にそこが目的の場所であることを示すものが存在した)
(綺羅びやかな光をまとった、巨大なクリスマスツリー…それが二人の目の前に飛び込んでいた)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
でしょう? 大袈裟に喜んでくれてもいいんですよー?
写メの準備は出来てるし。
(なんて。前を行くあなたの顔は見えていないわけだけど)
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
ふふ。なーに? 結構遅い時間だけど、まだまだ連れ回してくれるつもりなの?
(なんて、言っていた、ところに)
………ぁ。
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月23日
ファンサとしては嬉しい限りではあるがな…。
ま、割と時間が許す限りは連れ回してもいいんだぜ?
(なんてな、と冗談交じりに笑うと)
陽樹・春曲 2023年12月23日
っと、此処だな。
流石に人が集まるくらいに人気のスポットではある…なかなか見ごたえあるツリーだな…!
(眩く輝くツリーは、自分たち以外にも多くの人々が眺めていた。家族連れ、あるいはカップル…その光を見逃さずにはいられない)
陽樹・春曲 2023年12月23日
(そんなツリーを見て、ふと)
…こうして見てると、今年もあっという間だったな。
クリスマスツリーを見ると、一年の終わりって感じもするしな。
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
なかなか強気な発言。世が世なら、先輩のファンにバレて、炎上しちゃうんじゃない?
(なんて、くつくつと笑うけれど)
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
………うん。ほんとう。
ずいぶん、立派。考えたら、クリスマスイブにこんな風に出歩いて、なんていうのは世界がこうなってからは初めてかも。
ほんと、みんな逞しい。こんな立派な催しをちゃんと、してたんだ。
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
……ふふ。気分としてはわかるけど。
ほら、ニホンジンは除夜の鐘をきいて、オソバを食べるんでしょう? それを待たずに、勝手にボクと一緒の時間で、一年の終わり気分で、いいんですかー?
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月23日
うっ…うるさいやい。
ある程度そこの区別というか、棲み分けはしっかりしてるつもりだ…多分。
陽樹・春曲 2023年12月23日
少し前まではこうしてクリスマスツリーを眺めて楽しむ、なんて余裕はなかったよな。
こうして逞しく生きるようになったのは良いことだ。
(少女の反応を見て、にっと笑う)
陽樹・春曲 2023年12月23日
年越しもそれはそれで趣あるし、まだ気が早いのはわかってるんだけどな。
なかなか一緒の時間を過ごせるのも限りがあるしな。
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
ふふん。そこで胸を張って言い切るか。
問題があった時に開き直れるくらいの度胸がないと大成しないかもしれませんよ?
(なんて、笑いながら)
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
……なるほど。たしかに、そう。
でも、じゃあ。
時間が限りないように。する方法もあるんですよー?
(なんて。からかう風に笑って、あなたの腕をとろうとしたり、して)
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月23日
(うぐ、と言葉に詰まりつつ)
こ、これでも前と比べりゃ度胸はついたほうだい。
陽樹・春曲 2023年12月23日
(腕を取られて、彼女の体が自身の腕に当たれば少しどきりとしつつ)
…あー…そうだな。
それじゃそんなお前さんに一つ、サプライズを送ろうか。
(そう言って懐から何かを袋を取り出せば、そっと彼女に差し出した)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
えー? ほんとうですか……
フィオナ・フォーリー 2023年12月23日
(なんて。笑っていた、ところで)
(あなたの動きに気づいて、瞬きして)
………これ、は……?
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月23日
ま、先輩サンタからのちょっとしたクリスマスプレゼントってやつだ。
何かと日頃一緒に過ごしたり、世話になったりしたからな。
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月24日
………。
む、むむむ………。
あけても、いい?
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月27日
あぁ、どうぞ。
…俺なりにじっくり選んでみたつもりだ。
(そっと渡して。中を開ければ、そこには紅玉の埋められた花弁のような飾りのペンダントが出てくるだろう)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
………綺麗ね。
(なんて、イルミネーションの光に照らそうとするみたいに、それをしばらくかざした後)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
(なぜだかコートを肩のあたりまで、はだけて)
ね、先輩。
……つけてみて?
(なんて、背を向けて。髪を手でかきあげる)
(しろく、ほっそりとした首元が見やすいように)
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月27日
フィオナを見てると、その翼や瞳が印象的だったからな。
情熱的な意味合いでも、赤色はピッタリだったろ。
(なんて、頬を掻いて応えてあげると、次の彼女の発言を受けて)
陽樹・春曲 2023年12月27日
(少しだけ、心臓が跳ね上がるような感覚を覚えた)
(うっすら見える彼女の細い首元に、一呼吸置いて)
陽樹・春曲 2023年12月27日
…わ、わかった。
(首飾りに手をかけ、そっと彼女の首周りに腕を回す)
(まるで割れ物を壊さないような、慎重さを帯びた手つきで優しく、それはかけられた)
…どうだ?
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
ふふ…よくみてくれてるんだ?
(なんてくっくっ、と。あなたの方からは表情は見えないのだろうけど、笑っているのだろうか)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
もう。どうせ情熱的な女と思って扱うなら、もっと強くしてくれてもいいのに。
……あなたが確かめてよ
(なんて、くるっと踊るように振り返り)
(わずか、折った上半身。首から胸元掛かるネックレスを見やすいように)
どう?
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陽樹・春曲 2023年12月27日
う。…強引さが足りなくて悪かったな。
(む、としつつも振り向いた彼女の姿を確認する)
(彼女の胸元にかかった、自分の選んだネックレスが光る)
(それがなんとも、不思議と輝かしく見えた)
陽樹・春曲 2023年12月27日
…あぁ、よく似合ってるよ。
(にっと笑って、そう返した)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
……ふふっ、ありがと。
(なんて笑いながら、コートに袖を通し直して)
(くいっ、とあなたの腕を取って)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
───ボクからも、おかえし
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
(なんて、囁くような声と)
(わずかな背伸びであなたに体重が掛かるのと)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
(それから、)
(あなたの頬に、柔らかいものが、触れて)
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陽樹・春曲 2023年12月27日
ん、気に入ってくれたんなら渡した甲斐もあったってもんだ。
(彼女の笑う顔を見てこちらも満足そうに返すと)
…は、お返し?
陽樹・春曲 2023年12月27日
(そう言われればすっといきなり距離を詰められて)
(体が密着すると、そのまま…自身の頬に何かが当たったことに、気がついた)
………
(それを理解するのに、数秒だけ意識が飛んだような、気がした)
陽樹・春曲 2023年12月27日
……なっ。
お、お前…。
(先程何かが当たった頬に、そっと手を当てながら)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
───………びっくり、した?
(なんて。にひっ、なんて擬音が似合いそうな、悪戯めいた笑みがすっと、離れて)
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月27日
…ったく。
小悪魔娘め。いきなりそんな事されたら驚くだろ、そりゃ。
(じんわりと自身の頬が熱を帯びてるのがわかる)
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
ふふん、知らないんですかー。
聖夜ですからね、女の子がちょっぴり大胆に振る舞う奇蹟の夜なんですよー。
(なんて、応じながら、改めて腕を差し伸べて)
……さ。
この後は、どうします? もうちょっとここにいる? それとも。
(なんて、首を小さく傾げてわらいながら)
(無効票)
陽樹・春曲 2023年12月27日
ちょっぴり、ねぇ。
お前の場合はいつだってこういう事してくるだろうに。
(なんて言いつつも、別にそれを悪いとは思っておらず)
陽樹・春曲 2023年12月27日
…ん。フィオナがもう少し居たいって言うならそれでもいいが。
そうでなければ、そろそろ行こうぜ。
さっき言ってた、ホットチョコの店も気になるしな。
(そう言って、彼は彼女の腕を取ろうとする)
陽樹・春曲 2023年12月27日
(光を帯びたこの夜は、いつも以上に二人の時間を愛おしく感じさせた)
(もとより彼女と過ごす時間は、いつしか特別な感じがして)
(――あぁ、そうか。もしかしたら、俺は――)
……行くか。
(無効票)
フィオナ・フォーリー 2023年12月27日
……ふふ、そうでしたね。
そんな話、してたなー。
(なんて、あなたにおとなしく、腕をとられて)
ええ、行きましょう? きっと、こんな寒い夜にぴったりで、先輩も気に入ると思うし。
(なんて、歩き出して)
(。)
陽樹・春曲 2023年12月27日
…あぁ。
それは今から楽しみだ。
(そうして、眩いツリーを背にして、二人は再び歩き出す)
(きっとまだ二人の聖夜は、終わらない)
(その互いの手の熱は、離れない)
(。)
陽樹・春曲 2023年12月27日
【〆】